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2006年12月26日

第85回選手権代表校強化練習会 in 綾 [ サッカー ]

 4日間にわたって行われた選手権代表校強化練習会は宮崎県代表鵬翔高校を始め神村学園(鹿児島)、高川学園(山口)大分鶴崎(大分)香川西(香川)広島皆実(広島)の6校が参加。4日間で5試合というハードスケジュールの中鵬翔は3勝1敗1分の上々の内容で本番前の練習試合を終えた。

日時:平成18年12月22日(金)13:30 ~25日(月)
会場:綾錦原サッカー場・てるはドーム運動広場

(レポート:黒田健

メイン01 メイン02
メイン03 メイン04

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試合結果

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●12月22日 鵬翔4-1神村学園 (80分)

鵬翔-神村学園01 鵬翔-神村学園02
鵬翔-神村学園03 鵬翔-神村学園04

試合開始早々は神村学園が早いパス回しでペースでつかむが、試合が進むにつれて鵬翔が相手のDFの裏のスペースにボールを入れチャンスをつかんだ。右サイドからのボールを太田がつめてまず先制すると、前半は太田、角島のゴールで2点を追加してリードを広げる。後半になっても鵬翔の攻撃は続き太田がハットトリックとなる4点目を決め快勝。激戦区鹿児島を勝ち抜いた神村学園を相手に快心のゲームで1試合目を終えた。前線の太田、角島のFWコンビの動きはよく、怪我で離脱の山本(マリノス内定)の不在を感じさせない内容の働き。選手層の厚さを感じたゲーム。

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●12月23日 鵬翔5-2高川学園 (80分)

鵬翔-高川学園01 鵬翔-高川学園02
鵬翔-高川学園03 鵬翔-高川学園04

高川学園(多々良学園が校名変更)は昨年ベスト4の強豪。昨年の選手権を経験している選手も多く、試合前は苦戦が予想されたが、前半から鵬翔は持ち前のつなぐサッカーでペースをつかみ加藤のゴールで先制。すぐに1点を返されたが好調太田がゴールを決め前半は2-1でリード。後半にも3点を奪い相手の攻撃を1点に抑え5-2で快勝。中盤の選手の攻撃力の高さが点数につながったゲーム。

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●12月24日 鵬翔3-3広島皆実 (80分)

鵬翔-広島皆実01 鵬翔-広島皆実02
鵬翔-広島皆実03 鵬翔-広島皆実04

総体優勝広島観音を破り選手権出場の広島皆実は選手権でも優勝候補に挙げられる強豪校。フィジカルの強い相手に鵬翔がどう戦うかに注目が集まった。開始早々皆実に1点を奪われた鵬翔はすぐさまコーナーキックからの1点を奪い返し同点に追いつくが前半にコーナーからのヘディングシュートで逆転を許しそのまま前半は1-2でリードを許したまま終わる。後半に入ってもカウンターで1点を失いリードを広げられるが、ここでエンジンのかかった鵬翔はすぐに相手のバックパスを奪い1点を返し、後半終了間際に角島がシュートを放ちはね返ったところを加藤が押し込んで同点に。試合は引き分けに終わったが2点リードから追いついた内容は選手権に向けていい経験に。

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●12月25日 鵬翔1-2香川西 (40分)

鵬翔-香川西01 鵬翔-香川西02
鵬翔-香川西03 鵬翔-香川西04

香川西は鵬翔に負けず劣らずタレントの揃った攻撃型のチーム。注目の三野田、景野など1、2年生が多いのも特徴。鵬翔は波に乗られると怖い相手にいきなりカウンターから1点を奪われる。福田のオーバーラップからのクロスを角島がヘディングであわせて同点に追いつくも、終了間際に1点を奪われ2-1で終了。DFに少し不安の残った試合内容。ゴールを守る1年生GK横畠にとっては今練習会は様々な対戦相手とやれるいい機会になった。大きな才能を持った選手だけに、本番で成長を遂げてくれれば国立も夢ではない。

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●12月25日 鵬翔5-1大分鶴崎 (40分)

鵬翔-大分鶴崎01 鵬翔-大分鶴崎02
鵬翔-大分鶴崎03 鵬翔-大分鶴崎04

最後の試合となった大分鶴崎戦は本番に向けて最高の内容。角島がゴール前で相手DFをキックフェイントで上手くかわし先制。1点を追加した後には再び角島が相手のバックパスを奪い3点目、1点を返された後太田がゴール前で相手ボールを奪い1点追加。最後は角島が再び決め40分で5点を奪い快勝。文句のつけようのない最高の形で本番を迎える。

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●練習会を終えて

練習会01 練習会02
練習会03 練習会04

県大会決勝での山本の骨折による不在をどう選手がカバーして新しい形を作っていくかがこの練習会の注目点であったが、角島、太田の両FWはこの冬を向かえ大きく成長して決定力を身につけていた。角島は春先に比べてボールの受け方が良くなり、勝負どころでのアイディアにも成長を感じた。攻撃陣では加藤、玉置のサイドをつく攻撃の精度があがり、ミドルシュートにも期待が持てるようになった。DFからポジションをボランチに変え中盤の底を支える大久保、アイデア豊かな蒲原の攻守にわたる活躍も目立った。激しく当たられながらもポイントでは前線に良いパスを提供するキャプテン福田、1年生でU-17代表候補の横山、福元のセンターバックコンビは試合を重ねるにつれ安定、右サイドバックの樋口の攻撃参加で存在感をみせた。そんな中今大会一番注目したいのはGKの横畠。守備範囲の広さは1年生とは思えないほど広く、キックの精度も高い。試合終盤にスーパーサブとしてFWで出場してもいいかと思うのは僕だけだろうか?将来が非常に楽しみだが、もちろん今大会の鍵をにぎるのはこの選手。勢いに乗れば国立も夢ではない。

投稿者 pawaspo : 2006年12月26日 14:39

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