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＜男子＞

●1回戦　平成21年10月10日

都城東　　84-60　日南工業・日南振徳
宮崎第一　91-52　富島
鵬翔　　　71-81　福島
小林秀峰　43-103　日章学園
高城　　　47-65　宮崎西
都城西　　71-83　佐土原
宮崎学園　78-73　日向
高千穂　　75-69　高鍋農業
宮崎日大　87-96　都城工業
宮崎海洋　96-71　西都商業
五ヶ瀬　　64-74　宮崎南
延岡商業　41-78　日向学院
妻　　　　66-75　日南
宮崎北　　74-59　延岡

●2回戦　平成21年10月10日

宮崎工業　160-49　都城東
宮崎第一　77-63　泉ヶ丘
都城　　　70-66　高原
福島　　　55-72　振徳商業
高鍋　　　77-88　日章学園
宮崎西　　64-63　都城高専
宮崎商業　72-97　佐土原
宮崎学園　81-43　延岡星雲
宮崎大宮　137-39　高千穂
都城工業　89-104　門川
日向工業　127-71　宮崎海洋
宮崎南　　64-94　都城農業
延岡工業　80-70　日章学院
ウルスラ　54-61　都農
宮崎農業　77-81　日南
宮崎北　　27-146　小林

●3回戦　平成21年10月17日

宮崎工業　120-61　宮崎第一
都城　　　87-59　振徳商業
日章学園　78-73　宮崎西
佐土原　　81-95　宮崎学園
宮崎大宮　90-74　門川
日向工業　89-69　都城農業
延岡工業　80-65　都農
日南　　　35-161　小林

●準々決勝　平成21年10月17日

宮崎工業　149-40　都城
日章学園　90-63　宮崎学園
宮崎大宮　94-66　日向工業
延岡工業　48-142　小林

●準決勝　平成21年10月18日

宮崎工業　115-79　日章学園
宮崎大宮　39-91　小林

●決勝　平成21年10月18日

宮崎工業　73-112　小林

1Q 13-32
小林のキャプテンとして田中芳樹がどんなプレーをみせるか？7年ぶりの全国、高くて超えられなかった延岡学園、そんなライバルが作ってくれたチャンスに彼がどうこたえるか？今日の試合そこに全てがあるような気がした。試合開始前からチームに気合を入れながらアップする姿に初めて力強さを感じた。そして3年間の成長を感じた。試合開始早々、宮崎工業の速攻の起点を封じた小林が次々と得点を重ねていった。

2Q　15-19
2Qに入っても小林の勢いは止まらない。県選手権の1回戦敗退から不安視されたディフェンスもしっかりと機能していた。キャプテン田中の指示にチームが一つになって動く。そんな小林らしい戦い方で前半は終了。

3Q 19-35
宮崎工業も意地をみせるが得点が連続して奪えない。小林はしっかりとボールを回して、アウトサイドのシュートも決まり勝負はこのＱでついてしまった。

4Q 25-26
選手を替えながら試合を進める小林に対して、一つでも自分達らしいプレーをみせようとする宮崎工業。ベンチから温かくチームメイトの姿を見る田中の姿があった。優勝が決まり竹山監督を胴上げする小林の選手たちの姿に新鮮さを感じた。

宮崎のバスケットボールの取材を初めて5年なる。男子に関してはこれまで延岡学園が中心の取材となっていた。北郷監督のバスケットの魅力にとりつかれた僕は、1試合でも多く延学の試合を見ようと思っていた。ただ今年に関しては小林と宮崎工業の2位争いの中に、何か高校スポーツの本質があるような気がした。ここ数年県内での延岡学園の試合を見ていても負けるという事は全く考えられなかった。そんな中必死に練習を続けてきた小林と宮崎工業に最後のところでビックチャンスが訪れた。ウインターカップの出場枠の増加。延岡学園の北郷先生が、高校総体の準決勝に勝利した後に｢これでもう１校宮崎から出場出来る。｣と話してくれたことを思い出した。そして宮崎県のバスケットのためには大切な1枠をかけた戦いが今日行われた。試合は小林が力の差を見せつける形で勝利した。開かれた全国への道、つかんだチャンスを小林がどんな形でみせてくれるか、全国制覇へのラストチャンスにかける延岡学園と共に12月が楽しみになった。最後まであきらめず積み重ねた結果が全国への道へつながった。

●シード決定戦

日章学園　71-79　宮崎大宮

※優勝チームは12月に東京で行われる全国選抜優勝大会へ出場
　（延岡学園は、「全国高校総体の準優勝チーム」として本大会の出場権を獲得しています