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2008年10月27日
2008ダンロップフェニックストーナメントインタビュー Vol.2 [ ゴルフ ]
☆記事の最後に観戦チケットのプレゼント情報がございます
10月20日(月)に行われた今年の大会の記者会見により注目の出場選手やコース設定などが発表された。ディフェンディングチャンピオンのイアン・ポールターをはじめ、アーニー・エルス、ヘンリク・ステンソンなどの海外勢8名の出場が決定。35回目を迎える記念大会の見所を記者会見後にダンロップフェニックストーナメントの広報を担当されているオフィス・ゼロジー・プランニングの「目黒智博」さんにお聞きしました。
(文・撮影:黒田 健)
大会名称:2008ダンロップフェニックストーナメント
主 催:住友ゴム工業、フェニックス・シーガイア・リゾート、毎日放送
主 管:日本ゴルフツアー機構
開催日程:2008年11月16日(日)~23日(日)
開催場所:フェニックスカントリークラブ
出場人数:84名
賞 金:総額2億円 優勝4000万円
放送予定:MBS発JNN24局ネット 11月22日(土)14:00~15:54 / 11月23日(日)15:00~16:54
大会公式HP:http://dpt.gr.jp/
<デイリーチケット>
デイリーチケット 当日券 前売り券(9/1~該当日前日まで)
第1日 20日(木) ¥5,000 ¥4,000
第2日 21日(金) ¥5,000 ¥4,000
第3日 22日(土) ¥6,000 ¥5,000
第4日 23日(日) ¥6,000 ¥5,000
<ウィークリーチケット>
ウィークリーチケット<各日共通券4枚綴り> ¥15,000
11/18(火)~23日(日) 各日共通券4枚 (期間中各日1枚1名有効)
「フェニックスチャレンジ」「プロアマチャリティ」「予選ラウンド」「決勝ラウンド」がご覧いただけます。
※チケットについては、18歳以下(但し大人同伴)、70歳以上(証明するもの提示)は無料です。
※料金はすべて消費税込の価格となります。
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◆10月20日(月)大会の記者会見の模様
今年からサミットに会場を変更して行われた記者会見には県内外のたくさんのメディアが集まり35周年の大会に対する注目が高い事を感じた。また今年は好天が続きコースの状況が非常に良い事やコースの変更、昨年好評だったグルメロードの開催、18歳以下の入場無料に加えて、今年からは70歳以上の方の入場が無料になることが発表された。
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◆海外からの出場選手の発表
すでに発表済みのディフェンディングチャンピオンのイアン・ポールター、1993年のチャンピオンアーニー・エルスに加えて6名の出場選手が発表された。
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●Henrik STENSON ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)
ワールドランキング 10位
1976年4月5日生まれ(32歳) 身長:1m87cm 体重:90kg
通算勝利数:9勝(米ツアー1勝、欧州ツアー5勝、その他3勝)
獲得賞金:欧州ツアー 1,773,617ユーロ (5位)
<今季の主な成績>
カタール・マスターズ 2位
アブダビ・チャンピオンシップ 2位タイ
WGC-アクセンチュアマッチプレー選手権 3位
全英オープン 3位タイ、全米プロ 4位タイ
<本大会への出場>
2年連続2回目(07年13位タイ)
昨年に続き2年連続2回目の出場。昨年の成績は通算2アンダーの13位タイ。2000年に欧州チャレンジツアーの賞金王となり、レギュラーツアーへ昇格。世界に名を轟かせたのは2007年。ドバイ・デザート・クラシック、アクセンチュアマッチプレー選手権という2つのビッグトーナメントで優勝するなど、欧州ツアーの賞金ランキングでも4位に入る活躍を見せた。今季は優勝こそないものの安定したゴルフを展開。欧州ツアーでは17試合にエントリーし、トップ10入りが10回と常に上位争いを展開、賞金ランキングでは5位に入っている。安定した活躍が評価されて、自身2度目となるライダーカップメンバーにも選出、チームは負けたものの、O・ウィルソンと組んだフォーサムで、P・,ミケルソン、A・キム組を破るなどの活躍を見せている。現在はドバイ在住で、コーチのピート・コーウェンに師事している。
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●Martin KAYMER マルティン・カイマー(ドイツ)
ワールドランキング 36位
1984年12月28日生まれ(23歳) 身長:1m84cm 体重:74kg
通算勝利数:4勝(欧州ツアー2勝、その他2勝)
獲得賞金:欧州ツアー 1,401,725ユーロ (8位)
<今季の主な成績>
アブダビ・チャンピオンシップ 優勝
BMWインターナショナル・オープン 優勝
