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2006年11月26日
リコーカップ関連レポート~大会最終日 [ ゴルフ ]
■LPGA ツアーチャンピオンシップ リコーカップ Final Round
~宮崎カントリークラブ(宮崎市)
昨日から続く雨の中、今季女子プロゴルフツアーの締めくくりとなる『LPGA ツアーチャンピオンシップ リコーカップ』最終戦が宮崎カントリークラブ(宮崎市)で行われた。3rd ROUNDを終えて通算-6でトップに並んでいた横峯さくらと諸見里しのぶ。この日最終組でラウンドに望んだ両選手のプレーには互いの意地とプライドがぶつかる場面が随所に見られ、6番ホールまではバーディーを決めれば相手もバーディーを決めるなど、息もつけない程の大接戦となりギャラリーを沸かせていた。しかし、7番・9番・15番ホールで横峯がバーディーを決め3打差となった17番ホール。諸見里は2ndショットがうまく決まらずグリーン左の深いラフへ…。しかし、直接チップインを狙うもうまく決まらず・・・。結果4オン3パットの3ボギー!終わってみれば順調にスコアを伸ばしていった横峯が2位7打差と大差をつけ今季の目標としていた3勝目、そして国内メジャータイトル初の優勝となった。一方、この日首位から3打差の3位スタートとなったディフェンディングチャンピオン、大山選手(宮崎)は通算-1の5位タイ。+1の8位だった宮里選手はこの日67と実力を見せるも2位タイの-4という結果だった。
(撮影・文:黒田 健 文:木原ケイ)
▲左:優勝の横峯さくら 右:健闘を称えあう横峯選手・諸見里選手
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●スコア~最終ラウンド終了時
RUNK/NAME/TOTAL/1st/2nd/3rd/4th
優勝
-11 横峯さくら 277 73 67 70 67
2位
-4 宮里 藍 284 72 74 71 67
-4 李 定 垠 284 76 69 71 68
-4 諸見里しのぶ 284 69 72 69 74
5位
-1 上田桃子 287 75 71 72 69
-1 李 知 姫 287 74 69 73 71
-1 大山志保 287 73 71 69 74
8位
0 飯島 茜 288 73 73 69 73
9位
+1 不動裕理 289 75 72 72 70
10位
+3 全 美 貞 291 74 74 68 75
11位
+5 茂木宏美 293 75 72 71 75
12位
+6 ウェイ ユン ジェ 294 74 74 73 73
+6 肥後かおり 294 73 75 73 73
+6 辛 炫 周 294 73 73 74 74
15位
+8 N.キャンベル 296 73 76 76 71
+8 天沼知恵子 296 76 75 71 74
17位
+9 福嶋晃子 297 82 69 76 70
+9 西塚美希世 297 74 77 73 73
19位
+13 中田美枝 301 77 72 80 72
20位
+14 古閑美保 302 80 76 74 72
+14 藤田幸希 302 76 75 76 75
22位
+15 服部道子 303 78 76 77 72
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●ラウンドレポート
最終日のレポートは、横峯・諸見里両選手の熱戦の模様を中心にレポートする。若い世代の両選手の熱い戦いをお楽しみ頂きたい。
(数字は通算の成績)
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●1H--355y--Par4
・横峯 さくら(バーディー) -7
・諸見里 しのぶ(バーディー) -7
2選手共にメジャー初制覇に向けてのラウンドとなるこの日。天候はあいにくの雨だが、両者共に気合の入った表情でティーショットへ向かう。しかし横峯は気合が空まわりしたか、それともプレッシャーからなのか2ndがグリーンを捉えきれない。逆に諸見里は2ndがピンそばへピタリと合わせる完璧なショット!なんなくバーディーとした。一方、横峯はプレッシャーのかかる場面だったが、快心のチップインバーディー!いきなりスーパーショットが飛び出し、今日の接戦を予想させた。
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●2H--560y--Par5
・横峯 さくら(パー) -7
・諸見里 しのぶ(パー) -7
先ほどチップインバーディーを奪った横峯だが、なかなかショットが安定せず1st・2nd共にラフへ。なんとか3オンするも長い距離のパットを残す・・・。一方諸見里のショットは安定しており、ピタリとピンそばへ3オン!が、互いにパットが少しあわず2パットとなり、このホールは共にパーとなった。しかし横峰、長いバーディーパットも距離感はピタリ!大会を通しての好調さはキープできているようだ。
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●3H--405y--Par4
・横峯 さくら(パー) -7
・諸見里 しのぶ(パー) -7
グリーン手前左右に深いバンカーが構える3番ホール。共に2ndでグリーンオンし、バーディーチャンスだがパットが共に若干短く、このホールも共にパーとした。
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●4H--358y--Par4
・横峯 さくら(パー) -7
・諸見里 しのぶ(パー) -7
1stはともにFW真ん中へ。2オンに成功するがピンまでかなりの距離を残す。若干パットの距離が合わない横峰。対する諸見里のバーディーパットは距離感はピタリ!ついに均衡が破れるか?というパットだったが、ほんの少し横へはずれてしまいこのホールも共にパー。
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●5H--190y--Par3
・横峯 さくら(パー) -7
・諸見里 しのぶ(パー) -7
本日初のショートホール。ピンから3~4mのバーディーチャンスにつける横峰。対する諸見里はグリーンオンするもボールが止まらずピン奥のラフへ!またしても均衡が破れそうな場面。不利な状況の諸見里のアプローチは若干弱くピンそば1~2mへ。そして横峰のバーディーパット。しかし芝の読み違いからか右にそれてしまいこのホールもパー。諸見里がパーパットを沈め、またもや両者共にパーセーブ。ピンチを切り抜けた諸見里とチャンスを逃した横峰。このホールが後に影響してしまうのか?
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●6H--358y--Par4
・横峯 さくら(バーディー) -8
・諸見里 しのぶ(バーディー) -8
降り続いた小雨が小康状態へ。1st・2ndを両選手共にキチッと決め2オン。そして注目のバーディーパットを先に決めたのは横峰!ピン右奥7~8mからのロングパットを見事に決める。そしてピン左約5m程の距離からの諸見里のバーディーパット。重圧のかかるこの場面、慎重に慎重に芝を読みきっちり決めた!またしても差はつかなかった。
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●7H--410y--Par4
・横峯 さくら(バーディー) -9
・諸見里 しのぶ(パー) -8
ドッグレッグの7番ホール。横峰の2ndはピンそば左、諸見里の2ndはピンそば右へと共に譲らずナイスオン!ピン奥から下がり傾斜のついているグリーンでのパット、先に打ったのは諸見里。右下がりのバーディーパット…、しかしわずかにそれてしまう!!それを参考にしたのか、横峰は左下がりのグリーンをキチッと読み、待望のバーディー!ついに均衡が破れ横峰、1打差をつけて単独首位となった。
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●8H--170y--Par3
・横峯 さくら(パー) -9
・諸見里 しのぶ(パー) -8
このまま勢いをつけたい横峯だが、1stが左バンカーへ!対して諸見里はピン左奥6~7mにナイスオン!ピンチの後にチャンスありという展開になる。が、キチッとバンカーからのアプローチをピンそば約5mへ決める横峯!注目の諸見里のバーディーパットとなった…。しかしこれが決まらない。ボールがカップからほんのわずか数センチずれてしまう!結局共にパー。横峯、ピンチをしのいだ。
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●9H--490y--Par5
・横峰 さくら(バーディー) -10
・諸見里 しのぶ(パー) -8
またしてもチャンスを掴みきれなかった諸見里。注目の9番ロングホールは両者共にチャンスが広がる。テンポよく3オンする諸見里に対し、1stがラフに入った横峯の2ndは思い切ったショットで果敢にグリーンを攻める!残念ながら2オンは出来なかったが、グリーンエッジからのアプローチはバーディー獲得へ充分な距離。対してピンから約6~7mのバーディーパットとなった諸見里は、残念ながらピンの右をかすめ、またしてもバーディーを逃してしまう。慎重に芝を読む横峯。思い切って打ち出されたボールは見事にカップに吸い込まれ!このホールでも1打差をつけ、前半終わって通算で2打差をつける展開となった。
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●10H--341y--Par4
・横峯 さくら(パー) -10
・諸見里 しのぶ(パー) -8
またしても雨が降り出した後半スタートの10番ホール。2ndでピンそばにつける諸見里。そして横峯の2ndがバンカーのヘリに当たるも、転がった方向が良くナイスオンする。若干パットの短い諸見里、そして横峯はボール一つ分ずれてしまい、このホールも共にパーセーブとした。
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●11H--485y--Par5
・横峰 さくら(パー) -10
・諸見里 しのぶ(パー) -8
早く追いつきたい諸見里。2オンを狙った横峯のショットがバンカーに飛び込みチャンスを迎える。が、ここで横峯またしても信じられないスーパーショットを決めてしまう!果敢に攻めた結果、ボールはピン横約3mバーディーチャンスの位置につける!共に3オンの両者、長い距離になった諸見里のパットは多少ずれ、横峯のパットは多少短い。結局、このホールもパーセーブとなった。
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●12H--140y--Par3
・横峰 さくら(パー) -10
・諸見里 しのぶ(パー) -8
一段と雨の強くなってきた12番ホール。共にピンそば数mの距離にキチッと1stショットを決める。バーディーパットが若干それてしまった諸見里。横峯には絶好のチャンスが訪れた!しかし横峯のパットの瞬間何かが邪魔したようで、手で払っていた…。そしてボールはカップを蹴ってしまう!後で写真で確認したが、どうやら虫がその瞬間顔に止まった様である。共にパーとなったが、この展開が後にどう響いてくるのか…。
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●13H--495y--Par5
・横峯 さくら(パー) -10
・諸見里 しのぶ(バーディー) -9
思わぬアクシデントに見舞われた横峯。動揺してしまったのか、1stが右バンカーへ!しかしボールは埋まらなかったようで、そのままロングクラブで2ndを打つ。対する諸見里、キチッと3rdをピン奥約7~8mの距離へナイスオン!3オンを狙った横峯のショットは、若干乱れバンカー奥のラフへ…。果敢にチップインを狙うが、ピンそばで止まってしまう…。そして諸見里はキチッとバーディーを奪い、横峯に2打差と迫った。
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●14H--383y--Par4
・横峯 さくら(パー) -10
・諸見里 しのぶ(ボギー) -8
ついに1打差に迫った諸見里だが、1stが右松林のラフへ!深いラフだった様で、FWに戻すだけのリカバリーとなった。対する横峯はキチッとピンそばへ2オンに成功。何とかパーをキープしたい諸見里だが、3rdはグリーン手前へ。もちろんチップインを狙いに行くも、残念ながら外れてしまいこのホール痛恨のボギーとなってしまった。横峯はキチッと2パットで決めパーセーブとした。
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●15H-413y--Par4
・横峰 さくら(バーディー) -11
・諸見里 しのぶ(ボギー) -7
またしても2打差となった両者。気を取り直したい諸見里の1stはFW中央をキープ。一方、横峯は右のラフに捕まってしまう・・・。14番ホールと逆の展開だが、ここで横峯がグレイトショット!ラフからピン手前約6~7mの距離へナイスオンを決める。プレッシャーからか、諸見里は2オンするもピンから約20mは残しているであろうロングパットとなってしまった。寄せるだけになってしまった諸見里に対して、横峯はきっちりバーディーを決める!思わずガッツポーズの飛び出す横峯!!そして諸見里はパーパットを外してしまう…!結局ボギーとなったこのホール。残り3ホールで3打差と、横峯が優勝に一歩近づいた。
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●16H--175y--Par3
・横峯 さくら(ボギー) -10
・諸見里 しのぶ(パー) -7
このまま突き放したい横峯だが、1stはまたしてもバンカーへ。このチャンスを生かしたい諸見里だが、1オンせずグリーン左のエッジへ。横峯の見事なバンカーショットでリカバリー。対する諸見里のバーディーパットははずれてしまう!思わず首をかしげる諸見里だが、パーをサーブした。同じくここでしっかりとパーセーブをしておきたい横峯のパットはわずか数センチ足りず入らない・・・・・思わずギャラリーからもため息が漏れる。結局このホールボギーとし、またしても3打差へ。
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●17H--317y--Par4
・横峰 さくら(パー) -10
・諸見里 しのぶ(トリプルボギー) -4
いよいよ残り2ホール。何とか追いつきたい諸見里の1stはFW右に位置するも、前方の松が邪魔する最悪の位置へ…。対する横峯は2ndをピンそばへキチッと決め、プレッシャーを与え続ける。なかなか打てない諸見里だが、意を決して打った2ndはグリーン左のラフへ!しかもまたしても木が邪魔する状況に!!今回のコースの中で、一番むずかしいとされる17番のグリーンへのアプローチショット。何度も何度も入念に周りの状況を確認する諸見里。そして運命の3rd……、これがグリーンに届かない!!対する横峯は早いグリーンを読み、優しくパッティングするがわずか数センチ足りずにパー。そして、優勝は遠のいたものの順位争いの事を考えると、是が非でもボギーに留めたい諸見里だが、結局このホール4オン3パットのトリプルボギーとなってしまった……。
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●18H--400y--Par4
・横峯 さくら(バーディー) -11
・諸見里 しのぶ(パー) -4
そして今年度のLPGAツアーの最終ホール。いつの間にか雨も上がり、空には青空が広がっている…。地元宮崎に拠点をく横峯の優勝をこの目で見ようと大勢のギャラリーの見守る中、横峯は1stを右FWへ、2ndをピン奥7~8mにナイスオンさせた。一方、あと一歩突き抜けることができず後退してしまった諸見里の1stはFWから少し外れた右のラフへ、2ndは若干グリーンに届かない。しかし、多くのギャラリーが、この素晴らしい戦いを繰り広げた両選手にむけて大きな拍手が沸き起こった。最後はしっかりとアプローチショットを決めパーセーブとした諸見里選手。そして、いよいよ待ちに待った瞬間…。何度も何度も、慎重に慎重を重ねグリーンの状態を見極める横峯…。横にはキャディを務める父、良郎さんの姿も。そして、今日最後のパットが「コトン」とカップに収まった…。この瞬間、横峯さくら選手の今季3勝目、そして国内メジャータイトルの初優勝が決まった!
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●横峯さくら~試合後のコメント
素直に嬉しいです。ゴルフは何があるか分からない、安心できたのは18番でセカンドがグリーンにのってからですね。今日は納得できるプレーは出来たんですけど、その中でも課題が残って、まだまだだなということもあります。15番なんかが自分に運が向いていた、と思います。冷静にしてましたね、今日は。1番は3パットする距離ほどあったんですけど、入ってくれて。18番は入ると思わなかったんです。昨日言っていた状況判断が出来たと思います。2人ともすごくいいプレーをしていたので、どうなるか分からないと前半思いました。父とは色々やりとりしてました、打つ前にどうでもいい独り言をしゃべってたりするので(笑)。でも、自分の中で動揺しないというかイライラしなくなったことが良かったと思います。父の言っていることがあっていると思えばそうしますし、違うと思えば自分の考えでやりました。今年は2勝してからモチベーションがなかったんですけど、今日勝ってやはり、勝つ事とそうでない事の違いを改めて感じました。技術的にもメンタル的にも成長出来、ほんとにいい年になったと思います。DPTのテレビマッチの時に青木さんのアドバイスがすごく大きくて。パッティングについて「短くもって」といわれたのが一番ですね、安定しました。メンタル面では攻める気持ちを忘れないということですね。宮里さんが、帰ってきてすぐ勝って「日本の女子プロ界は何やってんだ」ということだと思うんですけど、今大会は日本の選手として負けられないという気持ちがありました。今年はすごくいい経験もありいい年だったと思います。公式戦タイトルはあんまり実感はないんです。5年シードもあるし、今のところアメリカのQTは考えていないんですけど、スポット参戦はしたいと思います。
●横峯 良郎さん(さくら父)~試合後のコメント
1番ホールでグリーンエッジからのパターがチップインしたことで、うまく波に乗れた。実はあそこが一番グリーンがむずかしいホール。これで、この後もパットが全く切れなかった。狙い通りに全て打てた。今回はドライバーを2本用意していて、使い分けてみた。ラフからのスーパーショットもその成果。だが、たまに渡すべきドライバーを間違えそうになり、もう少しで僕がミスをしそうになったが(笑)
昨年に比べてさくらはかなり成長したと思う。13番でちょっとキレかかってバンカーへ打ってしまったが、イライラしていなかったらまず入れるはずがないショット。その時に本人が気付いたみたい。そしてその後アプローチが成功してパーをとったが、あの場面でパーとボギーでは大きく違っていた。精神的にもだいぶ落ち着いてきたのかな?相変わらず、僕の言葉にはイライラするみたいだけど(笑)それでも、もちろん実力が伴っていないと優勝は出来ない。人に持っていないものを見つけられたようなので、来年も楽しみだね。
(最後の握手は?)
メジャー初タイトルおめでとうと思って手を出したら「建前上ね(笑)」と言われたので、「お前も大人になったな」と(笑)
(今回の優勝のキーワードは?)
わかってるだろ?『切れない』(精神的にもパットも)だよ(笑)
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●諸見里しのぶ~試合後のコメント
今日は17番がなければ90点以上のゴルフだったんですけどこれが私の実力だなと、このままだとワールドカップで日の丸を背負うのはみっともないし、しっかりと練習をして、この悔しいおもいをワールドカップで返したいとおもいます。13番で一打差になったのですが気持ちに変化はなかったですが、15番で3パットで追い付かないかなと。今日はとどかないと思って攻めた結果、裏目にでてしまいました。
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●最終日の大山志保
大逆転を目指してスタートした地元大山志保は、1~3までパーセーブでしのぎチャンスを狙うが、4番でボギーをたたき、ここで首位との差が大きく開いた。続く5番ではティーショットでグリーンをオーバーし結果ボギーに終わり逆転の望みが薄れた。
その後はギャラリーの応援にこたえようとラウンドを続けるが結局今日は2オーバーのトータル-1で5位タイの成績に終わったが、今年の賞金女王としてラウンド終了後、表彰された。
●大山志保~試合後のコメント
やはり、今日スコアを伸ばせなかったのがすごく残念ですけど、最後まで気持ちを切らすことなくプレーできました。冷静にプレーできなかったのが連続ボギーに繋がりましたね。最初にボギーが着たのでガクッときてしまって、3パットしたり・・・。一番苦手としていたアプローチが今週はすごく良かったのがうれしいですね。パッティングと平均ストロークは絶対トップになりたかったし、不得意だったリカバリー率が上がったから賞金女王になれたと思います。課題としては、まだスイングを改造したいと思います。トップのばらつきが気になっています。今日の悔しさでこのオフ頑張れます。来年は今年以上の成績を求めるとすごく大変だと思いますけど、上を目指したいですね。それと・・・1回だけアメリカに挑戦したいと思います。もし駄目だったら日本です。それくらいプレッシャーをかけて挑みます。来年はアメリカで成績を残す事が目標です、今年以上に精神的に安定したいい年にしたいと思います。
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●最終日の宮里藍
1,2番で連続バーディー。最終日の猛チャージが期待されたが、最終組2人もスコアを伸ばしなかなか差が縮まない。6番でも3mを決め、11番、13番でバーディーを決め今日-5の67でベストスコア。最終日の頑張りで-4の2位タイでホールアウトした。
●宮里藍~試合後のコメント
今日はやっといい出だしだったし、風もなくいい条件が揃ってた。ショットもバーディ圏内につけれたし、パッティングもかみ合ってくれました。スコアを意識せずに楽しんで回りたいと思ってたので締めくくりにしては良いラウンドだったと思います。今シーズンはあっという間でした。やることが多すぎて、挑戦の1年。アメリカでやってきたことを日本で証明できた…というか力を付けれたかな。データでサンドセーブとグリーン周りが悪いのでオフの間は小技を重点的にやりたいなと思います。今年は手探りの部分があったのにこの成績を残せたので、来年は上げていければ。そのためにも技術的な部分をもっと上げていかなければ、と思ってます。
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●インタビュー~試合後のコメント
今日は首が回らない状況で、最終日にアンダーパーでまわれて良かったです。来年のWカップに向けて恥ずかしくないようなプレーをしたかなと思うし、それに繋がるいいプレーだったと思います。今年1年間で色々成長できたと思います。
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■第2ラウンドと第4ラウンドの熱い戦いを見た木原ケイの感想
横峯さくら選手と諸見里しのぶ選手の戦いは、最初から最後まで本当に見ごたえのある素晴らしい勝負でした。一方が決めればもう一方も負けじと決め返す…。まさに一進一退の攻防が繰り広げられました。最終的には7打差と、大差がついてしまいましたが勝負どころとなった17番ホールでの諸見里選手の"いちかばちか"の3rdショットには、本当にドキドキさせられました。また、横峯選手の数々のスーパーショットには、驚かされ続けました!緊迫した状態が終始続く展開の中でも両者共に最高の力を発揮し、常に上を目指していく姿にはとても感動を憶えました。また、横峯選手はじめ、宮里選手、諸見里選手は20代前半ということで、これからますますの活躍が期待されるところです。もちろんその中でも宮崎県に大変ゆかりのある横峯選手には、これからもますますの大活躍を期待したいと思います。'06年のチャンピオンシップを制覇した横峯選手、また'06年の賞金女王となった大山選手と両名の素晴らしいプロゴルファーと関りをもつ宮崎県で、また来年も熱い戦いが繰り広げられる事を期待したいと思います!!
投稿者 pawaspo : 16:41 | コメント (0) | トラックバック
2006みやざきゴルフマンス~中央通り 大感謝祭~ [ ゴルフ ]
11月の中旬から後半の二週にわたって開催された二大トーナメント(ダンロップフェニックストーナメント、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ)も11月26日(日)で終了となります。それに伴い、毎週末に行われた宮崎市商店街のイベントも11月25日(土)が最終日。昨日の若草通りでのイベントに引き続き、中央通りでは歌謡ショーやフラダンス、ゴルフミニゲーム、お楽しみ抽選会、チャリティオークションなどが行われ、週末で人通りの多い商店街がさらに活気に満ちていました。また、今回はイベントのレポートと同時に、普段より商店街を通るたびに気になっていた商品もチェックしてみましたので、合わせてご覧ください。
(文・撮影:黒田 健)
▲左:盛り上がるチャリティオークション 右:フラダンスの披露
場所:宮崎市中央通
時間:18:00~21:00
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●ゴルフミニゲーム&お楽しみ抽選会
▲左:ミニゴルフゲームで鈴を鳴らせ! 右:抽選会-こちらの商品をどうぞ
人通りも多い中、通りいっぱいに人だかりが出来ていたのがゴルフミニゲームとお楽しみ抽選会。ゴルフミニゲーム(打った球で鈴を狙う)で見事成功すると、お楽しみ抽選会の抽選券とお菓子をもらえます。その抽選券と引き換えにガラガラをまわすと・・・宮崎市内ホテル宿泊券や宮崎の特産品(伊勢海老や宮崎牛など)、さらにスポーツ関連グッズなどが当たります。しかも、見ている目の前で参加者達が次々と豪華賞品をゲットしていくのです。なんか当選率が高そう・・・。必ずジュースやお菓子はもらえるというハズレなしの抽選会、人だかりが出来るのも納得です。
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●フラダンス
宮崎の定番のショーとなったフラダンス。11月下旬、雨の降る中行われたイベントですのでフラの衣装で踊るのは寒くてかなりツライはず。しかし、そんな雰囲気を感じさせないフラダンスを披露してくれました。
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●チャリティオークション
このイベントで一番の注目なのがこのチャリティオークション。普段はなかなか手にすることの出来ないリコーカップ出場選手のサイン入りグッズがオークションに。今回出品された商品の中には、昨日の「若草通 焼酎パーティ」会場に偶然立ち寄った天沼選手にその場でサインしてもらった帽子も登場した。リコーカップ出場選手全員の額入りサインは男性2人により競った後、宮崎市の男性が4万2千円で落札。「ゴルフは好きでしていますが、このようなお宝を手にいれたのは初めてで嬉しいです。大事にします!」と喜びのコメント。このメンバーのサインは今年だけですので、貴重なお宝です。
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■吉よし
---地鶏ソーセージ 大250円 小120円
TEL:0985-29-5029
特選宮崎綾地鶏を使い和風はもちろんの事、洋風にアレンジした料理がオススメです。
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■PIZZA Vivace(ヴィヴァーチェ)
---チョコラーテ 5個入 1,000円
TEL:080-5207-8519
毎日販売していますのでおみやげにどうぞ。ピザももちろんオススメです!
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■本舗わたりだこ
---わたりだこ 1パック 10個入 500円
TEL:0985-38-8080
営業時間:19時~27時
休み:日曜、祭日
たこ焼きの本場大阪仕込みのわたりだこ。豚、鶏ガラからとったダシに秘伝のかくし粉。外はファファ、中はトロトロの食感で広がる醤油の香ばしい風味をお楽しみください。
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■にくまき本舗
---にくまき焼おにぎり 250円 ・ チーズにくまき焼おにぎり 250円
TEL:0985-20-2900
営業時間:19時~3時
中央通でも有名な美味しいにくまき焼おにぎり、きっちりと肉で巻かれたおにぎりにレタスが付いているのがうれしい。
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11月中ゴルフ一色に染まった宮崎でトーナメントに合わせたイベントが数多く行われ、宮崎市民も県外から観戦に訪れた方も宮崎とゴルフを満喫されたのではないでしょうか?また来年、より充実したゴルフマンスを期待したいですね!
