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2006年11月18日

DPT大会関連レポート~大会3日目 [ ゴルフ ]

■2006 DUNLOP PHOENIX TOURNAMENT ~3nd Round

 11月18日(土)、第3ラウンドをむかえたDPTはあいにくの雨模様となった。朝の気温は11.9度、午後には少し気温も上昇したが11月に入っても日中の最高気温が20度を超えていた宮崎の気候から比べると、強い雨にともなう今日の寒さはプレイヤーにとって大敵となった。急激な気温・天候の変化により、昨日まで着実にスコアを伸ばしていた選手達も大苦戦を強いられ、ほとんどの選手達がスコアを崩していった。昨日単独トップにたった注目のT・ウッズも、寒さの影響からか徐々に調子を崩し7番ホールでは痛恨のダブルボギー。さらに快心のショットが運悪くフェアウェイ上の木の根もとに落ちるなど、思ったようなプレイができず、この日+2、トータル-6とスコアを下げた。自身もこの日を「非常にタフな1日だった」と試合後の記者会見で振り返っていた。・・・とはいいつつも、一時は昨日の2位から追い上げたP・ハリントンに最大三打差のリードを奪われたシーンもあったが、最終18番ホールをきっちりとバーディーで締めくくり、終わってみればトップタイで最終日を迎えることになった。「明日の優勝スコアは?」という記者の質問に対してタイガーは「明日の天候次第ですが、この状況がつづくようなら60代をだせばチャンスがありそうです」と応えた。ちなみに、タイガーが第3ラウンドを終了した時点で、1位または1位タイだった場合の成績は、PGAツアー41試合中38試合で優勝(勝率は92.68%)、すべての大会では50試合中45試合で優勝(勝率は90.00%)、というデータがあることからも、大会三連覇にむけて視界良好といっても過言ではないだろう。そして、この日、タイガーを追い詰めトップタイに立った2006年度の欧州ツアー賞金ランキング1位の実績をもつP・ハリントン(この日+1)をもってしても「今日は精神的にも肉体的にもタフだったのでとても疲れました・・・明日のためにリフレッシュしたい」と語っていたことからも、いかに厳しいコンディションの中で行われたかが分かる。I・ポールターやJ・ローズをはじめ昨日調子を上げてきた外国人選手達も軒並みスコアをさげた。そんな中、日本の谷口拓也(-3/4位)と深堀圭一郎(-2/5位T)が気迫のこもったプレイで順位を上げてきた。両選手共に最終18番ホールをバディーでまとめ、明日の優勝争いに名乗りをあげた!そして、最後まで我慢のゴルフで乗り切った片山晋呉はトータル-4とし、トップから二打差の好位をキープしており、タイガーの三連覇に待ったをかけるべく虎視眈々と鋭気を養っている。なんといっても明日最終日の注目は、日(片山)、米(タイガー)、欧(ハリントン)の賞金王直接対決!今年はどんな伝説が生まれるのかが楽しみである。
撮影:黒田 健 文:松田秀人

↓3nd Round終了時のトップ4
T・ウッズ P・ハリントン
▲左:T・ウッズ(1位タイ) 右:P・ハリントン(1位タイ)

片山晋呉 谷口拓也
▲左:片山晋呉(3位) 右:谷口拓也(4位)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●3ラウンドスコア

