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2008年06月11日
平成20年度宮崎県高等学校総合体育大会~バスケットボール男子2回戦~決勝 [ バスケットボール ]
全国制覇を目指して県予選に挑む延岡学園は初戦から様々な選手を使いながら決勝リーグに進出。決勝リーグの3戦も危なげない試合運びで3連勝を飾り総体出場を決めた。2位には小林、小林と大接戦を演じた宮崎工業が3位に入った。
(写真・文:黒田 健 甲斐 英利)
平成20年度宮崎県高等学校総合体育大会
第61回 バスケットボール競技会
期日:平成20年5月28日(水)31日(土)~6月3日(火)
会場:宮崎県総合体育館・宮崎市総合体育館・宮崎大宮高等学校・宮崎西高等学校
宮崎工業高等学校・宮崎商業高等学校・宮崎南高等学校
主催:宮崎県教育委員会・宮崎県高等学校体育連盟
後援:宮崎県バスケットボール協会
主管:宮崎県高等学校体育連盟 バスケットボール専門部
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◆試合結果(2回戦~決勝)
●2回戦
延岡学園 158-53 日南工業
門川 67-88 日向学院
高鍋農業 39-137 宮崎西
都城工業 68-74 延岡星雲
小林工業 82-55 日南
都城高専 88-71 宮崎農業
佐土原 63-82 宮崎北
西都商業 63-131 妻
宮崎工業 101-52 宮崎第一
聖心ウルスラ 79-78 日向
鵬翔 65-100 延岡商業
高鍋 56-70 宮崎南
宮崎学園 113-89 日向工業
都城農業 73-85 宮崎大宮
宮崎商業 49-71 富島
五ヶ瀬 55-106 小林
●3回戦
延岡学園 148-48 日向学院
宮崎西 79-58 延岡星雲
小林工業 57-62 都城高専
宮崎北 58-97 妻
宮崎工業 110-41聖心ウルスラ
延岡商業 57-149 宮崎南
宮崎学園 88-84 宮崎大宮
富島 22-155 小林
●準々決勝
一つのゴールで応援団は大盛り上がり。力の差は明らかだったが最後までチーム一丸となった宮崎西の姿は印象的だった。高校生活最後の試合に日本一を目指すチームとの対戦。部活の想い出になる1試合。延岡学園はほとんどのメンバーが出場も戦力が落ちた感じはなかった。
都城高専 71-89 妻
速攻を中心に確実なプレーで得点を重ねる妻に対して都城高専はトリッキーなプレーを混ぜながらのバスケットで反撃。試合はもつれるが最後は精度の差で妻が逃げ切り。
宮崎工業 99-48 宮崎南
宮崎学園 58-89 小林
●決勝リーグ
延岡学園 135-45 妻
宮崎工業 70-72 小林
延岡学園 102-53 宮崎工業
妻 65-91 小林
優勝を決める延岡学園対小林の一戦は108-72で延岡学園が優勝を飾った。小林高校は14番田中の高さとスピードのあるドライブインを中心に攻撃を組み立てるが、延岡学園の高い壁の前でなかなか思うようにペースを掴めない。一方、延岡学園は1Qからインサイド、アウトサイドの攻撃を確実に決め小林高校を突き放しにかかる。特に8番川元の3Pシュートは点差だけでなく精神的にもダメージが大きかったのではないだろうか?チェックしてもチェックしても確実に入れてくるのだから・・・。かといってディフェンスを開きすぎるとシダット・永吉のスペースが出来る。小林の懸命のディフェンスもあり爆発的までとは行かなかったが結果30点の点差は延岡学園の攻撃力を物語るものではないだろうか。(甲斐)
kai
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●決勝リーグ順位
1位 延岡学園 3勝0敗
2位 小林 2勝1敗
3位 宮崎工業 1勝2敗
4位 妻 0勝3敗
ゲームを組み立てる和田、シダット永吉の両センター、アウトサイドからの精度があがって得点源となる内村と横瀬、1年生エリマンにも安定感が出てきてチームとしての完成度はかなり高くなった。新チーム結成時には3冠を目標に始動も1つ目を落としているだけに、高校総体は絶対に負けられない戦いになる。このレベルになると県内の試合は様々な選手を試しながらの試合になるのは当然。控えの組の動きが気になるのだが、一つ一つの試合で自分のできることをアピールしながら試合を進めて行く姿が印象的だった。モチベーションの上がらなかった県大会に不安の声もあるが、ピークにもっていくのは埼玉の舞台。次の九州大会では本気の延岡学園の試合が見られるかもしれない。王者延岡学園に対して小林・宮崎工業も力をつけて挑んだが、やはり力の差は大きかった。
投稿者 pawaspo : 2008年06月11日 20:12