投稿者 pawaspo : 09:15 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月25日
リコーカップ関連レポート~大会3日目 [ ゴルフ ]
■LPGA ツアーチャンピオンシップ リコーカップ 3rd Round
~宮崎カントリークラブ(宮崎市)
朝から降り続く雨の中行われたリコーカップ3日目は、横峯と1打差の2位につけていた諸見里が共にスコアをのばし、-6で首位に並んだ。最終組で回った二人は、1番横峯のボギーでスコアが並んだ後2,3,4番で共にバーディを奪い、序盤から他の選手を突き放したが終盤は共にスコアを伸ばせずにホールアウト。地元の大山が雨の中の悪コンディションの中、なんとかスコアをまとめ3打差の3位につけた。残すところあと二日となったリコーカップ、今日は優勝争いを繰り広げる宮崎市出身の大山のいる10組と宮崎に拠点をおく横峯の11組を中心にレポート。明日は9時15分から最終ラウンドが行われる。
(文・撮影:黒田 健 撮影:山内浩二)
▲左:横峯さくら(3R/-6/1位T) 右:諸見里しのぶ(3R/-6/1位T)
▲左:大山志保(3R/-3/3位) 右:宮里 藍(3R/+1/8位)
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●3R終了時順位
RUNK/NAME/TOTAL/1st/2nd/3nd
1位T
-6 諸見里しのぶ 210 69 72 69
-6 横峯さくら 210 73 67 70
3位
-3 大山 志保 213 73 71 69
4位
-1 飯島 茜 215 73 73 69
5位T
0 全 美 貞 216 74 74 68
0 李 定 垠 216 76 69 71
0 李 知 姫 216 74 69 73
8位
+1 宮里 藍 217 72 74 71
9位T
+2 茂木 宏美 218 75 72 71
+2 上田 桃子 218 75 71 72
11位
+3 不動 裕理 219 75 72 72
12位
+4 辛 炫 周 220 73 73 74
13位T
+5 ウェイ ユン ジェ 221 74 74 73
+5 肥後かおり 221 73 75 73
15位
+6 天沼知恵子 222 76 75 71
16位
+8 西塚美希世 224 74 77 73
17位
+9 N.キャンベル 225 73 76 76
18位T
+11 福嶋 晃子 227 82 69 76
+11 藤田 幸希 227 76 75 76
20位
+13 中田 美枝 229 77 72 80
21位
+14 古閑 美保 230 80 76 74
22位
+15 服部 道子 231 78 76 77
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●第3ラウンド試合レポート
---組み合わせ順
・第1組 古閑美保 服部道子
人気の2選手のペアリングに朝から多くの人が集まったが、2人ともスコアを崩した。
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・第2組 福嶋晃子 西塚美希世
飛距離で観客を喜ばせた福嶋は、パットに苦しみスコアを崩した。
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・第3組 天沼知恵子 藤田幸希
今大会初のアンダーパー(-1)でまわった天沼が順位を少し上げた。
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・第4組 中田美枝 N.キャンベル
中田は今日+8と大きくスコアを崩し、20位に。
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・第5組 全美貞 ウェイ ユン ジェ
今日ベストスコアの68で5位に浮上の全美貞、明日も期待したい。
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・第6組 肥後かおり 不動裕理
無難にスコアをまとめた2人。
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・第7組 茂木宏美 辛炫周
1つスコアを上げ上位に絡んできた茂木に対して、辛はスコアを2つ落とし12位に後退。
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・第8組 宮里藍 飯島茜
多くのギャラリーを引き連れてのラウンド、1つスコアを上げた宮里に対し飯島は-3で4位に浮上。
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・第9組 上田桃子 李定垠
我慢のゴルフでパープレーの上田。体調が悪いなりに頑張りをみせている。
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・第10組 大山志保 李知姫
あと少しかみ合わないゴルフの大山。バーディチャンスはたくさんあったが決めきれない。きっかけさえつかめば2連勝も。
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---大山志保
1番のパーパットが決まりガッツポーズ。悪天候の中我慢のゴルフが序盤から続いた。3番で2ndを1mにつけ、バーディを奪うがその後はおしいパットが決まらずなかなかスコアを伸ばせない。
7番で2打目をピン2mにつけたがパットが入らずパー。8番、9番もチャンスをつかむが決めきれず、パー。昨日から少しずつ良くはなっていると思うがあと少し運が足りないようなラウンド。
10-15番までも我慢のゴルフでパープレー。16番でずっと決めきれなかったパットがついに入ってバーディ。ここで勢いを取り戻し17番では6mを決め首位と3打差に。なんとか明日、優勝をねらえる位置につけ2連覇を目指す。
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・第11組 諸見里しのぶ 横峯さくら
2人のペアリングはテンポも良く前半からバーディラッシュに!優勝を目指し、マッチレースが続いた。
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---諸見里しのぶ
2,3,4番と同組の横峯と共に3連続バーディを奪い一気に首位にたった。パッティングのフィーリングが良く、ショットも安定。いくつスコアをのばすかと期待される好スタートをきった。
5-8番はおしいチャンスもあったが、スコアを伸ばせず9番に横峯がトラブルにみまわれる中バーディを奪い単独トップにたつ。
後半はスコアを伸ばせないもののしっかりとパーセーブ。我慢のゴルフが続くが17番ティショットを林に打ち込み2打目はそこから出すだけ。結局このホールはボギーに終わる。18番2打目をピンそばにつけ入れれば単独首位のチャンスも、バーディパットははずれ、-6で横峯と並び明日は最終組で同じペアリングで挑む。
---横峯さくら
諸見里とのラウンドでリズムが合うのか、序盤からアプローチが良く1番のボギーの後は3連続バーディで一気にスコアを伸ばした。
6番でもバーディを奪い、-7で単独首位になったのもつかの間、9番でバンカーにつかまり、3パットのダブルボギーでスコアをおとした。
INに入ると我慢のゴルフが続き、14番で1mのパットを決めバーディを奪い単独首位にたつが、18番2打目をショートし3打目でグリーンにのせるも2パットでボギー。諸見里と並び-6で首位で最終日を迎える。
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●試合後のコメント
●横峯さくら
今日のラウンドは、すごくもったいないなというのもあったんですけど、ラッキーもあったし、トータルでアンダーで回れているのでいいと思います。この気持ちを切らさないようにということを考えていました。(諸見里選手は)ショットも正確だし、企図し優勝して自信もついているみたいですし、いい選手ですよね。明日はトラブルになったときにいかに冷静にやれるかを気をつけてまわります。我慢比べになると思うので我慢のゴルフをこころがけます。
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●諸見里しのぶ
今日はすごく前半伸ばせてラッキーだったのと、後半伸ばせなくて悔しい面もあるんですが明日もあるので最後まで気を抜かずにいきたいです。(横峯選手は?)さくらさんにもすごく助けてもらっています。調子が悪かった時期に落ち込んでいたら励ましてくれるし、メールもいただいてます。私のほうが経験は少ないですけど、気持ちだけは負けないようにしたいと思います。(理想の優勝)もちろんブッチギリです(笑)今すごくゴルフが楽しくて、ミスショットの後も昔なら守りに入っていましたが今はいろんなことを楽しんでいます。
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●大山志保
何かすごい今日はバーディチャンスがあって、ノーボギーなのにそんな気がしないラウンドでなんかボギーを打ったような気分です。明日はしっかりバーディを決めていきたいと思います。今3打差と開いていますが、チャンスはあると思います。天気が悪くなったほうが(みんなの)スコアが伸びずその中で少しがんばれば上にいくチャンスがあると思います。明日の目標スコアは決めていないですけど、3つは伸ばさないとトップには追いつけないし、それ以上のスコアを出したいですね。
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●宮里藍
上がり3ホールは意識してやったんですけど、3番の2mくらいのバーディパットが決まらず、今日の流れがあれで決まったような気がします。パットも狙い通りには打てているんですけど、あとちょっとというところで入ってくれなくて、今週はそういう週なのかなと思います。明日は今シーズンの締めくくりだし、楽しんでやりたいと思います。できればトップ5位には入りたいです。
投稿者 pawaspo : 20:18 | コメント (0) | トラックバック
競馬予想2006~JC・JCD [ 競馬 ]
パワスポ週間競馬予想
今回は2006年11月25日、26日に開催される重賞レースを予想しました。
11R ジャパンCダート(G1)
11/25(土) 5回 東京 7日目
3歳上 ○国際○指(定量) ダ2100m
10R ジャパンC(G1)
11/26(日) 5回 東京 8日目
3歳上 ○国際○指(定量) 芝2400m
投稿者 pawaspo : 14:33 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月24日
2006みやざきゴルフマンス~若草通り 焼酎パーティー~ [ ゴルフ ]
■若草通り焼酎パーティー&チャリティオークション
先週のDPT期間中のイベントに引き続き、若草通りでは二週連続でパーティーが開催されました!ステージ上では、ライブ、トークショー、チャリティオークションが行われ、アーケード中央では抽選会とゴルフのミニゲームが行われました。来場者達はストリートで地元の焼酎を飲みながら、美味しい料理とステージを楽しんでいました。
(レポート:黒田 健)
日時:11月24日(金)17:00~21:30
場所:宮崎市若草通り
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●トークショー
テレビの解説者として、只今来宮中の小林浩美プロがゲストで出演。女子プロゴルフ界の裏話や自身の体験談をもとにした楽しいお話を交えながら、リコーカップの見所を話した。会場には観戦に訪れた人や地元の人で埋まり盛り上がりをみせました。
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●チャリティオークション
チャリティオークションでは、リコーカップ出場選手達のサイン入りグッズが訪れたファンによって次々と落札されましたた。今日の目玉商品は参加出場選手全員のサイン。この大会参加の22人のサインが入ったものは今回だけということで、競りも白熱しました。最後は商店街内の「蜂楽饅頭」の店主さんが見事に落札されていました。落札したサインはお店に飾られるとの事ですので、ぜひ見に行ってください!オークションは11月25日(土)中央通りで行われる「大感謝祭」のイベントでも行われる予定です。
投稿者 pawaspo : 23:20 | コメント (0) | トラックバック
リコーカップ関連レポート~大会2日目 [ ゴルフ ]
■LPGA ツアーチャンピオンシップ リコーカップ 1st Round ~2nd Round
~宮崎カントリークラブ(宮崎市)
第1日目は朝から降りしきる雨の為に途中で中断、そして再開後も1時間ほどでサスペンデッドとなる波乱の1日だった。2日目の今日は朝8時20分から昨日の残りのホールを消化、2ラウンド目は10時半スタートとなった。気になる天候は薄暗く肌寒い曇りの一日で、小雨と風による寒さに耐えながらの一日となった。第1ラウンド終了時点で諸見里しのぶが唯一アンダースコアの-3でトップ、続く2位はイーブンの宮里藍、3位タイには+1の6名が並んだ。第1ラウンド終了後は20分のインターバルをはさんで第2ラウンドを開始。第1ラウンドで好調の諸見里しのぶが第2ラウンドも快調にスコアを伸ばし9ホールを終えて-5としたが、その後2ボギーで-3で2位に終わる。逆に後半に入って急上昇したのが横峯さくら。前半で1バーディ、後半も連続3バーディをとるなど-5となり第2ラウンド終了してトータル-4となりトップにおどりでた。本年度の賞金女王が確定している地元宮崎出身の大山志保は第1ラウンドを+1の3位、第2ラウンド終了時点でトータルイーブンパーとし、トップの横峯さくらとは4打差とし、明日の第3ラウンドに望む。その他の有力選手としては、「ショートがちでチャンスにつなげられなかった」と語っていた宮里藍がトータル+2で6位T、不動裕理はトータル+3で10位Tにつけている。そして今日の取材では、揺るぎない安定感を誇る大山志保に密着し、彼女の粘り強さを身近に感じてみようと試みた。
(撮影・1日目文:黒田 健 2日目文:木原ケイ)
▲左:大山志保(宮崎出身) 右:横峯さくら(第2ラウンド終了時1位)
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■第1ラウンドプレー再開
※昨日の第1ラウンドは降雨のためサスペンデッド。本日、残りのホール消化後、20分の休憩をはさみ第2ラウンドがスタートする事になった。
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第1ラウンド成績
RUNK / NAME / SCORE
1 諸見里しのぶ -3
2 宮里 藍 E
3 N.キャンベル +1
3 横峯さくら +1
3 辛 炫 周(シン ヒョン ジュ) +1
3 大山 志保 +1
3 飯島 茜 +1
3 肥後かおり +1
9 ウェイ ユン ジェ +2
9 西塚美希世 +2
9 全 美 貞(ジョン ミ ジョン) +2
9 李 知 姫(イ チ ヒ) +2
13上田 桃子 +3
13不動 裕理 +3
13茂木 宏美 +3
16天沼知恵子 +4
16藤田 幸希 +4
16李 定 垠(イ ジョン ウン) +4
19中田 美枝 +5
20服部 道子 +6
21古閑 美保 +8
22福嶋 晃子 +10
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●大山志保選手ラウンドレポート(第1ラウンド続き)
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4H~5H
・4H--358y--Par4
降雨サスペンデットの昨日のラウンドから再開の1H目、2打目をピン右側につけたが微妙な距離が残る。そこから2パットでパー。
・5H--190y--Par3
ティーショットでグリーンをとらえるもののピンまでは遠く2パットでパー。
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6H~7H
・6H--358y--Par4
ティーショットはフェアウェイ真ん中、2打目でピンそばに付け楽々バーディー。
・7H--410y--Par4
6番でバーディーを奪ったのもつかの間、3オン2パットでボギー。波に乗れない。
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8H~9H
・8H--170y--Par3
ショートホールの第1打ピンそばにつけたが、惜しくもバーディーパットは、はずれパー。
・9H--490y--Par5
ティーショットはフェアウェイ真ん中、2打目で2オンを狙うがバンカーにつかまる。3打目でグリーンに乗せ2パットでパーセーブ。
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10H~11H
・10H--341y--Par4
2打目が木にあたりトラブル、3打目はグリーンに乗せるのが精一杯。2パットでボギー。
・11H--485y--Par5
ティーショットはフェアウェイ右側。少しずつショットが乱れつつある。2打目でグリーンを外し3打目でグリーンに乗せ1パットで何とかパーセーブ。我慢のゴルフが続く。
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12H~13H
・12H--140y--Par3
ショートホールの1打目は風に流されグリーンを外すが2打目の絶妙なアプローチでよせてパー。
・13H--495y--Par5
2打目がバンカーそばのエッジに。3打目でピンそばに寄せるも微妙な距離が残る。ここでしっかりパットを決めパーセーブしガッツポーズ。
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14H~15H
・14H--383y--Par4
2オンするものの長い距離が残る。2パットでパーセーブ。
・15H--413y--Par4
1打目はフェアウェイキープも2打目でグリーンオーバー。しっかり寄せてパーセーブ。パットの距離感はあっているが、雨の影響かラインがあと少し読みきれない。
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16H~17H
・16H--175y--Par3
ティーショットでグリーンをはずすが、寄せて1パットのパーセーブ。このラウンド7回目の1パット。賞金女王の強さはこの粘り強さ。
・17H--317y--Par4
ティーショットはフェアウェイ真ん中をキープ、2打目でピンそばにつけるもののバーディーパットをはずして惜しくもパー。
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18H
・18H--400y--Par4
ティーショットはフェアウェイ真ん中、2打目はグリーン奥に、長いパットが残るが、ここで長いバーディーパットを決め大きなガッツポーズ。3ラウンド目につながる大きなバーディー。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
20分の休憩をはさみ第2ラウンドがスタート
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■第2ラウンド
昨日に引き続き小雨のぱらつく中での2nd ラウンドとなった。今回の大会は"チャンピオンシップ"大会ということもあって、たくさんの有名選手が名を連ねているが、"宮崎"にこだわりたいパワスポとしては、やはり本県出身のデフェンディングチャンピオン "大山志保"のプレーを見逃すわけにはいかない。本年度の日本女子ゴルフ界の賞金女王も決定している大山はなんと、前週までの数多くのトーナメントでの"平均ストローク(70.8910)・平均パット数(1.7871)・パーオン率(72.7751)・平均バーディ数(3.57)"の各部門別ランキング全てにおいてNo.1である。文字通り、'06年の日本女子プロゴルフ界の『女王』となっている!という事で、2ndラウンドは1番ホールから最終18番ホールまで『女王』大山に注目し、その一打一打をきちっとこの目で見て、彼女の肉体的、精神的な強さを体感できればと思った!1stラウンドは+1の4位タイという結果だった大山だが、果たして本日はどういうプレーを見せてくれるのかが楽しみである?
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2R終了時順位
RUNK/NAME/TOTAL/1st/2nd
1 -4 横峯 さくら 140 73 67
2 -3 諸見里 しのぶ141 69 72
3 -1 李 知姫 143 74 69
4 0 大山 志保 144 73 71
5 +1 李 定垠 145 76 69
6 +2 宮里 藍 146 72 74
6 +2 上田 桃子 146 75 71
6 +2 辛 ヒョンジュ 146 73 73
6 +2 飯島 茜 146 73 73
10 +3 不動 裕理 147 75 72
10 +3 茂木 宏美 147 75 72
12 +4 魏 ユンジェ 148 74 74
12 +4 全 美貞 148 74 74
12 +4 肥後 かおり 148 73 75
15 +5 N.キャンベル 149 73 76
15 +5 中田 美枝 149 77 72
17 +7 西塚 美希世 151 74 77
17 +7 天沼 知恵子 151 76 75
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●大山志保選手ラウンドレポート(第2ラウンド)
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1H~2H
・1H --355y--Par4
前日に引き続き、全 美貞選手とホールをまわる大山。2ndラウンド第一打はFWやや左に転がり、絶好の位置をキープ。2ndショットはグリーン少し手前に。アプローチが少し短く悔しい様子。難なくパーをセーブした。
・2H--560y--Par5
ロングホールだけに1stは快音を放ちFW左にGOODショット!2ndはグリーンまで残り約90ヤードのFW中央をキープ。しかし3rdがグリーンONするも若干ピンから短く距離を残す。バーディーパットは距離はピタリだがほんの少し右にそれる。慎重にパーパットを決め、第2ラウンド初のバーディーはお預けとなった。
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3H~4H
・3H--405y--Par4
1stはFWやや右をキープ。グリーン右手に位置するカップへは絶好の場所だが、2ndがやや短くグリーンから若干の距離を残す。3rdのアプローチの際にも慎重にカップ周りの芝の状態を見極める大山。狙ったショットはピンの右を通りすぎた・・・。そして距離を残したパーパットは惜しくも逸れ、残念ながらこのホールはボギーとなってしまった。
・4H--358y--Par4
1stは中央に位置する松の木の横へ。約200ヤードを残した2ndはピン手前へナイスオン!バーディートライは右に逸れるも慎重にパーをセーブした。
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5H~6H
・5H--190y--Par3
本日初のショートホール。1stはグリーンに乗るもピン右側へ10m以上の距離を残した。バーディートライは距離感はピッタリだったが気持ち左へ・・・。バーディーはならなかったが、難なくパーをセーブした。
・6H--358y--Par4
飛距離充分!の1stはFW右へ。大きく口を開いた2つのバンカーが構えるグリーン前、それを避けグリーンに直接乗せるも少し短く、バックスピンもかかりピンからはかなり距離がある。超ロングとなったバーディーパットは逸れてしまいパーセーブするも我慢のゴルフが続く。
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7H~8H
・7H--410y--Par4
1st左ラフへ。2ndがやや短くグリーン手前のエッジへ。アプローチが若干逸れ微妙な距離を残したが難なくカップイン。パー。
・8H--170y--Par3
ここでもバーディーパットが若干右へそれる…。かなり悔しそうな様子を見せるがきちっとパーパットを決める。まだまだ我慢のようである・・・。
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9H~10H
・9H--490y--Par5
1stはきちっとFW中央に決まるも、2ndがグリーン手前のバンカーへ…。しかしいい距離感のアプローチでピンそばへナイスショット!本日初のバーディーとなった。後半に向けて、気持ちを乗せて行きたいところ。
・10H--341y--Par3
FW左からの2ndがやや短く、ピンから距離を残してしまった。バーディーパットが若干弱く、首をかしげる瞬間も…。とはいえきっちりとパーをキープした。
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11H~12H
・11H--485y--Par5
2ndショットがグリーン手前の二つのバンカーのちょうど間へ…。運にも助けられた大山選手は、約10mはあるかと思われるロングパットを決めてバーディー!この後の展開が楽しみ・・・。
・12H--140y--Par3
やや短めの1st。グリーンに乗るが10m以上の距離が残った・・・。慎重に芝を読み、ロングパットに挑戦するも残念ながら若干短い。本当に惜しい!がこのホールもパーとなる。随所に今年度No.1の実力を見せ付けるが、なかなか流れに乗り切れない…。
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13H~14H
・13H--495y--Par5
1stが右の松林に!一瞬OBかと思ったが、何とかセーフ。きちっとリカバリーショットもFWをキープする。3rdもいい位置をキープし、4thはピン右約へつける。が、ここでパーパットがまたしても少しそれてしまう!思わず天を仰ぐ大山選手。結局このホールはボギーとなった。。
・14H--383y--Par4
すこし小雨がぱらつく中、1st・2ndともにきちっと決め2オンに成功する。が、バーディーパットはまたしても若干逸れ、このホールもパー。なかなかパットが決まらないジリジリとした展開になっている。。
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15H~16H
・15H--413y--Par4
浅めのラフからの2ndをグリーンに落とすも、傾斜のきつい速いグリーンなのか勢いよく転がりエッジへと。しかし抜群のアプローチショットでピンそば2mへ!きちっとパーセーブする。
・16H--175y--Par3
先程にも増して雨足が強くなってきた16番ホール。1stは短くピン手前に。長い距離のパットとなり、またしても若干パットが逸れる。本当に惜しいパットだ!このホールもパーとなった。
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17H~18H
・17H--317y--Par4
1stはFW中央をキープした。2ndが強くグリーンオンも10メートル以上の距離が残る。そしてバーディパットは若干、本当ぉに若干短くなるも、このホールもパー。ここまでイーブンパーと、パットがうまく入らないにも拘らず、きちっとスコアをまとめている。
・18H--400y--Par4
そして本日最終ホール。絶妙の位置をキープした1st。バーディーの予感がする。そして2ndはピン奥へナイスオン!ここまで我慢のパットを強いられてきた大山。慎重に慎重に、何度も芝の状態を確認しこの日最後のバーディーパットへ…。……ナイスイン!!この日最終ホールをバーディーで飾り、明日へとつないだ。結局この日は3バーディー2ボギーの1アンダーで、通算イーブンパーの4位となった。
●大山志保~試合後のコメント
33ホール回りましたが、全然大丈夫です。あと9ホールいけます(笑)。地元の宮崎でホントに楽しくプレーできました。気持ちもすごく気合が入ってましたし、最後まで切れることはありませんでしたし、声援もあり本当に楽しかったんです。パーパットでガッツポーズが出てしまうくらいでした。メジャーでもあるし、地元でもあるし、パットの不安も今週は全くなくて昨年の(優勝したときの)良いイメージが残っています。ボギーを打っても、すぐにその後取り戻せる気がしますし。あと2日あるので、(4打差)追いつける差だと思います。余裕はないですけど、今日みたいな調子で少しでも差を縮められるように集中して頑張りたいと思います。
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本当にこの日はパットが微妙にずれ、おしいパットが何度も何度もあったが、ショートゲームなどでは随所に賞金女王らしい粘り強さを見せ付け、残り2日間に楽しみを残す結果となった。前日のサスペンデッドの影響で、大山はこの日全33ホールを回ってるにもかかわらず、これだけの集中力を切らさずにプレーができる体力と精神力は、やはり女子プロゴルフ界のトップに位置しているからこそである。昨年に引き続き、地元での二連覇がかかっている今大会。この日、通算4アンダーでトップに立った横峰さくらとは4打差。充分に逆転優勝を狙える距離に位置している。その横峯さくらも、宮崎に在住しツアーを闘っている。宮崎人としては、最終日の最終組は、ぜひ大山と横峯の激闘を見てみたいものだが・・・さてLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ、残り2日間も彼女達から目が離せない。
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■試合後のコメント
●横峯さくら
今日のパットは自分の思ったところに打てました。32H、すごく良いラウンドでしたね。5番Hのすごく難しいパーパットが入って、あそこから良い流れになり、気持ちを切らすことなく回れました。今日はパットから始まりましたが、練習はしませんでした。練習して本番でダメだったらすごくショックじゃないですか。みんなが狙ってとりたいタイトルなのでその中の一人として獲りたいです。昨年と比べて、成長していると思います。自分がはっきりと見えていて昨年よりもメジャーをとるチャンスがあるとは思います。準地元宮崎でよいプレーは見せたいです。
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●諸見里しのぶ
8番Hはバンカーにすっぽり埋まってしまって、救済をうけました。茂木さんに申し訳なかったんですが、後半の9ホールは走って走ってのラウンドになってしまいました。18番Hはもったいなかったんですけど、ラッキーな事にあと2日間あるので、またリズムを取り戻して頑張りたいです。明日もう一度頑張って優勝争いに加われる位置にいきたいです。
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●宮里藍
今日はショットはすごく安定していたんですけど、ショートがちでチャンスにつなげられなかったけど、良い感じで回れていると思います。昨日が寒かったので今日は冷えないようにと思ってしていたので大丈夫でした。明日からは風が吹かなければバーディを狙って攻めていきたいと思います。
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●李知姫
結構初日が長かったと思ったんですけど、今日まわってみて考えたよりは良かったです。今日はショットが良かったし、パターも良かった。良いスコアで出来てよかったです。明日からももっと集中して回りたいと思います。
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●不動裕理
最下位争いを脱出できて良かった。昨日終わったあたりでは、最下位争いだったので。どこまでいくかわからなかったから。調子自体はあんまりよくないけど、グリーンにのれば入らず、外れたら何とかパーって感じで・・・。今日は何とか現状維持って感じでま良かったです。やっぱり最終戦なんで楽しく回れれば・・・悩まず、落ち込まず回れれば良いです。
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2006年11月23日
リコーカップ関連レポート~大会1日目 [ ゴルフ ]
■LPGA ツアーチャンピオンシップ リコーカップ 1st Round
~宮崎カントリークラブ(宮崎市)
LPGAツアーの最終戦となるリコーカップが、11月23日(木)宮崎カントリークラブ(宮崎市)で始まった。本大会の出場者は今季の競技優勝者と先週の大王製紙エリエールレディスオープン終了時点の賞金ランキング20位までの22名の選手となる。毎年1年を締めくくる大会として注目される大会である。そんな中、ディフェンディングチャンピオンで今年の賞金女王の地元出身大山志保が最終組に登場した。さらに宮崎を拠点にし準地元としても応援したい横峯さくらやアメリカツアーに参戦し注目度も高い宮里藍など今年女子プロゴルフを賑わせた選手が勢ぞろいした。雨が降り肌寒いスタートとなった本戦初日は、激しい雨により第8組がスタート後サスペンデッド。約4時間後に再開されたがその1時間後にまたもサスペンデッドとなり、初日から波乱の幕開けとなった。明日は8時20分から今日の残りのホールと2R目を行う。
(文・撮影:黒田 健)
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今日は4ホールのみとなったが大山選手の組を中心に取材した。
▲1番Hは2打目をグリーン左にはずすも3打目を寄せてパーセーブ
▲2番Hティッショット、セカンドショットをフェアウェイに。3打目でグリーン奥につけるがバーディぱっとは入らずパーに。
▲3番H、風に乗ってグリーン奥に。長めのパーパットを落ち着いて決めた。
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※とにかく、試合の途中でサスペンデッドとなったため、結果のでている組がいないので、とりあえず進行状況をお伝えする。
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●第1組 藤田幸希(+3) 天沼知恵子(+3)
9Hまで終了
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●第2組 服部道子(+4) 肥後かおり(+1)
9Hまで終了
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●第3組 李定垠(-1) 西塚美希世(+2)
李定垠-8Hまで終了、西塚美希世-9Hまで終了
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●第4組 諸見里しのぶ(-1) 茂木宏美(E)
8Hまで終了
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●第5組 上田桃子(+2) 不動裕理(+4)
8Hまで終了
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●第6組 N.キャンベル(+1) 飯島茜(+1)
7Hまで終了
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●第7組 宮里藍(+1) 中田美枝(+2)
6Hまで終了
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●第8組 ウェイ ユン ジェ(+1) 福嶋晃子(+5)
ウェイ ユン ジェ-5Hまで終了、福嶋晃子6Hまで終了
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●第9組 横峯さくら(+3) 古閑美保(+2)
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●第10組 李知姫(+3) 辛炫周(E)
3Hまで終了
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●第11組 全美貞(+1) 大山志保(E)
3Hまで終了
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■ラウンド後のインタビュー
---大山志保
中断は3番終了の時点でした。風も強かったですけど、今日は1,2,3番とショットが良かったのでやりたい気持ちはありましたね。中断後、今日は多分ないと思っていたのでカッパも乾いたらしまっていて「始まるみたいよ」と聞いて、準備をして気持ちを高めていきました。雨の中たくさんのギャラリーの応援をもらって1番ホールで感動してました。コンディションは、これだけ雨が降ってる割にはフェアウェイも良いのでグリーンだけですね、水が溜ってたのは。私のところは大丈夫でしたけど。(明日は長丁場ですが)33ホールぐらい大丈夫です。体力だけは備えているので。
---諸見里しのぶ
中断はラッキーかな、と。アメリカではしょっちゅうですから。前よりも同様しなくなって落ち着いてコースに立てるようになったと思います。(中断中は)食事をとって温まったりリラックスして、いつでもスタートできるようにしていました。今日はラッキーがいっぱいで、明日雨がやんでもこの状態を保っていきたいです。今日は帰ってゆっくりして明日に臨みたいと思います。
---横峯さくら
中断は5番ホールのセカンドを打ったところで3mぐらい残ったままです。(中断はスタート前で)ラッキーかな。私たちが回ったところはそんなに影響はなかったけど、それよりも暗さの方が。最後の方はピンが見えるくらい。まだ4、5番だし4日間あるので明日に気持ちを切り替えていきたい。
---宮里 藍
内容はまぁ良かったと思います。(スタート前は)状況がすごく悪かったし、グリーンにも水が溜まっていたし上京が回復するまで待ってスタートしたかったんですけど、それもいかず・・・。中断中はゆっくりしてました。水はけが早かったので再開するとは思っていました。天気には勝てないですからね、なるべく良い感じでできるように丁寧にはやりました。
投稿者 pawaspo : 20:59 | コメント (0) | トラックバック
リコーカップ関連レポート~ギャラリープラザ [ ゴルフ ]
■リコーカップのギャラリープラザ内でのグルメ&サービスを紹介
リコーカップの行われている宮崎カントリークラブ内のギャラリープラザでは大会期間中、様々なイベントや宮崎県内の美味しいものが集まり、ゴルフ観戦だけでなく色んな楽しみ方をする事ができます。イベントやグルメを見逃す事の出来ないパワナビとしては、もちろん取材をさせていただいて、詳細を皆様にお伝えします!