Rank  Name  1R  2R  3R  Total  Score
1 タイガー ウッズ 67 65 72 204 -6
 パドレイグ ハリントン 67 66 71 204
3 片山 晋呉 65 70 71 206 -4
4 谷口 拓也 70 69 68 207 -3
5 深堀圭一郎 68 71 69 208 -2
 ジャスティン ローズ 73 63 72 208
7 谷口  徹 72 68 69 209 -1
8 井上  信 73 68 69 210 E
9 広田  悟 67 71 73 211 +1
 スコット レイコック 70 68 73 211
 G・フェルナンデスカスタノ 66 72 73 211
 イアン ポールター 70 64 77 211
13 伊澤 利光 67 72 73 212 +2
 野仲  茂 71 68 73 212
15 中嶋 常幸 70 74 69 213 +3
  鈴木  亨 71 72 70 213
 佐々木久行 67 72 74 213
 横尾  要 73 71 69 213
 近藤 智弘 71 68 74 213
 宮里 優作 73 70 70 213
 矢野  東 70 70 73 213
 小田 龍一 73 69 71 213
 小田 孔明 71 68 74 213
 シーブ カプール 70 70 73 213
25 デービッド スメイル 72 72 70 214 +4
 葉 偉 志 72 67 75 214
27 藤田 寛之 70 73 72 215 +5
 立山 光広 73 70 72 215
  トーマス ビヨン 74 70 71 215
30 兼本 貴司 73 70 73 216 +6
 グレゴリー マイヤー 69 74 73 216
 中川 勝弥 73 67 76 216
 I・J・ジャン 73 68 75 216
34 佐藤 信人 69 74 74 217 +7
 平塚 哲二 75 67 75 217
 今野 康晴 73 73 71 217
 武藤 俊憲 73 68 76 217
38 加瀬 秀樹 70 69 79 218 +8
 桑原 克典 76 70 72 218
 金 鍾 徳 72 70 76 218
 田中 秀道 76 71 71 218
 丸山 大輔 70 71 77 218
 スティーブン コンラン 73 72 73 218
 今井 克宗 73 72 73 218
 クレイグ ジョーンズ 74 71 73 218
 クリス キャンベル 70 74 74 218
47 川岸 良兼 72 71 76 219 +9
 林 根 基 73 74 72 219
 デービッド ハウエル 77 69 73 219
 谷原 秀人 70 77 72 219
 川原  希 71 76 72 219
 市原 建彦 76 69 74 219
 Y・E・ヤン 74 71 74 219
 高山 忠洋 75 72 72 219
55 宮瀬 博文 73 69 78 220 +10
 ディネッシュ チャンド 76 70 74 220
57 宮本 勝昌 71 75 75 221 +11
 S・K・ホ 73 73 75 221
 白  佳和 69 74 78 221
60 増田 伸洋 74 72 76 222 +12
  塚田 好宣 73 73 76 222
 ルイ オイストハイセン 75 70 77 222
63 秋葉 真一 74 72 77 223 +13
 菊池  純 73 74 76 223
65 髙橋 竜彦 72 75 79 226 +16
 真板  潔 73 73 WD

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●上位選手達のプレイ

画像は下記の組が主
13組のT・ウッズ、P・ハリントン、I・ポールター
12組の片山晋呉、J・ローズ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.1 386ヤード PAR4

■T・ウッズ (パー)
T・ウッズ
 5Wでのティーショットはフェアウェイ中央に!2ndがのこり132ヤードをPWでピンから3mにつけ2パットでパーセーブ。

■P・ハリントン (バーディー)
P・ハリントン
 3Wでのティーショットはフェアウェイ中央の低い松の木の手前におちた。2ndはのこり107ヤードをPW。ピン奥に落ちたボールはバックスピンがかかりピンそば50cmに寄りなんなくバーディー。

■片山晋呉 (パー)
片山晋呉
 フェアウェイ右サイドから、ピン手前に2オン。2パットでパーセーブ。

■谷口拓也 (パー)
谷口拓也

■深堀圭一郎 (バーディー)
深堀圭一郎

■J・ローズ (パー)
J・ローズ
 ティーショットを左松林に入れ、2ndをグリーン手前バンカーに入れるもパーセーブ!

■I・ポールター (バーディー)
I・ポールター
 左のセミラフから打った2ndはピンから10mをのこし止まってしまったが、なんとこのロングパットを決めてバーディー。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.2 435ヤード PAR4

■T・ウッズ (ボギー)
T・ウッズ
 5Wで放った快心のショットはフェアウエイど真ん中に・・・しかし運悪く、コース上にある小さな松の木の根元に転がり、2ndは8Iでの左打ちトラブルショット・・・。結局3オン2パットでボギーとしてしまった。

■P・ハリントン (パー)
06dpt-1118-010.jpg
 1Wでティーショット。フェアウェイ左サイドから残り102ヤードの2ndは7I。ピン左手前につけて連続バーディーのチャンスを迎えるが、ピン左横をわずかにかすめ、惜しくもパーセーブ。

■片山晋呉 (パー)
片山晋呉
 手前からのバーディーパットとなったが、わずかにそれてバーディーならず。

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (ボギー)

■J・ローズ (パー)
 ティーショットを左松林に入れ、2ndをグリーン手前バンカーに入れるもパーセーブ!

