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2007年11月03日

LEXUS CHAMPIONS CHALLENGE 2日目 [ ゴルフ ]

レクサスチャンピオンズチャレンジ2日目は、昨日のダブルスで3ポイントの差をつけた米国チームが今日のシングルスでも2勝3敗3引き分けでポイント差を広げ日本チームに勝利した。注目の青木功選手はC.スタドラー選手と第1組でまわり両者1オーバーで引き分けに終わった。日本チームの勝利は室田、中嶋の2選手。

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開催日程: 2007年11月2日(金) 3日(土)※2日間競技
開催コース:フェニックス・シーガイア・リゾート トム・ワトソンコース
        〒880-8545 宮崎県宮崎市山崎町浜山
賞金総額:112万USドル
チーム賞金:勝利チーム:64万USドル(8万USドル/1人) 敗北チーム:48万USドル(6万USドル/1人)
出場選手 米国チーム:8人 日本チーム:8人(合計16人)
競技方法:1回目 フォアボール・18Hストロークプレーによるマッチ
       2回目 シングルス・18Hストロークプレーによるマッチ

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1) 青木 功 73-73 クレイグ・スタドラー

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青木 功   |5 3 4 4 2 5 5 4 3 |35| 6 3 4 4 4 5 5 3 4 | 38 || 73 || 0.5point
C.スタドラー | 5 3 5 6 3 5 4 4 3 |38| 3 3 4 5 5 3 5 3 4 | 35 || 73 || 0.5point

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2) 倉本 昌弘 72-72 アンディ・ビーン

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倉本昌弘 | 5 3 4 3 3 4 6 4 5 | 37 | 5 3 4 4 4 4 4 3 4 | 35 || 72 || 0.5point
A.ビーン | 5 3 4 4 3 3 5 4 5 | 36 | 4 3 4 4 4 5 5 3 4 | 36 || 72 || 0.5point

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3) 渡辺 司 72-70 ディヴ・ストックトン

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渡辺 司 | 5 3 4 5 4 4 5 4 3 | 37 | 5 3 4 4 3 4 6 3 3 | 35 || 72 || 0point
D.ストックトン | 6 2 4 4 3 3 5 4 3 | 34 | 5 2 5 3 4 5 4 3 5 | 36 || 70 || 1point

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4) 飯合 肇 75-72 ラリー・ネルソン

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飯合 肇 | 5 3 5 3 3 4 5 4 4 | 36 | 6 2 5 5 4 4 5 4 4 | 39 || 75 || 0point
L.ネルソン| 5 3 5 4 2 4 6 5 4 | 38 | 4 3 4 3 4 5 5 3 3 | 34 || 72 || 1point

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5) 中嶋 常幸 68-76 チップ・ベック

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中嶋 常幸 | 4 3 3 3 3 5 5 4 3 | 33 | 4 3 4 5 4 4 5 3 3 | 35 || 68 || 1point
C.ベック | 4 3 4 5 3 5 6 4 4 | 38 | 5 4 4 3 4 5 5 3 5 | 38 || 76 || 0point

・中嶋 常幸選手コメント
良いプレーしてたよ。昨日も良いプレーしてよ。中々日本のゴルフ会っていうのは(こういうトーナメント)やってないでしょ。感じがつかめないっていうのもあるのかな。気使いすぎるところもあるし。上手く相手を持ち上げられないっていうのもある。本当そういうゲームを持もっとやりたいよね、日本も。
(日米対抗について)
良かった。すごく良い。選手としてはまた来年もやってくれたら嬉しいなと思います。本当選手は楽しめる試合だったね。
(今大会について)
何人か調子が悪い選手がいあたから。そこが問題だったかな。みんな共通して言えるのは、やり慣れていないから、初日の出遅れっていうのが後に響きましたね。でもこういうの毎年恒例でやれば、日本選手だってポテンシャル高いから、十分やっていけると思うよ。この調子で太平洋も頑張りたいね。

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6) 尾崎 直道 71-70 ダナ・クウィグリィ

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尾崎 直道 | 6 3 4 4 3 5 4 4 4 | 37 | 4 3 4 4 4 4 4 3 4 | 34 || 71 || 0point
D.クウィグリィ| 5 3 4 4 3 4 5 4 3 | 35 | 5 3 4 3 4 4 5 3 4 | 35 || 70 || 1point

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7) 尾崎 健夫 70-70 ジェリー・ペイト

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尾崎 健夫 | 5 3 4 4 3 4 4 4 4 | 35 | 4 3 3 3 4 5 4 3 6 | 35 || 70 || 0.5point
J.ペイト | 4 3 4 4 3 4 5 5 4 | 36 | 4 2 4 4 4 4 5 3 4 | 34 || 70 || 0.5point

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8) 室田 淳 67-71 トム・ワトソン

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室田 淳 | 4 3 4 4 3 4 5 4 4 | 35 | 4 4 4 3 4 3 4 2 4 | 32 || 67 || 1point
T.ワトソン| 6 3 4 4 3 4 4 4 4 | 36 | 6 3 4 3 4 4 5 3 3 | 35 || 71 || 0point