ドバイ・デザート・クラシック 2位
アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権 2位タイ
<本大会への出場>
初出場
2006年に欧州チャレンジツアーに参戦を開始すると、わずか8試合のみの出場で2勝をあげ賞金ランキング4位、翌年の欧州ツアー出場権を獲得している。欧州ツアーに本格参戦を果たすと、2007年はスカンジナビアン・マスターズの2位タイなどベストテン入り5回の活躍でルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。ドイツ人初の快挙に、母国ドイツではベルンハルト・ランガーの後継者として注目を集める存在となった。 今年に入ってもその勢いは止まらず、初戦のアブダビ・チャンピオンシップでは、初日に66で飛び出すと、4日間一度も首位を譲らぬ完全優勝でツアー初優勝。そして6月にはBMWインターナショナル・オープンで早くもツアー2勝目、今最も勢いに乗る欧州ツアーの新星である。欧州チャレンジツアー参戦前には、ミニツアーで59を出した経験もあると言う。憧れの存在はアーニー・エルス。尊敬するエルスのようにスターダムを駆け上がることも十分期待できる、注目のプレーヤーだ。
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●Brandt SNEDEKER ブラント・スネデカー(米国)
ワールドランキング 50位
1980年12月8日生まれ(27歳) 身長:1m86cm 体重:84kg
通算勝利数:3勝(米ツアー1勝、その他2勝)
獲得賞金:米ツアー$1,531,442 (54位)
<今季の主な成績>
マスターズ 3位タイ
PODSチャンピオンシップ 8位タイ
全米オープン 9位タイ
<本大会への出場>
2年連続2回目(07年5位タイ)
昨年に続き2年連続の出場。昨年大会最終日に67をマークし5位に入る活躍を見せたスネデカーは、国際試合での好成績で自信をつけ、今年のマスターズでは最後まで優勝争いに絡み3位タイに入っている。2006年にネーションワイドツアーで2勝を挙げ、レギュラーツアーへ昇格。2007年は、いきなりウィンダム・チャンピオンシップでツアー初優勝を挙げた他、トップ10に入ること5回という活躍でルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得している。飛距離を大きな武器とする大型プレーヤーで、07年のビュイック・インビテーショナルの第1ラウンドにコースレコードタイとなる11アンダー61をマーク。爆発力が大きな魅力だ。
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●Steve FLESCH スティーブ・フレッシュ(米国)
ワールドランキング 80位
1967年5月23日生まれ(41歳)身長:1m80cm 体重:75kg
通算勝利数:6勝(米ツアー4勝、その他2勝)
獲得賞金:米ツアー$1,195,662 (78位)
<今季の主な成績>
マスターズ 5位タイ
全米プロゴルフ選手権 6位
<本大会への出場>
初出場
1990年にプロ転向。ネーションワイドツアーを経て、レギュラーツアーへの本格参戦は1998年から。ルーキーシーズンは優勝こそなかったものの、トップ10に入ること5回。その活躍が認められ、レフティとして初めてとなるルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得している。 その後、2004年のバンク・オブ・アメリカ・コロニアルなどツアー4勝を挙げている実力者だ。今季はマネーランキングこそ78位だが、その数字以上に存在感が強い理由は、マスターズ5位タイ、全米プロゴルフ選手権6位という大舞台での活躍が顕著だからだ。ツアー参戦10年目となるフレッシュ、安定感の高さと大舞台での強さを武器に日本ツアー初制覇を狙う。
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●Steve MARINO スティーブ・マリーノ(米国)
ワールドランキング 113位
1980年3月10日生まれ(28歳) 身長:1m83cm 体重:81.5kg
獲得賞金 米ツアー$1,764,660 (40位)
<今季の主な成績>
マヤコバ・ゴルフ・クラシック 2位
RBCカナディアン・オープン 3位タイ
ソニー・オープン・イン・ハワイ 4位タイ
<本大会への出場>
初出場
PGAツアーを主戦場としている成長著しい28歳。ツアー参戦3年目となる今年は29試合に出場し、予選落ちが僅か5試合という安定した内容で、たびたび上位争いを繰り広げている。最高位はマヤコバ・ゴルフ・クラシックでの2位で、賞金ランキングは40位につけている。1999年~2002年までヴァージニア大学に在籍し、1999年のヴァージニアアマチュアで優勝を飾っている。卒業後プロ転向し、2006年ネーションワイドツアーで20試合に出場。5試合でトップ10に入る活躍でレギュラーツアーへの昇格を決めた。
今季はマヤコバ・ゴルフ・クラシックでの2位の他、RBCカナディアン・オープンの3位タイや、ソニー・オープン・イン・ハワイでの4位タイなどツアー初優勝は目前まで迫っている。予選落ちが少ない安定感の高いプレーヤー。