■I・ポールター (パー)
 右ラフからの2ndはグリーンをとらえP・ハリントンの内側につけたが、結局2パットでパーセーブ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.3 180ヤード PAR3

■T・ウッズ (パー)
T・ウッズ
 昨日ボギーのタイガーだが、6Iでピンの左にピタリ!しかしこのバーディーチャンスは活かせなかった。

■P・ハリントン (パー)
P・ハリントン
 こちらも5Iでピン手前にピタリとつけたが惜しくもバーディーならず。

■片山晋呉 (パー)
片山晋呉

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (ボギー)
深堀圭一郎

■J・ローズ (パー)
J・ローズ

■I・ポールター (ボギー)
I・ポールター
 5Iでのショットはグリーン左のバンカーへ・・・ボールは沈んでおらず、フワッとあがり、いい感じにみえたが、雨の影響からか、意外とボールが転がらず距離を残し、結果ボギー

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.4 557ヤード PAR5

■T・ウッズ (バーディー)
 1ラウンド目はバディー、2ラウンド目はイーグルと相性のいいコースでしっかりとバーディーをもぎとる!

■P・ハリントン (バーディー)
 2ndショットにも1Wを使用し、タイガーに負けてならじと積極的にバーディーをとりにいった!

■片山晋呉 (パー)

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (パー)

■J・ローズ (バーディー)

■I・ポールター (パー)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.5 415ヤード PAR4

■T・ウッズ (バーディー)
T・ウッズ
 4番ホールに続き連続バーディー!

■P・ハリントン (バーディー)
P・ハリントン
 こちらも4番ホールに続き連続バーディー!

■片山晋呉 (パー)

■谷口拓也 (バーディー)

■深堀圭一郎 (バーディー)

■J・ローズ (バーディー)
J・ローズ

■I・ポールター (パー)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.6 200ヤード PAR3

■T・ウッズ (パー)

■P・ハリントン (ボギー)

■片山晋呉 (パー)

■谷口拓也 (ボギー)

■深堀圭一郎 (バーディー)

■J・ローズ (パー)

■I・ポールター (パー)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.7 483ヤード PAR4

■T・ウッズ (ダブルボギー)
T・ウッズ
 ティーショットの1Wがラフへ・・・5Iの2ndがバンカーに入り、運悪くメダマ。4打目でグリーンをとらえたが、2パットで痛恨のダブルボギー。

■P・ハリントン (パー)
P・ハリントン

■片山晋呉 (パー)
片山晋呉

■谷口拓也 (バーディー)

■深堀圭一郎 (パー)

■J・ローズ (ボギー)

■I・ポールター (ボギー)
I・ポールター

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.8 387ヤード PAR4

■T・ウッズ (パー)

■P・ハリントン (ボギー)

■片山晋呉 (パー)

■谷口拓也 (バーディー)

■深堀圭一郎 (パー)

■J・ローズ (パー)

■I・ポールター (ダブルボギー)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.9 431ヤード PAR4

■T・ウッズ (パー)

■P・ハリントン (パー)

■片山晋呉 (パー)
片山晋呉

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (ボギー)
深堀圭一郎

■J・ローズ (パー)
J・ローズ

■I・ポールター (ボギー)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.10 475ヤード PAR4

■T・ウッズ (ボギー)
T・ウッズ 

■P・ハリントン (パー)
 グリーン右手前からのアプローチはピン奥まで転がったが、しっかりとパーセーブ。

■片山晋呉 (パー)
片山晋呉
 2ndをフェアウェイ右バンカー手前ラフからグリーン花道に運ぶも、雨のためにアプローチが転がらず、距離が残るパッティングとなってしまった・・・。しかし、これをねじ込み気迫のパーセーブ。まだまだ我慢のゴルフが続く。

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (パー)

