競馬”G1″予想 – 2012 -『秋華賞』


投稿:2012.10.13

パワナビ松田の予想

◎ジェンティルドンナ
○アイムユアーズ
▲ヴィルシーナ
△ラスヴェンチュラス
☆ミッドサマーフェア

 前走のローズSでは、秋華賞を見越した先行作で見事に勝利したジェンティルドンナ。結果、今年の牝馬クラシックで2着続きのヴィルシーナは、好位につけながらも、先を行くジェンティルドンナをかわすことができず、またもや2着……。過去のレース内容からみて、この1着と2着の差は決して惜しいものではなく、永遠に縮まることのない着差のようにすら感じられてしまうレースだった。
 ましてや舞台が阪神から京都にうつる今回、最内枠に入ったヴィルシーナ、もしくは前走で古馬を打ち負かしたアイムユアーズが思い切って逃げるようであれば何かがおこるかもしれないが、しかし、G1の舞台でなれない逃げをうったところで、逆に絶好の標的となってしまうだろうからそんなことはしない……。かといって、他の馬がジェンティルドンナにちょっかいをだしたとしても、メンバーの中に、ジェンティルドンナのペースを乱すようなスピード馬がいるわけでもなく、玉砕覚悟で挑んだとしても、はなから玉砕とわかっていれば、ジェンティルドンナは付き合うわけもない。
 桜花賞、オークスで他馬を蹴散らした追い込み、さらに前走で見せた先行力、なおかつ京都内回りコースに移った今回、メンバーを見渡してもライバルとよべる馬はいないような気がする。
 期待は、先行するアイムユアーズ、ヴィルシーナあたりを、ゴール前でするりとかわす、ラスヴェンチュラスとミッドサマーフェアの差し脚といったところ。

 

パワスポ黒田の予想

◎ジェンティルドンナ
○ヴィルシーナ
▲アイスフォーリス
△ラスヴェンチュラス
☆キャトルフィーユ

 三冠をかけた牝馬の戦いが今週行われるのだが、どこか盛り上がりを感じないのは僕だけだろうか?そこには大きな理由があるような気がする。
 グリーンチャンネルでの中継をはじめ、様々形でレース中継が多様化し、さらに今週からは地方競馬の馬券までもがインターネットを通じて購入できるようになった。売上にこだわるJRAの方向性はずっと変わらないのだが…。ただ昔は重賞と東西どちらかの競馬場でしか馬券は変えなかった。そんな中テレビ中継は今よりも馬をもっと取り上げ放送を続けていた。有力馬だけではなく様々な馬のことを話していたような気がする。
 今週でいえばジェンティルドンナはもちろん2着の続くヴィルシーナであったり昇り馬ハワイアンウインドであったり。ただ今は勝たないとそういう馬にはなかなか脚光があたらない。情報があふれかえっているインターネットは実は博打の道具であり、情報源となってしまって競馬のストーリー性やロマンはどこかに消えてしまったような気がする。だからこそもう一度考えてみたい。秋のG1・2戦目、ここは競馬にロマンを感じることができそうな馬で勝負したい。
 
 まずG1を勝った場合をイメージする。まずは断然人気のジェンティルドンナ。父ディープインパクト、3冠馬の子供による3冠。この馬に関してはストリーはいくらでも語られるだろう。
 そしてヴィルシーナ。やっぱりオーナーである「大魔神」が馬について熱く語る特集が様々なメディアに掲載されること間違い無し。
 ハナズコール。これも地味な外国人馬主さんが登場して日本の競馬について話してくれそうな気がする。
 そこで気がついた。牝馬なのに出走馬の母馬に華のある馬がいない。となるとマイナー種牡馬??父オレハマッテルゼのハナズコールはオーナーが変わっているからなんか違和感を感じる。父シックスセンスのチェリーメドゥーサ、地味に走っているのだが競争成績も産駒の成績もなぜか目立たない……。
 となると結局ディープ産駒に頼るのか??結局競馬にロマンを感じさせるような情報はどこにも落ちていなかった。それが今の現状……。
 結論。やっぱり競馬の将来を考えると人気の2頭が中心になる。

 


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