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●Johnson WAGNER ジョンソン・ワグナー(米国)
ワールドランキング 127位
1980年3月23日生まれ(28歳) 身長:1m90cm 体重:104kg
通算勝利数:3勝(米ツアー1勝、その他2勝)
獲得賞金 米ツアー$1,431,001 (68位)
<今季の主な成績>
シェル・ヒューストン・オープン 優勝
ドイツ銀行選手権 15位タイ
<本大会への出場>
初出場
2006年にネーションワイドツアーで2勝を挙げて賞金ランキング2位となり、レギュラーツアーへ昇格してきた新鋭。今季、地元開催のシェル・ヒューストン・オープンで初日に63で飛び出すと、2日目69、3日目69と順調にスコアを伸ばし、プレッシャーのかかる最終日も71でまとめてツアー初優勝、早くもその名を轟かせている。 しかし26試合に出場して予選落ちが11回と、まだまだ好不調の波が大きいところが現在の課題。身長1m90cm、体重104kgという恵まれた体格をフルに活かせるようになれば、楽しみな存在となりそうだ。荒っぽさは残るが豪快なプレーぶりに期待したい。
※大会資料参照
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◆今年の大会設定はPar70から71へ
今年の大会では、ティーグラウンドの拡張等により、5ホールの距離及びパー設定の変更が行われた。これにより昨年の6919ヤード、パー70から91ヤード延長され7010ヤード、パー71として開催される。また今年のコースコンディションは台風や雨の影響を受けなかったこともあり素晴らしい状況で大会を迎えることが予想される。
コースセッティング
<グリーン>
・ベントグラスを使用(品種ペンリンクス)
・刈高3.2mm
・スティンプメーター 11フィート以上
・コンパクション(硬さ) 13以上
<フェアウェイ・ラフ>
・ティフトン芝にペレニアルライグラスオーバーシード
・ファーストカット:刈高25mm 幅1.6m
・ラフ:刈高90~100mm
・フェアウェイ:刈高11mm 幅25~30yard
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◆ダンロップフェニックストーナメント放送時間(予定)
●地上波放送
21日(金)25:35-26:35 MBS・MRTローカル
22日(土)14:00-15:54 MBS発JNN24局ネット
23日(日)15:00-16:54 MBS発JNN24局ネット
解説 / 青木 功 山中博史(JGTO専務理事) 沼沢聖一
実況 / 馬野雅行
●CS放送GAORA
20日(木)10:30-12:30(生中継)
21日(金)13:00-15:00(生中継)
22日(土)08:30-10:15(生中継)
23日(日)08:30-10:30(生中継)
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◆トーナメントの見所~目黒智博さんインタビュー
パワスポ黒田(以下黒田)
まずは海外からの出場選手についてお話してください。
目黒さん
ディフェンディングチャンピオンのイアン・ポールターと1993年のアーニー・エルスに注目しています。昨年の大会では初日から抜け出し優勝を飾ったポールター選手ですが、このコースとの相性も良く、ファッションセンスも良く華のある選手です。もちろん今年は全英オープンで2位に入るなど昨年の大会をきっかけに世界のトッププレーヤーの仲間入りを果たし、2連覇を目指しての大会となるでしょう。
10年ぶりの参戦となるアーニー・エルス選手ですが、1993年のこの大会の優勝をきっかけに、ホンダ・クラシックで優勝を飾るなど世界のトッププレーヤーとして活躍するエルスのプレーにも注目しています。
黒田
他の海外招待選手についてお話してください。
目黒さん
2回目の出場となるヘンリク・ステンソンは1m87cmの大型の選手ですがプレーの波が少なくフェニックスの難易度の高いコースも2度目という事で昨年以上の成績が期待されます。また同じく2度目の参戦となるブラント・スネデカーは安定というよりは飛距離を武器に爆発力のゴルフをする選手です。マスターズで3位に入ったように大きな舞台でも動じないゴルフで今年の大会も昨年以上の成績が期待されます。イアンポールター選手が昨年優勝したように、海外からの招待選手は1度の大会参戦でコースに対応してくる事があります。もちろん大会の歴史の中で実力派の海外招待選手が最初の参戦で優勝することも多いのですが、2度目の参戦で成績をあげてくるのもトーナメントの特徴です。また今年出場するアーニー・エルス選手をはじめこの大会をきっかけに世界のトッププレーヤーの仲間入りをする選手が多いのも特徴です。トーナメントの招待選手を決定する際にも才能豊かな将来性のある選手の発掘をテーマにする傾向があります。世界のトップと若手が競い合い大会の歴史を築いてくれる。そんな構図がこのトーナメントの基本になっているような気がします。
黒田
では今年注目の若手の選手は?
