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2009年08月10日
2009 福祉チャリティー 極真空手オープントーナメント~宮崎県空手道選手権大会 [ 格闘技 ]
2009年7月20日(月祝)、宮崎県総合運動公園内、宮崎県武道館にて、国際空手道連盟・極真会館・宮崎支部主催による、2009 福祉チャリティー 極真空手オープントーナメント~宮崎県空手道選手権大会が開催されました。昨年は10月に開催されたこの大会ですが、今年は7月開催ということもあり、選手達は暑さとも戦わなければならず、コンディションの調整が大変だったと思われます。そんな中、大会当日は「一般の部」から「幼年の部」まで総勢234人が日頃の練習の成果を発揮しました。
大会は昨年同様、午前中は各部門の予選が行われ、午後からは各部門の決勝戦が行われました。注目の「一般の部」は、昨年初優勝を果たした宮崎東道場の山下武範選手(37)が、決勝戦で今年の鹿児島大会3位の実績を持つ伊藤伴恭選手(29)を延長の末、優勢勝で降し、見事に大会二連覇を飾りました。
(レポート:松田秀人)
開催日:2009年7月20日(月祝)
会場:宮崎県総合運動公園内宮崎県武道館
主催:国際空手道連盟・極真会館・宮崎支部
取材協力:国際空手道連盟・極真会館・宮崎支部↓
URL:http://www.kyokushin-miyazaki.com/
※大会結果一覧はこちら↓
URL:http://www.kyokushin-miyazaki.com/home/09miyazaki.htm
※昨年の大会レポートはこちら↓
URL:http://www.pawanavi.com/sports/archives/2008/11/2008_30.html
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◆会場風景
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◆開会式
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◆予選
(幼・小学・中学・高校・壮年・女子の部/順不同)
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◆決勝
(幼・小学・中学・高校・壮年・女子の部)
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☆幼年の部
優勝:No15 若山 駿 (10級/6歳/宮交C) ※一本勝ち
準優勝:No24 伊藤英志 (無級/6歳/宮崎東)
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☆小学1年男子の部
優勝:No45 小濵 駿 (9級/都城) ※優勢勝ち
準優勝:No34 地頭江希羅 (8級/鹿児島支部)
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☆小学2年男子の部
優勝:No52 松尾 錬 (8級/島浦) ※体重判定
準優勝:No64 請田 智 (6級/日向)
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☆小学3年女子の部
優勝:No174 岩本真理菜 (10級/日之影) ※優勢勝ち
準優勝:No178 柚木崎美加 (7級/瓜生野)
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☆小学4年女子の部
優勝:N0187 高山晃里 (5級/日向) ※優勢勝ち
準優勝:No182 柏田 彩 (4級/日向)
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☆小学5年女子の部
優勝:No192 岩本美紗葵 (10級/日之影) ※優勢勝ち
準優勝:No191 阿部裕梨奈 (2級/神宮)
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☆小学6年女子の部
優勝:No194 高野桐子 (1級/大分支部)
準優勝:No197 中野 梓 (3級/延岡)
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☆小学3年男子の部
優勝:No72 河野泰斗 (3級/大分県) ※優勢勝ち
準優勝:No93 岩切優太 (6級/加納)
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☆小学4年男子の部
優勝:No109 佐藤真大 (3級/大分県) ※優勢勝ち
準優勝:No121 井元太一 (3級/大分県)
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☆小学5年男子の部
優勝:No129 中下大輔 (3級/小林) ※優勢勝ち
準優勝:No139 佐藤大輝 (5級/延岡)
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☆小学6年の部
優勝:No165 黒木淳史 (1級/日向) ※優勢勝ち
準優勝:No154 渡辺伊織 (2級/宮崎東)
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☆中学男子軽量の部
優勝:No202 井上晃樹 (2級/2年/延岡) ※一本勝ち
準優勝:No210 押川風輝 (2級/2年/大塚台)
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☆中学重量の部
優勝:No214 巣山泰貴 (4級/2年/瓜生野) ※優勢勝ち
準優勝:No211 矢野靖互 (初段/3年/鹿児島支部)
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☆中学女子の部