■J・ローズ (ボギー)
 グリーン左奥のラフからのアプローチは絶妙のコースに転がりパーセーブなるかと思われたが、カップのフチにけられ惜しくもボギー。

■I・ポールター (ボギー)
 途中のダブルボギーをはさみ、コレで4連続ボギーとなってしまった。昨日はショットが安定していたが、寒さのせいか?今日は安定感を欠いている。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.11 165ヤード PAR3

■T・ウッズ (パー)
T・ウッズ
 8Iでピン奥にピタリ!絶好のバディーチャンスだったが、カップの前で微妙にスライスしバーディーならず。

■P・ハリントン (パー)
P・ハリントン
 
■片山晋呉 (バーディー)
 ピンの左サイドにピタリとつけて、執念のバーディーをもぎ取った!

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (パー)

■J・ローズ (パー)
 ロングパットはコースも距離も絶妙だったが、雨のせいか?後ひと転がりせず、手前で失速・・・。

■I・ポールター (パー)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.12 439ヤード PAR4

■T・ウッズ (パー)
T・ウッズ
 1Wでのティーショットは右のラフへ、197ヤードを残し5Iでの2ndはグリーンのカラーに止まりロングパットが残ってしまったがしっかりとパーセーブ。

■P・ハリントン (パー)
P・ハリントン
 1Wでのティーショットはフェアウェイ中央へ、201ヤードをのこした2ndはピン左手前につけるも距離を残してしまいバーディーはならず。

■片山晋呉 (パー)

■谷口拓也 (ボギー)

■深堀圭一郎 (パー)

■J・ローズ (パー)

■I・ポールター (ボギー)

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●HOLE.13 332ヤード PAR4

■T・ウッズ (パー)
T・ウッズ
 ワンオンは狙わず3Iでフェアウェイをキープ、残り115ヤードをPW。抜群の距離感でピン右横につけるが、バーディーならず。

■P・ハリントン (パー)
06dpt-1118-038.jpg
 1Wでワンオンを狙うがグリーン左横バンカーのさらに左ラフに落ちる・・・。2ndは背中に松の木があたり自由なスイングができず、結局パーにおわった。

■片山晋呉 (パー)
 ドッグレッグ左内側のコーナー部分ラフにつかまる・・・2ndは松の木が前をふさぐ形となってフェアウェイにだすだけとなった。3rdでピン手前につけて、距離ののこるパットとなったが、これをねじ込んで、思わずガッツポーズ!見事にピンチからパーセーブを決めた。

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (バーディー)

■J・ローズ (パー)

■I・ポールター (パー)
06dpt-1118-039.jpg


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.14 419ヤード PAR4

■T・ウッズ (パー)
 3Wでのティーショットは左サイドのセミラフへ・・・。ラフはじっとりと水を含み重たそうだ。のこり172ヤードの2ndは8Iでピン左手前におとす。8mのパットがわずかにはずれパーセーブとなった。

■P・ハリントン (パー)
 1Wのティーショットはタイガーと同様に左サイドのセミラフへとんだ。166ヤードをのこした2ndはピン左手前におちた。9mのパットがのこったがパーセーブで切り抜けた。

■片山晋呉 (パー)
 タイガー、ハリントン同様のルートで、こちらもパーセーブ。

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (パー)

■J・ローズ (パー)

■I・ポールター (パー)

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●HOLE.15 455ヤード PAR4

■T・ウッズ (パー)
T・ウッズ
 1Wでのティーショットはフェアウェイキープ。のこり165ヤードの2ndはピンとは反対側のグリーン右にオン。10mのパットがのこり、結局パー。

■P・ハリントン (ボギー)
P・ハリントン
 1Wでのティーショットはフェアウェイ中央をキープ。180ヤードをのこした2ndは5Iで20ヤードにおとす。しかし2mのパットをはずしボギーとする。

■片山晋呉 (パー)
片山晋呉
 1stショットは僅かにそれたが、ギリギリでフェアウェイにのこる・・・我慢のゴルフに徹したせいか?運もでてきた。2ndショットはバンカーを越えて右ラフへ・・・しかし、深いラフからでもぴったりとピンにつけてパーセーブ。

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (パー)