(レポート:黒田 健)
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様々なブースを紹介していきますが、個別に記述がない場合は下記の予定になっています。
日時:11月23日(木)~26日(日)第1組スタート30分前~最終組ホールアウト30分後まで
場所:ギャラリープラザ内テント
まず、ちょっと足を止めてもらいたいのが、チャリティのブース。ただ募金するだけならいつでもできますが、リコーカップ期間中のチャリティブースは、大会オリジナルの品や宮崎バージョンのバッジなど他では見ない品を受け取ることができます。この機会にぜひチャリティ募金を!
・グリーンチャリティ募金
リコーが提唱するエコチャリティでチャリティ品は大会オリジナルのエコバッグやボトルケースです。300円以上でお願いします。(収益金は宮崎県緑化推進機構へ寄付)
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・ピンクリボンチャリティ
募金に協力していただいた方には、宮崎バージョンピンクリボンバッジと啓発パンフレットを配布しています。(募金は今後のピンクリボン活動推進の費用となります)
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・チャリティパッティングコーナー
日時:11月23日(木)~26日(日)
最終組スタート後~最終組ホールアウト30分後まで
場所:練習グリーン
料金:大人 300円、小人 100円(収益金はチャリティとして寄付)
賞品:ホールインワン賞(リコー デジタルカメラ)・アンダーパー賞(大会オリジナルグッズ)
練習グリーンにミニチュアの木などの障害物などもあるパッティング専用ミニコースを設置し、大人から子供まで楽しめるパッティングゲームコーナー。ホールアウトまでの合計打数、ホールインワン賞などを設定してプレイ。賞品プレゼントもあります。
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その他にも様々なイベントや飲食店が並び、雨で肌寒い観戦となっている中でも十分に楽しむ事ができます。
・お楽しみプレゼント抽選会
入場口で配布されている抽選券1枚に付き1回抽選会に参加することができます。賞品も「リコーデジタルカメラ」や「地元名産品(宮崎牛、伊勢海老、焼酎、ハマユウポーク)」などの豪華商品から参加賞まで幅広く、プロゴルフ観戦を楽しむだけでなく嬉しい賞品も手にするチャンスがあります。
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もちろん、ゴルフ関連グッズも販売しています。
・LPGAグッズ販売
ポロシャツ、トレーナー、キャップ、サンバイザー、携帯ストラップなど
・DUNLOP SHOP
ウエア、クラブなどダンロップ賞品が数多く販売されています。
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■グルメコーナー
宮崎県内の飲食店による出店スペースもあります。県外から観戦に訪れた方には嬉しい、宮崎名物の「地鶏」や日南のお土産としても有名な「おび天」、「青島ういろう」などの宮崎を代表する味を楽しむ事も出来ます。
・おび天 1,050円
目の前で次々に揚げられる熱々のおび天。その場で食べても美味しいし、お土産に買って帰って食べても美味しい。
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・青島ういろう 黒・白 各420円
青島のお土産として定番のういろう。素朴な味が後をひきます。
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・妻地鶏炭火焼 600円
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・いもっ柱 300円
宮崎産の芋を使い、芋そのものの味を楽しめます。
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・たつやの牛丼 800円 中華丼 700円
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・佐土原名物 うなぎまぜ飯 700円
養鰻が盛んな宮崎市佐土原町。国産のうなぎの美味しさを味わえます。
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・名物 スペシャル海鮮ちゃんぽん 700円
宮崎空港ビルでおなじみのボリュームたっぷり海鮮ちゃんぽん。
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・炭火焼き 桜姫どり 600円
宮崎県産の桜姫どりの炭火焼。
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■その他の大会期間中のイベント
・LPGA選手チャリティ販売
日時:11月25日(土) 全組ホールアウト後
場所:1番ホールティグラウンド付近
大会出場選手によるLPGA選手のサイン色紙および大会ポスターなどの販売会。(収益金は(財)日本盲導犬協会、他へ寄付)
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・試打会
日時:11月25日(土)・26日(日)最終組スタート後
場所:打撃練習場
参加費用:無料
内容:ダンロップ型最新クラブの試打会
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・レッスン会
日時:11月26日(日)最終組スタート後
場所:打撃練習場
参加費用:無料
参加プロ:鮫島晋子、高須愛子
内容:先着22名(1人10分程度)、LPGAプロによるレッスン会。
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※11月23日(木)13:30頃から行われる予定だった「LPGA公開ジュニアレッスン」は雨天の為中止になりました。
投稿者 pawaspo : 13:24 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月22日
リコーカップ関連レポート~プロアマチャリティトーナメント [ ゴルフ ]
■リコーカップ ~プロアマ大会11月22日~
雨予報の天気もなんとかもちこたえ、曇り空の中で行われたリコーカッププロアマ大会。昨日宮崎入りした「宮里藍」、地元出身の本年度賞金女王「大山志保」、宮崎の在住している「「横峯さくら」、などトーナメント参加選手1名ずつと、アマチュア3名が1チームになりラウンドを行った。参加予定だったウェイユンジェ選手(体調不良)、上田桃子選手(首痛)は欠場し大場久美子と小林浩美選手が出場した。肌寒い天気の中、各選手アマチュアとのラウンドにアドバイスをおくるなど和やかな雰囲気の中ラウンドは行われた。 今年最後の試合に向けていよいよ明日から本選が始まる。
(文・撮影:黒田 健)
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●リコーカップ プロアマトーナメント出場選手
-No.1Hスタート
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◆大山 志保
笑顔が多く見られたのは地元宮崎、まわり慣れたコースでの大会ということもあり、大きなアドバンテージをもって戦いに挑む事ができるというのがリラックスにつながっている。本年度の安定感はずば抜けており、当然ながら優勝候補。二連覇を視野に入れた戦いが明日から始まる。
---ラウンド後のインタビュー
「勝ちたい気持ちはありますけど、リラックスできていているのでいつもと同じ気持ちで出来ると思います。最高の一年でしたが、今回も勝ってもっと良い年にしたいですね。以前は、バーディも取れたけどボギーも多かった。今年はボギーを打たなくなったこと、マネージメントも良くなったことが大きいですね。今年はラフが少ないのでフェアウェイを広く使えそう。勝つためにはティショットを確実にフェアウェイに、パッティングを丁寧にすることですね。今年は10アンダーは行くんじゃないでしょうか。優勝したい気持ちもありますけど、楽しんでいきたいです。」
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●諸見里 しのぶ
アメリカでの経験を活かして、ステップアップしてきたこの一年。締めくくりのトーナメントで爆発の予感も。
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●中田 美枝
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●N.キャンベル
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●大場 美智恵←上田 桃子(首痛の為欠場)
首痛の為欠場の上田選手、昨日から痛みを訴えていただけに少し心配。といってもスタート時の写真撮影には参加していた。
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●李知姫
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-No.7Hスタート
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●茂木 宏美
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●全美貞
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●西塚 美希世
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●李定垠
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-No.10スタート
●飯島 茜
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●古閑 美穂
今シーズン、しっかりと勝ち星を重ね今年も出場。昨年は大山選手の優勝決定時に一番にかけつけ涙を流していたのが印象的だった。今年は優勝でうれし涙も見られるかも。
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●宮里 藍
2年ぶりになるリコーカップ出場。大ギャラリーを連れてのラウンドが予想される。先週の疲れがなければ・・・。今日のところは元気にラウンドしていた。
-----ラウンド後のインタビュー
「先週から良いフィーリングできているし、いい形で終えられれば。時差ボケは多少ありますが思ったよりも元気です。ゴルフは良い感じですがこの高麗芝をどう打っていくか・・・天候次第だと思います。(このコースは2年ぶり)今思えば2年前は緊張していっぱいいっぱいだったと思えるようになった自分が少し成長を感じます。技術よりもコースマネージメントの方で成長を感じました。1日2アンダーか3アンダー出せたらいいなと思います。こういうチャンス(3冠)は滅多にないのでチャンスのあるうちに頑張りたいし、日本では勝つことだけが目標ですしその目標は今大会でも変わることはありません。」
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●福嶋 晃子
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●服部 道子
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●不動 裕理
今日のラウンドを見る限り復調の兆しが見られた。このコースはやはり相性がいいのだろう。良い流れで今シーズンを終えたいはず。
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●川原 由維
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-No.15スタート
●小林 浩美←ウェイユンジェ(体調不良)
体調不良で欠場のウェイ選手にかわってベテラン小林選手が出場した。
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●横峯さくら
最近、華やかさが増してきた横峯。同様にプレーも安定感をまし今シーズン3勝目を目指す。ギャラリーの声援も力になるはず。
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●藤田 幸希
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●辛炫周
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●肥後 かおり
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投稿者 pawaspo : 08:37 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月21日
リコーカップ大会関連レポート~指定練習日 [ ゴルフ ]
■リコーカップ関連レポート11月21日
いよいよ明後日(11月23日)に迫ったLPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ本戦を前に、大会会場である宮崎カントリークラブでは、宮崎入りした大会参加選手が練習ラウンドを行った。本年度の賞金女王を確定し二連覇を目指す宮崎市出身の大山志保を始め、横峯さくら、不動裕理などが、入念に芝やグリーンの状況をチェックしていた。
(文・撮影:黒田 健)
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●注目選手
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●大山志保
獲得賞金:162,742,957円
■優勝トーナメント
・フジサンケイレディスクラシック
・サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント
・クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント
・NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
・ヨネックスレディスゴルフトーナメント
宮崎県勢としてはただ一人の出場となったが、すでに賞金女王を決め、さらに昨年のチャンピオンとして、今大会は負けれない立場で本大会を迎える。ショットもアプローチも安定感抜群な上に、まわりなれたこのコース、もちろん優勝候補NO.1。髪を切ってリフレッシュした大山。パワスポでも大いに注目して取材を進めたい。
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●横峯さくら
獲得賞金:81,387,662円
■優勝トーナメント
・ ニチレイレディス
・ベルーナレディースカップゴルフトーナメント
ここに来て調子は上向き、準地元という事もあり多くのギャラリーがつくことが予想される。今年一年の締めくくりの大会で3勝目を目指す。今日は入念にパッティングの練習を繰り返していた。
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●上田桃子
獲得賞金:43,203,163円
今年一番注目をしているのは上田桃子。熊本出身で水泳で全国大会3位という異色の経歴を持つ新人。プロ入り後優勝こそないが、アスリートとしての能力はかなりのもの。ミズノクラシックでは世界の強豪を相手に一旦は首位にたつなどここに来て力をつけてきた感がある。
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●不動裕理
獲得賞金:44,246,000円
■優勝トーナメント
・アコーディア・ゴルフ レディス
・ライフカードレディスゴルフトーナメント
今年はランキング13位、優勝は2回と不本意な成績で本大会を迎えているが、4日間のトーナメントでの強さ、このコースの相性を考えると当然優勝争いが期待される。宮崎が復活の舞台となるのか?
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●ウェイ ユン ジェ
獲得賞金:61,395,000円
■優勝トーナメント
・ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント
・大王製紙エリエールレディスオープン
今日は大山と一緒のラウンド。グリーン周りでは2人で話し込む姿もみられた。先週優勝で勢いは十分、コースに慣れれば当然優勝争いに加わりそうな予感。
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●その他の出場選手
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●全美貞
獲得賞金:101,450,030円
■優勝トーナメント
・Meijiチョコレートカップ
・フィランソロピーLPGAプレイヤーズチャンピオンシップ
・富士通レディース
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●辛炫周
獲得賞金:90,646,224円
■優勝トーナメント
伊藤園レディスゴルフトーナメント
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●李 知 姫
獲得賞金:88,997,091円
■優勝トーナメント
・スタジオアリス女子オープン
・ヴァーナルレディース
・中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン
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●古閑 美保
獲得賞金:86,026,105円
■優勝トーナメント
・スタンレーレディスゴルフトーナメント
・マスターズGCレディース
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●福嶋 晃子
獲得賞金:80,943,557円
■優勝トーナメント
・マンシングウェアレディース東海クラシック
・樋口久子IDC大塚家具レディス
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●中田 美枝
獲得賞金:59,627,803円
■優勝トーナメント
・カトキチクイーンズゴルフトーナメント
・リゾートトラストレディス
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●宮里 藍
獲得賞金:52,104,501円
■優勝トーナメント
・日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント
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●飯島 茜
獲得賞金:51,933,626円
■優勝トーナメント
・近未來通信クイーンズオープン女子ゴルフトーナメント
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●N.キャンベル
獲得賞金:47,760,394円
■優勝トーナメント
・We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント
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●茂木 宏美
獲得賞金:41,979,346円
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●諸見里しのぶ
獲得賞金:39,894,001円
■優勝トーナメント
・ SANKYOレディースオープン
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●西塚 美希世
獲得賞金:38,307,470円
■優勝トーナメント
・ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
・新キャタピラー三菱レディース
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●李 定 垠
獲得賞金:36,930,855円
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●肥後 かおり
獲得賞金:36,296,506円
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●服部 道子
獲得賞金:35,883,695円
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●天沼 知恵子
獲得賞金:33,299,674円
■優勝トーナメント
・廣済堂レディスゴルフカップ
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●藤田 幸希
獲得賞金:30,938,370円
■優勝トーナメント
・プロミスレディスゴルフトーナメント
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明日はプロアマが行われ明後日からは本選に突入。あいにく大会前半は雨の予報だが、今年最後のトーナメント賞金王大山に、アメリカ帰りの宮里、人気の横峯に韓国勢など22人の女子トッププロが晩秋の宮崎で熱い戦いを繰り広げる。これから大会最終日までパワスポではリコーカップの試合内容を中心に、試合以外の関連イベントなども含め、リコーカップを楽しむための現地情報を細かくレポートしたいと思う。
投稿者 pawaspo : 23:16 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月19日
DPT大会関連レポート~大会最終日 [ ゴルフ ]
■2006 DUNLOP PHOENIX TOURNAMENT ~Final Round
大会三連覇を目前にしてタイガー・ウッズ(米国)がパドレイグ・ハリントン(アイルランド)にプレーオフの末敗れた。ラウンドの終盤15番ホールまでのタイガーは9アンダーと2位のハリントンに2ストローク差をつけ、そのまま逃げ切るのかと思われたが、16番ホールでまさかの3パットを叩きボギー。逆にハリントンはバーディーを奪いここで二人の差は一気に縮まり8アンダーでならんだ。最終18番(560ヤード・PAR5)ホールもお互いにバーディーとしプレーオフに突入。1対1の対決には圧倒的な強さをみせるタイガーだけに、三連覇に向けて王手かと思われたが、プレーオフ2ラウンド目、ピン左から4メートルのタイガーのバーディーパットはわずかにカップの右を通りすぎていった。一方、2ndショットを左の松林に入れ完全に前をふさがれたハリントンは、わずか数十センチの木の隙間を貫くという大きな賭けに出る。コレが見事に成功し、ラフからの3rdショットをピンから80センチにつけたハリントンは、ウイニングパットを見事に沈めバーディーで優勝!タイガーのプレーオフ(15勝3敗)での敗北は1998年のネッドバンクチャレンジ依頼8年ぶりとなった。また、日本人選手ではこの日、6バーディー、ノーボギーの深堀圭一郎が8アンダーで3位、片山晋呉が6アンダーで4位となった。
(文:松田秀人 撮影:黒田 健)
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●ファイナルラウンドスコア
Rank Name 1R 2R 3R 4R Total Score
1 パドレイグ ハリントン 67 66 71 67 271 -9
2 タイガー ウッズ 67 65 72 67 271 -9
3 深堀圭一郎 68 71 69 64 272 -8
4 片山 晋呉 65 70 71 68 274 -6
ジャスティン ローズ 73 63 72 66 274
6 谷口 徹 72 68 69 67 276 -4
イアン ポールター 70 64 77 65 276
8 谷口 拓也 70 69 68 71 278 -2
G・フェルナンデスカスタノ 66 72 73 67 278
10 佐々木久行 67 72 74 66 279 -1
宮里 優作 73 70 70 66 279
12 矢野 東 70 70 73 67 280 E
13 鈴木 亨 71 72 70 68 281 +1
スコット レイコック 70 68 73 70 281
シーブ カプール 70 70 73 68 281
16 藤田 寛之 70 73 72 67 282 +2
井上 信 73 68 69 72 282
広田 悟 67 71 73 71 282
19 伊澤 利光 67 72 73 71 283 +3
野仲 茂 71 68 73 71 283
トーマス ビヨン 74 70 71 68 283
小田 龍一 73 69 71 70 283
23 横尾 要 73 71 69 72 285 +5
24 葉 偉 志 72 67 75 72 286 +6
25 中嶋 常幸 70 74 69 74 287 +7
金 鍾 徳 72 70 76 69 287
スティーブン コンラン 73 72 73 69 287
デービッド スメイル 72 72 70 73 287
近藤 智弘 71 68 74 74 287
白 佳和 69 74 78 66 287
小田 孔明 71 68 74 74 287
クリス キャンベル 70 74 74 69 287
33 グレゴリー マイヤー 69 74 73 72 288 +8
中川 勝弥 73 67 76 72 288
谷原 秀人 70 77 72 69 288
高山 忠洋 75 72 72 69 288
I・J・ジャン 73 68 75 72 288
38 立山 光広 73 70 72 74 289 +9
丸山 大輔 70 71 77 71 289
ディネッシュ チャンド 76 70 74 69 289
川原 希 71 76 72 70 289
S・K・ホ 73 73 75 68 289
武藤 俊憲 73 68 76 72 289
44 加瀬 秀樹 70 69 79 72 290 +10
桑原 克典 76 70 72 72 290
田中 秀道 76 71 71 72 290
宮本 勝昌 71 75 75 69 290
クレイグ ジョーンズ 74 71 73 72 290
49 佐藤 信人 69 74 74 74 291 +11
兼本 貴司 73 70 73 75 291
平塚 哲二 75 67 75 74 291
林 根 基 73 74 72 72 291
今野 康晴 73 73 71 74 291
市原 建彦 76 69 74 72 291
ルイ オイストハイセン 75 70 77 69 291
56 Y・E・ヤン 74 71 74 73 292 +12
57 川岸 良兼 72 71 76 75 294 +14
デービッド ハウエル 77 69 73 75 294
59 宮瀬 博文 73 69 78 75 295 +15
60 今井 克宗 73 72 73 78 296 +16
61 菊池 純 73 74 76 74 297 +17
62 秋葉 真一 74 72 77 75 298 +18
増田 伸洋 74 72 76 76 298 \448,000
64 塚田 好宣 73 73 76 78 300 +20
髙橋 竜彦 72 75 79 74 300
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●最終組の1日を振り返る
11月19日(日)、ファイナルラウンドを迎えた「ダンロップフェニックストーナメント」。昨日のような底冷えのする寒さは消えたが、選手達を悩ましている雨は一日中降ったり止んだりを繰り返し、はっきりしない天候の中で激闘が繰り広げられた。
今回のレポートは最終組の3人「T・ウッズ、P・ハリントン、片山晋呉」と、猛烈な追い上げを見せた深堀圭一郎の4名に的を絞ってお伝えする。
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●HOLE.1 386ヤード PAR4
■P・ハリントン (パー)
1stは5W、FWの小さな松の木よりかなり前をキープ。2ndはのこり144Yを8Iでピン奥のカラーに、そして3rdをウエッジでよせてパーセーブ。
■T・ウッズ (パー)
5wでの1stは左の深いラフへ・・・。2ndはのこり150Yを7Iでピン左サイドに2オン。そこから2パットでパーセーブ。
■片山晋呉 (バーディー)
1stは1w、FW真ん中にあるグリーン手前の松の木まで飛んできた。2ndはのこり111Yを46°でピンまで3mのところに運ぶ。コレを強気でねじ込み1ホール目からバディー
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■深堀圭一郎 (バーディー)
この1番ホールでのバーディーがあったからこそ、18番ホールが劇的な盛り上がりをみせたといっても過言ではない。このとき深堀はこの日の活躍を予感していたのだろうか?
