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2005年09月23日

大相撲秋場所13日目、朝青龍が琴欧州を撃破 [ 大相撲 ]

 大相撲秋場所13日目。稀勢の里が敗れ、朝青龍と琴欧州の直接対決は琴欧州が勝てば優勝という一番になった。しかし、朝青龍が琴欧州に組ませることなく執念の首ひねり。琴欧州の連勝と優勝をひとまず止め、星の差を1つに縮めた。
 これで朝青龍は勢いづいて、残りの大関戦にのぞめるだろう。朝青龍に悔しい負け方を喫し、しかも差を詰められた琴欧州がどう立ち直れるか。「1つでも負ければ…」という恐れがあるかもしれない。まずは稀勢の里戦。優勝争いにからむ稀勢の里ではあるけど、まだ上位と互角に戦って勝てる力はない。互いの気力がものを言いそうだ。
 優勝争いのキーマンとなりそうなのが千代大海。14日目に朝青龍、15日目に琴欧州との取組がある。原動力である精神面の充実があるだけに、何かやるかもしれない。
 十両は豊ノ島が13日目に優勝を決めた。あとは、北の富士勝昭以来となる十両全勝優勝を決めれるか。14日目は把瑠都と当たる。
 幕下は若麒麟が7勝で優勝。細身ながら西幕下17枚目まで番付を上げて来た隆の山がうれしい勝ち越しを決めた。

1敗:琴欧州
2敗:朝青龍
3敗:千代大海、稀勢の里

13日目の結果

幕下
 千代の花(東幕下43)は今日も敗れて2勝5敗で終えた。チェコ出身の隆の山(西幕下17)はすくい投げで勝って4勝3敗、勝ち越しを決めた。来場所は15枚以内に上がる。これは自分もうれしい。
 玉力道(東幕下30)と若麒麟(東幕下42)の全勝対決は、若麒麟が勝って幕下優勝を決めた。玉力道はまた優勝できなかったな…。
 追風海(西幕下5)はエレベーター力士の須磨ノ富士(西幕下7)に敗れて3勝4敗の負け越し。十両復帰は遠のいてしまった。脚の怪我で真価が発揮できないけど、3勝できただけでも良かったのかもしれない…。
十両
 闘牙(東十両5)と隆の鶴(東十両12)のそっくりさん対決(相撲は正反対)が実現。これは隆の鶴が外掛けで勝って5勝8敗とした。隆の鶴としては残り2日を勝って8敗止まりにしておきたいところ。闘牙は2勝11敗と大きく負け越し。来場所はかなり落ちるだろう。
 他の新十両・再十両がなかなか勝ち越せないなか、把瑠都(10勝3敗)だけが光っている。今日は栃乃花を引き落としで倒して10勝3敗。十両はもう通過するだけだろう。
 豊ノ島(西十両1)は3敗の玉春日(西十両8)を寄り倒して13戦全勝、十両優勝を決めた。あとはもう、残り2日を勝てるかどうか。全勝優勝すれば、我らが英雄・北の富士勝昭以来の快挙となる。
幕内
 幕内最年長の琴ノ若(東前頭13)が勝ち越し。親方が11月に定年退職となるだけに、来場所も全力で相撲を取るだろう。
 安馬(東前頭11)は負けて7勝6敗。勝ち越しリーチから足踏み状態が続いている。露鵬(西前10)も同じ。負けてほしくないような相手に負けてるから、ガッカリだ。
 朝赤龍(東前頭10)は再出場から3連勝。黒海(西前頭10)は押し出しで勝ったけど、相変わらず手だけで相撲取ってるから…。雅山(東前頭1)は敗れて負け越し。三役復帰はなくなった。
○白露山(東前頭12、7勝6敗) vs 栃乃洋(東前頭17、5勝8敗)●
 白露山が寄り切って、勝ち越しリーチ。栃乃洋は負け越しで十両陥落が決まった。幕内上位級の実力者だけど、怪我で元気がなかった。
●稀勢の里(西前頭16、10勝3敗) vs 旭天鵬(西前頭3、9勝4敗)○
 小手投げで稀勢の里の負け。やはり、上位の実力者相手では辛い。
○北勝力(東前頭7、7勝6敗) vs 白鵬(西前頭1、8勝5敗)○
 白鵬、中途半端な変化で土俵際まで押される。しかし、もろ差しになると呆気なく向こう側まで寄り切ってしまった。勝ち越し。来場所は三役復帰だ。
●旭鷲山(西前頭4、4勝9敗) vs 普天王(西小結、4勝9敗)○
 まあ、今の旭鷲山なら勝てるよね。
○琴光喜(東小結、8勝5敗) vs 高見盛(東前頭5、5勝8敗)●
 高見盛が右腕を取ってたぐろうとするも、足が滑ってしまった。引き落としで負け越し。
●琴奨菊(東前頭6、7勝6敗) vs 千代大海(西大関、10勝3敗)○
 龍二さんが突き出し、圧勝。琴奨菊は何もできず。どうしたの、龍二さん?
●安美錦(西前頭5、6勝7敗) vs 栃東(西大関、9勝4敗)○
 安美錦も頭を低く付けて相撲を取ったけど、最後は身体を密着されて寄り倒された。
○朝青龍(東横綱、11勝2敗) vs 琴欧州(東関脇、12勝1敗)●
 立会い、組みたい琴欧州と離したい朝青龍。朝青龍はいったん背を見せるも、クルッと回って向き合う。琴欧州は上体が低すぎるまま突っ込んでくる。ここで朝青龍が首をつかんでの首ひねり。琴欧州は前にバッタリ倒れて敗れた。朝青龍は「どうだ!」をいう顔を見せた。朝青龍の気合とスピードと作戦勝ちか。


14日目の取組

把瑠都(西十両14、10勝3敗) vs 豊ノ島(西十両1、13勝)
 おお! 組んでくれたよ、この一番を!
安馬(東前頭11、7勝6敗) vs 時天空(西前頭6、6勝7敗)
 ちょっと楽しみな一番。何かありそう。
岩木山(東前頭4、6勝7敗) vs 白鵬(西前頭1、8勝5敗)
 白鵬、10勝に乗せてほしいけど。
高見盛(東前頭5、5勝8敗) vs 普天王(西小結、4勝9敗)
 今場所の調子だと高見盛が上。
琴欧州(東関脇、12勝1敗) vs 稀勢の里(西前頭16、10勝3敗)
 十両時代にライバルと言われた2人の久々の対決。しかも、優勝がかかった一番だ。琴欧州はもう負けられない。
琴奨菊(東前頭6、7勝6敗) vs 栃東(西大関、9勝4敗)
 琴奨菊、今日みたいな相撲ならダメだ。
朝青龍(東横綱、11勝2敗) vs 千代大海(西大関、10勝3敗)
 優勝争いのキーマンは龍二さんですよ!

投稿者 blogpawanavi : 2005年09月23日 18:45

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