■J・ローズ (パー)
J・ローズ

■I・ポールター (パー)
I・ポールター

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●HOLE.16 402ヤード PAR4

■T・ウッズ (パー)
 1Wでのティーショットは右2ツ目のバンカーを越えてラフへ・・・。さらに87ヤードをのこした2ndショットもグリーンオーバーで深いラフに入る。3rdは絶妙のロブショットであわやチップイン・・・。

■P・ハリントン (ボギー)
 フェアウェイ左サイドからの2ndは99ヤード。しかしグリーンをオーバーし深いラフへ入ってしまった。アプローチでも微妙な距離を残してしまい結局ボギーとなった。

■片山晋呉 (ボギー)
 右ラフからの2ndショットでグリーン前の花道に運んだが、アプローチで微妙な距離を残し、そこから2パット・・・・・結果はボギー・・・。我慢のゴルフはまだ続いていた。

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (ボギー)

■J・ローズ (バーディー)
 バーディーパットがカップのヘリで止まってしまったかに見えたが、願いが通じたのか、コロッとカップインしバーディー。

■I・ポールター (バーディー)
 1stショットをフェアウェイバンカーに入れてしまったが、そこから残り125ヤードをピンまで1mにつけ、久々のバーディー・・・。

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●HOLE.17 186ヤード PAR3

■T・ウッズ (ボギー)
T・ウッズ
 4Iで放った1stショットは左の松の木にあたり左ラフへ・・・。アプローチが思ったように転がらず、難しい下りのパットが3m残り結局ボギーとした。

■P・ハリントン (パー)
P・ハリントン
 
■片山晋呉 (ボギー)
片山晋呉

■谷口拓也 (パー)

■深堀圭一郎 (パー)

■J・ローズ (+3)
 右バンカーのさらに右ラフからピンを狙うが、バンカー内にある二本の松の木がじゃまをする・・・。結局2ndはグリーンにとどかず、終わってみれば3オン3パットのトリプルをたたいてしまった。

■I・ポールター (ボギー)
 風の影響からか?グリーンのかなり手前にオンするも、長いパットがのこり3パットでボギー。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

●HOLE.18 560ヤード PAR5

■T・ウッズ (バーディー)
T・ウッズ
 1Wでのティーショットは右の松林へ・・・ボールはまたも木の根元に転がり、2ndはフェアウェイにだすだけとなる・・・。しかし、最後の最後でタイガーがみせてくれた。5Wで放ったのこり245ヤードの3rdショットがまっすぐピンに向かい、ピッタリとピンをとらえる。そして3mのバーディーパットを見事にねじ込み、ガッツポーズ。天候もあるが、不運な場面も幾たびもありタイガーにとっては、はがゆくもあり、苦しい1日となったが、終わってみれば-6のトップタイで最終日を向かえることになった。明日は、ぜひ今日の鬱憤を晴らすようなタイガーチャージを見せて欲しい。

■P・ハリントン (パー)
P・ハリントン
 タイガー同様にタフな1日となったが、崩れきってしまう選手が多い中、しっかりと踏みとどまったところは、さすがに過酷な条件下でのプレイを経験しているヨーロッパ賞金王だけのことはある。

■片山晋呉 (パー)
片山晋呉
 パーの山を築き上げた、我慢のゴルフは必ず明日の最終日に繋がるはず。明日のタイガー、ハリントンとの日、米、欧、賞金王直接対決となる最終組が実に楽しみである。

■谷口拓也 (バーディー)
 18番をバーディーでまとめた谷口拓也が、この日最高の68をマーク!順位も一気に上げて4位につけた!

■深堀圭一郎 (バーディー)
 5バーディー、4ボギーと出入りの激しい1日になったが、5バーディーは井上 信と並んでこの日最多!

