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2008年12月27日
競馬予想2008~有馬記念 [ 競馬 ]
今週(2008年12月28日)予想するのは
●10R 有馬記念(G1)
12/28(日) 5回 中山 8日目
3歳上 ○国際○指(定量) 芝2500m
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●予想参加者只今の状態
※)下記の集計は前回「朝日杯フューチュリティS」までのものです
◆パワナビ代表:松田 (08年度 21戦7勝14敗)
→今年の結果(投入合計:42,000円 / 回収合計:63,980円 / 総計: +21,980円)
※セイウンワンダー単勝一点勝負(540円)的中!(2,000円購入)
◆パワスポ編集長:黒田 (08年度 21戦2勝19敗)
→今年の結果(投入合計:42,000円 / 回収合計:17,000円 / 総計: -25,000円)
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◆前回のレース結果
●11R 朝日杯フューチュリティS(G1)
12/21(日) 5回 中山 6日目
2歳 ○混 牡・牝○指(馬齢) 芝1600m
1 セイウンワンダー 牡2 55 岩田康誠 1:35.1 5.4倍 2人気
2 フィフスペトル 牡2 55 ルメール 1:35.1 6.2倍 5人気
3 ブレイクランアウト 牡2 55 武豊 1:35.2 4.3倍 1人気
単勝 540円
複勝 210円、190円、160円
枠連 1,670円
馬連 1,960円
ワイド 750円、500円、470円
馬単 3,680円
三連複 2,580円
三連単 17,230円
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◆今週の予想 有馬記念
2008年度はG1レースのみを対象に松田&黒田が1レース2,000円を資金にフリーに予想しています。
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☆パワナビ松田の購入馬券
2008年もとうとう最後のG1レース「有馬記念」をむかえた。個人的に今年のこのコーナー「G1予想」を振り返ると、先週の朝日杯までの成績が「21戦7勝14敗」なのだから決して悪くはない。しかし3回に1回は当たっているにしては収支が+21,980円と少なく、少々ふがいない成績ではある。原因としては「馬券の買い方がへたくそ」「購入バランスが悪い」ということなのだが、それは来年の課題として、今回はびしっと高配当馬券(百万馬券などの意味ではない)を手中に収め、気持ちよく勝ちきりたい……。
確かにこの「有馬記念」では思わぬ「夢馬券」(しつこいようだが百万馬券などの意味ではない)を手中にできる年もあるれば、非常に混乱させられたあげく、あまり意味のない馬券に肩入れしてしまう流れになる年もある。何故ならコース、馬場共にトリッキーな中山が舞台であるということに加え、ボーナス後に開催される、歴史あるビッグレースという事もあり、普段競馬をしない人たちの意見がオッズに反映されるからである。だから人気薄の先行馬にまんまと出し抜けを許してしまったり、逃げ粘られたりという事があるかと思えば、過去のデータから「復活」「連覇」といったキーワードが妙にはまってしまい、さらに季節柄、ファンの多い大物G1ホースの「ラストラン」が重なる事も多いため、やたらと「人気買い」が進んだりし、その上、「年末の有馬で一発逆転ができれば気持ちよく年を越せるだろう」と、必至で「夢馬券」「お宝馬」を探し求め、そこに資金を注ぎ込むのだから、かなり強引な馬券でも思ったより売れたりし、穴馬が穴馬でなくなるケースもしばしばある。まあなんにせよ、人気やオッズとにらめっこしながら、期待値の高い馬を導き出し馬券を買う人間にとっては、非常にやりにくいレースといえなくないのだが、逆に「だからこそ1年の中でも有馬記念予想は特別」ともいえる。ともかく、無い頭を振り絞り、できる限り「可能性が高く」、「期待値も高い」、「その上高配」といった馬券をひねり出したいと思う。早速今年の出走メンバーを見渡してみる……。
まずはじめにコースの特性から。何よりコーナーが6回出現するトリッキーなコースだけに、先行馬が断然有利である。たとえ差す形をとったにせよ、最終コーナーでは先行集団にとりついていなければ勝ち目はなく、3コーナーからロングスパートでまくっていくのであれば、並外れた脚力が必要となる。まあ3着なら滑り込む事も可能かもしれないが、直線ごぼう抜きで頭を狙うのは不可能といえる。そこでメンバーの中から人気薄の先行馬で「だし抜け」や「逃げ残り」が期待できる馬を探してみるのだが、どうも今年は難しそうだ。何故なら、逃げ先行グループに、ダイワスカーレットとマツリダゴッホが、ドンっと居座っているだけでなく、有力馬のほとんどが好位から競馬をすすめるタイプだからだ。どうみても人気薄の先行馬が気楽にやれそうな気配は感じられない。どころか、ポジション争いを含め、一番の激戦区になりそうである。