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2008年07月14日
宮崎国際女子チャレンジャーテニス2008予選2日目 [ 宮崎国際女子チャレンジャーテニス ]
シングルスの本戦出場を目指して行われた予選2回戦、宮崎県勢で唯一勝ち残っていた荒木史織は韓国のSo-Jung KIMにストレート負けし予選からの宮崎県勢の出場はなくなった。尚、本戦にはシングルスに清水咲子、ダブルスには清水・井上ペア、小林・荒木ペアが出場予定。また本日12:00に締め切られたダブルスで伊達・米村組が予選にまわる事になり午後から行われた予選に出場。日大4年生コンビ五十嵐・磯貝に6-3 6-2でストレート勝ちし本戦に駒を進めた。明日4:00からシングルス本戦1回戦が始まる。注目の伊達・米村組対CHAE・CHANG組の試合はセンターコートで第2試合(17::00以降)で行われる。
(文・写真:黒田 健)
宮崎国際女子チャレンジャーテニス2008 実施要項
ITF女子サーキット 賞金総額2万5000ドル大会
主催:九州テニス協会
主管:宮崎県テニス協会・国際女子実行委員会
特別協賛:フェニックス シーガイア リゾート
後援:宮崎市・宮崎市観光協会
協力:SRIスポーツ㈱、㈱ダンロップスポーツ、スカイネットアジア航空㈱、大塚製薬、トップツアー㈱、JLTF宮崎県支部、MRT宮崎放送
期日:本戦 2008年7月15日(火)~7月20日(日)
予選 2008年7月13日(日)~7月14日(月)
会場:シーガイアテニスクラブ
種目:女子シングルス 本戦32名(本戦ダイレクト20名・ワイルドカード4名・予選通過8名)
予選32名(ワイルドカード6名)
女子ダブルス 本戦16組(本戦ダイレクト11組・ワイルドカード3組・予選通過2組)
予選4組(ストレートイン3組・ワイルドカード1組)
競技方法:ITFルールによるトーナメントベストオブ3タイブレークセット
大会公式HP:http://www.pawanavi.com/mct08/index.html
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◆試合結果
Centre Court
●第1試合
So-Jung KIM(韓国) 6-1 6-4 荒木史織(日本)
第一セット序盤からミスの目立った荒木に対して強気のテニスでKIMが6-1でセットを奪う。第2セットに入り荒木がリードを奪うが、後半再びリズムをつかんだKIMが6-4で荒木に勝利。
●第2試合
山外涼月(日本) 7-5 6-3 Jin-Hee KIM(韓国)
粘るKIMに対して前日からアグレッシブな攻めで活躍の目だった山外、試合は第一セットのタイブレイクを制した山外が2セットも勢いで奪い本戦出場を決めた。
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Court 4
●第1試合
菅野知子(日本) 6-0 3-2 RET 新井麻葵(日本)
菅野のサウスポーから繰り出す球に対して、序盤から新井はパワーで対抗するがどうもリズムがつかめない。熱さの中なんとか粘りをみせるが2セット3-2のところで足の故障のため新井がリタイヤ。
●第2試合
前川綾香(日本) 6-3 6-3 中野佑美(日本)
●第3試合(ダブルス予選)
クルム伊達公子 米村知子(日本)6-3 6-2 五十嵐旬香 磯貝綾子(日本)
注目の伊達の緒戦は急遽組まれたダブルスの予選。パートナーの米村知とコートにたった時には気温は33度。灼熱の宮崎の地で序盤は五十嵐・磯貝の若さあふれるプレーにリードを許すが、すぐに対応するのがベテランの強さ。一気に逆転するとそのまま6-3で1セットを先取。2セット目にはしっかりと相手の弱点を突き6-2でストレート勝ち。明日から行われる本戦にむけて絶好のすべりだしを見せた。
●第4試合(ダブルス予選)
CHO,Jeong-A(韓国)HEWSON,Emily(オーストラリア) 4-6 4-6 萩本愛理 北崎悦子(日本)
今日最後の試合となった萩本・北崎組とCHO・HEWSON組の試合は萩本・北崎組が効果的にポイントを奪いストレートで勝利。
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Court 5
●第1試合
宮村美紀(日本) 6-3 5-7 3-6 Shung-Hee HAN(韓国)
●第2試合
手塚玲美(日本) 1-6 5-7 道慶知子(日本)
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Court 6
●第1試合
Suchanun VIRATPRASERT(タイ) 6-1 6-2 Da-Jung HONG(韓国)
昨日から強さが目だっていたVIRATPRASERT、今日も危なげなくストレート勝ち。
●第2試合
Min-Hwa YU(韓国) 4-6 6-3 2-6 北崎悦子(日本)
北崎が1セットを先取、2セットを落とし試合はファイナルに突入も終盤疲れが見え始めたYUを押し切り勝利。
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●クルム伊達公子選手記者会見
Q.宮崎に入られて3日目になりますが、今大会と宮崎の印象をお聞かせください。
本当に暑い暑いと言われていましたが「暑いのは好きだから」と言ってやって来ました。日差しが強いとかなりプレッシャーをかけられて覚悟していたのでなんとか3日間過ごせました。調子と気持ちはだんだん試合モードに入ってきて、形ができていると思います。
Q.有明で優勝されて以来の大会ですが、今大会の目標は?