■J・ローズ (パー)
J・ローズ
 よく粘っていただけに、最後のトリプルが実に残念・・・しかし爆発力もありそうなので、明日はどうなるかわからない・・・。

■I・ポールター (ボギー)
 昨日は安定感のあったショットが今日はちぐはぐに・・・この日だけで+7は苦しい・・・。

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●競技終了後の各選手のコメント

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■T・ウッズ
 今日は色々とあって本当にタフな一日でした。パーセーブが難しい中でハリントンはスコアを伸ばしてきて、一時は3打差もあったが最終的にオールスクエアに出来て、うまく逃げきったかなというところ。前半で良いショット後、2番で木の根元に、7番はバンカーで目玉と事件が2つ。もっとも、ゴルフはそうした事があっても前に進むしかない。今日は誰にとっても難しいコンディションであった訳だし、そうした中で良いプレーが出来たのではないか。17番ホールのティショットでギャラリーの声がちょうどインパクトに来てしまって曲げてしまった。まぁ、そういう事もありますよ。明日もタフな一日になりそうだね、我慢が必要だ。60代が出せれば良い結果が出せるのでは。明日は後から抜かれないよう良いプレーをする事、そして展開によって必要な事を必要な時にやるだけです。

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■P・ハリントン
 今日は精神的、肉体的にもタフだった。非常に疲れた。決戦前だからしっかり休んでそなえたい。今日は、途中リードを広げることが出来ていたのに最終的にはタイガーとタイに。今日のタイガーはアンラッキーがあったのにそれをいかせずに結局タイで並んでしまったのが残念だ。タイガーが3日目をトップで迎えると非常に強いという事はわかっているが、まぁ気にしないでやっていきたい。

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■片山晋呉
 寒い。このコンディションでこのスコアはもう最高でしょう。これ以上は出ないですね。気持ちを切らすことなくやってました。後半、ドライバーがあたっても球が飛ばなくなってしまった。風とか体の冷えとか、まぁそんな所でしょうか。明日は絵にかいたような組み合わせになりそう。厳しい戦い、これまで10年やってきた経験全てを出し切って、良い勝負が出来るかどうかだと思う。それを期待してください。

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■谷口拓也
 寒いよ!寒くて長くて大変でした。12番なんかセカンドがスプーンですよ。いつもなら8番か9番って感じ。この時が風も寒さも一番強かった。(ボギー?)まぁ、パターが入ってるんでしのげた感じ。それと序盤が良かったですね。5番、7番、8番とバーディで6番もナイスボギーだったしね。明日は天候次第でしょ。普通にゴルフできれば大丈夫だと思います。いい所で回れるから楽しみですしね、頑張りますよ。

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■深堀圭一郎
 いや~きつかった。寒いし距離も出ないからね。でも、ショートゲームが良かった。それでスコアをある程度まとめることができましたね。こういうコンディションの悪い日はマネージメントを重視しています。ラフに入れるともちろんダメだけど、ティーショットはフェアウェイのどっち側に打った方がこのホールは攻めやすいとか。とにかく今日はマネージメントだった。海外選手が上位に並んでいるけど、なんとか日本人の名前が上に行くように頑張ります。

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■J・ローズ
 17番ホールを除けば、1アンダーでまずまずだった。17番ホールのトリプルボギーは痛かった。雨でランもなく、またピンポジションも奥目が多く、距離的にもタフなコンディションだった。トップとは4打差…明日も今日と同じコンディションと思われるし、なんとか追いつきたいが。とにかく明日も全力で頑張ります。

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■谷口徹
 寒かったね~、距離は出ないし。ショートヒッターには厳しい。でもまぁ全体的に良かったけど、パットが良かった。前半は雨でグリーンも止まるし、スコアが伸びるかと思ったけど後半はきつかった。17番のグリーンの時は手の感覚がなかった。(トップはー6)そんなに落としてるの?人をやる気にさせといて明日またぶっちぎっちゃうんじゃないの?でも今日は彼らでもきつかったんでしょ。

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■井上信
 コンディションが悪くて大変でしたね。ピンガ奥だったこともありますが、距離が長かった。自分なんかにはキツイですね。ミドルのセカンドショットで7番Wを3回も使いましたからね。その分短いホールでバーディ取れたのが良かったです。初日、2日目とパターのフィーリングが合わなかったけど、今日は雨が降った分しっかり打てて自分には良かったですね。このコースは難しいですから、逃げたら逃げたなりに攻めたら攻めたなりに落としますからね。明日はバーディパットを打つ回数を増やしたいですね。

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投稿者 pawaspo : 2006年11月18日 15:08

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