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2008年07月15日

宮崎国際女子チャレンジャーテニス2008本戦1日目 [ 宮崎国際女子チャレンジャーテニス ]

今日から本戦に突入、試合もナイトセッションなり仕事帰りのテニスファンの姿が多く見られた。試合前の会場ではプロアマ戦が行われ、宮崎の8名のプレイヤーがクルム伊達公子選手・米村知子選手瀬間友里加選手、久松志保選手とのプレーを楽しんだ。本日行われたシングルス6試合では第5シードの岡本聖子選手がタイのVIRATPRASERTに敗れた。また注目のダブルス1回戦では伊達・米村組、ジュニアの日本代表コンビ土居・奈良組などが2回戦に進出した。明日も16:00から大会はナイトセッションで行われる。
(文・写真:黒田 健)

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宮崎国際女子チャレンジャーテニス2008 実施要項
ITF女子サーキット 賞金総額2万5000ドル大会
主催:九州テニス協会
主管:宮崎県テニス協会・国際女子実行委員会
特別協賛:フェニックス シーガイア リゾート
後援:宮崎市・宮崎市観光協会
協力:SRIスポーツ㈱、㈱ダンロップスポーツ、スカイネットアジア航空㈱、大塚製薬、トップツアー㈱、JLTF宮崎県支部、MRT宮崎放送

期日:本戦 2008年7月15日(火)~7月20日(日)
    予選 2008年7月13日(日)~7月14日(月)
会場:シーガイアテニスクラブ
種目:女子シングルス  本戦32名(本戦ダイレクト20名・ワイルドカード4名・予選通過8名)
 予選32名(ワイルドカード6名)
    女子ダブルス  本戦16組(本戦ダイレクト11組・ワイルドカード3組・予選通過2組)
 予選4組(ストレートイン3組・ワイルドカード1組)
競技方法:ITFルールによるトーナメントベストオブ3タイブレークセット

大会公式HP:http://www.pawanavi.com/mct08/index.html


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●プロアマ戦

試合前に行われたプロアマ戦には伊達選手が出場。時折伊達選手が力を入れて打った球をアマチュアのプレーヤーが打ち返すこともあったり、場内のMCで盛り上がったりと試合前のセレモニーは盛り上がりました。プロの皆様の協力で楽しいイベントが行われました。

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※明日もプロアマ戦が行われます。
出場予定選手:高雄恵利加選手・岡本聖子選手・田中真梨選手・宮村美紀選手

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◆試合結果

Centre Court

●第1試合 シングルス1回戦

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 岡本聖子(日本) 0-6 5-7 Suchanun VIRATPRASERT(タイ)

予選から宮崎の熱さに対応、強さを見せていたVIRATPRASERTが第一セットを6-0で先取。第2セットになると一転岡本がベテランの上手さで接戦に持ち込むが最後までミスが出た岡本が1回戦で敗退した。


●第2試合 ダブルス1回戦

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 Kyung-Yee CHAE(韓国)・Kyung-Mi CHANG(韓国) 4-6 2-6 クルム伊達 公子(日本)・米村知子(日本)

先週優勝の韓国ペアに対して序盤は苦戦した伊達・米村組だったが、1セット中盤からしっかりとコンビも合うようになり相手のウィークポイントを的確に攻めた伊達・米村組の勝利。


●第3試合 ダブルス1回戦

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 瀬間詠里花(日本)・瀬間友里加(日本) 6-1 6-1 荒木史織(日本)・小林佳子(日本)

宮崎の暖かいファンの声援に後押しされた荒木・小林組だが、本大会ダブルス第一シード瀬間組との力の差は大きくストレートで敗退。


●第4試合 ダブルス1回戦

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 加藤茉弥(日本)・手塚玲美(日本) 6-7(3) 4-6 Sophia MULSAP(タイ)・Varatchaya WONGTEANCHAI(タイ)

大接戦の第一セットを制したタイペアが、第2セットも押し切り勝利。
Court 4


●第1試合 シングルス1回戦

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 黒田祐加(日本) 5-7 6-0 6-4 Emily HEWSON(オーストラリア)