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●HOLE.2 435ヤード PAR4
■P・ハリントン (パー)
1Wでの1stショットはバンカーのギリギリ手前で止まる。のこり151Yの2ndはピン左8mに2オン。そこから2パットでパーセーブ。
■T・ウッズ (バーディー)
ここも5Wでの1stショットでFW左サイドをキープ。2ndはのこり182Yを5Iでピン手前4mに運ぶ。そして片山に続きバーディーとして一歩ぬきにでた。
■片山晋呉 (パー)
1Wでの1stショットはFWやや左をキープ。172yの2ndはピン左側に2オン。5mのバーディーパットは惜しくもはずれ連続バーディーならず。
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■深堀圭一郎 (パー)
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●HOLE.3 180ヤード PAR3
■P・ハリントン (パー)
グリーン右側のバンカーからSWで1.5mの位置につける。ここはしっかりとパーセーブ。
■T・ウッズ (ボギー)
ピン左の深いラフからの2ndはピンから3mの位置でとまった・・・先ほどバディーを奪ったばかりなのに、2パットでボギー。
■片山晋呉 (パー)
1stは5Iでピン手前にピタリとつけたが、バーディーパットは惜しくもはずれた・・・。
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■深堀圭一郎 (パー)
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●HOLE.4 557ヤード PAR5
■P・ハリントン (ボギー)
1Wでの1stショットは右松林の木にあたり、FW右側のラフへ落ちた。松の木が前方をふさぎ、出すだけとなった2nd。せっかくのロングホールだったが結局4オン2パットでボギーとなってしまった・・・。
■T・ウッズ (バーディー)
ここで1Wを手にしたタイガーは1stショットをFW真ん中に運ぶ。しかし2ndはグリーン左側のバンカーへ・・・。リカバリーショットは3mの距離をのこしたが、見事バーディー。
■片山晋呉 (パー)
1stはFW左側のバンカーのさらに左ラフに入れる。ハリントン同様に2ndはFWに出すだけとなってしまった。結局ここから3オン2パットでパーセーブ。
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※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.5 415ヤード PAR4
■P・ハリントン (パー)
3Wでの1stショットはFW右サイド。146Yをのこした2ndショットはピン右側のカラーにかかり、3rdショットをウエッジで転がす・・・結局パー。
■T・ウッズ (バーディー)
1stは3I、FWを横切る大きなバンカーの前でとめる。のこり168Yの2ndは8Iでピン左5mにつけ、距離のある下りのパットを見事に決め連続バーディー!ここからタイガーチャージが始まるかにみえたのだが・・・。
■片山晋呉 (バーディー)
1stショットは3WでFWの右サイドに。161Yをのこした2ndはピン手前11mでとまった。しかし、このロングパットをきっちりと決めてこの日2ツ目のバーディー。
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■深堀圭一郎 (パー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.6 200ヤード PAR3
■P・ハリントン (パー)
3人がティーショットを同じところに落としたこのホール、ハリントンは5Iでピン手前5mにつけパーセーブ。
■T・ウッズ (パー)
ウッズは5Iでピン手前3.8mにつけたがパー。
■片山晋呉 (バーディー)
片山はUWでピン手前4mにつけ連続バーディー。
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※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.7 483ヤード PAR4
■P・ハリントン (パー)
グリーン左に切られたピンの手前に2オン。距離をのこし2パットでパー。ほかの2人はバーディーを出す中、以前我慢のゴルフが続くハリントン。昨日のラウンド後のインタビューでは「今日は1日が精神的にも肉体的にもタフだったから、明日に備えてリフレッシュするよ」と語っていたが、まだまだタフな時間が続いている・・・。
■T・ウッズ (パー)
165Yをのこした2ndショットを8Iでピンまで5.5mに運んだが2パットでパー。
■片山晋呉 (パー)
169Yの2ndショットはピン左8mに・・・結果惜しくもパーとなったが、感触はよさそうだ。
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■深堀圭一郎 (パー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.8 387ヤード PAR4
■P・ハリントン (パー)
3Wでの1stショットはFW中央をキープ絶好のポジション。のこり122Yの2ndを、グリーン右手前にきられたピンの左側7mにつける。かなりの長さをのこしても確実にピンの際まで寄せてくるのだが、中々カップに入ってくれない・・・ここも我慢のパー。
■T・ウッズ (パー)
5Wでの1stはFW右サイドをキープ。2ndは132Yを9Iでグリーン右奥のラフへ。3rdはラフから7Yのアプローチ・・・1.5mのパーパットははずさない。
■片山晋呉 (ダブルボギー)
3Wでの1stショットが左FWバンカー前の松林とラフの間に落ちる。枯れた松葉がびっしりと敷き詰められている。139Yの2ndはグリーン右のバンカー方向へ飛んでいった・・・。結局4オン2パットのダブルボギーとなってしまった。
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■深堀圭一郎 (パー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.9 431ヤード PAR4
このホールは三人共にパー・・・しかしFWからみえる電光掲示板には、一組前を行く深堀の5アンダーが光っている。深堀は9ホールでもバーディーを奪い、前半を終えて3バーディー・ノーボギーと絶好調!この時点でトータル5アンダーとし、この日ここまで1ボギーのハリントン、そして先ほどダブルボギーを叩いてしまった片山と並んだ。ちなみにタイガーは、この時点でこの日最大の3打差となる8アンダーをキープして後半へ突入した。
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●HOLE.10 475ヤード PAR4
このホールは深堀を含め全員パーとなった。1ホール同様にOUTのスタートホールとして使われた10番ホールにはスタンドが設けられている。そのため、たくさんのギャラリーが、三連覇に向けて視界良好のタイガーに大声援をおくっていた。タイガーの最終日の様々な伝説が頭をよぎる・・・。後半に入って3打差のトップ・・・誰もがタイガーの逃げ切りを確信していたに違いない。
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●HOLE.11 165ヤード PAR3
■P・ハリントン (バーディー)
美しい花が印象的な11番ホールで、長かったハリントンの我慢のゴルフに根負けしたかのように、この日初めてゴルフの神様が微笑んだ。8Iで放った快心のショットはピン奥80cmにつけ、きっちとバーディーをゲットした。
■T・ウッズ (バーディー)
タイガーもハリントン同様に8Iでの1stショット。こちらもピンまで50cmにつけるスパーショットでなんなくバーディー!この日初めてのバーディーだったハリントンだが、その差は詰まらない。
■片山晋呉 (パー)
7Iでのショットはピン左奥10mの位置につけ、2パットでパー。
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■深堀圭一郎 (バーディー)
深堀もこのホールでバーディー奪い、しっかりと付いてきている。この日、ここまで4バーディー・ノーボギーと大健闘している。
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●HOLE.12 439ヤード PAR4
■P・ハリントン (パー)
グリーン前までバンカーもなく、ほとんどストレートなコースだけに、ここは1Wで距離を稼ぎたい。しかし、先ほどいい形でバーディーを奪い取ったハリントンだが、1stショットを左ラフ奥の松林の枯れ葉が密集しているところに落としてしまった。169yをのこした2ndはグリーン左のラフ、3rdはフワッと浮かせたアプローチ、微妙な距離のパーパットをねじ込んだ。
■T・ウッズ (パー)
一方タイガーは3Wを手にしFW左サイドをキープ。のこり195Yの2ndをピンまで4.5mの位置に運びバーディーチャンス!次はワンオンを狙える、初日に話題となった左ドッグレッグの13番ホール。この辺からタイガーチャージが始まるかと期待したが、バーディーパットはわずかにはずれパー。
■片山晋呉 (パー)
1Wでの1stショットはFW中央をキープ。186Yのセカンドを2オンさせたが、ピンまでのこり15m・・・。グリーン右手前からピンがきられている左奥までを横断するロングパットは距離感ばっちりもわずかにはずれパー。
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●HOLE.13 332ヤード PAR4
■P・ハリントン (バーディー)
ハリントンは1Wを手に積極果敢に1オンを狙ったが、グリーン左のラフに落ちてしまった。しかしラフから25Yのアプローチショットは絶妙のタッチでベタピン!なんなくバーディーをもぎ取っていった!このとき、パーで13ホールを終了したタイガーとの差は2打となった。
■T・ウッズ (パー)
ラウンド後のインタビューで、なぜ今日の13番ホールのティーショットは3Iだったのか?という記者の問いにタイガーは「全体的に今日はドライバーでのショットが、こすり気味に入っていたので、今日の調子では良くないと判断し、アイアンを使用することにした」と答えていた・・・。そんな3Iでの1stショットは一番手前の右バンカー横のFW中央をキープ。116Yの2ndをPWでピン左に・・・距離がのこって2パット。
■片山晋呉 (パー)
1stはドッグレッグ曲がり角のバンカーへ・・・。バンカーからの128Yの2ndをしっかりピン左6mに運ぶ。距離のあるバーディーパットは決まらずパー。
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●HOLE.14 419ヤード PAR4
FW途中にバンカーはなく、しかもストレートで見た目にはシンプルな設計の14番ホールだが、FW自体が右から左に傾斜しているため左のラフにつかまりやすい。グリーンも右から左に傾斜しており、グリーン左手前にあるバンカーは非常に深く、さらに左奥からはかなりの打ち上げになる、見た目よりも難しいコースだ。1stショット、タイガー、片山は左セミラフへ、ハリントンは左のラフへ・・・・・。何か大きな動きが出るかと思ったが、ここは全員パーセーブ。
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■深堀圭一郎 (バーディー)
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●HOLE.15 455ヤード PAR4
■P・ハリントン (パー)
1wでの1stは右ラフへ・・・。168Yをのこしたラフからの2ndショットはグリーン右に2オン。距離の残るロングパットははずれパー。
■T・ウッズ (パー)
1stは3W、FW右サイドをキープ。2ndは187Yを5Iでピン左4.5mに運ぶがバーディーはならず。
■片山晋呉 (パー)
1wでの1stはFW右サイドをキープ。174Yをのこした2ndはグリーン右のラフへ・・・。ラフから12Yのアプローチはカップをかすめたが、惜しくもチップインバーディーならず。
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■深堀圭一郎 (バーディー)
そうこうしているうちに深堀はこの日5ツ目となるバーディーを奪う。ここまでいまだノーボギー。逆に今ひとつ元気のないタイガー・・・。さすがにこのホールあたりからは、タイガー目当てのギャラリー達の目にも「深堀」の存在が大きくのしかかってきた・・・。しかしまだ2打差あるし、最終の18番では確実にバディーをとれる。ミスをしない限りタイガーの三連覇の確立は高いはず。
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●HOLE.16 402ヤード PAR4
■P・ハリントン (バーディー)
1wでの1stショットは右ラフへ・・・2ndはピンの左、距離をのこした。5.5mのバーディーパットが残ったが、もう後がない・・・しかし勝利への執念で放った一打がスルスル~っとカップに吸い込まれていく・・・我慢に我慢を重ねてきたハリントンだが、これで後半だけで3ツ目のバーディーを奪った。トラの尻尾をあと一息で捕まえられる。
■T・ウッズ (パー)
このホール途中まではよかった・・・1stをラフに打ち込んだハリントンに対し、タイガーは3IでFW左サイドにつけ、のこり154Yを8Iでグリー左奥に2オン、ピンまで12mとしたタイガーだったが、惜しくもバーディーにならなかった返しのショートパットをミス・・・タイガーにしては珍しい痛恨の3パットを叩きボギー。この時点でトータル8アンダーと、とうとうハリントンに並ばれてしまった・・・。いや、並ばれたという表現は少し違うかもしれない。タイガーにしてみれば、いつもならしっかりとものに出来ているはずのチャンスをあっけなく失い、みすみす並ばれるのをまっているようなものだから・・・。とはいっても、逆にハリントンも幾度となくラフに打ち込んだりして決して好調とはいえないにも関わらず、再三にわたるピンチを潜り抜け、ここまで喰らいついてきた。苦しさはどちらも変わらない。見ている側をしても、派手な撃ち合いではなく、息詰まる投手戦のようで、とても息苦しい・・・。
■片山晋呉 (パー)
片山は2ndをピン右2.5mにつけ絶好のバーディーチャンスをむかえたが、惜しくもパーに終わった。
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■深堀圭一郎 (バーディー)
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●HOLE.17 186ヤード PAR3
■P・ハリントン (パー)
6Iでピン右4mに運んだハリントンだが、バディーパットは惜しくもはずしパー。
■T・ウッズ (パー)
ハリントン同様に1stショットは6I・・・しかしボールはグリーン左のラフへ・・・ハリントンがワンオンしているだけに、ここは重要なアプローチとなる。ラフから10Y、60°のウエッジでフワッとあげたボールはピンそばに落ちピタッととまる。「まだ終わっていない」といわんばかりのギャラリーの大歓声が響きわたり、その後50cmのパーパットを難なく沈めたタイガーは冷静な面持ちで最終18番のティーグラウンドに向かった。
■片山晋呉 (パー)
片山もタイガーと同じような場所からのアプローチだったが、こちらは10YをSWでグリーン手前のカラーに落としランを計算し寄せてくる。ピンから90cm・・・もちろんパーパットははずさなかった。
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■深堀圭一郎 (パー)
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●HOLE.18 560ヤード PAR5
熾烈な優勝争いは最後まで気を抜くことのできない1打を争う戦いへ。18番のティショットを打つ最終組。しかし、その前の組には17番ホールを終えた時点で1打差に追いつき初日ホールインワンを出して注目を浴びていたこの日絶好調の深堀圭一郎がいた。一瞬入ったかに思えたイーグルパットにスタンドから大歓声が響きわたった。結果イーグルはのがしたものの、6ツ目となるバーディで深堀は-8アンダーでフィニッシュ。最終組の結果を待つ事になった。
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■P・ハリントン (バーディー)
1wでの1stショットはFW左をキープ、242Yをのこした2ndはグリーン手前の花道に、23YをSWでピンまで1.5mに運ぶ、タイガーより一足先にバーディーで上がったハリントンはトータル9アンダーに・・・。この時点で深堀のプレイオフ進出はなくなった。後はタイガーの結果次第。
(4バーディー、1ボギー)
■T・ウッズ (バーディー)
ここはタイガーも1Wをぬいた・・・。のこり223Yをのこし、FWの右にあるバンカー横から4Iで打ったボールはグリーン手前のバンカーにつかまる。しかし、この状況の中で、のこり18Yを60°のウエッジでピン横60cmにつけ、なんなくバーディーを奪っていったタイガーにギャラリーから割れんばかりの大声援がおくられた。これから、タイガーとハリントンによるプレーオフがはじまる。
(5バーディー、2ボギー)
■片山晋呉 (バーディー)
1wでの1stショットはFW中央をキープ。256yをのこした2ndは3Wでタイガーと同じバンカーに入れてしまう。しかし片山もSWでピンそば90cmにビシっとつけて、バーディーで締めくくった。
(4バーディー、1ダブルボギー)
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●HOLE.18 560ヤード PAR5 (プレイオフ-1)
カートで移動中もギャラリーからの声援にこたえる両選手。プレーオフはタイガーからの1stショットではじまった。1stショットを左ラフに入れてしまったタイガーに対して、ハリントンは右バンカーへ・・・。両選手共に2ndはFWに戻すだけとなる。まずは、ハリントンがピン奥(ワンピン)にピタッとつけてきた。するとすかさずタイガーもハリントンより奥に落としバックスピンでさらに内側までもって来た。このスーパーショットにものすごい大歓声がまきおこった。結果ここはお互いにバーディーを決めて、プレーオフ2ホール目に突入。
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●HOLE.18 560ヤード PAR5 (プレイオフ-2)
今回も先にショットするのはタイガー。タイガーの1stショットは右バンカーに、あいにく目玉にはなっていないようである。一方、ハリントンの1stショットは左松林にすいこまれた。2ndをタイガーはグリーン花道となるFW中央に運んだが、ハリントンは大変な事になっている。ピンに向かっている方角に、松の木が立っていて、そのまま打てそうにない。かろうじて二本の松の木がねじれてできた、数十センチの隙間がピン方向にあるが、まさかそこを通してくるはずがない・・・・・と思った矢先に、ハリントンが明らかにそちら(松の木)のほうに向かってアドレスをはじめている。あっと思った瞬間、今までボールがあった部分には砂煙がまいあがりボールの姿はない・・・。ボールの行く先を見失った人々が「いったいボールはどこにいったんだ?」とざわつく・・・。その直後、大きなため息にも似た感嘆の声が会場のあちこちから湧き起こった。ハリントンの打ったボールは見事に、その数十センチの隙間を抜けて、グリーン左手前のラフに落ちた。そして、勝負は3rdショットへ。FWからのタイガーとラフからのハリントン・・・。このときは誰もがタイガーが有利だと信じて疑わなかった。しかしハリントンがラフから打ち上げたボールは先にピンそばにつけていたタイガーのボールの更に内側につけた。後がなくなったタイガー・・・。このボールは否が応でもカップにねじ込まなければならない・・・。しかし、タイガーが放った渾身の一打は無情にもカップの右側をぬけていった・・・。そして、ハリントンは難なくバーディーパットを決め、この大会初優勝を飾り、タイガーの三連覇を阻止するだけでなく、1998年から8年間負けなしだったタイガーのプレーオフの連続勝利も12回でストップとなってしまった。とにかく、どんなにピンチのときでも、加速的に崩れていかない精神的な強さが目立った。そして、勝負と決めたときには果敢に攻めていく姿勢が素晴らしい。特に松の木の間を見事に抜いたときの状況を、ハリントンはラウンド終了後のインタビューで「プレイオフは相手との駆け引きではなく、自分の持っているもの全てを出し尽くして戦わなければいけない」と語っていたが、まさにそのとおりのプレイだった。そして、本当の勝負どころが来るまで、ただひたす、崩れないように粘り強く我慢する精神力には感動した。
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●表彰式の模様
■P・ハリントン優勝決定後のインタビュー
-----1日を振り返って
今日はずっと自分のプレーが出来ずに苦しんだ。T・ウッズから3打差をつけられた時はもう終わったかと思ったが、16Hから何とか持ち直した。何が起こるかわからないのがゴルフだね。
-----プレーオフ2回目、木の間を狙ったが?
プレーオフは勝つために出来る事をすることが大事だ。ちょうど木の間が開いていたのでここを狙わなければバーディは取れないと思った。
-----この大会について
このコースは(フェニックスカントリークラブ)非常に素晴らしい。日本初優勝、嬉しいです。日本のファンはゴルフの事をよく知っていて、素晴らしいファンだと思いました。来年もお会いできることを楽しみにしています。
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●競技終了後の各選手のコメント
■P・ハリントン 67-66-71-67=271 (-9) <優勝>
今日はなかなか・・・。プレーオフ2ホールは2人ともフェアウェイを外す内容だったが、パー5だし、とにかくバーディをとらないと負けるという勝負。ずーっと我慢が必要だった。2ホール目の3打目をピンそばぴったりにつけられたのはボーナスだと思っている。もし、あと2メートルくらい残っていたら、あのようにはならなかっただろうね。
-----プレーオフ2ホール目の第2打について
なにしろ、相手はタイガーだから。自分にできること、やれることはなんでもやってやろうという気持ちでいた。前方の木の間には十分に狙えるスペースがあった。だから狙った。ただ、ラインが悪かったのでおもったようにボールが上がらず、ちょっと木に当たったが、運というものはこういうところにもあるのかな、結果的にうまくいったね。クラブはハイブリッドのユーティリティタイプ。3打目はウェッジ。2打目の距離は225y。3打目が95y。
-----タイガーは最終日をトップだと強いとかプレーオフが強いとか言われていたが?
気にしなかった。勝ち負けは相手があってのものだし、その要因の全ては相手の手の中にあると思っている。それに記録というのはいつか誰かに破られるものだし。だからそうしたものは全く気にしない。
-----タイガーにジャケットを着せてもらって
本当にいい気分。このトーナメントはタイガーを破ったし、タイガーにジャケットを着せてもらったし、とても記憶に残る試合になった。別のジャケットも別の機会に是非着せてもらいたいな。
-----タイガーを破って勝った今日は生涯最高の日?
そんなことはないよ。スペシャルなタイミングは何回もあるよ。ワールドカップでの優勝やPGAで初優勝したこともそうだしね。もちろん、嬉しくはあるけど、日本のツアーでそれもダンロップフェニックストーナメントでかてたことこそが嬉しい。僕は米ツアー、欧ツアー、アジアンツアーで勝つことが出来ていて日本で四つ目になった。あとは南アフリカとオーストラリアだね。今週はたくさんの素晴らしいプレーヤーたちが出場し、そうした中で勝てた事が嬉しいね。
-----今日の戦い、チャンスはあると思ったか?
確かに途中で3打差になったが、今日のタイガーが安全なゴルフをしていることがわかっていたから、バーディを出していけばチャンスはあると思っていた。13番が大きかったね。ここで2打差にできたことで、2打差なんて、バーディ、ボギーで簡単にひっくり返る差だし、もう差なんてないも同然だと思った。そしてやはり16番かな。安全にぷれーしていたタイガーが3パットのボギーになったときに十分追いかけるチャンスはあると確信した。メンタルな勝負となると、もう何が起こるかわからない。17番ティショットを打つ時には、こっちが有利な形になっていた。一瞬で流れはかわるもの。
-----全米オープンで敗れた後自分のゴルフを変えたところは?
自分のゴルフを変えることはない。確かにあと一歩だったが、十分に良いゴルフはした。だから変える必要はないと思っている。ただ、もっとメジャーでいつでも優勝争いや戦えるゴルフをしていかなければとは思っているよ。
-----その経験を積む目的で世界を回っている?
旅をする事が好きなので旅をしている。世界中、いろんなところを見たいと思っている。ゴルフは10年かけていろいろと積み上げてきた。オフにはアイデアを見つけてはそれに取り組み、翌年につなげる。今年もアイデアは持っているのでそれに取り組んで、また前に進もうと思っているよ。
-----ミスした後に感情を表現することは?
僕はチームスポーツをやってきたので自分がミスする事も、他人がミスする事もあるから、いちいち怒ってなんかいられない。それに自分自身はがっかりはしても怒る事は基本的に絶対にないです。
-----日本シリーズの権利ができたが?
残念ながら、その週は南アフリカの試合に出場することを決めています。また今後のスケジュールも一杯なので、申し訳ないですが辞退させていただきます。
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■T・ウッズ 65-70-71-67=271(-9) <2位>
今日は一日、ハリントンとのバトルだった。互いに思ったようなプレーができず、なんとかパットでも堪えながらの我慢比べだった。16番で、彼にいいバーディを取られて、こちらは短い距離を押し出してボギーに。その後、残りのホールで並ばれて、負けてしまったなぁという一日。
-----プレーオフには強かったですよね?
もちろん、全部に勝ってきたわけではないし、実際に今日は負けてしまった。勝つチャンスはあった。残りの3ホールで2打差のリードがあればプレッシャーをハリントンに与えることができた。それが、16番でミスショットをして押し出した感じになってしまってボギー・・・それでは勝てない。
-----13番で3打差があって、アイアンで刻んでいったのは安全策?
全体的に今日はドライバーでのショットが、こすり気味に入っていたので、今日の調子では良くないと判断し、アイアンを使用することにした。
-----プレーオフのグリーン上の状況は?
1ホール目は、ボール2個半きれると読んでそのとおりだった。2ホール目は真ん中左センターを狙った。でも実際にはそれほど曲がらなかった。実際は左のエッジくらいだった。今日はスイングが良くなかった。ずーっと堪えながらのラウンドだった。それでも1ホール目はいいショットだった。でも思ったほど風がきていなかった。2ホール目のショットはカットしすぎました。
-----スイングが悪くなったのは?
うーん、スイングそのものは問題なく、良かった。ただ、一方的にカット(スライス)を打っていこうと、左にひっかけないように・・・そればかりを考えてやっていたが、最終的にはその辺がうまくいかなかった。
-----世界No.1プレーヤーとして誰もが勝つだろうと思っていた状況で負けたショックは?
このあと、ハワイに飛んで来週は火曜日からグランドスラムに出場する。時間は十分あるよ。全ては16番。安全にプレーしたつもりだったのに、ボギーにしてしまったところで勝負が決まってしまったようだ。でもそうしたところから学ぶことは多いし、ポジティブに捉えていきたいですね。
-----ハリントンの良いところは?
