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2009年08月11日
2009近畿まほろば総体バスケットボール競技男子② [ バスケットボール ]
2009近畿まほろば総体で2連覇を目指して快進撃を続けた延岡学園男子バスケットボール部だったが決勝戦で九州総体で敗れた福岡第一と対戦。前半にリードを奪われたが4Pで大逆転も最後はファールからフリースローを決められまさかの逆転負け。2強と言われた2チームが最後まで全力で戦い続けた試合に集まった多くのギャラリーから温かい拍手が送られた。延岡学園は国体、ウインターカップでリベンジをかけ再び始動。また延岡学園がファイナル進出のためウインターカップで宮崎県の枠が2枠に増える予定。宮崎の高校生に大きなチャンスが広がった。
(文・撮影:黒田健)
バスケットボール競技
期間:7月29日(水)~8月3日(月)
会場:大阪市中央体育館他
2009近畿まほろば総体公式HP:http://www.09soutai.com/
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●3回戦
日時:2009年7月31日(金)
延岡学園(宮崎)105-79 中部大一(愛知)
(29-19 31-19 34-18 11-23)
中国人留学生を要する中部第一に対して永吉、エリマンの2センターでしっかりとミスマッチを作りインサイドで勝負。相手の3ポイントによる反撃にあいながらも、延学のペースで試合を進め終盤はアウトサイドのシュートも入りだし得点差は広まった。
●4回戦
日時:2009年8月1日(土)
延岡学園(宮崎) 96-84 洛南(京都)
(27-19 24-24 18-17 27-24)
宿敵洛南を相手にベスト4をかけて4回戦を戦った延岡学園だったが、序盤から永吉のインサイドで得点を重ねリードを広げる。2Pになると相手のアウトサイドからのシュートが決まり始め得点差は広がらないが後半は川元のシュートが決まり始め96-84で勝利した。最後まで洛南の形を作らせなかった内容に今年の強さを感じた。
●準決勝
日時:2009年8月2日(日)
延岡学園(宮崎)100-74 北陸(福井)
(27-17 20-22 22-14 31-21)
フロント陣を換えながらスピードで延学ディフェンスを崩そうとした北陸に対して今日も正攻法でインサイドを攻め得点を重ねた延岡学園。アウトサイドからのシュートも決まり1Pからリードを広げた。この試合までは順調に勝ち進んだ延岡学園、明日の福岡第一戦に向けて素晴らしい形での勝利。
●決勝
日時:2009年8月3日(月)
福岡一(福岡) 82-80 延岡学園
(18-12 21-23 24-20 19-25)
高校No.1をかけて決勝戦を戦う延岡学園、九州総体では大敗、それをきっかけに練習を重ねた。この試合も延岡学園はインサイドの永吉のインサイドを起点にオフェンスを組み立てるが福岡第一の3ポイントが決まり1Pからリードを許す。2Pに入ると川元の3Pが決まり流れは延学に。残り2分のところで福岡第一イブラヒマが3つ目のファールでベンチに下がると永吉がインサイドで得点を重ね4点差まで追い上げ前半終了。後半は開始早々延岡学園川元、福岡第一玉井の3ポイントの打ち合いとなったが点差はなかなか詰まらず63-55で福岡第一リードで終了。
4P早めに得点差を詰めたい延岡学園はエリマンの気迫のこもったゴール下でのプレー、横瀬の3Pなどで一気に逆転、その後も一進一退の攻防がつつく中残り30秒、延岡学園1点リードの場面でエリマンが5つ目のファールでアウト。フリースローを福岡第一イブラヒマがしっかりと2本決め逆転を許した第一が2点差で勝利し5年ぶり2度目の優勝を飾った。
投稿者 pawaspo : 2009年08月11日 06:11