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2006年12月17日
2006年日本フットボールリーグ入替戦 [ サッカー ]
第1戦 ホンダロック vs FC岐阜
12月17日(日)1117人の大観衆が見守る中、日本フットボールリーグ入替戦「ホンダロック vs FC岐阜」が都農町藤見総合運動公園陸上競技場で行われた。もう後が無いホンダロックの今回の相手は全国地域リーグ決勝大会2位の岐阜FC。この日はJFL生き残りをかけた地元での戦いということもあり、ホンダロック陣営は選手をはじめ関係者やサポーターもいつも以上に力がはいっていた。しかし小雨が降り風が吹き荒れる肌寒い天候の中行われた試合は、上のカテゴリーを目指す岐阜FCの圧倒的な攻撃力の前に、ホンダロックは力をだす事ができず4-0の惨敗におわった。アウェイゲームがもう一試合残っているとはいえ、残留への望みはほぼ絶たれた。次戦(23日)は来季へ向けてなにかきっかけをつかむようなゲームを望みたい。
(レポート:黒田 健)
■ホンダロック方式ホームページ↓
URL:http://www.hondalock-sc.info/
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●ホンダロック 0-4 岐阜FC
前半0-0 後半 0-4
ゴール
48分 中尾康二(FC岐阜)
63分 片桐淳至(FC岐阜)
74分 北村隆二(FC岐阜)
89分 森山泰行(FC岐阜)
●前半
昇格へ向けての戦いとなるFC岐阜の選手は硬さがみられ何度かのチャンスを得るもゴールは決まらない。前半に関してはホンダロックの選手の方が運動量も多く、何度かゴール前でチャンスをつかむが決定力のなさは相変わらずでゴールを奪えずにゲームは0-0のまま進んだ。このまま前半が終了するかと思われた前半36分、ホンダロックの下木屋が混戦の中、相手選手を蹴ってしまいラフプレーで一発退場。混戦の中ボールを蹴ろうとしたようにも見れたが・・・。前半は何とか0-0のまま折り返したホンダロックも雰囲気は重い感じに。カードをもらって不利に、退場者を出して試合をつぶす、今年はそんな試合を何試合も見たような気がした・・・。
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●後半
後半開始から岐阜は攻撃的にシステムを変え一気に勝負に出た。Jリーグで活躍していた選手が多く明らかに戦力的には上の岐阜に対して10人のホンダロックはカウンター攻撃で何とかチャンスをつかもうとするが48分。左サイドのCKから平岡直起がシュートしそのボールをゴール前にいた中尾康二が当ててコースを変えたボールがゴールマウスに吸い込まれていった。このゴールで圧倒的優位に立った岐阜は63分にカウンターから片桐淳至が抜け出し落ち着いてゴールを決め2点差。74分には北村隆二が決め3点差。最後は交代出場の森山泰行がゴール前でしっかりと押し込み4点目のゴールを奪った。盛り上がる岐阜サポーターの前に最後まで応援を続けるホンダロックサポーター。しかし無常にも試合は4-0のまま終わり、JFLへの残留の道はほぼ絶たれた。
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●総評
力の差は戦前から感じていたが、ホームでの意地をホンダロックが見せてくれるものと信じての取材。岐阜の報道陣を驚かせたサポーターの応援も選手には伝わらず4-0という絶望的な結果で初戦を終えてしまった。名古屋グランパスから加入の森山、ガンバをはじめ数々のチームで活躍してきた小島など、元Jリーガーの名前が岐阜のメンバー表に。岐阜をJにのもとに集まった選手達にとってここはあくまでも通過点。これに対してホンダロックは昨年の教訓を活かすことなくJFL最下位。しかも佐川2チームの合併など様々な要因が味方してのこの舞台。上を目指すチームと留まることを目標としたチームではモチベーションが違いすぎた。あと一試合残ってはいるが来季へ向けての大きな経験として活かして欲しい。緑に染まった岐阜のホームで1点でも多く泥臭いゲームを見せてくれれば何が起こるのかわからないのがサッカー。可能性は限りなく0に近いが・・・。
投稿者 pawaspo : 2006年12月17日 23:39
コメント
自分は初めてJFLの 生の試合を見ましたがかなり白熱して凄かったです!!自分は城選手とよく話すけど「やっぱり強いしプロの選手が多くてうまい」て話してたようにFC岐阜は一人一人がうまかった。前半の終わり前にホンダロックが退場したのが痛くそれまではいい試合をしてましたが一人減った事により流れがFC岐阜にいき後半は完全にやられたて感じでした。九州リーグでも頑張ってもらいたいです!!
投稿者 ☆日南市飯田圭織LOVELOVE☆ : 2006年12月25日 20:11