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2006年10月30日

ASP JAPAN公認日向お倉が浜プロサーフィン大会 [ マリンスポーツ ]

 10月28日(土)、29日(日)の両日に渡り、秋晴れの気持ちいい陽光が差し込む日向市のお倉が浜海岸では「A.S.P International Japan Branch(世界プロサーフィン連盟日本支局)」公認のプロサーフィン大会が「お倉ヶ浜プロサーフィン大会誘致実行委員会」主催のもと行われた。今大会の内容は07年1月にオーストラリアで開催されるワールドジュニアチャンピオンシップ(WJC)の最終選考会となり、MEN上位5名・WOMEN2名がWJCの出場権を獲得する事になる。またこの日がツアー最終戦という事もあり、ASP JAPANのジュニア年間ランキングが決定する。さらにWOMEN特別試合とMEN:U16のカテゴリーが同時開催された。そんな中から今回のレポートでは29日(日)に行われた今シーズンのジュニアイベントの最終戦になる「KUSTOM PRESENTS BILLABONG WJC JAPAN TRIAL」、16歳以下のディビジョンの「A Way to the World Super Kids Challenge in Hyuga」、そして昨日セミまで終わっている「BILLABONG GIRLS JAPAN PRO」のファイナルの模様をご紹介する。
(文・撮影:松田秀人)

萩原 周 萩原 周
▲28・29日ともに優勝し、ジュニア年間ランキングトップも決めた「萩原 周」選手。

GSM JAPAN(ビラボン・カスタム) GSM JAPAN(ビラボン・カスタム)
▲会場には特別協賛のGSM JAPAN(ビラボン・カスタム)のフラッグが!
  そしてflow(エイ出版)のブースでは冊子を配布していた。


■公認
A.S.P International Japan Branch(世界プロサーフィン連盟日本支局)
■主催
お倉ヶ浜プロサーフィン大会誘致実行委員会
■大会の詳細はASP公式ホームページでご確認ください↓
URL:http://www.aspjapantour.com/
■過去の関連パワナビレポート↓
URL:http://www.pawanai.com/blog/archives/2005/11/2005_asp.html

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※試合内容のレポートは、ASPよりいただいた「大会公式レポート」を、許可の上そのまま掲載させていただきました。ASPスタッフの皆様ありがとうございます。

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●KUSTOM PRESENTS BILLABONG WJC JAPAN TRIAL
■コメント(ASP大会公式レポートより)

 天候は昨日と同じように南国晴れ。波はややサイズダウンしたものの、コンスタントに2フィートはあり、コンテストには十分のコンディションだ。会場中央からブレイクするロングライド可能なレギュラーを上手くつかむことが勝敗を大きく左右した。ただ、サイズダウンした分昨日よりも当てられるチャンスが少なく、選手たちはハイポイントを出すのに苦労をしていたようだ。

スタート前

 プロジュニアの最終戦になるKUSTOM PRESENTS BILLABONG WJC JAPAN TRIALでは、やはり昨日の好調を維持している選手が多く、ヒートを勝ち上がってくるのは同じような顔ぶれ。ツアーでも入賞常連組だ。結局ファイナリスト4人のうち3人までが昨日と同じメンバー。萩原周、中村昭太、切詰英利と、残るひとりは昨日4位になった大澤伸幸にかわって、昨日セミフィナルで涙を飲んだ高橋健人が今日はファイナル進出。

<萩原 周>
萩原 周 萩原 周

<高橋健人>
高橋健人 高橋健人

<中村昭太>
中村昭太 中村昭太

<切詰英利>
切詰英利 切詰英利

 地元での2連勝を狙う萩原周はファイナルスタート直後からペースをつかみ、どんどん波に乗っていく作戦。昨日の狙った波をじっくり待つのとは対照的な試合運びだった。満潮時と重なっていたためなかなか波が思うようにブレイクせず、他の3人が攻めあぐねてる間に独走態勢。後半から高橋健人、中村昭太が猛追をかけるが、そのまま逃げ切り、地元での2連勝をあげた。2位が高橋健人、3位中村昭太、4位切詰英利。

萩原周 萩原周

■KUSTOM PRESENTS BILLABONG WJC JAPAN TRIAL結果
1~4位
1位:萩原周(赤)
2位:高橋健人(青)
3位:中村昭太(黄)
4位:切詰英利(白)
 プロジュニアツアーはこれで今シーズンのすべてのイベントを終了し、ジュニア年間ランキングも決まった。ランキングトップに躍り出たのは2連勝の萩原周に決定。2位が中村昭太、3位に高橋健人、4位大澤伸幸。そして、リージョナル推薦枠としてジュニアに該当するWQS日本人ランキングトップの田中英義を加え、この5人が来年1月、オーストラリアのナラビーンで行われるワールドジュニアの出場選手に決定した。

萩原周選手コメント
萩原周
 「2日連続優勝し、今年の年間ランキングトップにもなれたので、この勢いにのって、来年1月のワールドジュニアでもいい成績が収められるように頑張りたいと思います。」

■年間ランキング
1位:萩原周
2位:中村昭太
3位:高橋健人

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●A Way to the World Super Kids Challenge in Hyuga
■コメント(ASP大会公式レポートより)

 今回ASPジャパンとして初めて行われたアンダー16イベントのA Way to the World Super Kids Challenge in Hyugaでは、仲村拓未、田中海周、小椋暁人、和光大がファイナルに進出。

スタート前

 波回りの良かった和光がリードを守りきり、優勝。2位に田中海周、3位中村拓未、4位小椋暁人という結果になった。

和光 大 田中海周
▲左:和光 大選手 右:田中海周選手

中村拓未 小椋暁人
▲左:中村拓未選手 右:小椋暁人選手

■A Way to the World Super Kids Challenge in Hyuga結果
1位~4位
1位:和光 大(青)
2位:田中海周(白)
3位:中村拓未(赤)
4位:小椋暁人(黄) 

和光 大選手コメント
和光 大
 「この大会が今年最後のコンテストだったので優勝できてうれしいです!」

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●BILLABONG GIRLS JAPAN PRO
■コメント(ASP大会公式レポートより)

 BILLABONG GIRLS JAPAN PROは、バックハンドのスムーズなサーフィンでハイポイントをかさねた斉藤ユリがプロ入り3年目でうれしい初優勝。

試合終了直後

 後半いい波をつかみハイポイントライドを見せたベテラン北川成美が2位、3位萩原水紀、4位間屋口香。

斉藤ユリ 北川成美
▲左:斉藤ユリ選手 右:北川成美選手

萩原水紀 間屋口香
▲左:萩原水紀選手 右:間屋口香選手

■BILLABONG GIRLS JAPAN PRO結果
1位~4位
1位:斉藤ユリ(白)
2位:北川成美(青)
3位:萩原水紀(黄)
4位:間屋口香(赤) 

斉藤ユリ選手コメント
斉藤ユリ
 「ありがとうございます!プロになって3年目の最後の試合で初優勝でき、そしていつも来ている日向での優勝なのでとてもうれしいです!またこれからも頑張ります。」

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※関係者の皆様、お疲れさまでした。また取材にご協力いただきありがとうございました。

会場風景 会場風景
会場風景 会場風景
会場風景 会場風景
会場風景 会場風景

投稿者 pawaspo : 2006年10月30日 12:18

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