ドライバーでしょう。今日に関しては互いに苦労したが、基本的にはまっすぐにドライバーの飛ぶ選手だと思っている。
-----3連覇は逃したが、リベンジで来年出場しますか?
是非、戻ってきたい。
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■深堀圭一郎 68-71-69-64=272 (-8) <3位>
まぁ、いいラウンドだったでしょ。ノーボギーだし。今日の後半で-7までもっていこうと思ったんだけどね。でもナイスゲームだよ、欲は少しあるけど。(上位2人に)向かっていけて良かったよ、喰らいついたね。18番Hはイーグルパットが入ったかと思ったね。素晴らしい選手に挑めてよかった。今年、海外の試合にも出た事もあったし、それを活かせたよ。(自分が)プレーオフに加わるとは思わなかったね。2人がバーディパットを外すとは思わなかったよ。外すような選手とは思わないしね。(2人に)入れてもらってよかった、レベルの高さを見れた。盛り上がったし、良かったんじゃないかな。
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■片山晋呉 65-70-71-68=274 (-6) <4位タイ>
お疲れ様でした、楽しめましたよ。ま、こんなもんでしょ。(賞金王確定することは出来なかったけど)先のことを考えてもしょうがないし、今週はこれで十分でしょ。
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■谷口徹 72-68-69-67=276 (-4) <6位タイ>
まぁ、もったいなかったね。ゴルフの内容は良かったけど、もう少しスコアが出れば面白く出来たと思うけどね。パットなんかももったいないのがあった。あと2戦がんばります。
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■谷原秀人 70-77-72-69=288 (+8) <33位タイ>
一緒にまわった高山選手と楽しくラウンドできましたよ。ゴルフの調子はいいですね。(片山選手と賞金の差があきましたが)まぁ、それはしょうがないですよね。
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●パワスポ黒田よりファインダーを通しての感想
(文:黒田 健~今大会では主に撮影担当)
大会が始まる前の予想でP・ハリントンがT・ウッズとの接戦を制して優勝と話していたが(確かに話していた by 松田)、本当にそんな結果になるとは思ってもいなかった・・・。プロアマで見たハリントンの安定感のあるドライバーの飛距離と、トラブル時におけるアプローチの素晴らしさをもってすれば、たとえ世界一のタイガーでも、天候次第では優位にゲームが運べるのではないかと思えたからだ。実際ハリントンは大会が始まってからの最終日までピンチも多かったが、派手さはないものの、常に見事なリカバリーショットで切り抜けていたように思われた。タフな勝負になればなるほど味が出てくるタイプなのかもしれない。もちろん不調ながらもずっとトップ争いを繰り広げたタイガーのプレーには終始驚かされた。
パワスポでは世界最高レベルの試合が宮崎県で行われたということと、そんな素晴らしいプレイを間近に体験できたという感動を少しでも分かりやすくお伝えしようと、がんばって撮影に没頭した。確かに、スポーツ試合はTVなどの生中継を見るのが一番なのだが、またいつか、このパワスポの記事を読み返して「そういえば宮崎でこんな激戦が繰り広げられたんだな~」と思い出してもらえればそれでいいと思う。そんな事から、各ホールごとに、細かくレポートしているのだが、ここまで長々とお付き合いいただいた方に感謝をすると共に、様々なわがままを言ったにも関わらず、取材にご協力いただいた関係者のみなさまには、心からお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。
投稿者 pawaspo : 13:56 | コメント (0) | トラックバック
みやざきゴルフマンス~西橘通り~ [ ゴルフ ]
2006みやざきゴルフマンスフェスティバルinニシタチ
昨日に引き続きダンロップフェニックスを記念したイベントが西橘通り商店街で行われました。太鼓の演奏に始まり、タイガーウッズの手形モニュメント除幕式、ミュージックライブ、ダンスの披露や「DPT出場選手のサイン入りグッズ」が出品された「チャリティオークション」などが行われました。注目のT・ウッズのサイン入りゴルフバッグは昨日より少し安い40万円で埼玉県の方が落札しました。
(レポート:黒田 健)
日時:11月18日(土)18:00-21:30
会場:宮崎市西橘通り
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■T・ウッズ手形モニュメント除幕式
オープニングで太鼓の演奏が行われた後に代表の岩元さんを始め、来賓の方により除幕式が行われました。T・ウッズの手形に手を合わせて大きさを比べてみる人や携帯で写真を撮る人など、多くの人が注目するような素晴らしいモニュメントが出来上がりました。
「タイガーの手形の原版をもらって3週間で完成しましたが、街中での現場作業が多く、人目を気にしながらの仕事だったので大変でした・・・。出来上がりには大変満足していますのでいつかT・ウッズにも見に来てもらえたら嬉しいですね。」
とモニュメントの製作にかかわった「マスジュウ」の工藤渉さんは語ってくださいました。
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■クイズorじゃんけん大会
霧島酒造主催の「じゃんけん大会」が行われました。商品は焼酎はもちろん、宿泊券などがあり道行く人たちも飛び入り参加OKのじゃんけん大会になりました。
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■チャリティオークション
今日もメインのイベントとして行われた「チャリティオークション」には、またまたT・ウッズ、P・ハリントン、片山晋呉などのダンロップフェニックス出場トッププロ達のサイン入りグッズが次々と出品されました。その中でも一番の高額で競り落とされたのは・・・やっぱりT・ウッズのサインが入ったDPT大会オリジナルゴルフバッグが昨日よりは少し安い40万円で埼玉県から大会観戦に訪れた男性が落札。「昨年もオークションに参加したんですが落札する事ができず悔しい思いをしたので、今年は去年より多めにお金を持って参加しました。本当に嬉しいです。」と嬉しそうに語ってくださいました。
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■ゴルフマンス抽選会
そして昨日に引き続き行われた「宮崎市観光協会」のゴルフマンス抽選会では、大会記念グッズやスポーツ関連商品など様々なものが当たる抽選が行われました。また、会場ではパターゲームが行われ見事カップインした人にはビールがプレゼントされました。
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■その他
さらに西橘通りでは豚汁やちゃんこ、お寿司やサンドウィッチなどが特設テントで販売されました。会社帰りに観戦帰りに訪れた人々は美味しい食事を楽しんだ。また、ミュージックライブやダンスパフォーマンスが2つのステージで行われました。
▲左:JERK CHICKEN 500円 右:サンドウィッチ 250円
ダンロップフェニックストーナメントも、明日で最終日。実際に会場に足を運んで世界のトッププロの技術を間近で感じる事ができるいいチャンス!もし今年、会場で観戦する事が出来なかった方も、来年はぜひトーナメント観戦をしていただき、それと共に、全国のゴルフファンのみなさんには「ゴルフマンス」のイベントが盛りだくさんの宮崎県へも、ぜひ遊びに来ていただきたく思います。
投稿者 pawaspo : 10:33 | コメント (0) | トラックバック
競馬予想2006~マイルCS [ 競馬 ]
パワスポ週間競馬予想
今回は2006年11月19日に開催される重賞レースを予想しました。
11R マイルCS(G1)
11/19(日) 6回 京都 6日目
3歳上 ○国際○指(定量) 芝1600m
※今週(木~日)は取材で現場にでているため印だけの予想になります。
■パワナビ松田
◎ダイワメジャー
○マルカシェンク
▲スーパーホーネット
△ハットトリック
×アグネスラズベリ
→直感で買いました
■パワスポ黒田
◎ダイワメジャー
○ダンスインザムード
▲マルカシェンク
△ハットトリック
×デアリングハート
→サンデーどんぶりの三連複の大盛馬券です。
■パワナビ甲斐
◎ダイワメジャー
○コートマスターピース
▲ダンスインザムード
△キンシャサノキセキ
×テレグノシス
→松坂つながりで「メジャー」と、今、宮崎で開催されているダンロップフェニックストーナメントにちなんで「ダンロップ厩舎」のイギリス馬から馬連
投稿者 pawaspo : 09:15 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月18日
DPT大会関連レポート~大会3日目 [ ゴルフ ]
■2006 DUNLOP PHOENIX TOURNAMENT ~3nd Round
11月18日(土)、第3ラウンドをむかえたDPTはあいにくの雨模様となった。朝の気温は11.9度、午後には少し気温も上昇したが11月に入っても日中の最高気温が20度を超えていた宮崎の気候から比べると、強い雨にともなう今日の寒さはプレイヤーにとって大敵となった。急激な気温・天候の変化により、昨日まで着実にスコアを伸ばしていた選手達も大苦戦を強いられ、ほとんどの選手達がスコアを崩していった。昨日単独トップにたった注目のT・ウッズも、寒さの影響からか徐々に調子を崩し7番ホールでは痛恨のダブルボギー。さらに快心のショットが運悪くフェアウェイ上の木の根もとに落ちるなど、思ったようなプレイができず、この日+2、トータル-6とスコアを下げた。自身もこの日を「非常にタフな1日だった」と試合後の記者会見で振り返っていた。・・・とはいいつつも、一時は昨日の2位から追い上げたP・ハリントンに最大三打差のリードを奪われたシーンもあったが、最終18番ホールをきっちりとバーディーで締めくくり、終わってみればトップタイで最終日を迎えることになった。「明日の優勝スコアは?」という記者の質問に対してタイガーは「明日の天候次第ですが、この状況がつづくようなら60代をだせばチャンスがありそうです」と応えた。ちなみに、タイガーが第3ラウンドを終了した時点で、1位または1位タイだった場合の成績は、PGAツアー41試合中38試合で優勝(勝率は92.68%)、すべての大会では50試合中45試合で優勝(勝率は90.00%)、というデータがあることからも、大会三連覇にむけて視界良好といっても過言ではないだろう。そして、この日、タイガーを追い詰めトップタイに立った2006年度の欧州ツアー賞金ランキング1位の実績をもつP・ハリントン(この日+1)をもってしても「今日は精神的にも肉体的にもタフだったのでとても疲れました・・・明日のためにリフレッシュしたい」と語っていたことからも、いかに厳しいコンディションの中で行われたかが分かる。I・ポールターやJ・ローズをはじめ昨日調子を上げてきた外国人選手達も軒並みスコアをさげた。そんな中、日本の谷口拓也(-3/4位)と深堀圭一郎(-2/5位T)が気迫のこもったプレイで順位を上げてきた。両選手共に最終18番ホールをバディーでまとめ、明日の優勝争いに名乗りをあげた!そして、最後まで我慢のゴルフで乗り切った片山晋呉はトータル-4とし、トップから二打差の好位をキープしており、タイガーの三連覇に待ったをかけるべく虎視眈々と鋭気を養っている。なんといっても明日最終日の注目は、日(片山)、米(タイガー)、欧(ハリントン)の賞金王直接対決!今年はどんな伝説が生まれるのかが楽しみである。
(撮影:黒田 健 文:松田秀人)
↓3nd Round終了時のトップ4
▲左:T・ウッズ(1位タイ) 右:P・ハリントン(1位タイ)
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●3ラウンドスコア
Rank Name 1R 2R 3R Total Score
1 タイガー ウッズ 67 65 72 204 -6
パドレイグ ハリントン 67 66 71 204
3 片山 晋呉 65 70 71 206 -4
4 谷口 拓也 70 69 68 207 -3
5 深堀圭一郎 68 71 69 208 -2
ジャスティン ローズ 73 63 72 208
7 谷口 徹 72 68 69 209 -1
8 井上 信 73 68 69 210 E
9 広田 悟 67 71 73 211 +1
スコット レイコック 70 68 73 211
G・フェルナンデスカスタノ 66 72 73 211
イアン ポールター 70 64 77 211
13 伊澤 利光 67 72 73 212 +2
野仲 茂 71 68 73 212
15 中嶋 常幸 70 74 69 213 +3
鈴木 亨 71 72 70 213
佐々木久行 67 72 74 213
横尾 要 73 71 69 213
近藤 智弘 71 68 74 213
宮里 優作 73 70 70 213
矢野 東 70 70 73 213
小田 龍一 73 69 71 213
小田 孔明 71 68 74 213
シーブ カプール 70 70 73 213
25 デービッド スメイル 72 72 70 214 +4
葉 偉 志 72 67 75 214
27 藤田 寛之 70 73 72 215 +5
立山 光広 73 70 72 215
トーマス ビヨン 74 70 71 215
30 兼本 貴司 73 70 73 216 +6
グレゴリー マイヤー 69 74 73 216
中川 勝弥 73 67 76 216
I・J・ジャン 73 68 75 216
34 佐藤 信人 69 74 74 217 +7
平塚 哲二 75 67 75 217
今野 康晴 73 73 71 217
武藤 俊憲 73 68 76 217
38 加瀬 秀樹 70 69 79 218 +8
桑原 克典 76 70 72 218
金 鍾 徳 72 70 76 218
田中 秀道 76 71 71 218
丸山 大輔 70 71 77 218
スティーブン コンラン 73 72 73 218
今井 克宗 73 72 73 218
クレイグ ジョーンズ 74 71 73 218
クリス キャンベル 70 74 74 218
47 川岸 良兼 72 71 76 219 +9
林 根 基 73 74 72 219
デービッド ハウエル 77 69 73 219
谷原 秀人 70 77 72 219
川原 希 71 76 72 219
市原 建彦 76 69 74 219
Y・E・ヤン 74 71 74 219
高山 忠洋 75 72 72 219
55 宮瀬 博文 73 69 78 220 +10
ディネッシュ チャンド 76 70 74 220
57 宮本 勝昌 71 75 75 221 +11
S・K・ホ 73 73 75 221
白 佳和 69 74 78 221
60 増田 伸洋 74 72 76 222 +12
塚田 好宣 73 73 76 222
ルイ オイストハイセン 75 70 77 222
63 秋葉 真一 74 72 77 223 +13
菊池 純 73 74 76 223
65 髙橋 竜彦 72 75 79 226 +16
真板 潔 73 73 WD
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●上位選手達のプレイ
画像は下記の組が主
13組のT・ウッズ、P・ハリントン、I・ポールター
12組の片山晋呉、J・ローズ
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.1 386ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
5Wでのティーショットはフェアウェイ中央に!2ndがのこり132ヤードをPWでピンから3mにつけ2パットでパーセーブ。
■P・ハリントン (バーディー)
3Wでのティーショットはフェアウェイ中央の低い松の木の手前におちた。2ndはのこり107ヤードをPW。ピン奥に落ちたボールはバックスピンがかかりピンそば50cmに寄りなんなくバーディー。
■片山晋呉 (パー)
フェアウェイ右サイドから、ピン手前に2オン。2パットでパーセーブ。
■J・ローズ (パー)
ティーショットを左松林に入れ、2ndをグリーン手前バンカーに入れるもパーセーブ!
■I・ポールター (バーディー)
左のセミラフから打った2ndはピンから10mをのこし止まってしまったが、なんとこのロングパットを決めてバーディー。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.2 435ヤード PAR4
■T・ウッズ (ボギー)
5Wで放った快心のショットはフェアウエイど真ん中に・・・しかし運悪く、コース上にある小さな松の木の根元に転がり、2ndは8Iでの左打ちトラブルショット・・・。結局3オン2パットでボギーとしてしまった。
■P・ハリントン (パー)
1Wでティーショット。フェアウェイ左サイドから残り102ヤードの2ndは7I。ピン左手前につけて連続バーディーのチャンスを迎えるが、ピン左横をわずかにかすめ、惜しくもパーセーブ。
■片山晋呉 (パー)
手前からのバーディーパットとなったが、わずかにそれてバーディーならず。
■谷口拓也 (パー)
■深堀圭一郎 (ボギー)
■J・ローズ (パー)
ティーショットを左松林に入れ、2ndをグリーン手前バンカーに入れるもパーセーブ!
■I・ポールター (パー)
右ラフからの2ndはグリーンをとらえP・ハリントンの内側につけたが、結局2パットでパーセーブ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.3 180ヤード PAR3
■T・ウッズ (パー)
昨日ボギーのタイガーだが、6Iでピンの左にピタリ!しかしこのバーディーチャンスは活かせなかった。
■P・ハリントン (パー)
こちらも5Iでピン手前にピタリとつけたが惜しくもバーディーならず。
■谷口拓也 (パー)
■I・ポールター (ボギー)
5Iでのショットはグリーン左のバンカーへ・・・ボールは沈んでおらず、フワッとあがり、いい感じにみえたが、雨の影響からか、意外とボールが転がらず距離を残し、結果ボギー
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.4 557ヤード PAR5
■T・ウッズ (バーディー)
1ラウンド目はバディー、2ラウンド目はイーグルと相性のいいコースでしっかりとバーディーをもぎとる!
■P・ハリントン (バーディー)
2ndショットにも1Wを使用し、タイガーに負けてならじと積極的にバーディーをとりにいった!
■片山晋呉 (パー)
■谷口拓也 (パー)
■深堀圭一郎 (パー)
■J・ローズ (バーディー)
■I・ポールター (パー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.5 415ヤード PAR4
■T・ウッズ (バーディー)
4番ホールに続き連続バーディー!
■P・ハリントン (バーディー)
こちらも4番ホールに続き連続バーディー!
■片山晋呉 (パー)
■谷口拓也 (バーディー)
■深堀圭一郎 (バーディー)
■I・ポールター (パー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.6 200ヤード PAR3
■T・ウッズ (パー)
■P・ハリントン (ボギー)
■片山晋呉 (パー)
■谷口拓也 (ボギー)
■深堀圭一郎 (バーディー)
■J・ローズ (パー)
■I・ポールター (パー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.7 483ヤード PAR4
■T・ウッズ (ダブルボギー)
ティーショットの1Wがラフへ・・・5Iの2ndがバンカーに入り、運悪くメダマ。4打目でグリーンをとらえたが、2パットで痛恨のダブルボギー。
■谷口拓也 (バーディー)
■深堀圭一郎 (パー)
■J・ローズ (ボギー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.8 387ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
■P・ハリントン (ボギー)
■片山晋呉 (パー)
■谷口拓也 (バーディー)
■深堀圭一郎 (パー)
■J・ローズ (パー)
■I・ポールター (ダブルボギー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.9 431ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
■P・ハリントン (パー)
■谷口拓也 (パー)
■I・ポールター (ボギー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.10 475ヤード PAR4
■P・ハリントン (パー)
グリーン右手前からのアプローチはピン奥まで転がったが、しっかりとパーセーブ。
■片山晋呉 (パー)
2ndをフェアウェイ右バンカー手前ラフからグリーン花道に運ぶも、雨のためにアプローチが転がらず、距離が残るパッティングとなってしまった・・・。しかし、これをねじ込み気迫のパーセーブ。まだまだ我慢のゴルフが続く。
■谷口拓也 (パー)
■深堀圭一郎 (パー)
■J・ローズ (ボギー)
グリーン左奥のラフからのアプローチは絶妙のコースに転がりパーセーブなるかと思われたが、カップのフチにけられ惜しくもボギー。
■I・ポールター (ボギー)
途中のダブルボギーをはさみ、コレで4連続ボギーとなってしまった。昨日はショットが安定していたが、寒さのせいか?今日は安定感を欠いている。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.11 165ヤード PAR3
■T・ウッズ (パー)
8Iでピン奥にピタリ!絶好のバディーチャンスだったが、カップの前で微妙にスライスしバーディーならず。
■P・ハリントン (パー)
■片山晋呉 (バーディー)
ピンの左サイドにピタリとつけて、執念のバーディーをもぎ取った!
■谷口拓也 (パー)
■深堀圭一郎 (パー)
■J・ローズ (パー)
ロングパットはコースも距離も絶妙だったが、雨のせいか?後ひと転がりせず、手前で失速・・・。
■I・ポールター (パー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.12 439ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
1Wでのティーショットは右のラフへ、197ヤードを残し5Iでの2ndはグリーンのカラーに止まりロングパットが残ってしまったがしっかりとパーセーブ。
■P・ハリントン (パー)
1Wでのティーショットはフェアウェイ中央へ、201ヤードをのこした2ndはピン左手前につけるも距離を残してしまいバーディーはならず。
■片山晋呉 (パー)
■谷口拓也 (ボギー)
■深堀圭一郎 (パー)
■J・ローズ (パー)
■I・ポールター (ボギー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.13 332ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
ワンオンは狙わず3Iでフェアウェイをキープ、残り115ヤードをPW。抜群の距離感でピン右横につけるが、バーディーならず。
■P・ハリントン (パー)
1Wでワンオンを狙うがグリーン左横バンカーのさらに左ラフに落ちる・・・。2ndは背中に松の木があたり自由なスイングができず、結局パーにおわった。
■片山晋呉 (パー)
ドッグレッグ左内側のコーナー部分ラフにつかまる・・・2ndは松の木が前をふさぐ形となってフェアウェイにだすだけとなった。3rdでピン手前につけて、距離ののこるパットとなったが、これをねじ込んで、思わずガッツポーズ!見事にピンチからパーセーブを決めた。
■谷口拓也 (パー)
■深堀圭一郎 (バーディー)
■J・ローズ (パー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.14 419ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
3Wでのティーショットは左サイドのセミラフへ・・・。ラフはじっとりと水を含み重たそうだ。のこり172ヤードの2ndは8Iでピン左手前におとす。8mのパットがわずかにはずれパーセーブとなった。
■P・ハリントン (パー)
1Wのティーショットはタイガーと同様に左サイドのセミラフへとんだ。166ヤードをのこした2ndはピン左手前におちた。9mのパットがのこったがパーセーブで切り抜けた。
■片山晋呉 (パー)
タイガー、ハリントン同様のルートで、こちらもパーセーブ。
■谷口拓也 (パー)
■深堀圭一郎 (パー)
■J・ローズ (パー)
■I・ポールター (パー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.15 455ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
1Wでのティーショットはフェアウェイキープ。のこり165ヤードの2ndはピンとは反対側のグリーン右にオン。10mのパットがのこり、結局パー。
■P・ハリントン (ボギー)
1Wでのティーショットはフェアウェイ中央をキープ。180ヤードをのこした2ndは5Iで20ヤードにおとす。しかし2mのパットをはずしボギーとする。
■片山晋呉 (パー)
1stショットは僅かにそれたが、ギリギリでフェアウェイにのこる・・・我慢のゴルフに徹したせいか?運もでてきた。2ndショットはバンカーを越えて右ラフへ・・・しかし、深いラフからでもぴったりとピンにつけてパーセーブ。
■谷口拓也 (パー)
■深堀圭一郎 (パー)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.16 402ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
1Wでのティーショットは右2ツ目のバンカーを越えてラフへ・・・。さらに87ヤードをのこした2ndショットもグリーンオーバーで深いラフに入る。3rdは絶妙のロブショットであわやチップイン・・・。
■P・ハリントン (ボギー)
フェアウェイ左サイドからの2ndは99ヤード。しかしグリーンをオーバーし深いラフへ入ってしまった。アプローチでも微妙な距離を残してしまい結局ボギーとなった。
■片山晋呉 (ボギー)
右ラフからの2ndショットでグリーン前の花道に運んだが、アプローチで微妙な距離を残し、そこから2パット・・・・・結果はボギー・・・。我慢のゴルフはまだ続いていた。
■谷口拓也 (パー)
■深堀圭一郎 (ボギー)
■J・ローズ (バーディー)
バーディーパットがカップのヘリで止まってしまったかに見えたが、願いが通じたのか、コロッとカップインしバーディー。
■I・ポールター (バーディー)
1stショットをフェアウェイバンカーに入れてしまったが、そこから残り125ヤードをピンまで1mにつけ、久々のバーディー・・・。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.17 186ヤード PAR3
■T・ウッズ (ボギー)
4Iで放った1stショットは左の松の木にあたり左ラフへ・・・。アプローチが思ったように転がらず、難しい下りのパットが3m残り結局ボギーとした。
■谷口拓也 (パー)
■深堀圭一郎 (パー)
■J・ローズ (+3)
右バンカーのさらに右ラフからピンを狙うが、バンカー内にある二本の松の木がじゃまをする・・・。結局2ndはグリーンにとどかず、終わってみれば3オン3パットのトリプルをたたいてしまった。
■I・ポールター (ボギー)
風の影響からか?グリーンのかなり手前にオンするも、長いパットがのこり3パットでボギー。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.18 560ヤード PAR5
■T・ウッズ (バーディー)
1Wでのティーショットは右の松林へ・・・ボールはまたも木の根元に転がり、2ndはフェアウェイにだすだけとなる・・・。しかし、最後の最後でタイガーがみせてくれた。5Wで放ったのこり245ヤードの3rdショットがまっすぐピンに向かい、ピッタリとピンをとらえる。そして3mのバーディーパットを見事にねじ込み、ガッツポーズ。天候もあるが、不運な場面も幾たびもありタイガーにとっては、はがゆくもあり、苦しい1日となったが、終わってみれば-6のトップタイで最終日を向かえることになった。明日は、ぜひ今日の鬱憤を晴らすようなタイガーチャージを見せて欲しい。
■P・ハリントン (パー)
タイガー同様にタフな1日となったが、崩れきってしまう選手が多い中、しっかりと踏みとどまったところは、さすがに過酷な条件下でのプレイを経験しているヨーロッパ賞金王だけのことはある。
■片山晋呉 (パー)
パーの山を築き上げた、我慢のゴルフは必ず明日の最終日に繋がるはず。明日のタイガー、ハリントンとの日、米、欧、賞金王直接対決となる最終組が実に楽しみである。
■谷口拓也 (バーディー)
18番をバーディーでまとめた谷口拓也が、この日最高の68をマーク!順位も一気に上げて4位につけた!