力で押すHEWSONに対し粘りのテニスで対応する黒田。一セットの大接戦を制したHEWSONだが、体力の消耗も大きく続く2つのセットを失い黒田が勝利。


●第2試合 シングルス1回戦

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 田中真梨(日本) 7-5 6-7(6) 6-0 道慶知子(日本)

1・2セットの熱戦を繰り広げた2人だが、ナイトセッションとはいえ暑さによる消耗は大きく最後は6-0と体力の差が出た形で田中が勝利。


Court 5

●第1試合 シングルス1回戦

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 菅野知子(日本) 3-6 3-6 高雄恵利加(日本)

1昨年のチャンピオン高雄が試合開始直後にリードは奪われたが、予選から調子の上がっていた菅野を力で押し切り勝利。宮崎での連勝は6に。


●第2試合 シングルス1回戦

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 北崎悦子(日本) 4-6 6-2 4-6 Jin-A LEE(韓国)

2時間を越える熱戦の日韓対決。最後はLEEが押し切り勝利。


Court 6

●第1試合 シングルス1回戦

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 So-Jung KIM(韓国) 3-6 3-6 山外涼月(日本)

本大会注目の16才山外は予選から1戦毎に力をつけている。今日の相手のKIMも力のある選手だったが難なくストレートでやぶり2回戦に進出。


●第2試合 ダブルス1回戦

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 土居美咲(日本)・奈良くるみ(日本) 6-3 6-3 久松志保(日本)・米村明子(日本)

ジュニアのナショナルチーム土居・奈良組が格上の久松・米村組にひるむ事なく、堂々の試合振り。思い切ったプレーが決まり、ペースをつかみストレートでベテランペアをやぶった。


●第3試合 ダブルス1回戦

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 Ji-Young KIM(韓国)・Jin-Hee KIM(韓国) 4-6 6-1(1-10) 宮村美紀(日本)・高岸知代(日本)

第一セットでペースをつかめず4-6で落とした宮村・高岸組だが2セットでリズムをつかみ、トーナメントベストオブ3タイブレークセットで10-1とした宮村・高岸組が勝利。

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◆クルム伊達 公子選手インタビュー

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クルム伊達公子選手
所属:エステティックTBC

Q.米村さんと組むことになった経緯は?
 彼女が精神的にダウンしている時に私がやり始めたことに刺激を受けたと言ってくれた1人でもあり、私のやっている事に彼女の中で何か考えるところがあったようで、私としても刺激を受けてくれた人とやってみたいという純粋な気持ちもあと、ありました。
久留米での試合後に小浦さんから「機会があれば」とお話を受け、こういう運びとなりました。
彼女はサービス力、運動能力ともに高くて、本来上を目指せる力を持った選手だと思います。私と組む前にシングルス、ダブルスともにランキングは落ちていましたが、そういうことは全く気にしていません。
またそういうことで予選からとなりましたが、冷静にやればいけると思っていましたし、やってくるうちに精神力なども上がってきているようです。

Q.デュースは伊達さんばかりでしたね?
 「お願いします」って言うから「はい、良いよ」って感じで。面白いですよ。ノーアドバンテージは「どうする?」って聞くと選手によって返事が違ってて。個性が出ますよね。

Q.シングルス、ダブルス両方に出場するメリットや決意は?
 今回はもともとダブルスだけ出場するつもりでした。基本的にダブルスは昔から好きだったんです。でも私自身がダブルスだけではちょっと物足りなさを感じて・・・。グランドスラムを戦うためには時間と体力を有効的に使う必要があったんですが、今はテニスを楽しんでいるし、体力的にも思ったより大丈夫でした。ダブルスをやることによってシングルスに使えることっていうのは要素がつまっていますので、自分の感覚を戻したり、精神的にもこういう時に自分がどうすれば良いか、等を考えるいい時間にもなっています。

Q.今日はたくさんビッグポイントを取ってましたね。
 ダブルスは待ってても駄目ですから。自分から仕掛けていくのがダブルスの醍醐味ですからね。

投稿者 pawaspo : 2008年07月15日 23:10

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