« JOMOウインターカップ2008男子3位決定戦 延岡学園VS八王子 | メイン | 第84回天皇杯・第75回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会2回戦 »
2009年01月04日
第84回天皇杯・第75回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会1回戦 [ バスケットボール ]
高校総体のチャンピオンとして出場権を得た延岡学園が1月1日(祝)開幕の全日本総合バスケットボール選手権大会に登場。初戦の相手は社会人選手権2位のJR東日本秋田、1Pでは12点のリードを奪われたが、2P途中から一気に得点を重ね逆転。そのまま後半もリードを守り85-76で勝利した。
(文・撮影:黒田健)
大会名称:第84回天皇杯・第75回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会
主催:財団法人日本バスケットボール協会
期日:2009(H21)年1月1日(木・祝)~12日(月・祝)
会場:東京 国立代々木競技場第1体育館、国立代々木競技場第2体育館、東京体育館
全日本総合バスケットボール選手権大会公式HP:
http://alljapan.jabba-net.com/2009/試合詳細:http://alljapan.jabba-net.com/2009/box.html?matchno=105
延岡学園高等学校 85-76 (10-22 31-11 23-24 21-19)JR東日本秋田
開催場所:東京体育館 Dコート
開催期日:2009年1月1日(木)
開始時間:16:20 終了時間: 17:48
主審: 石黒 勉 副審: 針生 淳男
****************************
●1P
序盤はJRがアウトサイドからのシュート、延学が和田、内村がドライブから、シダット、永吉がゴール下と互いの特徴を見せ合いながら得点を奪い合いゲームは進む。1P終盤に入るとJRが速い展開で流れをつかみ石橋の攻守にわたる活躍でリードを広げる。1Pは10-22で終了。
----------------------------
●2P
延学は和田、川元のアウトサイドのシュートで仕掛け、一気に同点に追いつくと、相手ディフェンスが広がったのに対して、すぐにツインタワーのインサイドにあわせ確実にゴールを決めリードを広げた。このPは完全にペースをにぎり41-33で延学逆転で終了。
----------------------------
●3P
意地を見せたいJRは一戸のシュートなどで一気に2点差に詰め寄るが、和田のドライブ、川元の3Pなどで再びリードを広げた。その後も1点差にまで詰め寄られる場面はあったが、相手の運動量が落ち始めこのPは64-57で延学リードで終了。
----------------------------
●4P
試合は接戦のまま進んだが、最後まで川元の3P、和田のドライブからセンターに合わせる攻撃など、自分達の形で攻め続けた延学が、あせる相手のシュートミスも手伝ってリードを守りきり85-76で勝利した。また試合終了間際には全員が出場した。
**************
ウインターカップの悔しさをバネに最後の戦いに挑む延岡学園、3年生にとっては憧れの大舞台で相手は社会人2位のJR東日本秋田、延学のバスケットがどこまで通用するかに注目が集まった。延学は永吉、シダット、エリマンのインサイド、和田、川元のアウトサイド、和田、内村、横瀬のドライブなど、オフェンスでJRを圧倒。ディフェンスでも後半体力の落ちたJRに対して最後まで走り続けた延学がいい形で勝利した。最後まで、気負うことなく戦えた試合で勝利。3年間の子供たちの成長を感じたゲームとなった。
投稿者 pawaspo : 2009年01月04日 11:43