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2008年07月16日

宮崎国際女子チャレンジャーテニス2008本戦2日目 [ 宮崎国際女子チャレンジャーテニス ]

本戦2日目の7月16日(水)は、試合前に昨日に引き続き「プロアマ戦」を開催。その後、シングルス1回戦を10試合、ダブルス1回戦を1試合行った。注目のクルム伊達公子選手は加藤加藤茉弥とセンターコート第2試合目で対決。試合は要所でポイントを奪い伊達がストレートで勝利。また宮崎出身の清水咲子もKyung-Mi CHANGを大接戦の末やぶり2回戦に進出した。明日は本日サスペンデッドで中断した久松志保 VS Sung-Hee HANの試合が15:30から、16:00からシングルス2回戦の8試合とダブルスの1回戦2試合と準々決勝2試合が行われる。
(文・写真:黒田 健)

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宮崎国際女子チャレンジャーテニス2008 実施要項
ITF女子サーキット 賞金総額2万5000ドル大会
主催:九州テニス協会
主管:宮崎県テニス協会・国際女子実行委員会
特別協賛:フェニックス シーガイア リゾート
後援:宮崎市・宮崎市観光協会
協力:SRIスポーツ㈱、㈱ダンロップスポーツ、スカイネットアジア航空㈱、大塚製薬、トップツアー㈱、JLTF宮崎県支部、MRT宮崎放送

期日:本戦 2008年7月15日(火)~7月20日(日)
    予選 2008年7月13日(日)~7月14日(月)
会場:シーガイアテニスクラブ
種目:女子シングルス 本戦32名(本戦ダイレクト20名・ワイルドカード4名・予選通過8名)
 予選32名(ワイルドカード6名)
    女子ダブルス 本戦16組(本戦ダイレクト11組・ワイルドカード3組・予選通過2組)
 予選4組(ストレートイン3組・ワイルドカード1組)
競技方法:ITFルールによるトーナメントベストオブ3タイブレークセット

大会公式HP:http://www.pawanavi.com/mct08/index.html


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◆試合開催前イベント プロアマ戦

15:00よりセンターコートにてプロアマ戦が行われました。

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参加プロ:高雄恵利加選手・岡本聖子選手・田中真梨選手・宮村美紀選手
参加選手や参加したアマチュアの笑顔や歓声の沸きあがる楽しいイベントとなりました。


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◆試合結果

Center Court

●第1試合

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米村 明子(JPN) 6-2 6-4 Ji-Young KIM(KOR)


●第2試合

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加藤 茉弥(JPN) 1-6 2-6 クルム 伊達 公子(JPN)


●第3試合

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清水 咲子(JPN) 5-7 6-4 6-2 Kyung-Mi CHANG(KOR)


Court 4

●第1試合

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Kyung-Yee CHAE(KOR) 2-6 6-2 7-5 濱村 夏美(JPN)
2-6 6-2と同じような展開で1セットずつを取り合った韓国のCHAEと濱村の試合は第3セット粘りを見せたCHAEが7-5で獲り2回戦に進出。


●第2試合

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井上 万里(JPN) 2-6 2-6 高岸 知代(JPN)
井上の力のプレーを上手く高岸がかわしながら試合を進めた。終盤ミスの増えた井上に対してポイントを確実に稼ぎストレートで勝利。


Court 5

●第1試合

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Jin-Hee KIM(KOR) 2-6 3-6 米村 知子(JPN)


●第2試合

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瀬間 友里加(JPN) 6-3 6-4 前川 綾香(JPN)


●第3試合

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奈良 くるみ(JPN) 6-1 6-4 瀬間 詠里花(JPN)


Court 6

●第1試合

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土居 美咲(JPN) 6-2 6-3 岡 あゆみ(JPN)


●第2試合

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岡 あゆみ(JPN)・菅野 知子(JPN) 6-0 7-6(5) 萩本 愛里(JPN) 北崎 悦子(JPN)


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Court 4

第3試合

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久松 志保(JPN) - Sung-Hee HAN(KOR)
強い雨により途中中断をはさみながら、6-4 2-6 1-3と熱戦を繰り広げていたがサスペンデッドとなった。明日の15時半よりCourt4で続きが行われる。


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●クルム伊達公子選手記者会見

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クルム伊達公子選手
所属:エステティックTBC

Q.シングルス初戦、戦ってみた感想は?
A.前の試合から一ヶ月くらい空いてますので、試合から一ヶ月遠ざかっているということで、ある意味東京のことはもちろん切り離さないといけないし、切り離して試合と練習とは違うので、練習をやっている中で試合になってみると変わってくることとか実際に起こってくるので、その辺をうまくコートの中で合わせていくということと、行くところと引くところその辺のメリハリをしっかりつけようと思ってコートに入っていきました。