■深堀圭一郎 (バーディー)
5バーディー、4ボギーと出入りの激しい1日になったが、5バーディーは井上 信と並んでこの日最多!
■J・ローズ (パー)
よく粘っていただけに、最後のトリプルが実に残念・・・しかし爆発力もありそうなので、明日はどうなるかわからない・・・。
■I・ポールター (ボギー)
昨日は安定感のあったショットが今日はちぐはぐに・・・この日だけで+7は苦しい・・・。
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●競技終了後の各選手のコメント
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■T・ウッズ
今日は色々とあって本当にタフな一日でした。パーセーブが難しい中でハリントンはスコアを伸ばしてきて、一時は3打差もあったが最終的にオールスクエアに出来て、うまく逃げきったかなというところ。前半で良いショット後、2番で木の根元に、7番はバンカーで目玉と事件が2つ。もっとも、ゴルフはそうした事があっても前に進むしかない。今日は誰にとっても難しいコンディションであった訳だし、そうした中で良いプレーが出来たのではないか。17番ホールのティショットでギャラリーの声がちょうどインパクトに来てしまって曲げてしまった。まぁ、そういう事もありますよ。明日もタフな一日になりそうだね、我慢が必要だ。60代が出せれば良い結果が出せるのでは。明日は後から抜かれないよう良いプレーをする事、そして展開によって必要な事を必要な時にやるだけです。
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■P・ハリントン
今日は精神的、肉体的にもタフだった。非常に疲れた。決戦前だからしっかり休んでそなえたい。今日は、途中リードを広げることが出来ていたのに最終的にはタイガーとタイに。今日のタイガーはアンラッキーがあったのにそれをいかせずに結局タイで並んでしまったのが残念だ。タイガーが3日目をトップで迎えると非常に強いという事はわかっているが、まぁ気にしないでやっていきたい。
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■片山晋呉
寒い。このコンディションでこのスコアはもう最高でしょう。これ以上は出ないですね。気持ちを切らすことなくやってました。後半、ドライバーがあたっても球が飛ばなくなってしまった。風とか体の冷えとか、まぁそんな所でしょうか。明日は絵にかいたような組み合わせになりそう。厳しい戦い、これまで10年やってきた経験全てを出し切って、良い勝負が出来るかどうかだと思う。それを期待してください。
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■谷口拓也
寒いよ!寒くて長くて大変でした。12番なんかセカンドがスプーンですよ。いつもなら8番か9番って感じ。この時が風も寒さも一番強かった。(ボギー?)まぁ、パターが入ってるんでしのげた感じ。それと序盤が良かったですね。5番、7番、8番とバーディで6番もナイスボギーだったしね。明日は天候次第でしょ。普通にゴルフできれば大丈夫だと思います。いい所で回れるから楽しみですしね、頑張りますよ。
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■深堀圭一郎
いや~きつかった。寒いし距離も出ないからね。でも、ショートゲームが良かった。それでスコアをある程度まとめることができましたね。こういうコンディションの悪い日はマネージメントを重視しています。ラフに入れるともちろんダメだけど、ティーショットはフェアウェイのどっち側に打った方がこのホールは攻めやすいとか。とにかく今日はマネージメントだった。海外選手が上位に並んでいるけど、なんとか日本人の名前が上に行くように頑張ります。
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■J・ローズ
17番ホールを除けば、1アンダーでまずまずだった。17番ホールのトリプルボギーは痛かった。雨でランもなく、またピンポジションも奥目が多く、距離的にもタフなコンディションだった。トップとは4打差…明日も今日と同じコンディションと思われるし、なんとか追いつきたいが。とにかく明日も全力で頑張ります。
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■谷口徹
寒かったね~、距離は出ないし。ショートヒッターには厳しい。でもまぁ全体的に良かったけど、パットが良かった。前半は雨でグリーンも止まるし、スコアが伸びるかと思ったけど後半はきつかった。17番のグリーンの時は手の感覚がなかった。(トップはー6)そんなに落としてるの?人をやる気にさせといて明日またぶっちぎっちゃうんじゃないの?でも今日は彼らでもきつかったんでしょ。
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■井上信
コンディションが悪くて大変でしたね。ピンガ奥だったこともありますが、距離が長かった。自分なんかにはキツイですね。ミドルのセカンドショットで7番Wを3回も使いましたからね。その分短いホールでバーディ取れたのが良かったです。初日、2日目とパターのフィーリングが合わなかったけど、今日は雨が降った分しっかり打てて自分には良かったですね。このコースは難しいですから、逃げたら逃げたなりに攻めたら攻めたなりに落としますからね。明日はバーディパットを打つ回数を増やしたいですね。
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投稿者 pawaspo : 15:08 | コメント (0) | トラックバック
みやざきゴルフマンス~若草通り ワインパーティー~ [ ゴルフ ]
DPTチャリティオークション&ワインパーティ in 若草通り!
宮崎市商店街の若草通りではダンロップトーナメントを記念して、ワインと食事を共に楽しみながら「チャリティーオークション」などの各種イベントが行われました。中でもゴルフマンスを記念して行われたチャリティオークションでは、T・ウッズのサイン入り大会オリジナルゴルフバッグが48万円で落札されるなど、次々と選手のサイングッズが競り落とされました。
(レポート:黒田 健)
▲左:イベント会場となった若草通り 右:チャリティオークションの様子
日時:11月17日(金)17:00-21:30
会場:宮崎市若草通り
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●ワインパーティ
▲左:たくさんのボジョレヌーヴォ 右:ワインパーティを盛り上げたスタッフ
17時から始まったワインパーティでは昨日解禁のボジョレーヌーヴォや飲食店のスペシャルメニューの販売などが行われ、商店街内の飲食スペースが足りない程の人が集まりワインやビールを片手に秋の夜長を楽しむ姿が見られました。
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■ドンキーズカフェ(カフェ・軽食)
---カリードヌーボォ 500円
TEL/0985-20-8626
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■アンダーバー(カフェバー)
---牛タンシチューのガーリックトースト添え 1,000円
TEL/0985-35-4058
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■Food & Bar H・O・T
---本場キムチちぢみ 300円
TEL/0985-23-9779
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■アルベロベロ(ピザ)
---ピザレギュラー 1,200円
TEL/0985-28-8968
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---和風タンシチュー 500円
TEL/090-3010-6478
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■sasebo burger
---佐世保バーガー(ビッグ15cm)690円・(レギュラー)580円
TEL/080-3944-8617
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商店街内につくられたステージでは、ミュージックライブが行われ県内のアマチュアバンドによる演奏やダンスチームの演技などが行われました。
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●お楽しみ抽選会
商店街の西側では、宮崎市観光協会によるお楽しみ抽選会が行われ、フェニックスリーグで宮崎を訪れたプロ野球球団のマスコットのぬいぐるみやキャップなどが商品としてだされました。
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●イルミネーション点灯式
午後7時には1月8日まで行われる「ウィンターキャンペーン」のオープニングセレモニーとしてイルミネーションの点灯式が行われました。ゲストには福岡ソフトバンクホークスの「ムネリン」こと川﨑選手が登場!野球少年と共にスイッチを押すと煌びやかなイルミネーションが辺りを照らし商店街の雰囲気は一気にクリスマスモードにかわった。Doまんなかモールでは1月8日まで宮崎市の冬を盛り上げる様々なイベントが企画されています。
※詳しいことはDoまんなかモールHPまで
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●チャリティオークション
本日のメインのイベントとして行われた「チャリティオークション」にはT・ウッズ、P・ハリントン、片山晋呉などのダンロップフェニックス出場トッププロのグッズが次々と落札されました。
その中でも一番の高額で競り落とされたのは・・・T・ウッズのサインが入ったDPT大会オリジナルゴルフバッグ(詳しくはこちらのレポート)が48万円で大阪から大会観戦に訪れた男性が落札。オークションは明日の「西橘通り ナイトインゴルフマンスフェスティバル」でも行われますので、皆様ぜひ宝物を探しに足を運んでください!
投稿者 pawaspo : 11:00 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月17日
DPT大会関連レポート~大会2日目 [ ゴルフ ]
■2006 DUNLOP PHOENIX TOURNAMENT ~2nd Round
11月17日(金)、フェニックスカントリークラブにて予選第2ラウンドが行われた。昨日に続き、この日も晴天に恵まれ、会場には6000人を超える観戦客が来場した。84名のツアープレイヤーが熱戦を繰り広げている予選も今日で終わり。明日からの第3ラウンドは147ストローク(+7)、60位までの66名の選手が出場する。そして今日行われた第2ラウンドは、なんといっても外国人選手達の活躍が目立った。中でもタイガー・ウッズは三連覇にむけて大きく前進したといえる。この日の圧巻は557ヤード、パー5の4番ホール。2オンを狙った2ndショット(5W)はグリーン奥のカラーにとまる。「単純にランニングで転がそうと思ったら、強めにあたってしまいカップのフチにあたって入った・・・もしフチにあたっていなければ2~3mぐらいはオーバーしたであろう」といいつつイーグル!ボギーを叩く場面もあったがすぐに建て直しができ、結果1イーグル、5バーディー、2ボギーの-5、トータルを-8として予選ラウンドを単独トップで通過した。そんな好調タイガーについては毎ホールごとの経過をご紹介する・・・。そして昨日はタイガーと共に-3で3位だったパドレイグ・ハリントンも5バディー、1ボギーの-4とし、トータル-7で2位通過を果たした。昨日イーヴンだった イアン・ポールターは7バーディー、1ボギーの-6と快進撃をみせて単独3位で通過し、昨日+3で36位だったジャスティン・ローズは、この日、8バーディー、1ボギーの-7、トータル-4とし、一気に5位に飛躍。6位には-2でフェルナンデスカスタノとスコット・レイコックが入り、外国人選手達が上位を占める形となった。一方、昨日-5で1位だった片山晋呉は3バーディー、3ボギーとスコアは変わらず単独4位で予選を通過。広田悟も-2で6位につけているが、今日の勢いを見る限り、日本人選手達はややおされ気味・・・明日の巻き返しに期待したいところ・・・。ということで、今日のレポートは大活躍の外国人選手を中心にご紹介する。さらに、昨日はパワナビ松田が、会場のグルメをたっぷりとご紹介したが、本日は、よりDFT観戦を楽しむために各ホールごとのオススメ観戦ポイントや移動方法などをパワスポ黒田が紹介する。
(文・撮影:黒田 健 文・撮影:松田秀人)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●2ラウンドスコア
Rank Name 1R 2R Total Score
1 タイガー ウッズ 67 65 132 -8
2 パドレイグ ハリントン 67 66 133 -7
3 イアン ポールター 70 64 134 -6
4 片山 晋呉 65 70 135 -5
5 ジャスティン ローズ 73 63 136 -4
6 広田 悟 67 71 138 -2
スコット レイコック 70 68 138
G・フェルナンデスカスタノ 66 72 138
9 佐々木久行 67 72 139 -1
加瀬 秀樹 70 69 139
伊澤 利光 67 72 139
野仲 茂 71 68 139
深堀圭一郎 68 71 139
近藤 智弘 71 68 139
葉 偉 志 72 67 139
谷口 拓也 70 69 139
小田 孔明 71 68 139
18 谷口 徹 72 68 140 E
中川 勝弥 73 67 140
矢野 東 70 70 140
シーブ カプール 70 70 140
22 丸山 大輔 70 71 141 +1
井上 信 73 68 141
武藤 俊憲 73 68 141
I・J・ジャン 73 68 141
26 宮瀬 博文 73 69 142 +2
金 鍾 徳 72 70 142
平塚 哲二 75 67 142
小田 龍一 73 69 142
30 鈴木 亨 71 72 143 +3
川岸 良兼 72 71 143
佐藤 信人 69 74 143
兼本 貴司 73 70 143
藤田 寛之 70 73 143
立山 光広 73 70 143
グレゴリー マイヤー 69 74 143
宮里 優作 73 70 143
白 佳和 69 74 143
39 中嶋 常幸 70 74 144 +4
デービッド スメイル 72 72 144
横尾 要 73 71 144
トーマス ビヨン 74 70 144
クリス キャンベル 70 74 144
44 スティーブン コンラン 73 72 145 +5
市原 建彦 76 69 145
Y・E・ヤン 74 71 145
今井 克宗 73 72 145
クレイグ ジョーンズ 74 71 145
ルイ オイストハイセン 75 70 145
50 桑原 克典 76 70 146 +6
真板 潔 73 73 146
秋葉 真一 74 72 146
今野 康晴 73 73 146
ディネッシュ チャンド 76 70 146
デービッド ハウエル 77 69 146
宮本 勝昌 71 75 146
増田 伸洋 74 72 146
塚田 好宣 73 73 146
S・K・ホ 73 73 146
60 田中 秀道 76 71 147 +7
林 根 基 73 74 147
菊池 純 73 74 147
谷原 秀人 70 77 147
川原 希 71 76 147
高山 忠洋 75 72 147
髙橋 竜彦 72 75 147
----- 以上予選通過 -----
67 ウェイン パースキー 70 78 148 +8
68 尾崎 直道 76 73 149 +9
三橋 達也 73 76 149
田島 創志 74 75 149
71 友利 勝良 76 74 150 +10
野上 貴夫 77 73 150
ブレンダン ジョーンズ 75 75 150
74 横田 真一 73 78 151 +11
ウォンジョン リー 74 77 151
76 小山内 護 74 78 152 +12
辛 容 振 76 76 152
高島 康彰 75 77 152
79 米山 剛 78 76 154 +14
80 久保谷健一 78 77 155 +15
81 堀之内 豊 79 77 156 +16
82 杉原 輝雄 83 79 162 +22
尾崎 将司 76 WD
室田 淳 74 WD
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.1 386ヤード PAR4
■T・ウッズ (バーディー)
5Wで軽く打った感じティーショット、2ndは9I、2オン1パットで難なくバーディー!
■パワスポ黒田の「HOLE.1」観戦ポイント
やはり1日の始めでゆっくりと選手を見るにはティーのスタンドに来るのが一番。優勝争いをする最終組みが来るまで一人一人選手をチェック!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.2 435ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
HOLE.1に続きティーショットは5W、ラフからの2ndは7I、2オン2パットでパーセーブ。
■丸山大輔 (バーディー)
2ndショットをピンの右横にピッタリよせナイスバーディー!
■パワスポ黒田の「HOLE.2」観戦ポイント
1番グリーンに向かうと少し人が多く大変なので2番は2打目のポジションに移動。左サイドのバンカーを避ける選手が多いため、右サイドがオススメ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.3 180ヤード PAR3
■T・ウッズ (ボギー)
6Iでのティーショットはグリーン左のバンカーへ・・・SWでリカバリー、3.5mをのこし2パットでボギー。
■中嶋常幸 (パー)
ピン右横の絶好の位置につけたが、惜しくもバーディーは逃してしまった。
■パワスポ黒田の「HOLE.3」観戦ポイント
2番の2打目のあとはすぐそばの3番グリーンに。ピンに向かって飛んでくる球筋をチェック。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.4 557ヤード PAR5
■T・ウッズ (イーグル)
本日はじめての1Wが557ヤードで登場!5Wの2ndショットがカラーにかかったが、強めのランがカップのフチにあたり、よもやのイーグル!自身は「単純にランニングで転がそうと思ったら、強めにあたってしまいカップのフチにあたって入った・・・もしフチにあたっていなければ2~3mぐらいはオーバーしたであろう」と振り返る・・・。
■パワスポ黒田の「HOLE.4」観戦ポイント
選手の移動と共にティーグランドに。選手との距離の近さに驚かされる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.5 415ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
ティーショットは4I、2ndは8Iでバンカー手前狙い通りの位置に運び残り163ヤード、2オンでのこり2mを2パットでパーセーブ。
■宮里優作 (バーディー)
2ndはフェアウエイ左サイドのグラスバンカーからピン左横へ!コレをきっちり決めてバーディー。
■パワスポ黒田の「HOLE.5」観戦ポイント
4番のティーショットを見たら次は5番グリーンに。観戦は少し先回りが余裕を持ててよい。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.6 200ヤード PAR3
■T・ウッズ (パー)
4Iのティーショットがバンカーにつかまる。SWでのバンカーショットはピン迄3mに付け見事にパーセーブ。
■片山晋呉 (バーディー)
■パワスポ黒田の「HOLE.6」観戦ポイント
ショートホールをグリーン周りで観戦。ティーショットに行くと7番が見れなくなる可能性がある。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.7 483ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
ティーショットは1W、フェアウェイバンカーを越え松林にかかってしまうが、のこり206ヤードの2ndを5Iで、36ヤードの3rdショットはSW、2mのパットをねじ込みパーセーブ。
■I・ポールター (パー)
300ヤードの表示を越えたポールターのティーショット!惜しくも2オンならずのパーセーブだったが、ショットの安定感は抜群!好調なのがわかる。
■パワスポ黒田の「HOLE.7」観戦ポイント
ほとんどの選手がドライバーをもって広いフェアウェイに打ち出す事から、力いっぱいのスイングを楽しめるポイント。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.8 387ヤード PAR4
■T・ウッズ (バーディー)
3Iでのティーショットは右ドッグレッグの曲がり角に付け残り142ヤード、これをPWでピンまで2mにつける。ここは見事にバーディーで決めた!
■パワスポ黒田の「HOLE.8」観戦ポイント
ここは少し距離があるのだが7番ティーから8番グリーンへ向かうと2つ前の組が見られる可能性がありる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.9 431ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
ティーショットは3Wでフェアウエイをキープ、のこり151ヤードの2ndを9Iで2オン!微妙なフックラインにのったとおもたったが、ここは2パットでパーセーブ。
■I・ポールター (バーディー)
ショットが好調のポールター!2ndショットはピンそばにピタリで大歓声!鮮やかなバーディーを決めた!
■パワスポ黒田の「HOLE.9」観戦ポイント
ティーショットは人も多いので2打目のポジションがオススメ。比較的観客が少なく見やすいポジション有り。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.10 475ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
左ドッグレックのティーショットは3W、ちょうど曲がり角のフェアウエイ真ん中から2ndショット、のこり194ヤードを5Iで2オンに成功。ピンまで6mの位置につけ、下りのスライスラインを2パットで沈めた。
■I・ポールター (バーディー)
ポールターが連続バーディー!安定したショットで、次々に好位置をキープ!
■パワスポ黒田の「HOLE.10」観戦ポイント
ティーショットは待ち構えている観客が多いので、セカンドを狙うのがオススメ!フェアウェイも広く、観戦しやすくなっている事から、余裕を持って先回りしたい。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.11 165ヤード PAR3
■T・ウッズ (バーディー)
165ヤードを8Iで攻めたタイガー、6.5mのバーディーパットが決まった!
■パワスポ黒田の「HOLE.11」観戦ポイント
10番セカンドから11番グリーンに行けば比較的近く、ここは池の美しいフェニックスカントリー自慢の景色を楽しむ事ができる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.12 439ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
3Wでのティーショットは左ラフへ・・・。149ヤードの2ndショットを8Iで運ぶもわずかに足りず、のこり8ヤードをPWでよせ、1mのパットを沈めパーセーブ。
■I・ポールター (ボギー)
1打目が松の木根っこに乗っかるトラブルにみまわれ、ボギー。
■パワスポ黒田の「HOLE.12」観戦ポイント
11番ホールアウト後、すぐにティーに移動。観戦コースを考えながら動くとうまく見れるので、ここは13番ティー寄りで観戦。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.13 332ヤード PAR4
■T・ウッズ (バーディー)
ティーショットは3W、グリーンを超えてピン奥のラフへ、のこり12ヤードを60°のウエッジで狙うが、ピンまで2.7mがのこってしまった。しかしこれを、しっかりとねじ込みバーディー!
■P・ハリントン (バーディー)
ティーショットはグリーン左横のバンカーに捕まってしまったが、ナイスリカバリーでバディー!
■パワスポ黒田の「HOLE.13」観戦ポイント
このホールの見所は林越えの1オン狙い。当然観戦ポイントはグリーン周りということで12番ティーの後は先回りがオススメ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.14 419ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
3Wでのティーショットが続く。フェアウエイからのこり157ヤードを8Iでピンまで5mに、そこから2パットで
■片山晋呉 (パー)
ティーショットをラフに入れるも、ナイスリカバリーでパーセーブを決める。この日は我慢のゴルフとなったが、上位をしっかりとキープした。
■パワスポ黒田の「HOLE.14」観戦ポイント
ここからは移動を少なくポイントをおさえたほうが無難。14番は13番グリーンからすぐそば、14番のティーショットまでの移動は少ない。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.15 455ヤード PAR4
■T・ウッズ (パー)
ここもまた3Wでのティーショットでスタート、2ndは152ヤードを残し8Iでピンまで登り6mにつけ2パットでパーセーブ。
■パワスポ黒田の「HOLE.15」観戦ポイント
ここも14番ティーのすぐそばには15番のグリーンが。早めに良い場所をとっておくと楽!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.16 402ヤード PAR4
■T・ウッズ (ボギー)
久々に1Wの登場となったが、ティーショッットを右の杉の木に当てボールは松林の奥へ・・・。2ndショットは出すだけで直接ピンを狙えない・・・結局このホールはボギーとなってしまった。
■パワスポ黒田の「HOLE.16」観戦ポイント
15番グリーンから16番は少し遠いので先回りして2ndのポジションへ進むのが良い。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.17 186ヤード PAR3
■T・ウッズ (パー)
6Iでピンから3.5mにつけるも2パットでパーセーブ
■パワスポ黒田の「HOLE.17」観戦ポイント
最後のショートホールはグリーンよりもティーショットをおさえて18番のグリーンに向かうのがオススメ。17番グリーンに行くと18番観戦は厳しくなる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●HOLE.18 560ヤード PAR5
■T・ウッズ (バーディー)
最後のロングホールのティーショットは1W。300ヤードを越えるショットでのこり232ヤード、3Iで2オン、12mを2パットで、見事に最後のホールをバーディーで飾った。
■パワスポ黒田の「HOLE.18」観戦ポイント
スタンドは早くから場所をとる人でうまっているので少し離れてもグリーンの右サイドに向かうのがオススメ。林の中にボールが飛ぶこともあるので要注意・・・。逆に近くで見れる機会もある。
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●競技終了後の各選手のコメント
■T・ウッズ
-----4番ホールのイーグル。パターのように打ったが?
単純にランニングで転がそうと思ったショット。ただ強めにあたってしまい、カップのフチにあたって入った。もしフチにあたらなかったら、2m位はオーバーしただろう。普通のチップ&ランのアプローチです。
-5のスコアは満足。トップにたてたのでなお良いです。昨日と比べコンディションも天候も良かった。60前半くらいで回れたら、いい位置に行けるのではと思ってやって、その通りになったので良かった。
ハリントン、片山、ジャスティンと強い選手がスコアを伸ばしていい形になってきたと思う。明日からは天候が悪くなると聞いている。天気が悪くなると、雨が降って風が吹くコースコンディションも悪くなるでしょうし、更に難しくなる。でも週末に向けていい形になって来たと思う。
-----悪天候の戦い方は?
天気が悪い時は誰でも良いプレーをしなくてはならない。グリーンは難しくなるし、ラフは深いし、誰でもティショットは良いショットをしないと、良いスコアにならない。その点、さっきも言った通りショットは良くなってきているし、良い形になってきたと思う。
-----悪天候を歓迎している?
そういう状況になれば、誰もが同じ条件でやらなければならないし、我慢し必要な時に必要なショット、パットをしなければならない。先週に比べ、2日間まずまず安定したショットができている。1年ぶりにここへ戻ってきて、グリーンの読みも戻ったし満足できる内容でプレーしている。6~7番もいいセービングパットを決められたし、良かったです。
---------------------------
■P・ハリントン
昨日と比べ、何が変わったわけではなく同じ感覚でプレーをしました。ドライバーや返しのパットの調子が良かったことが勢いを上げたのだと思います。この先、まだ36ホールも残っているので、きちんと自分のゴルフをしていきたいです。タイガーとプレーできる機会があるのは非常にうれしいです。メジャーで勝つ為には、タイガーを上回らなければならないし、機会が多いほど一緒にプレーすることに慣れ、気になることもなくなるでしょう。彼と最終日に同組ということは自分の調子が良いという証明にもなるので、この調子で頑張っていきたいです。
---------------------------
■I・ポールター
今日は全てのショットがピンに絡んだ。特にすごい内容だったという訳ではないが、非常に安定したゴルフができ、楽々と64が出せた。今年はマドリッド・オープン(欧州ツアー)で優勝しているし、Amex(WGC)でも2位に入っているので調子はすごく良い。明日は世界1プレーヤーと同じ組でプレーするが特に問題はない。自分のゴルフをするだけ。
---------------------------
■片山晋呉
良いゴルフだったと思いますよ。パープレイでまわれたのは大きいですね。パッティングの状態も良いですよ。コースは常に難しいですね。今日のショットを考えるとよくパープレイでまわってきたなとは思います。明日も厳しい戦いになりますから1打1打大事に行くだけです。ほとんどフェアウェイに行かなかったから・・・パットはとても良いから安心は安心。アイアンもまずまず。後はティーショットをもう少し何とかできれば。
---------------------------
■J・ローズ
今日はキャディと良いチームプレーができたと思う。昨日も良いタッチだったが、久しぶりにボールのラインやグリーンのラインをキャディに読んでもらい確認してもらった。また、ラウンド後セットアップや姿勢に気をつけたらストロークがよくなった。ショットとパッティングが噛み合うということがこのコースには必要ですよね。最近はメンタル面が強くなったと思う。1打1打を大切にして、意識的にバーディを狙うようにしている。昨日は全く思わなかったが、今日の位置ならタイガーと一緒にまわるチャンスがあると思った。彼の調子を見ていると彼を負かすのは難しそうだが、しっかりとした計画を練って残り2日間をプレーしていこうと思う。
---------------------------
■広田悟
-----この大会初の予選通過ですね!