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◆表彰式

最終組の室田・ワトソンがホールアウト後18番Hで行われた表彰式では、「この素晴らしい宮崎の青空の下でこの大会を行うことができ、プロとギャラリー両方が楽しめる大会になったことを嬉しく思います。来年、またこの場所でお会いできる事を楽しみにしています」と大会会長のジャック坂崎氏から挨拶が行われた。

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米チームキャプテンのT・ワトソンに優勝トロフィーの授与が行われ、賞金の目録も贈られた。
ワトソンキャプテン
「第1回という記念すべき大会に出ることが出来、大変光栄です。日本チームも素晴らしく健闘した戦いとなったと思います。ありがとうございました。」
青木キャプテン
「2日間楽しんでいただけたと思います。日本チームは負けたけど、これからの大会頑張っていきます。来年も開催される・・・のですよね?来年もよろしくお願いします。応援ありがとうございました。」

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●米国チーム優勝インタビュー

(Q:優勝おめでとうございます。個人として、そしてチームの一員として、今回を簡単に振り返っていただけますか)
<C・ベック>まずはチームのメンバーにお礼をいいたい。素晴らしい戦績を残してきている、このようなメンバーと一緒にプレーできたことが嬉しかった。またこういうイベントが続くことを祈っています。

<L・ネルソン>これまでもライダーカップなどで、団体戦を楽しんできましたが、私は大学で団体戦を経験していないので、団体戦に憧れがあるので、楽しかった。

<D・ストックトン>昨日、66才になって、この年でこのような素晴らしい大会に出場できて、本当に光栄に思っています。ネルソンはライダーカップで史上最高の成績を残しているプレーヤーですし、そのような人たちと一緒にプレーできたことが本当に良かったです。私達にとって国歌が流れた時点で、特別な大会を意味してくる。ワトソンキャプテンは、ライダーカップのキャプテンとしても勝利をしているし、ライフルのように正確なショットを打っていなくてはいけないキャプテンが設計したコースもラウンドして楽しかった。

<J・ペイト>15年ぶりにまた日本に来ることが出来て嬉しく思っています。また、主催者のジャック坂崎、JSMの方、その他関係者の皆さんにはスムーズな運営をしていただいて感謝しています。
日本に久しぶりに来て古い友人に会えることも良かったし、今日トムと25年前から応援に来ているファンの方に出会った。その人はいつもピンクの服を着ている人で、そのような方にまた会うことが出来て嬉しかった。

<T・ワトソン>スコアシートを見ると結果的に8-4でしたけど、でも内容はもっと接戦だったと思います。なので日本チームの皆さんは負けてしまったことを恥じることなく、誇りに思って欲しい。また、私の設計したコースでこのような素晴らしいトーナメントを開催できたことも感慨深かったです。今日に関しては室田さんに素晴らしいプレーをされてしまって完敗でした。

<C・スタドラー>私が始めて日本に来てから25-28年がたつけど、ダンロップフェニックス、そして宮崎のホスピタリティには本当に感動しています。ダンロップフェニックスが世界のトッププレーヤーから愛されるトーナメントである理由としては、宮崎のシーガイアのホスピタリティの素晴らしさだと思います。この大会に参加できて良かったです。長い時間をかけて移動してきたことが無駄ではなかったです。

<A・ビーン>私のほかの選手と同じように25年前から、何回かダンロップフェニックスに出場させてもらっているし、78年に優勝した時のハウスキャディも今年もついてもらった。改めて日本人の勤勉さを感じました。レクサス、日本のスポンサーの方々にこのような素晴らしいトーナメントを続けてもらえればと思います。初日にアメリカがリードしていたので、今回勝つことが出来たんだと思います。ストックトンなど素晴らしいチームメイトに恵まれました。チーム戦というのは個人戦と違って、また違った力が出てくるような気がします。

<D・クウィグリィ>今回、日本に来たのが初めてなのですが、今回このチームに選べれてとても光栄です。日本人の礼儀正しさにはとてもびっくりしました。自分の子どもでも今まで私に礼をしたようなことはなかったと思います。また、建物や町並みの美しさにもびっくりしました。JSMのマーゴ坂崎さんなどにも大変お世話になりました。

(Q:キャプテンのトム・ワトソンさんに質問ですが、日本チームが先程ダブルスの経験が足りないのが敗因のひとつだと話をしていましたが、どのように思われますか)

今回負けず嫌いなメンバーが揃ったと思います。ダブルスの経験が少ないということですが、今回はストロークプレーでしたので、自分がいいスコアをだすことが大切なので、そんなにダブルスの影響は少ないと思います。確かに、若干パートナーのプレーによって、どこでリスクをおかすか、セーブしていかなくてはいけないか、ありますが、そんなに影響はないと思います。それより、このコースはあがりの17番、18番が難しいので、このあがりの2ホールでどのようなプレーをするのかが大切だと思います。

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●日本チーム共同インタビュー

(Q:残念な結果となってしまいましたが、2日間戦われて、御自身のプレーについてと、日本チームとしての気持ちをお話いただけますでしょうか)