目黒さん
母国ドイツではベルンハルト・ランガーの後継者として注目を集めるマルティン・カイマー選手ですね。23歳と若く2006年に欧州チャレンジツアーに参戦し2勝をあげ、今年は本格的に欧州ツアーに参戦。アブダビ・チャンピオンシップ優勝など2勝をあげワールドランキング36位と一気にランキングをあげてきている選手です。実際プレーをしているところを生で見たことはないのですが、本大会でどんなプレーをしてくれるか楽しみです。
黒田
今年はどのような大会になりますか?
目黒さん
今年のメジャーのチャンピオン(マスターズ:イメルマン 全米オープン:タイガー・ウッズ 全英オープン・全米プロ:ハリントン)の3人は過去のダンロップフェニックストーナメントに参戦した選手です。世界のトッププロが集まり、大きな飛躍を遂げまた世界のメジャーで活躍していくのがこのトーナメントの特徴です。そういった意味ではメジャー制覇まで後一歩に迫った、ポールター、スネデカーに期待の新星カイマーらの若手がここをきっかけにもう一つ上のステージに駆け上がっていくのか、エルス選手が世界トップレベルの実力で若手を迎え撃つのか?それとも優勝経験のある片山晋呉、横尾要の日本勢が意地を見せるのか?今年は例年以上の混戦が予想されるだけに、お客様にも楽しんで頂ける試合になりそうです。また今年バナホーム杯KBCオーガスタゴルフトーナメントで念願のツアー初勝利を達成した地元出身の甲斐慎太郎の出場が予定されているので地元宮崎にとっても注目される大会になりました。ゴルフを観戦した事のない人にも緑の芝の上で、世界トップレベルのプロのプレーを身近に体感してゴルフ観戦の楽しさを知ってもらえればと思います。35年目の歴史の瞬間を皆様の心に残してもらえるように、大会にむけて準備をしていきますので皆様揃って会場にお越しください。
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◆大会観戦チケットプレゼント応募方法
◆応募締め切り2008年11月3日(月)まで
チケット内容↓
ウィークリーチケット〈各日共通券4枚綴り〉¥15,000
11/18(火)~23(日)各日共通券4枚(期間中各日1枚1名有効)
「フェニックスチャレンジ」、「プロアマチャリティ」、
「予選ラウンド」、「決勝ラウンド」がご覧頂けます。
・当選者1名
・メールでの応募のみ有効
・当選チケットは期間内(チケットに記載)のみ有効となります。
・応募先「ダンロップフェニックストーナメント・プレゼント希望」
・応募メールアドレス→info2@pawanavi.com
(よろしければ大会に関するご意見ご希望などをご記入ください)
・本名、ハンドルネーム、住所、電話番号、メールアドレスは必ず明記してください。
・当選者は11月4日にハンドルネームにてパワナビトップページより発表いたします。
・発表後観戦チケットをご郵送いたします。
投稿者 pawaspo : 2008年10月27日 21:35
コメント
石川遼君も憧れのイアン・ポールター選手を是非、生で見てみたいです。また、先日初優勝した宮崎出身の甲斐選手に会場でお祝いと声援を送りたいです!!
投稿者 ちゅらりん : 2008年10月29日 02:01
アーニーエルスの軟らかくしなやかなスイングが見てみたいです。延岡出身の甲斐選手にも頑張ってもらいたいです。
投稿者 益田義郎 : 2008年10月29日 21:08