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2008年12月28日
JOMOウインターカップ2008男子準決勝 延岡学園VS洛南 [ バスケットボール ]
ウインターカップ2008、3連覇を目指す洛南との試合は序盤から洛南の速攻とアウトサイドのシュートで得点を重ねた相手に対して、高さで優位を保てない延学が苦戦。前半は何とか7点差で折り返すものの後半は完全に相手ペースで試合は進み58-70で延学は敗戦。
(文・撮影:黒田健)
第39回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会
JOMO ウインターカップ2008
会場:東京体育館
日時:12月28日(日)16:30~
洛南 70-58 (17-8 10-12 25-14 18-24) 延岡学園
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●1P
開始早々延学は和田のスティールからの得点などでリードを奪うが、すぐさま洛南に速攻で点数を返され逆転。これに対して延学も高さをいかしたオフェンスで対応するが速いプレスにボールを奪われ得点が伸びない。1Pは8-17で終了。
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●2P
ゲームは速い展開に一転。得点の奪い合いになるが、延学ディフェンスが踏ん張り3点差に迫る。その後も両チームなかなか得点を奪えない展開が続くがP終了間際に洛南がシュートを決め20-27で終了。
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●3P
洛南のディフェンスが厳しくなり、速攻で差が広がる。延学もいい形でシュートを打つが決まらない。洛南は1対1で優位を保ち点差が広がり、あせる延学に対してドライブで次々とシュートを決める。このPは34-52で終了。
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●4P
ペースのつかめない延学に対して、洛南は形をしっかり作りながら攻め続ける。試合は58-70で終了。延学の二冠の夢はここで終わる。
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悔しい形での終わりとなった。試合後選手の顔には涙があった。前日、選手の父兄と話をしたときに、ルーズボールへの対応が遅いと聞いた。勝ちたいという気持ちが足りないとも・・・。試合は洛南の気持ちが上回った結果に終わってしまった。高校生のスポーツにとって日々子供たちは進化し強くなっていく。そんな中モチベーションをしっかり持ち続けて戦うのは難しい。タイトルを守る為には、圧倒的な力で勝つぐらいの気持ちがなければ・・・。ただインターハイを勝った地点で少しそういった気持ちの継続が難しかったのも事実。国体、ウインターカップと2回続けて結果は残念だが悔しさの中から次への道が開けるもの。明日気持ちを切り替えて頑張ってもらいたい。悔し涙で終わるのは悔いが残るものだから・・・。
投稿者 pawaspo : 2008年12月28日 23:17