« 競馬予想2009~皐月賞 | メイン | 第64回南九州四県対抗バスケットボール選手権大会男子 »
2009年04月20日
平成21年度南九州4県対抗バスケットボール選手権大会宮崎予選男子 [ バスケットボール ]
三冠を目指す延岡学園、新入生が入学して最初の大会となる南九州4県対抗バスケットボール選手権大会宮崎予選が4月4日~12日の日程で宮崎県体育館を中心に行われた。決勝リーグには延岡学園、小林、宮崎工業に準々決勝を不戦勝で勝ち上がった日章学園が入った。決勝リーグは延岡学園が大差で3連勝で優勝、小林が宮崎工業との大接戦を制して2位に。上位3チームは4月25日、26日に行われる本戦に出場する。
(撮影・文:黒田健)
平成21年度南九州4県対抗バスケットボール選手権大会宮崎予選男子
日時:平成21年4月4日(土)・5日(日)・11日(土)・12日(日)
会場:宮崎県体育館・大宮高校・宮崎商業高校・宮崎農業高校・宮崎西高校
************************
●1回戦
延岡商業 39-89 高城
高鍋 109-44 宮崎商業
日向学院 74-61 福島
●2回戦
都城工業 152-56 鵬翔
高城 53-71 都城西
都城 59-100 高鍋
日向学院 54-76 泉ヶ丘
佐土原 91-84 日南工業
延岡 75-62 日南
宮崎海洋 68-91 日向
宮崎日大 64-72 都城高専
宮崎第一 84-66 高原
本庄 50-70 都農
高千穂 53-83 西都商業
飯野 77-73 ウルスラ
富島 63-105 宮崎学園
日南振徳 67-86 宮崎北
高鍋農業 69-71 宮崎農業
五ヶ瀬 44-79 宮崎西
●3回戦
都城工業 62-53 都城西
高鍋 91-50 泉ヶ丘
日章学園 103-57 佐土原
延岡 107-61 門川
妻 91-105 日向
都城高専 69-86 都城農業
宮崎工業 99-47 宮崎第一
都農 61-98 日向工業
延岡青雲 112-77 西都商業
飯野 41-105 宮崎大宮
宮崎南 65-68 宮崎学園
宮崎北 79-94 延岡工業
小林工業・小林秀峰 81-58 宮崎農業
宮崎西 49-116 小林
●4回戦
都城工業 58-73 高鍋
日章学園 76-59 延岡
日向 57-100 都城農業
宮崎工業 108-74 日向工業
延岡青雲 69-104 宮崎大宮
宮崎学園 69-71 延岡工業
小林工業・小林秀峰 26-120 小林
●準々決勝
延岡学園 152-30 高鍋
全国のバスケットボールファンの注目が集まる中、新入生を加えた延岡学園の初戦の相手は今大会3試合を勝ち上がってきた高鍋。スターティングメンバーは横瀬、長谷場、永吉、川元にエリマンが外れ中村が入った。注目の1年生はベンチスタート。試合は序盤から延岡学園が得点を重ね、前半途中には1年生を投入。その後もメンバーを入れ替えながら試合を進めた延学が152-30で勝利。チーム内での競争が激しくなり控えを含め選手の集中力が高まっているのを感じた。
日章学園 20-0 都城農業(不戦勝)
宮崎工業 84-79 宮崎大宮
延岡工業 50-96 小林
●決勝リーグ
延岡学園 145-43 日章学園
圧倒的な高さでゲームを支配するスタメン組に対して、スピードと展開力で将来性を感じさせる1年生、メンバーに残りたい、少しでも試合に出たいと気迫のこもったプレーをみせる控え組。チーム内の競走の激化が飛躍的にチーム力を高めているように感じた。日章も時折意地を見せシュートを決めるが様々なバリエーションで攻める延岡学園の攻撃力と堅いディフェンス力に43-145で敗れた。
**************
宮崎工業 60-61 小林