特に自分でレースをつくれるタイプの実力馬ダイワスカーレットに安藤勝がまたがっているのだから、もはや鬼に金棒だ。どうやら第二のメジロパーマー(15番人気)や、タップダンスシチー(初挑戦13番人気時)は期待薄である……。まあ狂って逃げたコスモバルクがあっちこっちにぶつかっての番狂わせはあるかもしれないが(苦笑)。結局、人気薄だけでなく、スクリーンヒーロー、アサクサキングス、アルナスラインなどの実績馬ももみくちゃにされ中途半端に終わるのではないかと思われる。それなら逆に、思い切って人気薄の追い込み馬を探したほうがよさそうだ。中盤がやりあって共に崩れた場合など、はなから直線勝負とはらをくくってつっこんでくる「やけくそ型」のほうが割り切っているだけ、余力も残っている。ドリームジャーニー、エアシェイディ、アドマイヤモナークがそれにあたる。ただアドマイヤモナークは少々年齢が気になるが……。
次に「グランプリ連覇」に関してだが、ぱっと思いつくところでは、シンボリルドルフ、グラスワンダー、シンボリクリスエス、補足として1年とばしのオグリキャップが上げられるが、今年これにあたるのがマツリダゴッホである。しかし、グランプリを連覇するぐらいなのだから、実際には過去のどの馬も、有馬1勝目から1~2番人気をしており、「復活」と重複した年のグラスワンダーとオグリキャップでさえ4番人気だったことから、前走9番人気だったマツリダゴッホの連覇というイメージは、過去の馬達と比べても沸いてこないし、当然人気もするだろうから、オッズと天秤にかけた時の期待値も低く、面白みに欠ける。さらに同じタイプでありながら、どこをとっても一枚上手のダイワスカーレットがいるため、常に意識せざるをえなくなのはいいことではない。9番人気の昨年はよかったが、注目を集める今回、安藤勝もそう易々とは、蝦名にレースを運ばせないだろう……マツリダゴッホにしてみれば、逃げれば絶好の目標とされ、後ろにつけばダイワスカーレットのペースにはまるということで、下手にダイワスカーレットにつきあえば馬群に沈むことさえありえるのだ。
そして「復活」といえば、先にあげたグラスワンダー、オグリキャップももちろん思い浮かぶが、なんといっても、菊花賞馬ビワハヤヒデをおさえて勝った皐月賞・ダービーの二冠馬トウカイテイオーだろう。今年でいえばメイショウサムソン(ラストランも)だが、皐月賞・ダービー二冠馬の復活というだけでなく、ここに面白いデータがある。過去の3頭だが、どの馬も復活時の単勝が4番人気なのである。現時点では予測に過ぎないが、上位人気馬にダイワスカーレット、マツリダゴッホ、スクリーンヒーローがいて、さらにあえてメイショウサムソンの下を探せばカワカミプリンセス、アルナスラインといったところだから、おおよそメイショウサムソンの単勝4番人気は確定では無いかと思われる。「復活」のキーワードが連想させられる、単勝4番人気馬というのはとても微妙なもので、かつてのG1実績馬であり、今でもファンにそれだけの期待値がなければ、人気はもっと下がるし、1・2番人気するようでは、もはや復活後か2着つづきなだけで、馬券的な巧味は無い。実力の割に配当もわるくないという(それほどの馬だった)ギリギリのラインが単勝4番人気であり、有馬記念における復活馬で高配当をゲットする条件なのだ。確かにオグリキャップの時代は枠連までしかなかったから、さほど美味しい馬券にはならなかったが、トウカイテイオーの時は、2着に1番人気のビワハヤヒデが入ったにも関わらず、馬連で3,290円、グラスワンダー復活時は2着に3番人気のメジロブライトが入り、馬連4,430円である。もちろん「復活」というのなら1着でなければ意味がないのだから、当時「馬単」があれば、倍ぐらの配当になっていたのではと想像ができるし、三連単や三連複がある現在では購入幅も増える。そんな事からメイショウサムソンが夢馬券に一役買ってくれる可能性は十分あるといえる。ちなみにここを勝てば、怪我からの復活を遂げた武豊と、人馬共に復活となる。そして復活といえば牝馬カワカミプリンセスも忘れてはいけない。どちらも「復活」という冠がつく以上、勝ってもまったく不思議ではないのだから、無謀な人気薄馬に賭けるわけではなく、期待値もそれなりにある。個人的に、通常この手の馬は消す事はあっても買うことはないのだが、「有馬記念だから買える」のであり、「有馬記念というレースが勝たせてくれる」のである。だって現にウオッカとディープスカイは出走の意志がなかったわけだし、さらにエイシンディピュティは出走を取り消ししている。そういった流れも全て「有馬記念」だからであり、復活のチャンスも広がったわけである。
結論としてメイショウサムソン&武豊の「W復活」及び、メンバー中「実力ナンバーワン」の牝馬にして、自らレースを組み立てられる(特に中山では有利)ダイワスカーレットを軸とし、相手は、もう一頭の復活期待馬であるカワカミプリンセスに、最後の直線に全てを賭け、無心でツッコンでくる「やけくそ型」の2頭、ドリームジャーニー、エアシェイディまでを馬券の対象とする。逆に我を見失いそうなマツリダゴッホと、結局だらだらとなし崩しになるおそれがあるスクリーンヒーローは消しとする!
