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●11R ローズS(G2)
09/16(日) 4回 阪神 3日目
3歳 ○混 牝○指(馬齢) 芝1800m

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～レース結果～
1 ダイワスカーレット 牝3 54 安藤勝己 1:46.1 1.6 1
2 ベッラレイア 牝3 54 武豊 1:46.2 3.4 2
3 レインダンス 牝3 54 福永祐一 1:46.3 8.9 3
4 ピンクカメオ 牝3 54 四位洋文 1:46.6 17.1 4
5 ニホンピロシェリー 牝3 54 酒井学 1:46.7 82.7 11

～レース配当～
単勝　160 1
複勝　100円、110円、150円
枠連　220円
馬連　220円
ワイド　120円、230円、340円
馬単　330円
三連複　470円
三連単　1,080円

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パワナビ松田の予想

～パワナビ松田の印～
◎レインダンス
○ダイワスカーレット
▲サプライズユー
△ベッラレイア
×ピンクカメオ

～パワナビ松田の購入馬券

◆単勝ち
レインダンス　2,000円

合計2,000円

～パワナビ松田のコメント～
　このローズSの今までのイメージといえば、武豊（過去10年で4勝）と松永幹夫（過去10年で3勝）の両騎手だけが勝ち、さらに近5年ではサンデーサイレンス産駒が4連勝と、かなり偏ったイメージが頭にこびりついている。しかし、今年から阪神も新コースとなり、距離も今までの2000mから1800mと200m短縮された。さらに今年はサンデーサイレンス産駒は1頭も出走しない（SS系は多いが）。まあ、早い話が、今までのレースを一生懸命フラッシュバックしたところで、今年に関しては特に参考になる材料は無いといえる。ただ、3歳牝馬としては、秋唯一の秋華賞トライアル重賞レースという位置づけから、春のクラシック戦線をメいっぱい戦い、夏場を休養にあてていた有力馬達がこぞって参戦してくる。そのため当然調整に成功した馬もいれば、失敗した馬もいるはずだ。そんなことから、たとえ昨年のように阪神が中京になろうが、また阪神のコースが新しくなろうが、距離が200m短縮されようが、「春の有力馬」対「夏の上がり馬」という縮図だけは例年通り変わらない。よってポイントとなるのは、実力・実績を兼ね備えた春の有力馬達の体調面であることだけは変わらない・・・。今年のローズSも、春の活躍馬で、夏場を休養にあてたダイワスカーレット、ベッラレイア、ピンクカメオ対、夏の上がり馬レインダンスというような縮図になっている。

　まずは「春の有力馬」から考える。ダイワスカーレット、ベッラレイア、ピンクカメオの3頭が全てぶっ飛ぶと思えれば非常に楽ではあるが、今回のメンバーから考えてそれはないと考える。確かにどれだけ中間の調教が順調といわれても、桜花賞及びオークスから感覚が空いているため、ダイワスカーレット、ベッラレイア、ピンクカメオの3頭は当日の馬体重発表やパドックを見なければ、ここでどうこう言ってもはじまらない。しかしダイワスカーレットに関してはコース、距離、脚質などどれをとっても万全ならベストに近い条件と考えられるため、体調が万全でなくとも、何かが有利にはたらき、弱点を補ってくれるということが考えられるため評価を下げる必要はない。しかし人気面からつづくベッラレイアに関しては、たとえ過去において、このレースと相性のいい武豊騎手に乗り変わったとしても、逆にコース、距離、脚質などどれをとってもダイワスカーレットほど恩恵を受けることは出来ないと考える。ピンクカメオもしかり・・・。そんな事から、リスクの多いベッラレイアとピンクカメオに関しては、もし少しでも調子が悪ければ3着以内にも入れない可能性が充分に考えられる。確かに当日のパドックや馬体重によって、評価が変わる可能性はあるが、現時点では評価を落とす。

　変わって「夏の上がり馬」の筆頭レインダンス。春当時からすると、夏場の2戦を戦い自分に有利な展開を覚えたようである。特に前走の三面川特別では、1番手から3番手による前残りで決着しそうなところを、中段から33.0秒の末脚で差しきった内容がよかった。それまでなら、抜けた1番人気で届かず5着のラブカーナの役どころはレインダンスが被ってしまっていたところだろう。さらに全3勝の中の2勝が1800m（2-1-0-2）ということもあり、春の有力馬にスキがある今回こそ初重賞制覇のチャンスである。春シーズンから場体重も安定しており、調教も強めに行えたようだ。上記の3頭から比べれば、実績こそないが、トライアルだから狙えるともいえる。本命◎は「夏の上がり馬」サイドからレインダンスとする。馬券は気持ちよく単勝1点勝負とした！

