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2007年08月14日
2007 青春・佐賀総体 - 卓球 ダブルス - [ 2007青春・佐賀総体 ]
団体ではベスト8で敗退、悔しさをバネに挑んだ卓球の日南学園、加藤・天野組は激戦のパートで接戦を制し、決勝戦に進出。香川尽誠学園の若宮,前田組との決勝は2-2で迎えた最終セット、6-10の相手のマッチポイントから奇跡の6ポイント連取で逆転勝ち。悲願の全国制覇を達成した。男子の宮崎商業福田,楠田組、宮崎工の中村(彰),富田は2勝をあげるものの3回戦で敗退、女子の日南学園鈴木,清組は1回戦で敗退した。男子のダブルスは青森山田対決となり水谷、松平(賢)組が松平(健)、上田組を3-0でやぶり団体に続き2冠を達成。
(文・撮影:黒田 健)
2007 青春・佐賀総体
期日:平成19年7月28日(土)~8月20日(月)
会場:佐賀県総合運動場陸上競技場 全73会場
HP:2007 青春・佐賀総体公式HP http://saga-soutai.jp/official/index.htm
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◆◆ 男子 ◆◆
会場:佐賀県総合体育館
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1回戦 8月11日
福田,楠田(宮崎商:宮崎) 3-1 米村,山添(鳥取東:鳥取)
(11-6 9-11 11-5 11-5)
中村(彰),富田(宮崎工:宮崎) 3-2 上野,岩本(滝川:兵庫)
(13-11 11-3 9-11 8-11 11-9)
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2回戦 8月11日
福田,楠田(宮崎商:宮崎) 3-0 苗加,奥原(高岡龍谷:富山)
(11-6 11-9 11-5)
中村(彰),富田(宮崎工:宮崎) 3-1 日根野,浜田(旭川実:北海道)
(11-13 11-4 11-9 12-10)
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3回戦 8月11日
谷口,石井(東山:京都) 3-1 福田,楠田(宮崎商:宮崎)
(8-11 11-4 11-7 11-4)
沢畠,竹原(文星芸大付:栃木) 3-2 中村(彰),富田(宮崎工:宮崎)
(5-11 9-11 11-3 11-9 12-10)
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決勝戦 8月14日
水谷,松平(賢)(青森山田:青森) 3-0松平(健),上田(青森山田:青森)
(11-4 11-5 11-9)
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◆◆ 女子 ◆◆
会場:佐賀県総合体育館
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林,藤末(夙川学院:兵庫) 3-1 鈴木,清(日南学園:宮崎)
(11-2 11-5 6-11 11-9)
加藤,天野(日南学園:宮崎) 3-0 倉田,村田(浜松開誠館:静岡)
(11-5 11-8 11-8)
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2回戦 8月11日
加藤,天野(日南学園:宮崎) 3-1 大庭,多久和(明誠:島根)
(12-10 11-9 9-11 11-2)
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3回戦 8月11日
加藤,天野(日南学園:宮崎) 3-0 西村,尉孟暁(滋賀学園:滋賀)
(11-7 11-8 11-2)
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4回戦 8月12日
加藤,天野(日南学園:宮崎) 3-2 徐珍,金武(中村学園女:福岡)
(11-8 7-11 7-11 11-7 11-9)
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準々決勝 8月12日
加藤,天野(日南学園:宮崎) 3-1 坂本(夕),須磨(就実:岡山)
(9-11 11-6 11-7 11-8)
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準決勝 8月13日
加藤,天野(日南学園 3-0 鳥居,笠原(市川:兵庫)
(11-9 11-7 11-9)
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決勝 8月13日
加藤,天野(日南学園:宮崎) 3-2 若宮,前田(尽誠学園:香川)
(8-11 11-5 8-11 11-8 12-10)
宮崎の夢、日南学園の夢ここにかなう!加藤・天野組、卓球女子ダブルスで市川高校の鳥居,笠原をやぶり日本一に。昨年団体でベスト4に入り今年こそはと挑んだ団体でもベスト8で敗退。そんな悔しさをぶつけて挑んだダブルス決勝では、相手の早い攻撃に大苦戦。2-2でむかえた最終セットは相手に2-8でリードをゆるしその後反撃するものの6-10のマッチポイントまで追い込まれる。あと一点の絶体絶命の大ピンチに・・・。そこから奇跡の6ポイント連取で加藤・天野組が優勝。あきらめない気持ち、1ポイントずつを大切に。そんな2人と応援団する人の気持ちがひとつになった瞬間だった。
天野選手コメント:優勝した瞬間はあまり実感がなくて、涙もでてこなかったんです。試合は最初から緊張しっぱなしでした。シングルスで負けたあとのダブルスで頑張らないとと気持ちを切り替えれたのがよかったです。加藤は小4のころから知り合いで日南学園に進学してからは寮もクラスも一緒で24時間ずっと一緒にやってきました。体は小さいけれど気が強くてずっと自分を引っ張っていってくれました。最後まであきらめない加藤の気持ちについっていった結果です。団体では優勝は出来なかったけど来年は後輩に団体でも優勝してもらいたいです。
加藤選手コメント:相手の応援がすごくて1本目を決められた瞬間すごい歓声があがりビックリしましたが、自分達にも一緒にやってきた沢山の味方がいると信じて頑張りました。相手にマッチポイントををとられても選抜でも同じような場面から逆転勝ちしたこともあり、自分達の力を信じて頑張れました。いろんな話をする事ができて天野は頼りになるパートナーで日南学園にきてすごくいい出会いがあっと思います。優勝は自分達だけのものではなく皆の応援にも感謝していますし、皆でツライ練習を頑張って乗り越えててきた結果で皆で感動できた事が本当に嬉しいです。
西谷監督コメント:あきらめずに最後まで頑張った高校生らしい試合を見せてもらって感動しました。これで子供たちも苦しい練習も忘れる事が出来たと、また父兄の方々にも理解していただけると思います。1,2年生は新しいチームとしてスタートを切る事になりますがこの経験はきっと新しいチームの力になると思います。
投稿者 pawaspo : 2007年08月14日 00:10