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2007年02月26日
"ホークスサヨナラ勝ち"でオープン戦初戦を飾る! [ 野球 ]
◆王監督復帰初戦は劇的な幕切れに!
2月24日(土)アイビースタジアム(宮崎市)にて、今年のオープン戦初戦となる試合、「福岡ソフトバンクホークス」VS「西武ライオンズ」戦が行われた。注目の王監督の復帰初戦となったこのゲームだったが、試合内容は9回まで沈黙を続けたホークス打線が最後に意地を見せて大爆発!結果2-1で西武ライオンズに逆転勝ち。"負けない"執念を感じたゲームに今年のホークスの強さを垣間見る事ができた。なお本県出身の選手達も活躍した。西武ライオンズ赤田選手(日南学園)は先発出場しタイムリーヒットを放ち元気なところをみせた。福岡ソフトバンクホークス井手選手(日南学園)も途中出場したが、センターへの大飛球を放つも先輩である赤田選手にキャッチされる不運なところもあったが、会場は大いに盛り上がった。
(文・撮影:黒田 健)
◆福岡ソフトバンクホークス公式ホームページ↓
http://www.softbankhawks.co.jp/
◆西武ライオンズ公式ホームページ↓
http://www.seibu-group.co.jp/lions/
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●試合結果
西武 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 2x 2
(西):グラマン-岩崎-岡本-山本歩-山崎
(ソ):甲藤-山村-森福-柳瀬
勝:柳瀬(1勝0敗0S) 負: 山崎(0勝1敗0S)
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●試合内容
1回表
ホークス初戦の先発はプロ2年目の甲藤、死球でランナーをだすものの牽制で刺し3人で西武打線を押さえる。
1回裏
西武先発グラマンは長身から投げ下ろす速球とキレのある変化球でホークス打線を3者凡退に抑える。
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2回表
1死からG佐藤がレフト前にヒットも後続が押さえられ無得点。
2回裏
先頭の多村が四球で出塁、2死後に江川も四球で出塁するものの後続が倒れ無得点。
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3回表
1死後大島が2塁打で出塁。ここで赤田が上手くセンター前に運び1点先取!!後続が倒れるも1-0で西武リード。
3回裏
好調本多が好投グラマンから初安打を放つものの後続が抑えられ無得点。グラマンは3回1安打無失点の好投。
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4回表
栗山、中村が連打で出塁も銀仁朗を2フライに打ち取りこの回無得点。甲藤は4回1失点も球にキレは感じられた。
4回裏
先頭の多村は3ゴロに倒れ後続も2番手岩崎にきっちり抑えられ無得点。多村はこの回で交代。
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5回表
2アウトから片岡がヒットで出塁もホークス2番手山村が中島をライトフライに打ち取り無得点。
5回裏
西武2番手岩崎がホークス打線を3者凡退に押さえる。岩崎は2回無失点、今日内容を見る限り今年はかなり活躍しそう。
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6回表
山村が3者凡退に押さえ西武は無得点。
6回裏
西武はこの回から3番手岡本が登板。2死から井手がレフト前に運び出塁し宮崎のファンからあたたかい拍手が送られたが後続が倒れ無得点。
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7回表
ルーキー森福が打者のタイミングを狂わす絶妙のピッチングで西武下位打線を3者凡退に抑える。
7回裏
1死後この回から登板の西武山本が松田のあたりを右こめかみにうけ、そのまま退場。急遽登板の山崎が江川に2塁打を打たれるものの高谷を押さえ3アウト。
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8回表
この回も森福が三者凡退に押さえ2回ノーヒット無失点の最高の内容。
8回裏
先頭の斉藤秀がヒットで出塁。2死後井手のセンターへの大飛球を西武赤田がキャッチしチェンジ。抜ければ同点の場面であっただけに、井手は惜しいチャンスを逃した。
試合後赤田選手コメント
「あそこは僕の見せ場ですから・・・。」
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9回表
ホークスは柳瀬が登板。1発のある西武、後藤、G佐藤、栗山をきっちり押さえた。
9回裏
先頭の代打仲澤が2塁打で出塁、1死後松田がピッチャー強襲のヒットで出塁、続く江川がきっちりレフト前にはじき返し同点。領健が粘り四球を選び満塁のチャンスに斉藤秀がライトオーバーのタイムリーで劇的な逆転勝ちで福岡ソフトバンクホークスがオープン戦初戦を飾った。
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●パワスポ黒田の感想
ファンと選手が一体となったキャンプを行っていたホークスが勝ちに執念を見せた!一丸野球で今年初勝利を飾ったホークスだが、主力の出場していない今日の試合でもチームとしての成熟を感じた。最後まで粘った西武ライオンズからもチームの伝統である細かい野球が感じられたが、戦力という意味ではソフトバンクの力が一歩リードしているように思われる。もちろん前記の両チームは今年のパシフィックリーグを盛り上げる上で欠かせないわけだが、その他のチームでいえば、昨シーズンから戦力の落ちた日本ハムよりWBCの影響で本来の力が出せなかったロッテの方が面白そうに感じる。目下"1強ホークス"といった感もあるが、とにかくリーグ前半戦から西武、ロッテがどれだけ食らい付くかに注目したい。そして地元宮崎出身の選手としては、赤田選手(日南学園)はすっかり西武の顔として存在感をアピールしているし、またホークス井手選手(日南学園)も走攻守三拍子揃った選手として今年は活躍しそうである。
投稿者 pawaspo : 2007年02月26日 10:52