赤飯を炊かないと!初ですよ、予選通過(笑)。スコアは落としたけど、こんなもんでしょ(笑)。難しいもん、いやらしい風が吹いている。でもあと2日間アンダーパーで回りたいよね。2日間ともアンダーパーで。何とかしてスリクソンの宣伝しないと!とにかく、自分のプレーに集中。
---------------------------
■伊澤利光
スコアは落としたが、全体的にもあまりみんなスコアが伸びていないからね。内容はいいし、順位も悪くはないんじゃないかな。難しいんじゃない?ピン位置とか風とか、微妙に変わるから距離感が合わなかったりね。とにかくフェアウェイキープすること。今日はまぁまぁ。
---------------------------
■加瀬秀樹
とりあえずアンダーパーにもっていけたのは良かったねl。昨日の出だしの4ホールで3オーバーになってしまった。それを最終のイーグルでイーブンまで戻せたのが今日につながった。何かが起これば上位にいけそう。うまくいって優勝争いができたらいいですよね。ダンロップ契約だけどこの試合はあまり良い成績を残せていないからね。上位に外国人の名前が並んでいるし、日本人の名前が並ぶよう頑張りたい。
---------------------------
■米原秀人
-----今日は+7というスコアでしたが?
流れが悪かったんですよね。1、2と大事なパットを外してから流れが悪くなってそのままズルズルと・・・。原因はほんのちょっとしたミスなんですけどね。ラインが読めなかったりと。
-----タイガーの雰囲気に圧倒されたということはない?
それはなかったです。今日はいつもと一緒で。だけどね、パワーが違いすぎるんですよ!あれじゃ一生自分はかなわないと思いました。18番の2ndショットも3Iであんなに球があがるなんて・・・クリークがいらない人なのかもしれない(笑)。すごかったです。機会があったらまたまわりたいです。
---------------------------
■米山 剛
昨日に続いて疲れたね(笑)。でもタイガーが自分なんかにも気を使ってくれるので本当に回りやすかった。「ナイスパー」とか常に声をかけてくれるしね。ギャラリーは多かったけど、特に気にはならなかった。スコアもスコアだったしね。前半は良かったけど、後半はダメ・・・。ゴルフ全体が違うんだけど、パターもうまいし、ラフからの距離感がすごい。違う世界のゴルフだね。まぁ世界No,1とまわったんだから、これから誰と回っても平常心でゴルフができると思いますよ。これ以上の緊張感はないでしょうからね。
---------------------------
■横田真一
ん~・・・、来週しかないね。体調はいいんだけど。コースは難しいよ。歩幅が30cmになってしまう・・・疲れました。
---------------------------
■尾崎将司
もう全然歩けなくなってしまった・・・。あんまりにも休みが長くなってしまったから、長くなるとつまんないと思ったけど、結局は同じことだった。ムリしちゃいかん、ムリしても・・・ね。
投稿者 pawaspo : 15:45 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月16日
DPT大会関連レポート~大会1日目 [ ゴルフ ]
■2006 DUNLOP PHOENIX TOURNAMENT~1st Round
11月16日(木)、昨日に続き晴天に恵まれたフェニックスカントリークラブにて、いよいよ「ダンロップフェニックストーナメント」の本戦がスタートした。やはりギャラリーの注目はタイガー・ウッズに集まったが、日本人選手も負けてはいない。中でも、2000年のチャンピオンでもある片山晋呉の気迫はふれるプレイが目立った!内容は7バーディー、2ボギーの5アンダーで単独首位にたち、2位のG・フェルナンデスカスタノ とは1打差となっている。そして、注目のタイガーは、後半風に苦しんだようだが、バンカーショットなどが冴えなんとかスコアをまとめ、5バーディー、2ボギーの3アンダーとし、片山から2打差の3位タイと、三連覇にむけて絶好の位置につけた。そして、今日の話題としては、深堀が6番ホール(200Y/par3)を5アイアンで見事にホールインワンを達成した。今回のレポートでは大会初日という事もあるので、第一ラウンドの結果と共に大会出場「全選手」のスタート時の模様を紹介する。
▲左:初日を堂々の単独首位(-5)で終えた片山
▲右:豪快なドライバーショットで観客を沸かせるタイガー
▲左:6番ホール(200Y/par3)5アイアンでホールインワンを決めた深堀
▲右:欧州賞金王のハリントンは3位(-3)と好位置につけた
***************************************
●1ラウンドスコア
Rank Name 1R Total Score
1 片山 晋呉 65 65 -5
2 G・フェルナンデスカスタノ 66 66 -4
3 佐々木久行 67 67 -3
伊澤 利光 67 67
タイガー ウッズ 67 67
広田 悟 67 67
パドレイグ ハリントン 67 67
8 深堀圭一郎 68 68 -2
9 佐藤 信人 69 69 -1
グレゴリー マイヤー 69 69
白 佳和 69 69
12 中嶋 常幸 70 70 E
加瀬 秀樹 70 70
藤田 寛之 70 70
丸山 大輔 70 70
矢野 東 70 70
谷原 秀人 70 70
スコット レイコック 70 70
谷口 拓也 70 70
ウェイン パースキー 70 70
クリス キャンベル 70 70
シーブ カプール 70 70
イアン ポールター 70 70
24 鈴木 亨 71 71 +1
野仲 茂 71 71
宮本 勝昌 71 71
近藤 智弘 71 71
川原 希 71 71
小田 孔明 71 71
30 川岸 良兼 72 72 +2
金 鍾 徳 72 72
谷口 徹 72 72
デービッド スメイル 72 72
葉 偉 志 72 72
髙橋 竜彦 72 72
36 宮瀬 博文 73 73 +3
兼本 貴司 73 73
真板 潔 73 73
横田 真一 73 73
林 根 基 73 73
菊池 純 73 73
今野 康晴 73 73
立山 光広 73 73
井上 信 73 73
スティーブン コンラン 73 73
中川 勝弥 73 73
横尾 要 73 73
宮里 優作 73 73
三橋 達也 73 73
今井 克宗 73 73
塚田 好宣 73 73
S・K・ホ 73 73
ジャスティン ローズ 73 73
小田 龍一 73 73
武藤 俊憲 73 73
I・J・ジャン 73 73
57 室田 淳 74 74 +4
秋葉 真一 74 74
小山内 護 74 74
トーマス ビヨン 74 74
Y・E・ヤン 74 74
田島 創志 74 74
増田 伸洋 74 74
クレイグ ジョーンズ 74 74
ウォンジョン リー 74 74
66 平塚 哲二 75 75 +5
ブレンダン ジョーンズ 75 75
高山 忠洋 75 75
高島 康彰 75 75
ルイ オイストハイセン 75 75
71 尾崎 将司 76 76 +6
尾崎 直道 76 76
友利 勝良 76 76
桑原 克典 76 76
田中 秀道 76 76
辛 容 振 76 76
ディネッシュ チャンド 76 76
市原 建彦 76 76
79 デービッド ハウエル 77 77 +7
野上 貴夫 77 77
81 米山 剛 78 78 +8
久保谷健一 78 78
83 堀之内 豊 79 79 +9
84 杉原 輝雄 83 83 +13
***************************************
●No1 TEE スタート選手紹介
<No.3> 8:50
三橋達也 / 野上貴夫 / S・レイコック
<No.4> 9:00
S・カプール / 近藤智弘 / 尾崎将司
<No.5> 9:10
平塚哲二 / 谷口徹 / T・ビヨン
<No.6> 9:20
<No.7> 9:30
Y・E・ヤン / 横尾要 / D・ハウエル
<No.8> 9:40
増田信洋 / 小山内譲 / W・パースキー
<No.9> 9:50
深堀圭一郎 / 加瀬秀樹 / 宮本勝昌
<No.10> 10:00
真板潔 / 佐藤信人 / 横田真一
<No.11> 10:10
武藤俊憲 / 高島康彰 / S・コンラン
<No.12> 10:20
今井克宗 / 立山光広 / 金鍾徳
<No.13> 10:30
塚田好宣 / G・マイヤー / 辛容振
<No.14> 10:40
C・ジョーンズ / 小田龍一 / 室田淳
***************************************
●No10 TEE スタート選手紹介
<No.15> 8:35
小田孔明 / D・チャンド / 田島創志
<No.16> 8:45
友利勝良 / I・J・ジャン / 兼本貴司
<No.17> 8:55
桑原克典 / 井上信 / C・キャンベル
<No.18> 9:05
田中秀道 / 広田悟 / I・ポールター
<No.19> 9:15
高橋竜彦 / 市原建彦 / J・ローズ
<No.20> 9:25
矢野東 / 片山晋呉 / P・ハリントン
<No.21> 9:35
谷原秀人 / 米山剛 / T・ウッズ
<No.22> 9:45
L・オイストハイセン / 丸山大輔 / 中嶋常幸
<No.23> 9:55
野仲茂 / 高山忠洋 / D・スメイル
<No.24> 10:05
今野康晴 / 藤田寛之 / 川岸良兼
<No.25> 10:15
伊澤 利光 / 宮里 優作 / W・リー
<No.26> 10:25
秋葉 真一 / 白 佳和 / 葉 偉志
<No.27> 10:35
佐々木 久行 / B・ジョーンズ / 堀之内 豊
<No.28> 10:45
久保谷 健一 / 林 根基 / 川原 希
***************************************
●第1ラウンドの注目選手
中嶋常幸(12位T/0)
ここ宮崎でも「中年の星」と元気なところをアピールする中嶋!先週優勝ということもあり、この日はギャラリーからの声援も一際多かった。この日はイーブンにまとめたが、目下好調ということもあり、自身も優勝経験があるこのコースで明日からの活躍が期待される。
深堀圭一郎(8位/-2)
第6番ホール(200Y・par3)を5番アイアンでホールインワン達成!トータルスコアもトップから三打差と上位を狙える位置につけた。
T・ウッズ(3位T/-3)
ショットに苦戦しながらも、-3とスコアをまとめたT・ウッズ。大観衆に囲まれてのラウンドも、いつものことで気にせずマイペースでゲームを進めた。
片山晋呉(1位/-5)
気迫のこもったプレイで、1日目を終え、2位に二打差をつけてトップにたった片山。一度の優勝経験もあり、年間を通し様々な形でイベントなどにも参加しているなれ親しんだコースでの試合だけに、ここは負けられない!
I・ポールター(12位T/0)
派手な衣装でおなじみのI・ポールターはパワスポ注目の選手。ツンツンヘアーにブルーのシャツブルーのサンバイザー、そしてパンツもブルー地に、赤、白、緑、紺のチェックと、まるでグリーン芝生が絵画に見えるような、鮮やかな衣装で登場!ユニオンジャックのベルトバックルが印象的だった。もちろん注目を浴びていた。
T・ビヨン(57位T/+4)
三度目の優勝を目指すビヨンはショットが乱れ、4オーバーと出遅れた・・・。このコースでの優勝経験を活かし明日からの巻き返しが期待される。
尾崎将司(71位T/+6)
怪我を押してのラウンドのジャンボには多くのギャラリーが付き、熱い声援をおくっていた。さすがに最多(33回)出場を誇るジャンボ、ギャラリーとの付き合いにも歴史を感じる。
杉原輝雄(84位/+13)
69歳の大ベテランが今年も元気な姿をみせてくれた。
***************************************
●第1ラウンドの注目選手
●競技終了後の各選手のコメント
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■T・ウッズ
今日のプレーは色々あったが、最初のうちショットが悪くなかなかスコアが伸びない状況。後半からは天候も影響して難しくなったけどそれが逆にチャレンジングでよかったのではないでしょうか。何とかこらえて我慢の1日でした。
-----18番の2打目はラフが深かったが、個人的な感想は?問題と思ったか、それとも思わなかったか。
確かに深いラフだったが、たまたま順目だったと思う。目の前に木もあったが、木の横から打てる状況でもあったので打ちました。ミスをしたとしても何とか手前でも良いところに止まってくれえると思ったのであまり心配はしていなかった。
-----13番で打ち込み?
自分でもビックリした。前の組が狙わずに刻んだので旗が出てなかったし私は旗が見えなかった。谷原さんが打ってから、自分もそのまま続けて行っちゃった。後から私も彼らに謝ったけど、ごめんなさい。
-----今までの3年間で13番からグリーンを狙わなかったのは何回くらいですか?
そうですね、いままで大体2-3回狙わなかったかな、IRONでレイアップしました。後は3Wでグリーンサイドのバンカーに入っても良いという気持ちで打っていました。普段ドライバーは、後のときはちょうど右から風が吹いていて大丈夫と判断してDRIVERを使った。
-----先週は二日間良くて、二日間が悪かったと言っていたが、今日は?
良いのと悪いのとの真中くらいかな。内容としては前半ショットが悪かったにもかかわらず、-2をキープできていたので、良くやったと思える。ショットミスをしてもよい場所に止められていたので勢いを崩さずにプレーできた。
-----片山選手は?
今回のコンディション(天候)で-5とはすばらしいプレーだったのだろう。おそらくパットも良く決めてドライバーも良かったんだろう。
-----新しいボールは使った?
新しい?ボールはいつも新しい物を使っているよ。(笑)プロアマで試したボールは本番で通用するにはまだ慣れていないと判断し、いつものボールをしようしました。
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■谷原 秀人
-----T・ウッズとのラウンドはどうでしたか?
別物です。全般的に違いすぎました。特にショットとか。風が難しかったから、タイガーもよみきれなかったのかな・・・。風が普通に吹いていれば、彼はもっといいスコアだと思います。
-----今日は谷原さんのお誕生日ですね。
はい(笑)。タイガーとまわれたし、最高の誕生日。いい思い出です。
-----タイガーとは何か話をしましたか?
まぁ、ちょこちょこと(笑)。ワールドカップでないって(笑)。
-----ご自身のプレーはいかがでしたか?
悪くないです。ロングパットが多く、ベタピンはなかなか出ない。ラフは気をつけました。ラフに入れたら「死亡」!
-----体の調子は?
気にしていられないので・・・。とりあえず、やるしかないですから。頑張ります。
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■米山 剛
-----タイガーとのラウンドはいかがでしたか?
疲れた!本当に疲れたね。とにかく次元が違いすぎる。ゴルフ全体にそういえるけど、本当に同じボールで打ってるの?って感じ。このラフだと普通ならウッドは持てないんだけどね・・・。ボールコントロールがすごいよ。
今、自分の調子は良くないけど、こんな機会はないからね。さすがに急すぎて緊張しましたよ(笑)去年ウェイティングの中川(勝弥プロ)が、タイガーとまわったでしょ、それは俺も考えてたんだけどね・・・(笑)でも、色々と気を使ってくれてラウンドはしやすかった。全てにおいて世界一ですよ。
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■片山 晋呉
10番でいいパーパットが入ったから良いスタートが切れたと思う。10番は3mくらい。非常に良いアイアンだったし、ティーショットは何回か林に行きましたが・・・。ここはまぁ行きますわね。だから気にしないでやるようにしています。ジュニアのレッスンも練習場も宮崎で5年位になりますが、こちらのコースはあまり来ていませんね。昨年は宮崎に70日くらい居たし、とてもいい所だと思う。この5年で教えた生徒が今度高校生になってジュニアで優勝とかしている。そういうことを聞くとうれしいです。
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■P・ハリントン
途中ショットがぶれたけど、最後バーディを2個取れてよかった。6~7ホール曲げてしまい、4回はアプローチで取り戻せた。今日の目標はアンダーパーでまわる事だったけど、最後が良かったね。コンディションもグリーンも、コースは総合的に良い。実力を試すには最適。
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■G・F・カスタノ
短いパットを何度か3パットしてしまい悔しい思いをしたところもありますが、全体的には良いラウンドでした。特に最後のあがり方が。でも後3ラウンドも残っているので今日は上位にいますが、長い道のりです。コースのコンディションは昨年通り最高です。グリーンが少し速くなったような。でもそれの方がチャレンジしがいがあって良いですよね。今日は風も吹いていて読むのが難しかったです。
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■広田 悟
(田中秀道プロと一緒のラウンドで)リラックスしてプレーできた。胸を借りるつもりでできてよかった。良い緊張感の仲でゴルフができたと思う。前半の10番、11番、12番の3連続バーディで楽になった。ラッキーでしたね。あのバーディで今日は1つ2つボギーを売ってもいいという気持ちになれた。フェニックスで1ラウンド5つのバーディは初めて。プロになってすぐダンロップさんには契約してもらっていて感謝しています。だからこの大会で恩返しと思っています。
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■中嶋 常幸
もったいなかったね。2つくらいはもぐれる感じだった。7番、8番と連続ボギーだったからね。フェニックスだから風が難しいのは覚悟している。ラフはそんなに行かなかったよ。2発だけ。体はかなり疲れているけど、ケアしてとにかく明日だね。
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■深堀 圭一郎
-----ホールインワン?
入った!という感じで(笑)。人生初のホールインワン、完璧でした。ストレートのいい球で。入った瞬間は見えなかったかな。ホールインワンをすると崩れるとよく言うけど、その後も特に崩れることはなかったから良かった。良いスタートがきれました。スコアカードに初めて『1』と書いた。良い経験、ボールを棺桶まで持っていこうかな・・・。味わえてよかったです。明日につなげられればいいと思います。
投稿者 pawaspo : 11:30 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月15日
DPT大会関連レポート~プロアマチャリティートーナメント [ ゴルフ ]
■DPT大会関連レポート11月15日
11月15日(水)、晴天に恵まれたフェニックスカントリークラブでは「プロアマチャリティトーナメント」が行われた。スタート時こそ肌寒かったものの、日中は11月中旬とは思えないほどの強い日差しに恵まれ南国ならではの気候の中でのプレイとなった。毎年恒例となっている「プロアマチャリティトーナメント」は1組の中にプロ1人、予選を勝ち抜いたアマ3人が一緒にラウンド。普段は一緒にプレーすることのない憧れのプロと一緒にまわれるとあって気分も高まり、いつも以上のスコアになった方もいれば、緊張のあまり自分のゴルフをすることができなかった方もいたようだ。今日の優勝は欧州ツアー賞金王、P.ハリントン組。この勢いに乗ってハリントン選手が今トーナメントでどんな活躍を見せてくれるか楽しみなところ・・・。今日も出場プロ選手の画像と共に、試合後の共同記者会見での選手のコメントも紹介する。
(文・撮影:黒田 健)
注)本日の画像は連続撮影可能な7番ホールにて撮影したもの。
(一部別ホールでの撮影あり)
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●大会参加選手(スタート時間)
【 NO.1 Tee start 】
8:40 T・ウッズ
9番ホール、タイガーのまわってくるかなり前からグリーン前でずっと待ち続けている観客が多数。ティーショット後はタイガーの両端を塊となった観客がグリーンに向かって歩いてきます。一緒にラウンドのアマチュア選手がカップに入れた後、タイガーがボールを拾ってあげて渡しながら握手。タイガー自身はゆっくりとしたパットを確実に決めて、サインを求め押し合うファンの間を抜けてホールを後にした。
9:00 片山 晋呉
新しいクラブを取り入れながらのラウンド。きっかけをつかめば当然優勝争いが期待される。
9:10 I・ポールター
派手な衣装が注目のポールター選手も、今日は地味め。プレーはもちろん衣装も明日からに期待。
9:30 横尾 要 9:40 T・ビヨン
優勝経験のある二人にもちろん今年も注目。このコースとの相性の良さは今日のラウンドでも見られた。
9:50 P・ハリントン
打倒タイガー・ウッズの一番手はやはり欧州賞金王ハリントン。ドライバーの飛距離と安定感は抜群。過酷な条件のヨーロッパツアーでの活躍でDPTにもすぐに対応して優勝争いに絡みそうな予感のするラウンド。
10:00 中嶋 常幸
1番ホール、ティーショットの前から先日の優勝に「おめでとう」コールがかかり笑い声の響くスタートに。ショット後ボールにサインをして、観戦に来たお客さんにプレゼント。
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【 NO.10 Tee start 】
8:00 今野 康晴 8:10 Y・E・ヤン
先週の優勝で一躍時の人に。来年はアメリカ、もしくはヨーロッパツアーが主戦になるかも。この試合に注目したい一人。
8:40 尾崎 直道 8:50 伊澤 利光
二人のベテランが続いて登場。きっかけをつかめばもちろん優勝争いに。
10:20 G・フェルナンデスカスタノ 10:30 加瀬 秀樹
昨年の成績からもコース慣れしレベルアップした今年に優勝を目指すフェルナンデスカスタノ選手。長身をいかした豪快なショットが魅力。ベテラン加瀬選手も昨年は見せ場をつくった。今年も活躍を期待したい。
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●競技終了後の各選手コメント
■T・ウッズ
-----一日を終えた感想は?
今週宮崎に来て、このコースは初めてラウンドした。過去三回出ているが、昨年と比べラフが深いかなという印象だ。グリーンは速いし、相変わらず素晴らしい。ここは毎年そうだけどコースコンディションは最高だ。選手ら誰にとってもフェアなセッティングで、誰にとっても試練はあるだろう。4日間、良いプレーをして頑張りたい。今年は、コース上では良い一年だった。コース外では色々とあったが。ゴルフも1年を通してどんどん良くなっている感じだし、メジャーでも結果を出せていると思う。年の始めに取り組んできた事が実を結んできている感じ。後半から来年に向けても良い兆候になっているのではないか?毎年この大会は素晴らしく、出場選手も今年も選りすぐりの強い選手が集まっているのでぜひ見に来て欲しい。
-----日本の楽しみ方は
ホテルもレストランもあってここは素晴らしい環境。食事もイタリアンあり、バーベキューありで本当にここは最高だ。
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■中嶋 常幸
昨日、一昨日とボールを打たずにコースチェックでハーフを歩いただけで、今日プロアマと回った感じでは調子は大丈夫、良いです先週から続いてますよ。不安があるとすれば、ラフが深いので痛みが再発するのではということはあるが、ラフに入れないように入れても痛くならないようにやるだけです。
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■P・ハリントン
初出場だが、非常に素晴らしいコースという事が回ってみてよく分かった。また、大会も素晴らしい。今とてもワクワクしている。体調もいいし、何年もトレーニングを続けているから調子も良い。過去には怪我もあったが今はそうした事もなく、体調もゴルフも良い状態だ。基本的にシーズンオフの時期ということもあってハードなトレーニングは控えるようにしているが、充分に良いプレーができる状態は維持している。
-----何か昨年と違うこと、チャレンジしたことは?
プロになって10年。10年間かけて変わってきた。10年前は自分のスイングと呼べるようなものはなかったが、積み重ねで上達が身になり今になっている。だから昨年と今年で大きく変わったという事はない。メンタル面も10年前よりは強くなっていると思う。少しずつ、成長を重ねてきた。
-----賞金王、強さの秘密は?
年間トーナメント数は多い。良い時もあれば悪い時もある。経験はもちろん必要だし、一番はメンタル面。疲れたときにはムリせずしっかり休む。決してやり過ぎない、追い詰めないことが大事だと学んできた。
-----タイガーとの勝負について
誰と戦うからという事はない。常に自分との戦い。タイガーはいうなら一つのボーナスだと思っている。世界No.1プレーヤーと一緒にプレーできるのだから。自分のゴルフをきちんとして、最終的に日曜日に勝てたら良い。
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■I・ポールター
ここのコースにはとても良い印象を持っています。但し、グリーンのラフが深い為、難しさも感じる。フェアウェーが気に囲まれて狭いので、ボールは真っ直ぐ打たなければいけないと思いました。コンディションは万全ですが、疲れがでないように気をつけたいと思います。トーナメントでは毎回優勝を狙っているので今回も精一杯頑張ります。
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■T・ビヨン (1999年、2003年大会チャンピオン)
ここ最近調子があまりよくないので、レンジへ行きます。コースコンディションが素晴らしい。グリーンは速く、フェアウェイ・ラフもよく整備されていました。勝ったことがあるので、コースのイメージは大変良いし、何とか調子を上げて週末に優勝を狙える位置につけるよう頑張ります。
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■J・ローズ
このコースはいいコースだと思います。グリーンも速く、風も影響してよりコースは難しくなっている。今日のプロアマはアマチュアの人達とも楽しくラウンドできて、調子も昨日に比べて良い。日本でプレーできるのはすごくうれしい。日本の人たちはすごく優しく、楽しみ。2週間オフでこの大会を迎えるが、2002年にこの大会に参加したときは4位、その成績が自信につながっている。とにかく楽しみたい。
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■G・フェルナンデスカスタノ
グリーンは速いし、昨年よりかなりコースコンディションが良い。ここのコースは、コンディションもそうだが、そのレイアウト、天候も素晴らしく今までプレーした世界のコースの中でもトップクラスだ(食べ物も美味しい)。昨年トップ10入りし、コースのイメージは大変良い。あとは、パッティングの調子しだいとなるでしょう。年末に向け今年の疲れが多少出ているが頑張ります。
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■D・ハウエル
ラウンド途中から7年前の記憶が甦ってきました。相変わらずグリーンが速くコースも最高なコンディションでした。ただラフが非常に深く、今の自分の実力を試すには最高な機会ですね。前回は自分自身若く、初の日本ツアーで慣れていない部分もありましたが、今回は色々と経験もつんできましたし、状況も把握しているので落ち着いてプレーができると思います。
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■星野 英正
-----明日はタイガーと同組ですが?