宮崎県2位をめぐる争いは今年も激化。試合は最後までもつれたが小林が最後はフリースローをしっかり決め、残りの時間をしっかりとボールキープして勝利した。この2校に力の差はなく今後も激しい戦いが予想される。
*************
延岡学園 117-54 宮崎工業
延岡学園は横瀬、エリマン、長谷場、川元、永吉でスタート。試合開始早々は宮崎工業のシュートが決まり接戦となるが、1P途中、宇治橋を投入。試合の流れが変わり一気に得点差を広げた。2Pに入ると1年生寺原、黒木、岡本、岩田の1年生が出場。速いボール回しとシュート力の高さでリードを広げた。試合終盤にはルーキー5人が出場。メンバーを換えてもパフォーマンスの下がらない延岡学園が大差で勝利した。宮崎工業はメンバー交代と共に変化する延学の攻撃力に対応しきれなかった。
**************
日章学園 46-104 小林
小林が速攻とシュート力の高さで日章を圧倒。今大会宮崎工業との接戦を制して勢いに乗り延岡学園との決戦に。
*************
延岡学園 91-46 小林
昨年にはなかったような小林の気迫のあるプレーが序盤みられ試合開始早々は接戦になったが、試合が進むにつれて延学も調子を取り戻し、永吉、エリマンの高さをいかして点差を広げる。1P途中には今大会好調な宇治橋が出場、終了間際には岩田・岡本の1年生も出場した。2Pは小林が外からのシュートで点差を広げさせない。延学も選手を換えながら試合を進めるが38-25で前半は終了。後半に入り疲れの見え始めた小林に対して延学が点数を重ねる。1年生の出場タイムも増え最終的には91-46で延学が勝利した。
**************
日章学園 67-99 宮崎工業
**************
第1位 延岡学園高等学校
第2位 小林高等学校
第3位 宮崎工業高等学校
第4位 日章学園高等学校
優勝した延岡学園、今大会デビューの1年生の動きは良く、このレベルでも十分に即戦力として戦えるようなパフォーマンスはみられたが、勝負所での集中力やプレーの甘さは日本を代表するようなメンバーの揃ったスタメン組とは差があった。ただ高いレベルで競い合うことにより夏に向けて一気に成長をみせてくれそうな気がした。だが今大会それ以上に宇治橋、寺原(兄)、中小路、中村、石灘ら3年生の控え組のプレーが目立った。一つ一つのプレーに気迫がみられ、チーム内での競争に勝ち残るためには与えられた時間で最高のパフォーマンスをみようとする姿が随所に見られた。競争の激化は選手個々の集中力を高め3冠という目標に向けてチームが一つの方向へ進んでいる。そんな確かな手ごたえを感じさせられた大会だった。
※上位3チームは4月25日(土)26日(日)に宮崎市で行われる本大会に出場。
第64回南九州四県対抗バスケットボール選手権大会
主催:大分、熊本、鹿児島、宮崎県バスケットボール協会
主管:宮崎県バスケットボール協会
後援:宮崎県教育委員会・(財)宮崎県体育協会宮崎市・(財)宮崎市体育協会
日程:平成21年4月25日(土)・26日(日)
会場:宮崎市総合体育館(男子会場)・宮崎県体育館(女子会場)
宮崎県バスケットボール協会HP:http://miyazaki.jabba-net.com/
投稿者 pawaspo : 2009年04月20日 12:15
コメント
この大会は、まだ入学していない新1年生も出場できたので、上位チームのスカウト状況がわかりました。
県外中学からも何人もきているようで、1年生大会は、コリャあそこがくるなぁ・・・等、予想しながら見ました。
私としては、出来れば地元の子でやってる所を応援したくなるのですが・・・
一生懸命がんばってる姿に涙しながら応援しました。
がんばれバスケットマン!!
投稿者 応援団 : 2009年04月24日 15:24