◎メイショウサムソン
○ダイワスカーレット
▲カワカミプリンセス
△ドリームジャーニー
×エアシェイディ
<買目>
三連複
メイショウサムソン - ダイワスカーレット - カワカミプリンセス 1,000円
メイショウサムソン - ダイワスカーレット - ドリームジャーニー 500円
メイショウサムソン - ダイワスカーレット - エアシェイディ 500円
合計2,000円
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☆パワスポ黒田の購入馬券
今週はウインターカップの取材もあって年明けまで東京滞在の黒田です。今年最後の大一番「有馬記念」はもちろん「中山競馬場」。せっかくこの時期に関東へ来ているのだから、現地の雰囲気を伝えるべく有馬記念レポートを予定しています。それはさておき、早速予想を始めます。ジャパンカップのときにも書いたように今年の有馬はマツリダゴッホから行きます。これは去年からずっと決めていたことで、このレースにかける僕の思いも強い。調教の内容もよく前走も東京での結果としては上々。相手もやはり去年接戦を演じたダイワスカーレットで堅いと思います。本命-対抗は即決定。
しかし問題は3着馬です。なぜかと言えば、現状として今年の予想成績からすると、是が非でも高配当が必要な切羽詰った状況……。ねらいはもちろん三連単。ということで、ここから先はしっかりと3着馬について検討したいと思います。
1 カワカミプリンセス
今週の調教を見る限り熊のような冬毛が出ていた。切れ味を身上とする馬であの新陳代謝の悪そうな状況ではとても狙いづらい。
2 ベンチャーナイン
それなりの走り、それなりの結果だがこのレベルでは少し辛い。血統的にもダート向きのような気がするのだが・・・。
3 コスモバルク
長く中央でのチャレンジを続けてきたが一時のような粘りはもう見られない。中山もいいと思うのだが・・・。
4 エアジパング
一発という意味では警戒したい馬ではあるが母系の気性の激しさから考えると有馬の雰囲気に飲まれる確立が高い。
5 フローテーション
この馬も母系の激しい気性が心配。前走のようにかかってしまうとここはレースにはならない。コスモバルクと激しくやりあいそう。
6 エアシェイディ
中山向きでしっかりと着を拾う競馬で安定した成績。3着狙いの競馬ならここは十分可能性アリ。
7 アルナスライン
名手ペリエをもってしても一旦放牧し来年のスケジュールが決まっていた状態からでは調整が厳しすぎる。賞金と除外に泣かされ続けた一年。
8 スクリーンヒーロー
ジャパンカップをどう見るかだが、相手を考えると無印とはいかない。デムーロマジックも考慮に入れて・・・。3番手
9 メイショウサムソン
調教の状態はいつもどうりだが、全盛期に比べてすっかり目が優しくなっているのに気付いた。種馬になったときの変化にも似ていて・・・。ここは見送り。
11 ドリームジャーニー
一瞬の切れ味は魅力だが決して中山向きではない。現状小回りの2000mぐらいが一番。金杯なら・・・。
12 アサクサキングス
昨年のような勢いはなくなった。ホワイトマズル産駒特有の激しさとか切れ味が薄れていった感じ。
14 アドマイヤモナーク
騎手の乗り代わりがやはり大きい。秋からの2戦が惨敗だけに狙いづらい。
◎マツリダゴッホ
○ダイワスカーレット
▲スクリーンヒーロー
△エアシェイディ
<購入馬券>
3連単
マツリダゴッホ → ダイワスカーレット → スクリーンヒーロー 1,000円
ダイワスカーレット → マツリダゴッホ → スクリーンヒーロー 500円
マツリダゴッホ → ダイワスカーレット → エアシェイディ 300円
ダイワスカーレット → マツリダゴッホ → エアシェイディ 200円
合計2,000円
投稿者 pawaspo : 2008年12月27日 15:21