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2008年10月01日
チャレンジ!おおいた国体 バスケット少年男子準決勝 [ バスケットボール ]
優勝が期待されたバスケットボール競技少年男子は宮城代表に90-101でやぶれ3位に終わった。宮崎代表は序盤シダットの活躍で58-32とリード。試合はそのまま宮崎の流れで進むかと思われたが、後半に入ると和田に対して厳しいマークをつけボールを運ばせない宮城が一気に得点差を詰め、4Qに逆転。その後も得点を重ね宮城が逆転勝ちした。
(文・撮影:黒田健)
第63回国民体育大会(チャレンジ!おおいた国体)バスケットボール競技会
期間:平成20年9月28日(日)~10月2日(木)
会場:大分市 新日鐵文化体育センター・コンパルホール・大分舞鶴高校・大分鶴崎高校・王子中学校
主催:(財)日本体育協会・文化科学賞・大分県・(財)日本バスケットボール協会・中津市・大分市・宇佐市
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●準決勝結果
宮崎代表 90-101 宮城代表
1Q 28-28 2Q 30-14 3Q 15-31 4Q 17-28
持ち前のディフェンスが後半機能せず101点を奪われ敗れた宮崎代表。前半はシダットのゴール下での活躍でリズムをつかみ試合は大勝の雰囲気がただよっていたが、後半に入ると昨日の試合で負傷した和田が相手の厳しいマークにあい、持ち前のドライブやシュートが決まらない。高さをいかした攻撃でポイントを奪うが、相手の3ポイントが決まり逆転、そして点差は一気に離れた。本年度初めての完敗、インターハイ・国体九州ブロック終了後、チームの状態が上がらなかった影響が出てしまった。チームとしての完成度の高かった宮崎代表にとって、ここに来て主力に頼りすぎる傾向があったような気がする。和田が負傷、川元も試合中に脚を気にするような状況でシダット頼りの攻撃も終盤は失速気味に、チームディフェンスが機能しなくなったときには、流れを再びつかむことが出来なくなった。ウインターカップへむけてチーム力の強化が2冠へのポイントとなる。総体でみせた控えの選手達の能力は日本一だと思う。しかし全ての能力が高くてもなかなか試合の中ではレギュラーを超える活躍は期待出来ない。スペシャリストの存在が必要。しっかりとしたボール運びでゲームを作る選手や、ディフェンスでしっかりと相手の流れを切れる選手、また試合に出たいと気迫を全面に出すような選手が必要かもしれない。レギュラーから1分でも2分でも出場時間を奪うようなアピールが欲しかった。試合中のベンチのおとなしさがすごく残念に思えた。3冠の道は閉ざされたが2冠へむけてもう一度チームを立て直してもらいたい。
内村選手コメント:もっと試合に出てボールをしっかり運び和田に楽をさせてあげたかった。1人1人のでフェンスは出来てもチームとしてのディフェンスが後半機能しなくなった。負けは負けとして認めなければいけない。ウインターカップに向けて挑戦者としてもう一回やり直して戦いに挑みたい。
シダット選手コメント:チームとしてのディフェンスが出来なかった。もっと練習しないと。ウインターカップは絶対勝ちます。
和田選手コメント:2Qが終わって点差があいて気持ちの余裕を持ちすぎて、後半やられてしまった。ボール運びを厳しくマークされたときに周りのみんなでもう少し頑張って欲しかった。もっと練習してチームをいかすガードになってウインターカップは優勝したい。
永吉選手コメント:チームディフェンスが雑になってしまった。もっともっと意識を高めていかないといけない。自分自身もフィジカルをもっと鍛えてまずはしっかりとリバウンドをとれるように頑張りたい。もっと自分から声を出してチームの中心選手としての自覚を持ってやりたい。
川元選手コメント:インサイドを中心に高さをいかして攻めようとしたのだが、自分自身は相手ディフェンスにべったりとつかれてなかなかシュートを打たせてもらえなかった。もっとドライブしたり、チームを動かしたりする選手にならなければ・・・。
横瀬選手コメント:くやしい。前半の戦いで自分達のペースでやれたので後半も油断せずにいこうといっていたのだが・・・。3Qの出だしにゆるみがあった。もう一回一からやり直してウインターカップにのぞみたい。
投稿者 pawaspo : 2008年10月01日 22:31