« 08高校総体~テニスダブルス | メイン | 08高校総体~テニスシングルス »
2008年08月17日
全日本ジュニアテニス選手権08 [ ラケット競技 ]
ジュニアのテニスプレーヤーにとって暑い夏の締めくくりとなる全日本ジュニアテニス選手権08が大阪市の靭テニスセンターで行われた。18歳以下女子ダブルスでは宮崎商業の大原かのこ・齋藤杏奈組がベスト8に進出したが準決勝では第一シードの井上雅・山外涼月組にやぶれた。また女子18歳以下のシングルス大原も1回戦を突破したが2回戦でやぶれた。男子16歳以下のダブルス石井智久・小村拓也組、永易・内田組は1回戦で敗退。宮崎勢には厳しい結果となったが、来年へむけて大舞台での経験は大きな成長のきっかけをつかむ大会となった。
(文・撮影:黒田健)
主催:(財)日本テニス協会 毎日新聞
主管:関西テニス協会
特別後援:大阪市
大会使用球:スリクソン(ダンロップ)
●ダブルス
◆男子
16歳以下
1回戦
永易恭之介・内田菜大 4-6 4-6 廣瀬暁己・三輪将人○
九州ジュニア2位で全日本出場の永易・内田ペア。序盤から熱さの中、粘りのテニスをみせるが勝負どころで相手に上手くポイントを奪われ2-0でストレート負け。勝てるチャンスもあったが、初めての全国大会ということもあって緊張する場面もあった。来年に期待!
石井智久・小村拓也 6-2 6-3 夏目修平・杉浦勝貴
石井・小村ペアの相手は前日石井がシングルスで敗れた夏目のペア。勝負どころでのミスがポイントにつながり自分達のテニスが出来ないままストレート負け。相性の悪さか?リベンジの意識が強すぎたのかも。中学生小村はこの大会1試合だけになったが、九州大会と比較してもプレーに力強さを感じた。
◆女子
18歳以下
1回戦
九州を制した2年生コンビ。勢いをもって一回戦に挑んだが第1セットミスも少なく6-0で奪うとそのままストレートで勝利。
山口夏希・福原亜里紗 6-7(5) 6-2 3-6 齋藤志緒美・迫田愛理○
3年生にとって負ければ引退の試合となったが、第一セットを大接戦の上タイブレイクで奪うと、2セットを奪われるものの、暑さで動きの悪くなった相手に一気に勝負をかけ3セットを奪い勝利。全国での一勝は価値あるものとなった。
2回戦
○大原かのこ・齋藤杏奈 6-4 7-6(5) 森本美香・小和瀬麻帆
粘る相手を齋藤の思い切りのよいネットプレーと大原のコーナーをつくストロークで振り切り、1セットを奪い、第2セットもタイブレイクの末奪いストレートで勝利。
○増田奈央子・中村彩乃 6-1 6-2 齋藤志緒美・迫田愛理
昨日とは違い相手の好きのないプレーになかなかポイントを奪うことが出来ずに敗退。
3回戦
大原かのこ・齋藤杏奈 0-6 2-6 井上雅・山外涼月○
第一シードのペアにストレートで敗れたが、全国の舞台で戦えた事は今後の大きな経験となった。
**************
●シングルス
◆男子
16歳以下
1回戦
石井智久 0-6 2-6 夏目修平○
◆女子
18歳以下
1回戦
粘りのテニスにパワーが少しずつついて少しずつプレースタイルに幅が出てきた大原。1回戦は熱さの中上手く試合をコントロールしての快勝。
宮崎商業の斉藤は3時間を超える熱戦の末やぶれはしたが、宮崎とは違う大阪の暑さの中、出せる力を出し切った結果。きっとこの経験は来年につながるはず。今年は九州総体優勝などダブルスでの成績が目立ったが、持ち前の肩の強さをいかした攻撃的なプレースタイルで来年はシングルスでも活躍が期待される。
2回戦
昨日とは違い自分のプレーが出来なかった大原。試合中には流れを変えようといろいろな事を試していたが上手くはいかなかった。
投稿者 pawaspo : 2008年08月17日 23:57