特別、気持ちの変化はないですね。ただいいゴルフが見れればいいと思うし、盗めるものがあればと思っていますよ。なんといっても世界一位ですからね。風をひいてしまって体調があまりよくないんです。ゴルフ自体は悪くないので体調しだいになると思います。(昨日点滴をしてこの後も点滴をするとのこと)
コースのコンディションは良いですよ、昨年よりも良い感じです。ラフも深いですね。とにかく体調しだいですけど頑張ります。
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■谷原 秀人
-----タイガーと同組ですが、お気持ちは?
まぁ、嬉しいですね。
-----なにか真似をしたいことはありますが?
全部です、打ち方とかも含めて。ショットは(真似するのは)ムリでしょうから、小技とか勉強になると思います。あとは雰囲気とかも、色々勉強したいです。
-----からだの調子は?
クラブを振るのが辛いです。原因も分からないし、直しようがないんです。
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■Y・E・ヤン
-----先週はタイガーに競り勝っての優勝でしたが?
やっぱり嬉しいですね。ワールドランキング上位の選手がたくさん出ていたけど、練習して経験をつめばチャンスはあると思いました。
-----今週もタイガーが出場していますが?
誰が出ているか意識することもありますが、出場している選手みんなが勝ちたいと思っている。自分も自分のプレーをするだけです。強い選手が出ていると勝つのは難しいでしょうけど、自分のプレーをして勝つことができれば嬉しいですね。
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■横尾 要
-----昨年はプレーオフ、優勝経験もあり相性はいいですよね?
そうですね、イメージだけはね(笑)今日は風が分かりにくかったけど、このゴルフ場はイメージが良いから頑張りたいですね。自分自身も1回じゃ不満なのでもう1回勝ちたいです。タイガー始め強い選手がいっぱいいるので簡単にはいかないですけど。昨年は本当だったら勝っていないといけないのを自分から逃した感じがあるので、頑張りたいです。
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■L・オイストハンセン
今回はじめて日本のツアーに出場でき、嬉しく思います。ヨーロッパツアーを主戦場としているが、日本のツアー(DPT)は素晴らしいトーナメントだと思う。ラフは深くて難しいし、グリーンも速い。本当に実力が問われるトーナメントだと思う。先週の試合(上海)では調子が悪かったが、今週は体のコンディションもいいので、良い成績で終われるように頑張りたい!
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■S・カプール
このコースは素晴らしいコース。日本のコースを色々とツアーなどで回ったけど、一番良いコースだと思う。とても難しいコースでラフも深く、林に囲まれていて安定したティーショットを打たなくてはならなくて本当にゲームに集中しなければならない。調子はいい。今日のラウンドには満足している。先週のツアーや色々でみんな疲れていると思う。自分もちょっと疲れているけど調子はいい。世界や日本のトッププレーヤーが集まっているトーナメントでプレイできるのは楽しみで挑戦にもなる。
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■谷口 徹
今週は強い選手がいっぱい来ているし、頑張りたい。
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■片山晋呉
特別なことはありません。いつも通り1試合1試合をプレーしていくだけです。ワールドゴルフランキング自己最高位になり、マスターズももう決まったので一つでも上のランキングを目指して頑張りたい。
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●「アルバ」新富店の草留さんコメント
今日は選手達のプレイ以外にも、彼らが使用しているギアに注目し、どのようなセッティングで明日からの本戦に挑むのかを分析する為に、地元新富町にてゴルフギアのリメイクショップをされている草留さんに同行してもらい、いつもとは違う角度からコメントをいただいた。
-----今日の感想をお願いします
テレビでしか見ることのできないトッププロを大会期間中でも一番近くで見れるのがいいですね。試合では片山選手が新しいクラブを使っていたり、伊澤選手がタイトリストに変更していたりと気になるクラブが多数ありました。本番で使ってくるかどうかは分かりませんが、今回はそういった新しいもののテストが行われていて興味深いラウンドを見ることができました。
-----T・ウッズの5Wが話題になっていますが?
T・ウッズのコメント(共同記者会見より)
「5Wは昨年から使用している。使わなかったのは昨年のDPTと全英の二試合だけ。それ以外では全て使っている。今回は2Iと5Wのどちらにするかと考えていたが、フェアウェイの状況をみて、高い球でもいいだろうと思うので5Wでいこうと思う。基本的には昨年2Iを使ったところを5Wで打つという事。4番などは4日間のうち3日は2Iを使ったが、2Iでグリーンを捉えるのは難しい。5Wならとらえるんじゃないかと思っている。」
2Iと5Wは、飛距離的にはあまり変わらないのですが球筋(高さ)が違ってきます。毎年コースセッティングが難しくなる中で、タイガーがこのコースでそういってクラブを選んだ結果がどうなるか楽しみです。
-----他に何か気になることは?
近くで見てみて気がついたのは外国人選手の下半身の強さです。スイング的には窮屈に見えることもありますが、球の飛びがやはり日本人選手とは違いますね。D・ハリントン選手のショットを見ていると非常に引き出しが多く、色々な形での攻めが見られました。彼がタイガーのライバルとして一番手にあるのではと思います。
-----最後に一言お願いします。
男子プロゴルフにとって厳しい状況の中、全選手が精一杯力をだし、いいプレーを見せて欲しいですね。結果としてタイガーを相手に競り合うような選手が出てくる展開になればトーナメントが面白くなるのですが・・・。盛り上がるトーナメントを楽しみにしています。
投稿者 pawaspo : 20:59 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月14日
DPT大会関連レポート~フェニックスチャレンジ・その他 [ ゴルフ ]
■DPT大会関連レポート11月14日
11月14日(火)、ダンロップ・フェニックス・トーナメント三連覇とかけてタイガー・ウッズが来宮し、到着早々にもかかわらず昼過ぎには大会にむけての練習を開始した。そしてこの日は毎年恒例のフェニックスチャレンジも開催!横峯さくら、諸見里しのぶなどの若手女子プロが男子トッププロに挑戦した。そして15時30分からはこちらも毎年恒例となっている施設訪問も行われた。明日15日(水)はプロアマチャリティトーナメントや前夜祭が開催され、16日(木)より大会本戦スタートとなっている。
(文・撮影:黒田 健)
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●タイガー・ウッズ宮崎入り!
11月14日(火)、今年三連覇の期待がかかるタイガー・ウッズ選手が宮崎空港に自家用ジェットにて到着した。
現在は宮崎空港もゴルフトーナメント一色に演出され、選手のパネルやゴルフグッズなどが並ぶ中
200人を超える観客と約40名の報道陣に出迎えられたタイガー・ウッズ選手は早速歓迎セレモニーへ!
トーナメント期間中に見せる凛々しい表情とは違ったリラックスしたスタイルで現れたタイガー・ウッズ選手。
インタビューに加え宮崎市津村市長から酒器を、宮崎サンシャインレディーからは花束を受け取り終始笑顔のタイガーに、DPT三連覇の期待も高まる。
空港到着時はあいにくの雨だったが、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート到着後は宮崎らしい太陽の暖かい日差しが差し込み気温も上昇、13時から練習を行ったタイガー・ウッズを一目見ようと多くの観客が練習場に集まった。
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●京セラ ミタ フェニックスチャレンジ
タイガー・ウッズ選手の来宮に沸いた空港を後に、やってきたのは「トム・ワトソンコース」。この日は、男子プロ4名、女子プロ4名の8人が優勝を目指し争われたフェニックスチャレンジ(TVマッチ)が行われた。スタート時には小雨が降り天候の悪化が心配されたが、試合が進むに連れて天候も回復、宮崎の暖かな11月の空の下、熱戦が行われた模様。試合の内容は12月放送の番組をチェック(詳細は下記参照)!
日時:11月14日 10時30分~
場所:トム・ワトソンコース
参加選手↓
左:青木功 右:P.ハリントン(アイルランド)
司会進行:馬野雅行(MBS)
解説:青木功
競技ホール
1回戦(NO.1NO.4NO.5
準決勝(NO.15、NO.16、NO.17)
決 勝(NO.18、NO.3NO.2)
競技方法
8名の選手によるトーナメント形式のマッチプレー。
1回戦、準決勝、決勝ともに3ホール。
(決着のつかない場合は、アプローチのニアピンで決定)
放送日程
2006年12月16日(土)14:00~15:24(予定)
MBS(毎日放送)TBS(東京放送)HBC(北海道放送)
CBC(中部日本放送)RKB(RKB毎日放送)MRT(宮崎放送)
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●施設訪問
宮崎市内の社会福祉施設「向陽園」で、大会出場者と日野皓正をはじめとするスペシャルバンドによる施設訪問が行われた。
この施設訪問は1997年から続けられているもので(今年で10回目)、トーナメント会場内での観戦が難しい身体障害者の方たちとの交流を目的としている。
会場に集まったのは市内8施設の方々と近くの保育園の園児たち。毎年恒例のイベントに今年も多くの人が集まった。
歓迎の言葉、訪問団の挨拶のあとにスペシャルバンドによる「上を向いて歩こう」の演奏が披露され、訪れた人々は楽しいひと時を過ごした。
その後記念撮影、サイン会が行われ忙しい中、訪れたゲストの周りには多くの人が集まり、トッププロと宮崎の人々の交流が和やかな雰囲気の中おこなわれた。
日時:11月14日 15時30分~
場所:社会福祉法人 宮崎県社会福祉事業団「向陽園」
参加者:川原希、谷口徹、S.K.ホ、YE.ヤン、丸山大輔
内容:アトラクション、記念撮影、サイン会
投稿者 pawaspo : 21:32 | コメント (1) | トラックバック
2006年11月13日
ダンロップフェニックストーナメントSP Vol.03 [ ゴルフ ]
■会場で販売される大会の記念グッズ情報
パワスポではトーナメントの楽しみ方と見所を、関係者の方に3回(第1回レポ、第2回レポ)に渡ってお話をお聞きしておりますが、今月はいよいよ最終回となりました。大会スタートのカウントダウンがはじまっている今回は、フェニックス・シーガイアリゾート広報部の山下茂男さん、そしてフェニックスカントリークラブ内プロショップマネージャーの嶋崎広幸さんと一緒に、毎年様々な商品が盛りだくさんの「大会の記念グッズ」を取材しました。もちろんここでしか手に入らない限定グッズがいっぱいなので、会場にお越しのさいはぜひ、販売ブースに立ち寄ってみてください。
(文・撮影:黒田 健)
▲左:山下さんと大会記念グッズのピンフラッグ 2,625円
▲右:フェニックスカントリークラブプロショップマネージャーの嶋崎さん
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●大会記念商品のご紹介
大会中、メインゲートを入ってすぐのところには、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート地下1階にありますダンロップフェニックストーナメント グッズショップ ゴルフパークと フェニックスカントリークラブ内プロショップによる大会グッズやゴルフ関連商品を扱うショップが並びます。店内も広く品数も豊富なので、大会期間中はぜひ一度立ち寄ってみてください。さてここから先は、いくつかの商品をピックアップしてご紹介します。
・DPTトーナメントパンフレット 500円
DPTトーナメントの必需品といえばやっぱり大会公式パンフレット。昨年の模様から今年の主なメンバーの紹介、フェニックスカントリークラブのコース紹介などトーナメント観戦に必要な情報がぎっしりつまっています。会場内各所で販売されていますが、数に限りがありますのでおはやめに。
・ボール(6個入) 1,680円
・35周年クリップマーカーティセット 1,575円
・オリジナルネームタグ(皮製) 4,200円
・アクリルネームタグ 1,050円
・フェニックスオリジナル麦焼酎
フェニックスカントリークラブ(35度) 2,800円
・33回記念マーカーセット <12個入り>8,400円 <32個入>21,000円
・タオルキャディ 2,100円 お名前をすぐにお入れいたします
・キャディバック型ポーチ 2,625円
・ハット型ボールポーチ 2,625円
・キャディバッグ(2006年) 毎年50個限定で販売。歴代チャンプの名前、シリアルNO.入りです。
「2006ダンロップフェニックス 限定記念切手」
DPT入場ゲートやシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート、サンホテルフェニックスの売店にて限定1,000セットで販売される「2006ダンロップフェニックス 限定記念切手」は歴代チャンピオンネームと優勝トロフィーのカラー写真入りの美しいカバーの中にオリジナル切手シート(80円×10枚)を収めたゴルフファンにはたまらない商品。詳しくはコチラをご覧下い↓
URL:http://www.seagaia.co.jp/japanese/guidance/news/20061109.html
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◆フェニックスカントリークラブ内プロショップ
TEL : 0985-39-1301
◆シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート地下1階
ダンロップフェニックストーナメント グッズショップ ゴルフパーク
TEL : 0985-21-1215
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●おすすめのお土産
DPT開催中、会場内で販売されているオリジナルおすすめのお菓子を紹介!
・ハニークッキー(大)27枚入 1,050円 (小)12枚入 525円
シーガイアオリジナルのハニークッキー。歯ごたえのある少し固めのクッキーで、パッケージにはシーガイアの代表的な施設が載っているのでお土産には最適です。
・日向夏チョコサンドクッキー 20枚入1,050円・10枚入525円
果実を丸ごと練りこんだ薄焼きのラング・ド・シャに日向夏風味のチョコレートをサンド
・宮崎マンゴーラングドシャ 20枚入1,050円・10枚入525円
マンゴーをラングの生地に練りこみ、本場ベルギーから取り寄せたチョコレートを贅沢に使用
・シーガイア限定 マンゴークランチ 10コ入 525円
さっくりとした軽い食感の後に、マンゴーの芳醇な香り。
・シーガイア限定 日向夏みかんクランチ 10コ入 525円
日向夏の鮮烈な甘酸っぱさが美味しいクランチです。
ダンロップフェニックストーナメント期間中の美味しいもの、まだあります!
毎月、様々なテーマの下に作られるパンやケーキが楽しみなニニギベーカリー&カフェ。
このトーナメント期間中もやっぱりありました、限定パン&ケーキ♪
・メロンキャップ 200円
クッキー生地にのせたメロンパンで帽子をイメージして作りました。Phoenixの「P」のマークがポイントです!
・クレセントクラブ 200円
クロワッサン生地をねじってアーモンドクリームをのせ、チョコで線を描いたドライバー型のパンです。
・ブリオッシュグリーン 200円イチゴジャム入りの生地に抹茶のトッピングでグリーンをイメージしました。旗の位置も毎日で違う?!トーナメントの雰囲気いっぱいのパンです。
そして、コース全体を表現しているこちら。
・A PES SOUHAIPS! ~アペスウェイ~ 1,800円
「願いがかないますように」という意味をもつケーキ。オペラというケーキを土台にダンロップフェニックストーナメントのイメージで作りました。18ホールでどんなドラマがうまれるのか・・・ピスタチオでグリーン、カソナードという砂糖でバンカーを表現してあります。数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。
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●山下さんのおすすめ!
普通なら海外へ行かないと見ることの出来ないような世界トップクラスのプレーをここ宮崎で見ることが出来る、大変貴重な機会です。家族で訪れてお父さんはゴルフ観戦、お子さんとお母さんは普段来る事のないゴルフ場の空気に触れながら芝生でゆったりと遊んでもいいですね。18歳以下は無料(大人同伴に限る)で観戦できるのでこの機会にぜひ一度トッププレイヤーを見に来る事をおすすめします。また、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの42階トップラウンジ 「グラン・シャリオ」のTeaTimeおすすめメニュー ケーキセット ¥1,386を楽しみながら、トーナメントの様子を観戦するのもいいかもしれませんね。松泉宮1階の「ニニギベーカリー&カフェ」 のケーキセット¥650(ショーケースに並ぶ、パティシエ自慢のケーキ一品とお好きなドリンクをショートサイズにて提供)提供時間:11:00~17:00もおすすめです。そして、より良い観戦のためにはスニーカーを履いてくることをお薦めします!プレイヤーと共に広い芝生を歩きながら最高のプレーを観戦して、秋の充実した一日をすごしてもらえればとおもいます。ゆっくりと最後まで観戦していただくためには、駐車場には限りがありますので、公共交通機関(シャトルバス等)でおこしください。
投稿者 pawaspo : 23:24 | コメント (0) | トラックバック
高鍋5連覇!第86回全国高校ラグビー宮崎大会決勝 [ ラグビー ]
11月12日(日)県総合運動公園ラグビー場にて「第86回全国高校ラグビー宮崎大会決勝」が行われた。対戦は目下4連覇中の高鍋と、学校統廃合により来年度より学校名が「延岡星雲」に変わる7度の花園出場を誇る「延岡東」の対戦となった。私の個人的な感覚だがノーサイドの笛の音がグランドに響き渡ったとき、何か切なさを感じたこの試合・・・。勝者と敗者の差はなかった、ただ国立への道のりは一校にしか与えられないという現実だけが胸に突き刺さった。試合の結果は7-3で高鍋高校に軍配が上がり、見事に5連覇達成となったが、勝敗は別として、今回の試合内容は私が今まで見た高校ラグビーの中でも最高のゲームにあげられるひとつになった。きっと今日の試合は観戦に来た人々の心にいつまでも残るだろう!
(文・撮影:黒田 健)
▲見事に5連覇を達成し花園への切符を手に入れた高鍋の選手達
▲試合風景
日時:平成18年11月12日(日)13:30 キックオフ
会場:県総合運動公園ラグビー場
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●試合結果
高鍋7-3延岡東・星雲
(前半7-0 後半0-3)
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●前半
試合開始早々から敵陣で試合を進める高鍋は前半6分相手ボールのスクラムからの混戦の中、井上が相手ボールを奪いそのままトライ。ゴールも決まり高鍋が7点を先制。反撃に出る延岡東・星雲はキックで相手陣深く攻め込み、圧倒的に優位を保つラインアウトでほとんどの時間を相手陣で攻め続けるが、後一歩のところで得点を奪えずに前半は終了。
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●後半
後半は一方的なペースで試合は進む。敵陣深く攻め込みスクラム、モールで押し続ける延岡東・星雲。高鍋も反撃を試みるが、キックで陣地を回復するのが精一杯。後半14分、相手反則から延岡東・星雲志田がPGを決めいよいよ点差は4点に。1トライで逆転のシチュエーションの中、試合は終盤に。少しずつ時間が経過する中ゴール前で必死に攻める延岡東・星雲に対しあと少しのところで必死に守る高鍋。
誰もがラストプレーを意識した中、延岡は5分近くモールと突進を繰り返し責め続けたがあと1メートル、いやあと数センチ届かない。ノーサイドのホイッスルが吹かれたとき延岡の選手は泣き崩れ、守りきった高鍋の選手は歓喜の雄たけびをあげた。
上記のように学校統廃合により、来期より校名が「延岡星雲」と変わってしまう「延岡東」だが、高校ラグビーでは宮崎県を代表する名前だけに実に名残惜しくもあるが「延岡東」の名に恥じることのない、見事な試合内容で最終戦を飾ってくれた。
投稿者 pawaspo : 19:33 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月11日
競馬予想2006~エリザベス女王杯 [ 競馬 ]
パワスポ週間競馬予想
今回は2006年11月12日に開催される重賞レースを予想しました。
11R エリザベス女王杯(G1)
11/12(日) 6回 京都 4日目
3歳上 ○国際 牝○指(定量) 芝2200m
投稿者 pawaspo : 17:01 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月06日
第85回全国高校サッカー選手権大会 宮崎県決勝 [ サッカー ]
3年連続で鵬翔高校と日章学園の対戦となった今年の決勝。快晴の空の下、宮崎市総合運動公園サッカー場で行われた。過去の対戦では日章がリード、キャプテン平、馬込、富高の両FWの得点力は破壊力十分。決勝までの戦いを見る限り日章の攻撃を鵬翔がどこまで守れるかが勝敗を分けるポイントのようにおもわれた。しかし試合は両チームのDFがファインセーブを重ね最後までわからない展開となるが、前半0-0で折り返し、後半がはじまって8分、右サイドをカウンター気味に突破した鵬翔高校10番の角島(FW)がフェイントで相手DFを交わしシュートで1点を先制!その後、日章学園もよく攻めたが、鵬翔1年生ゴールキーパー横畠がファインセーブを連発・・・日章学園の猛攻を最後まで防ぎきり鵬翔が大会4連覇を達成した。
(文・撮影:黒田 健)
開催日:11月5日(日)
会場:県総合運動公園サッカー場(宮崎市)
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●試合開始前
いつものようにアップを続ける両チーム。試合に向けテンションをあげていく鵬翔高校。一見何気ないゲーム前の風景だが、選手一人ひとりの表情や体の使い方などが徐々に試合を意識したものに変化し、やがてチームがひとつになるところまで持っていく・・・試合前からすでに勝負がはじまっているのである。このあたりはさすがに伝統校である。安定感のある強さの秘密はここにあるのかもしれない。もちろん3年連続で勝ち上がっているライバル日章学園にも同様のことが言える。
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■日章学園
6MF朝比奈→14黒木(64分)、7MF鳥原、8MF早稲田、9MF平
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■鵬翔高校
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●試合結果
日章学園 0 - 1 鵬翔高校
前半 0 - 0、後半 0 - 1
■ゴール
角島(鵬翔) 後半8分
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●前半
鵬翔高校は積極的に日章学園の左サイドを攻め、相手の攻撃の拠点、平の動きを封じることを試みる。これに対して日章学園も時折馬込・富高のカウンターなどでチャンスを作るが鵬翔高校DFが踏ん張り決定的なチャンスを与えない。両チーム少しずつあたりが激しくなり、ゲームは少々荒れ模様に。
そんな中33分にアクシデントが起こる。ゴール前でシュートを狙った鵬翔高校・山本の脚に相手DFのタックルが入った。両選手倒れこみ試合が一時中断。山本はそのまま交代。途中出場を予定していた10番角島が入ったがここがこの試合のポイントとなった。前半はこのまま0-0のまま終了。
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●後半
後半が始まると鵬翔高校が積極的に攻撃を仕掛ける。交代出場の角島の動きはよく、前線でポストになりボールをさばく太田からのボールで再三チャンスをつかんだ。後半8分ついに試合の均衡が破れる。右サイドをカウンター気味に突破した角島がフェイントで相手DFを交わしシュート!ゴールが決まりついに鵬翔高校が1点を先制。
その後も角島、太田のシュートで何度かチャンスをつかむがゴールは奪えず試合は終盤に。徐々に疲れからか両チームの選手の運動量が落ちる中、鵬翔1年生ゴールキーパー横畠がファインセーブを連発。日章学園の猛攻を最後まで防ぎ鵬翔が4連覇を達成した。
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●パワスポ黒田の感想
昨年の選手権、Jリーグのキャンプから始まった高校サッカーレポート。高校総体を含め今年は多くの試合を見てきたが、最後の試合で最高の試合を見ることができた。鵬翔高校・山本の怪我は残念だが、思えば春先にはJリーグのキャンプに参加していた。そのときの課題(ボールタッチの際のアイデア)をこの試合ではしっかりとこなし、本当にいい選手になっていたのが印象的だった。途中出場になった角島も状況判断がよくなりFWとして一皮向け、大一番で決勝ゴールを奪い勝負を決めた。高校総体でみた日章学園・平はスピードを武器にこの世代を代表するアタッカーに成長。日章学園・早稲田、鵬翔高校・横畠、横山の1年生は宮崎だけではなく日本を代表する選手になる可能性を感じた。今年一年戦い続けた2チームの戦いが終わり舞台は最後の全国大会に。負けた日章学園の分も鵬翔高校には国立を目指してがんばってもらいたい。「ずっと一緒にやってきた山本のためにも負けれない試合だった。」角島選手の試合後のコメント。友のために戦ってきたライバルのためにまだまだ彼たちの戦いは続く・・・。
投稿者 pawaspo : 15:30 | コメント (1) | トラックバック
2006年11月04日
競馬予想2006~アルゼンチン共和国杯 [ 競馬 ]
パワスポ週間競馬予想
今回は2006年11月05日に開催される重賞レースを予想しました。
11R アルゼンチン共和国杯(G2)
11/05(日) 5回 東京 2日目
3歳上 ○国際○特指(ハンデ) 芝2500m