優勝:No225 新田萌乃 (1級/3年/鹿児島県) ※優勢勝ち
準優勝:No226 向高恵理菜 (2級/2年/日南)
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☆高校軽量の部
優勝:No215 赤間奨大 (初段/1年/日向) ※優勢勝ち
準優勝:No217 山本竜之介 (1級/3年/鹿児島支部)
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☆高校軽量の部
優勝:No222 中野康平 (2級/1年/延岡) ※優勢勝ち
準優勝:No221 中条 誠 (8級/2年/鹿児島支部)
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☆壮年の部
優勝:No233 倉永雄二 (2段/45歳/大塚) ※優勢勝ち
準優勝:No229 門田竜彦 (1級/45歳/加納)
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◆一般部/予選・三位決定戦・決勝
☆予選
▲No1 山下武範(37)弐段 167cm 73kg 宮崎東
▲No2 佐藤龍之介(16)初段 175cm 70kg 日向
▲No3 レイ・オマー(30)9級 165cm 73kg 神宮
▲No4 廣野克英(33)初段 168cm 73kg 熊本支部
▲No7 市川磨紀世(19)8級 169cm 62kg 清武
▲No8 谷畑彰洋(32)初段 172cm 88kg 佐土原
▲No10 前田光陽(20)5級 167cm 65kg 熊本県
▲No11 重松 翔(18)1級 175cm 110kg 日南
▲No12 伊藤伴恭(29)初段 170cm 85kg 大分県
▲No13 金田宏臣(35)初段 177cm 83kg 大分支部
▲No14 関 義人(31)初段 174cm 76kg 大分県
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☆三位決定戦
3位:No4 廣野克英 ※優勢勝ち
4位:No8 谷畑彰洋
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☆決勝戦
優勝:No1 山下武範 ※優勢勝ち
準優勝:No12 伊藤伴恭
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◆演舞
☆少年部
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☆甲斐万久
(第11回極真祭 全日本壮年大会 軽量級チャンピオン)
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◆閉会式
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◆一般の部優勝者(連覇) 山下武範選手
☆試合後のコメント
まず今回の大会のトーナメント表を見た時に、自分のブロックよりもむしろ、昨年この大会で決勝戦を戦った、教え子(日南道場での師弟関係)でありよきライバルでもある重松 翔君(日南)のブロックが「きつそうだな」と思いました。なにせ今年の鹿児島県大会で3位の実績を持つ伊藤伴恭君(大分)や、同4位の関 義人君(大分)がいますから……。だから、もし途中で重松君(日南)が敗れるようであれば、自分にとっては「かなり危険な大会になる」と予想しました。結局、1回戦で重松君(日南)が伊藤君(大分)に僅差の判定で敗れ、さらに2回戦では伊藤君(大分)が関君(大分)から一本勝ちを取ったところで、かなり気持ちが引き締まりましたね。緊張感というよりは危機感がぐっと高まりました。やはり宮崎県の大会で優勝を他県に持っていかれるわけにはいかないですし……。とにかく最後まで気持ちで負けないよう、意識して戦いました。
連覇に関しては、先ほど話したような流れの中での勝利だけに、本当に「嬉しい」のひとことです。そしてなんといっても様々な稽古やスパーリングに協力してくれた道場生のみなさんに心から感謝です。自分としては「みんなで勝ち取った勝利」といっても過言ではないし、そう思えるのが嬉しいですね。
また反省点としては走り込みが足りなかったことです……。ちょうど1ヶ月前に別の大会があったりもして、思ったような調整ができないままこの大会に臨んでしまったので……。全体的に破壊力はアップしている実感はあるんですよ。だからこそ試合内容からも、もっとその破壊力の部分が強調されていなければならないのですが、実際にはスタミナが足りず、思ったように「決めきる」ことができなかったのが自分でもちょっと歯痒かったですね。これから全九州まではスタミナ強化を重視して、きっちり仕上げていきたいと思います。
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◆極真会館宮崎支部長 内山武盛
☆大会実行委員長あいさつ
本日は、2008オープントーナメント宮崎県空手道選手権大会にご来場下さいまして誠にありがとうございます。回を重ねる毎に盛大となり、極真空手が着実に普及、拡大している事は嬉しい限りです。昨年から続く世界的な不況の煽りを受け、社会、教育を取り巻く環境は厳しくなって来ましたが、我々の武道空手、極真が青年の成長、育成に与える役割は計り知れないほど大きいものがあると実感しております。
本大会にご参加の選手の皆様は、日々の稽古で培われてきた礼節と忍耐力を遺憾なく発揮され悔いのない戦いをされる事を希望します。さらには他道場の空手仲間と接し、親睦と交流を図り切磋琢磨して成長して下さい。皆様の健闘を心からお祈りします。
最後に本大会の開催にあたり、ご支援ご協力をいただきました関係者の皆様に、敬意と感謝を申し上げます。
(文章:大会パンフレットより抜粋)
投稿者 pawaspo : 2009年08月10日 18:37