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2009年02月23日
第39回全九州高等学校バスケットボール春季選手権大会男子 [ バスケットボール ]
以前はウインターカップ予選として行われていたが、ウインターカップの地区予選がなくなり現在は九州地区のレベルアップをはかる戦いとしておこなわれている全九州高等学校バスケットボール春季選手権大会が2月13日から15日の日程で宮崎市総合体育館などで行われた。新メンバーで戦う初めての九州大会という事もあり全国のバスケットボール関係者の注目が集まる中、男子は粘る延岡学園を4点差で振り切った福岡第一が優勝した。
日程:平成21年2月13日(金)・14日(土)・15日(日)
会場:宮崎市総合体育館
◆男子
●1回戦
福岡第一 103-49 鹿児島商業
小林 71-61 大分舞鶴
佐賀北 77-51 大津
興南 65-62 長崎北陽台
福大大濠 127-72 熊本第二
川内 73-61 龍谷
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延岡学園 79-53 小禄
沖縄代表らしい走るバスケットの小禄に対して高さとディフェンス力で優勝を目指す延岡学園の戦いは序盤小禄がペースをにぎるが、すぐに延学も対応。センターの永吉、エリマンの活躍でゴール下を制し、粘る小禄を突き放して勝利した。メンバーをかえながらの後半戦にDF力を発揮し16点に押さえ試合を支配。3ポイントなど外からのシュート、速攻でで得点を奪われた2Qに少し不安を感じた。
●2回戦
強豪相手に小林がどういったバスケットをするのか注目が集まる中、序盤は速攻、アウトサイドからのシュートで自分達のバスケットを展開し小林も必死に福岡第一に食らい付く。ゴール下の高さの差は大きく1Q終盤に点数を奪われ、結果としては91-65で敗れたが内容的には県大会から大きなレベルアップを感じた。アウトサイドからのシュート力が武器となるだろうが、高さの差を強豪相手にどう埋めていくかがこれからの課題になりそう。
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延岡学園 98-69 海星
序盤からなかなか攻撃にリズムがでない延岡学園、アウトサイドからのシュート、ゴール下のシュートをはずし不安な部分を見せた。それでも試合が進むに連れて高さをいかした攻撃で、徐々に得点差を広げ98-69で勝利。
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●準決勝
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延岡学園 77-61 福大大濠
前半から福大大濠が速攻、外からのシュートで得点を奪っていく。これに対して延学の反撃は川元の3Pが中心。前半は10点差で終了したが一時20点差の場面もあった。そんな劣勢の状況の中、ハーフタイムでチームは劇的に変化した。ディフェンスを固め、アウトサイドから川元が次々とシュートを放つ。高確率でシュートは決まり一気に得点差をつめ、ディフェンスが広がったところをエリマン、永吉のゴール下で一気に逆転。その後もオフェンス力の差を見せ77-61で福大大濠に逆転勝ち。新チーム結成以来初めて延学の今年の戦い方が見られたような気がした。
●決勝
前半は相変わらずスロースタートの延岡学園、明らかに1試合目の疲れがみられる中、相手の高さに対応できずに前半は9点のリードを許して終了。広範囲はいってもなかなか流れがつかめないまま試合は進んだが、点差が広がると川元の3Pで何とか食らい付くような苦しい試合展開で4Pに。追いつきたい延岡学園は最後まで激しいプレスで福岡第一の得点を押さえ4点差まで詰め寄るが、最後は福岡第一にボールをうまく回され敗れた。前日の不安を感じた試合に比べ一気に延学らしいバスケットが見られた今日の2試合。今年も3冠を目指す延岡学園の戦い方を感じられた一日だった。
●シード決定戦
福大大濠 101-95 興南
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●大会結果
優勝 福岡第一
2位 延岡学園
3位 福大大濠 興南