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2008年12月25日
JOMOウインターカップ2008女子3回戦 延岡学園VS県立金沢西 [ バスケットボール ]
2回戦で松江商業をやぶり全国大会初勝利をあげた延岡学園、12月25日(木)東京体育館で金沢西を相手に3回戦を戦った。序盤から金沢西のアウトサイドのシュートが決まりリズムをつかめない延岡学園。前半は30-46トリード奪われ終了。後半に入り9点差まで詰め寄る場面もあったが、ファールが重なり厳しくディフェンスがいけなくなったところを外からのシュートで得点を奪われ、85-65で敗れた。
(文・撮影:黒田健)
第39回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会
JOMO ウインターカップ2008
会場:東京体育館
日時:12月25日(水)10:00~
延岡学園 65-85 (15-28 15-18 20-15 15-24)県立金沢西
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●1P
序盤延岡学園は昨日と同様山本にボールを集めインサイドで勝負。これに対して金沢西はアウトサイドからのシュートと加藤、土村のオフェンスリバウンドからのシュートで得点を重ねる。1Pは28-15で金沢西がリードして終了。
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●2P
延学はアウトサイドからのシュートで流れを変えようとするが、金沢西の岩田への激しいディフェンスにより延学はボールをうまく運べなくなり、逆に奪ったボールを金沢西、金浦に連続で決められて得点差は広がる。結局このPも得点差は広がり30-46で終了。
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●3P
金沢西の攻撃のリズムをなかなか崩せない延学だったが、このP序盤、岩田と緒方の3年生コンビで点数を返す。あとがない延岡学園は激しいプレーが増えファールが重なるが、あきらめない気持ちで11点差まで詰め寄り最終Pに。
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●4P
4P開始早々緒方のゴール下で9点差に。オールコートのマンツーマンディフェンスで最後の勝負に出るが、ここでも吉川に3Pを決められる。最後はこの試合活躍の緒方、山本がファールアウトし、金沢西に得点を重ねられた延学は65-85で敗れた。
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2年前がパワスポの高校バスケットボール始まりだった。女子は小林が圧倒的な強さをみせる中、唯一最後まで食らい付いて戦っていたのが延岡学園だった。それから2年、ウインターカップの県予選決勝で歓喜の涙を見せた延岡学園、悔し涙を見せた小林。対照的な2チームがみせた姿だったが、僕には1つのもののように見えた。高校スポーツにとって勝ち負けは大きな差を持つのだが、自分達が3年間という時間の中で、どれだけ努力をして汗を流して強くなれたか。流れる涙の価値はそういった子供たちの頑張りに比例するものだとおもう。今日流した涙がまた子供たちにとって次に進むステップになれば・・・。そして大切な仲間達と戦った時間を大切に想い、素晴らしい指導者やたくさんの周りの人々に感謝をしながら明日また頑張れば・・・。3年生お疲れ様、2年生はまた新しい戦いに気持ちを切り替えて挑んでください。そしてパワスポは来年も頑張る子供たちを応援します。
投稿者 pawaspo : 2008年12月25日 13:09