競馬”G1″予想 – 2012 -『エリザベス女王杯』


投稿:2012.11.10

パワナビ松田の予想

◎マイネイサベル
○ヴィルシーナ
▲スマートシルエット
△ピクシープリンセス
☆マイネジャンヌ

 出走メンバーを見渡す限り……ん……って感じなので……。予想はよそう!なんて寒い冗談でお茶を濁しつつ軽くいきます(笑)。
 人気のヴィルシーナは、グリグリの一番人気はどうかと思うけれど、当然切るに切れずということで、本命ではなく対抗に……。
 本命は前走の府中牝馬Sを勝っていながら人気のない、実は美味しい1枠1番のマイネイサベル!
 三番手は、スルスル〜といい位置につけそうなスマートシルエット。
 さらに、デムーロ&京都ということでピクシープリンセス、そして馬場が渋って粘りそうなマイネジャンヌの2頭に期待☆

 

パワスポ黒田の予想

◎スマートシルエット
○ヴィルシーナ
▲フミノイマージン
△ホエールキャプチャー
☆レジェンドブルー

 3冠の最終章から古馬牝馬のチャンピオン決定戦に!
 時代とともに変わりつつあるエリザベス女王杯だが今年は外国産馬の参戦もなくさびしいメンバー構成になった。G1クラスの馬といえば3冠連続2着のヴィルシーナ。もちろん実績、状態、騎手、血統とどれを見ても抜けているのだが、唯一不安視されるのが馬主大魔神佐々木のG1での勝ち運のなさ。こういうのはやはり続くのが競馬界の常識??やっぱ2着狙いが妥当かもしれない。ただこの馬に勝てそうな馬を考えるとこれまた難解なメンバー構成。
 G1クラスといえホエールキャプチャーとエリンコート。前者は距離に少々不安を感じる。スタートが正面というのが何ともあやしい。宝塚のように能力を出せずに終わる可能性も高い。後者はやはりデュランダル産駒、母系がいくら良くてもやはり最近の成績を見るかぎり厳しい。こうなるとG1というよりもG2がお似合いのフミノイマージンまで考えなければいけないが…。たぶんこの馬は牡馬がいないと燃えないタイプのような気がする。しかも父マンハッタンカフェ産駒にもう勢いはなくなってきている状態でのこのレース、やっぱり三番手評価ぐらいが妥当。G1クラスはここまで。
 しかし今回は本当にメンバーのレベルが低い。おそらく次走は条件戦の馬が大半を占める。そういった馬が目指すものは…。G1での着と出走経験。人気のデムーロ、ピクシープリンセスなんかはG1出走履歴が一番欲しい外国馬主の馬。高馬を厩舎に入れてもらいG1出走させました的なイメージが強い。ラフィアンの馬なんかも同じようなことがいえるかもしれない。会員を満足させるのにやっぱりG1出走は大きいので今回のレースは本当にお手頃なレースかもしれない。
 またJRAにも大きな問題がある。ディープインパクトの出現以来、その産駒が走れば人気になり馬券が売れる的な油断が今の経営状態に。昔と違って種付け技術が向上し産駒があふれだすぐらい増えた結果、スターホースが生まれなくなった。今回の出走馬の中にドラマを感じるような馬はほとんどいない。(ヴィルシーナぐらい)それなのにスポーツ紙に全面広告を出して、中身のないストーリーを作ろうとしている。百花繚乱??花はぽつぽつ咲いてるかナぐらいのレースに……。
 あと競馬新聞を見て思ったことが。予想が多すぎ。昔は情報量も少なく、いろんな新聞を見渡して、いろんな記者の予想をみながら楽しんだものだが…。いまはたくさんの記者がめいいっぱいレースの予想をしているのだが良く見ると同じようなことが書いている。宮崎にいるとなかなか新聞を見比べることは出来ないのだが。今回は関西にいるのでしっかり見てみた。その結果、記者の多くは自分の足ではなく、ネットやそれに関する様々な情報を予想の材料にしているような気がした。これでは僕らの予想とさほど変わらない。やっぱりそういった溢れだした情報に惑わされることなく自分なりに馬券を買うことの大切さを感じた。
 ということで本命は…。スマートシルエット。レジェンドブルーが大逃げ。追走するこの馬にとって他に追いかける馬が少ないのも魅力。どの道ライバルの標的はヴィルシーナ、位置取りが少し下がればゴール前のたたき合いで岩田が何とかするかも…。競馬はレース展開から予想。これじつは基本です。

 


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