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2008年06月10日
平成20年度宮崎県高等学校総合体育大会~バスケットボール女子2回戦~決勝 [ バスケットボール ]
高校総体バスケット競技女子は王者小林が延岡学園、宮崎商業との接戦を制して33年連続の全国大会出場を決めた。決勝リーグ初戦まであぶなげない試合運びで勝ちあがった小林、決勝リーグで宮崎商業との接戦を制して最終日を迎えた延岡学園、最終日の第1試合では王者小林を最後まで宮崎商業が苦しめたのだが善戦及ばず。結局例年通りの小林VS延岡学園の試合に優勝がかかる展開に。試合は小林が終盤、延学を突き放し66-61で勝利した。
(写真・文:黒田 健 甲斐 英利)
平成20年度宮崎県高等学校総合体育大会
第61回 バスケットボール競技会
期日:平成20年5月28日(水)31日(土)~6月3日(火)
会場:宮崎県総合体育館・宮崎市総合体育館・宮崎大宮高等学校・宮崎西高等学校
宮崎工業高等学校・宮崎商業高等学校・宮崎南高等学校
主催:宮崎県教育委員会・宮崎県高等学校体育連盟
後援:宮崎県バスケットボール協会
主管:宮崎県高等学校体育連盟 バスケットボール専門部
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◆試合結果(2回戦~決勝)
●2回戦
小林 191-22 高鍋農業
日南 60-51 小林工業
延岡工業 45-78 宮崎農業
妻 90-58 延岡星雲
宮崎大宮 84-57 宮崎日大
五ヶ瀬 17-63 宮崎北
日章学園 62-60 延岡
富島 36-108 都城商業
宮崎商業 117-44 高鍋
佐土原 77-66 高城
延岡商業 126-22 日向学院
宮崎第一 77-89 宮崎南
都城農業 128-62 宮崎学園
門川 42-77 日南振徳
泉ヶ丘 67-51 宮崎西
高千穂 39-129 延岡学園
●3回戦
小林 128-31日南
宮崎農業 41-82 妻
宮崎大宮 84-72 宮崎北
日章学園 45-104 都城商業
宮崎商業 146-23 佐土原
延岡商業 66-80 宮崎南
都城農業 111-42 日南振徳
泉ヶ丘 31-113 延岡学園
●準々決勝
小林 142-21 妻
宮崎大宮 69-76 都城商業
宮崎商業 108-67 宮崎南
速攻で得点を重ねる宮崎商業、選手層の厚さもあって選手を入替ながらの試合運びで終盤まで運動量がおちない。宮崎南も外からのシュートで反撃を試みるが最後まで得点差が縮まる事がなく試合は宮崎商業の勝利。
1年生を含め様々な選手を入替ながらの試合運びで延岡学園が点差を広げる。都城商業も気迫の感じられるプレーで頑張るが試合は延学が大差で勝利。
●決勝リーグ
小林 102-53 都城商業
今大会にむけて力をつけてきた宮崎商業に対し、延学は正攻法で戦いに挑む。前半からアウトサイドのシュート、岩田のカットインなどで点数を奪う延岡学園に対して宮崎商業も福留を中心に上手く試合を運び終盤まで試合は接戦。第4Qディフェンスのリバウンドの際に宮崎商業福留が負傷、攻撃の軸を失った宮崎商業に対して、しっかりとフリースローやインサイドでのシュートを決め続けた延学の粘り勝ち。インサイドでファールをもらいフリースローを決め続けた緒方の活躍が目立った。
小林 65-57 宮崎商業
都城商業 43-74 延岡学園
小林 66-61 延岡学園
優勝を賭けて対戦した延岡学園との試合は、まさに「眼が離せない」接戦となった。1Qは小林優勢に進んだが、終了間際に延岡学園が逆転しそのまま2Qは延岡学園がリードを保った。しかし、ここで延岡学園の4番岩田にアクシデント。交代は無かったもののそれまでの鋭いカットインは難しい様子だった。その後、小林はフリースローなどで着実に点差を詰め、3ポイントシュートなども織り交ぜ、じりじりと詰め寄り4Qで再び逆転に成功する。ここから、しばらく両チームとも得点の無い時間が続く。1、2点を争う試合の中でこの時間はとても長く感じられた。その均衡を破ったのは小林高校だった。点差のつかぬまま残り39秒で小林高校の3Pシュート。これがカウント1スローとなり事実上の決勝点となり延岡学園61-66小林高校で試合終了。
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●最終順位
第1位 小林
第2位 延岡学園
第3位 宮崎商業
第4位 都城商業
投稿者 pawaspo : 2008年06月10日 20:42