5万ドルの大会3つ、1万ドルの有明、そして2万5千ドルの今大会で、有明では一番得意なハードコートでの優勝で、今回は一番苦手な砂入り人工芝での大会でした。そういう意味で一から気持ちを切り替えて戦っています。
Q.宮崎国際女子はナイトセッションとなりますが、気をつけていることは?
日中日差しが強いと水分補給に気をつけますが、日差しがない夜に湿度は高く汗をかく量のわりに水分を取らなくなるので、水分補給には気をつけたいです。あとは食事を朝昼晩しっかりとることや、真昼の練習をなるべく避けたり冷房のきいた部屋に長時間居過ぎないことですね。
Q.食事の話題がでましたが、宮崎でなにか食べたいものとかありますか?
さっそく冷や汁を食べました。マンゴーも食べて帰りたいですね、食べる事は大好きなので。でも本戦が始まると睡眠をしっかりとらなくてはいけないので、美味しいものを求めてお店に行ったりは出来なくなりますが、自分のリズムを大切にしていきたいです。
Q.宮崎で一番楽しみにしていることはなんですか?
毎日テニスできる事が好きなので、それでさらに美味しいものが食べれたら私はハッピーですね。
Q.現役時代と比べてどのくらいレベルが戻ったと思いますか?
年齢やブランクもあるので比べるのは難しいですが、50%くらいでしょうか。
Q.道具が以前と比べてずいぶん変わったと思いますが、伊達さん自信はどう変わったと思いますか?
ラケットが大きく変わったと思います。ボールも飛びやすくなっているかもしれませんね。そういう影響もあってか女子のテニス会もスピードテニスになってきているのかなと感じます。私は、飛びすぎるラケットにどう自分がアジャストしていくかというところを苦労しました。
Q.今大会に向け厳しいトレーニングをつんできたようですが、やはり暑さ対策ですか?
暑さ対策もそうですが、やはり秋に向けて自分がもう一段階レベルアップするためにもスタミナを付けたりすることが大切だと感じました。
Q.宮崎のファンの方たちにどんなテニスをみていただきたいですか?
テニスだけでなくスポーツは画面で見るよりも生で見るほうがスピード感や選手達の緊張感、戦う姿がよく伝わると思います。特に今大会はこれから世界を目指す選手達がもがく場所です。私自身もどこまでチャレンジできるか試している最中です。見る人が何か前向きになるような、きっかけとなるプレイができればと思っています。
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●レセプションパーティー
試合の終了後コテージ・ヒムカ ヒムカセンター 2階 レストラン「ヒムカ」で歓迎レセプションパーティーが行われました。たくさんの選手、関係者、スタッフが集まり楽しいひとときを過ごしました。いよいよ明日からは本戦が始まります。
投稿者 pawaspo : 2008年07月14日 22:16
コメント
一年前がすんごい懐かしくて、宮崎に帰りたいって思っちゃいます・・!
今年は手伝えなくて残念だけど、また帰ってきたときはお願いしマース・・!!!皆さんによろしく!!!
色々頑張ってください!!!
投稿者 ユメ : 2008年07月15日 05:39
伊達さんへ、
ポイントをゲットして来年はウィンブルドンにぜひ是非ぜひ是非ぜひ、出場をお願い致します。ぽちより
投稿者 ぽち : 2008年07月18日 01:09