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<倉本>残念ながら負けてしまいましたけど、みんな青木キャプテンを胴上げしたかったんだけど、初日の出遅れが響いてしまったという印象です。さっきトミーとも話をしていたんだけど、我々はダブルスをやりなれていない。たから、もし来年もこの大会があるのなら、練習ラウンドとかで、ダブルスのチーム競技を練習しておかないといけないと感じました。ただ、負けましたけどイベントとしては非常に楽しくて、来年以降も出来れば開催していただければありがたいと思います。

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<室田>日本のスーパースターの中に、私なんかを選んでくれた青木キャプテンに感謝いたします。
こういうメンバーと一緒にプレーできてとても光栄です。今日もワトソンさんと一緒にプレーすることが出来て、過去2回一緒に回ったときはいずれも負けていたので、このようなチーム競技でしたが、初めて勝つことが出来て、非常に自信になりました。

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<飯合>僕がね、勝てばもうちょっと盛り上がっただろうけどね。チーム競技として、勝ちたい!というゴルフをもっとやらなければいけなかった。また次回このような大会を開催していただいて、選ばれれば今度はメンバーの1人としてチームに貢献できるように頑張りたいと思います。

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<中嶋>成績をみればある意味実力の差が出たかなと思うね。でも、青木キャプテンをみんなで盛り上げていきたかったけど、こういう結果になって残念だね。やっぱり日本チームはチーム戦・ダブルスになれていないと思う。逆にいえば、ダブルスの面白さを教えてもらったし、日本にもこういった試合がもっとあってもいいのかなと思うよ

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<尾崎直>今年1年ずっとアメリカにいたので、外国人が敵に思えなかった。その結果ポイントがゼロに終わって、チームに迷惑をかけてしまった。でも、帰ってきて、みんなと団体戦で戦う事が出来て、そして、この宮崎の素晴らしい気候、カリフォルニアのような気候でプレーをすることが出来て、本当に良かった。

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<渡辺>僕は1年間試合から遠ざかっていて、今年からシニアに入ったというのに、こんな自分がこのような舞台に選んでもらって光栄です。今回自分の力がまだまだ他の7人より足りていないことが良く分かった。この横に並んでいる7人に少しでも近づけるように、またこのような大会があったときに、選ばれ続けられる立場でいられるように力をつけていきたいと思います。

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<青木キャプテン>うーん。残念ながら負けちゃってから、いろいろ言うと負け犬の遠吠えみたいに聞こえちゃうからイヤなんだけど。でも、俺を除いた7人は俺以上によくやってくれたと思うよ。さっき胴上げしたいといってくれたりしたけど、みんなそういう気持ちでいてくれたと思うしさ、7人はすごくやってくれたと思う。チームプレーが今ここでしかやっていないけど、それについて考えすぎたかな。個人の試合と一緒で俺がというところも必要。今回は負けたけど、実のある負けだったと思うよ。悔しい。この悔しさを後に生きるように。この7人は日本のゴルフ界をシニアツアーを引っ張っていく人間になるんだから、引き継いでいって欲しい。


(Q:青木キャプテンの働きぶりについて)
<倉本>うーん、今回のルールだとキャプテンだけど、アドバイスすることが認められていなかったし、キャプテンとしての仕事が出来なかいルールだったからね。次回、開催するのだったら、その辺のルールは考える必要性があるかもしれない。

<青木キャプテン>まぁ、ライダーカップのようにプレーをしないキャプテンもあると思うけど、それで楽な部分もあれば、逆にこっちのルールのほうが楽な部分もあると思う。一概には言えないなぁ。

<倉本>勝ったら池に突き落とそうと思っていたのになぁ。

<中嶋>いやぁー。キャプテンとしてよくやったと思うよ。ライダーカップのようにキャプテンがカートに乗ってぐるぐる回るようなものあるけど、青木さんはなれていないから。プレーしていたほうがいいからね。今回のスタイルのほうが良かったんじゃないかな。

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<尾崎健>良かったと思うよ。ただ、青木さんが先週勝っちゃったから、青木さんを選手として期待しちゃったんだよ。本当は青木さんをフォローしていかないといけないんだけど、なにしろ先週の1番だからね。エースになっちゃったからさ。

<青木キャプテン>そういう意味では和気藹々として半分楽しかった。

(Q:日の丸を背負った楽しさ・面白さがあった)
<中嶋>相当前に、世界選手権が東京よみうりであって、当時はジャンボがキャプテンだったと思うんだけど、あの時はギャラリーも日の丸を背負っていたことに対して、盛り上がったね。今もダイナスティカップを中国でやっているけど、ダイナスティを日本で開催したりしたら、日本でも日の丸を背負った試合として盛り上がると思うよ。

<青木キャプテン>なにせ、みんな日の丸を背負っていたと思うよ。ライダーカップとかやっていないからさ、日本でこのような試合が何試合か出来たら、アメリカチームにももっと対抗できるようになると思うよ。

投稿者 pawaspo : 2007年11月03日 20:11

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