Q.相手が加藤選手ということで、やってみてどうでしたか?
A.セカンドサービスはすごく深さもありますし、ボールも伸びてきてるので、他の選手たちと比べてなかなかいないタイプかな?と。だいたいセカンドになるとスピンかけて浅くなったりボールが伸びてこないというケースが多いんですけど、彼女はファーストサービスは、それほど凄く爆発力があるわけではないんですけど、セカンドが非常に良い選手だなと。あとバックのカウンターもいいですし。ショットもね。

Q.昨日と比べて暑さが湿気のある暑さになりましたが、気にはなりませんか?
湿気はそれほど気にはなりませんが、暑さはもっと私の場合はあっても大丈夫かな?と。暑い方がやっぱり良いかな?と。久々のナイターだったんで、途中からナイターになったところも気にならずプレーできたかなと思います。

Q.砂入り人工芝のプレーに慣れてきたのか、今慣れるところなのか?どんな感じですか?
A.最初の岐阜・福岡・久留米の3大会と比べたら、今3つやっただけあってその時よりは慣れたかな?と思いますけど、あまり慣れたくもないかな?とも思いますが(笑)。今の女子のテニス、ジュニアも含めてですが、砂入り人工芝しか練習・試合をしていなくて育ってしまうと、それメインのそのためのテニスになってしまうので、ずっと私が言い続けていることもそうなんですが、世界基準ではないので、それに慣れて、砂入り人工芝で上手くなっても世界にいくためのトーナメントとはいえ、世界に通用しないという悪循環になっていくことなので、そういう意味で私も慣れたくもないし、今週は必要性があってそのテニスに順応したテニスをしようと、ところどころはしますけど、それがずっと続くためのテニスとは思ってないです。それをしててはジュニアにしてもハードコートになったら早くハードコートに慣れなきゃ、と、テニスをしてれば出遅れるのが当然であって、今の女子のテニスも砂入り人工芝でいっぱいトーナメント出てますけど、必然的にそれを求められてしまうので、そういうテニスにならざるを得ない部分はありますよね。

Q.砂入り人工芝で心がけている点は?
A.サービスはそれほどエース狙いにはいかないですよね。今日は入りが悪かったですけど、確立重視、ベースライン、ストローク戦になる時も一発で決まらないので、立つ位置をハードコートよりも気持ち後ろに立つし、走らされた時の処理の仕方だったりだとか。私の場合スライスをハードコートよりは多く使ったりとか、コートを広く使うようにしたりとか。その辺を。後は短い時のボール処理の仕方とかチャンスボールの決め方とか全部考えてます。


Q.宮崎に来られての印象、あるいは宮崎でプレイされての印象は?
A.時期的に非常に暑い時期に当然入っている中でも、宮崎の場合は周りからも「宮崎の暑さは舐めたらいかん」と言われてきたんですけども、私は暑いのがすごく好きなので、あえて宮崎を選んで試合に来たんですけど。暑い方が汗をかく量も増えるのでその方が動きは私の場合は良くなるので、ここまで土曜日に入りまして、数日経つのでその暑さにも順応できてます。ただ、この4時スタートというペースがもうちょっと。午前中のすごし方というのが難しいので。夜の寝る時間と起きる時間と。これは年齢のせいか若い方が10時くらい前に寝れるのかもしれませんけど、目覚ましがなくても目が覚めてしまうようになってきたので、睡眠時間の確保と、いつもの生活のリズムとちょっと・・・。日本にいながら宮崎時間というか宮崎の試合時間になっているので、まだペースがつかみきれていないところがあるんですけど。
環境としてはホテルからテニスコートまで非常に近いし、レストランなども近いので非常に過ごしやすいです。


Q.次の対戦相手が高雄さんじゃないかと思うんですが、豊富とか楽しみなところは?
A.打ち粘りできるタイプの選手ですし、私の中での心の準備もして入らないとハードコートのように速いテンポで詰めきれるわけではないので、長いラリーになったり競った試合になることを覚悟した上でコートに入っていって、そして試合の流れの中でどういう展開になるかを見つつ、攻めるところと引くところのメリハリがきっちりとやりきれればいい試合ができるんじゃないかな?と。攻めるだけでも、もちろん駄目だし、彼女も長い試合をしてこようとすると思うので、その辺を見つつ、やってみようと思っていますけど。サービスもすごくワイドに振ったりとかしてくると思うし、私もボールをどう処理してくかが大事かな?と。

投稿者 pawaspo : 2008年07月16日 23:54

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