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パワスポ黒田の予想

～パワスポ黒田の印～
◎ダイワスカーレット
○ベッラレイア
▲レインダンス
△ニホンピロシェリー
×ブリトマルティス
　　　　

～パワスポ黒田の購入馬券

◆馬単
ダイワスカーレット→ベッラレイア　1,000円　的中！

◆三連単
ダイワスカーレット→ベッラレイア→レインダンス　500円　的中！
ダイワスカーレット→ベッラレイア→ニホンピロシェリー　300円
ダイワスカーレット→ベッラレイア→ブリトマルティス　200円

合計2,000円

～パワスポ黒田のコメント～
　1983年に4歳（現3歳）牝馬限定のエリザベス女王杯トライアルの重賞競走として創設され、10月に京都競馬場・芝2000ｍ（外回り）で行なわれた。翌1984年にはGIIに格付けされるとともに、混合競走に指定され、外国産馬に開放された。その後、1996年に秋華賞が創設されたことに伴い、同競走のトライアルレースに指定され、舞台は９月の阪神競馬場・芝2000ｍに移された（2006年は、阪神競馬場の馬場改修に伴い中京競馬場で開催）。また、本年から距離が200ｍ短縮され、阪神競馬場・芝1800ｍ（外回り）で行なわれることになった。なお、本競走の３着までの馬には、秋華賞の優先出走権が与えられる。秋華賞の前哨戦としては、唯一の3歳牝馬限定の重賞であるため、多くの有力馬が出走しており、過去10年では、1998年のファレノプシス、2002年のファインモーションと2005年のエアメサイアが、本競走と秋華賞を連勝している。（文章参考：JRAホームページ）

　秋華賞トライアル唯一の重賞、ローテーションからも本番を控え有力馬があつまった。本命のダイワスカーレットは桜花賞ではウォッカをやぶり2冠を目指したが、本番のオークスは直前の熱発で回避。その他の成績も牡馬相手に互角の争いを続けた内容からもここは休養明けとはいえ負けられない。インフルエンザのため様々な影響が伝えられているが、8月10日に入厩、重ねられた調教内容、直前の追い切り（坂路で４ハロン53秒０、ラスト２ハロンを24秒７－12秒２秒）を見る限り問題はなさそう。ちなみにこのレースめっぽう強い社台の良血馬という条件も満たしている。

　2番手もやはり春の実績馬、ベッラレイアはオークスでは大接戦の2着、しかも今回は武豊騎手に乗り代わり、前進あっても後退はない。調教も坂路で４ハロン51秒８、ラスト２ハロンを24秒５－12秒３で文句なしの動き。ナリタトップロード産駒でもあり秋に向けて成長も大いに期待される。

　オークス組ではNHKマイルを制しオークスでも5着に入ったピンクカメオだが調教過程には少々不安を感じさせる内容。10着のザレマは忘れな草賞勝ちがありリーディング音無厩舎ということも合って注目したいが入厩が直前、追いきりも一本では一叩きと考えたい。11着のハロースピードはオークス以来のレースになるが本来の姿にはまだ遠い。

　このレースもう1つの注目は夏ののぼり馬の存在。今年はインフルエンザの影響で入厩馬の制限もかかり決して条件戦のレベルが高かったとはいえない。そんな中唯一春とは違う一面を見せたのがレインダンス。厳しいローテーションの中しっかりと33.9で上がりの競馬をみせた桜花賞。オークスは距離が長かったのか、厳しいローテーションがひびいたのかいつもの切れは見れなかったが、少なくともこの舞台はこの馬にとってもチャンスあり。ニホンピロシェリーはダートで2連続で圧勝。父アドマイヤベガ、母父シンボリルドルフからも芝の適性はありそう。未勝利戦で3戦未勝利に終わっているがここはもう一度一発を狙ってみたい。他にはブリトマルティス、父スペシャルウィーク母の父メジロライアンからもこの秋注目の一頭。