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2006年10月10日

フェニックスリーグ1日目~ホークス vs マリーンズ [ 野球 ]

■10月9日(月祝) ホークス vs マリーンズ  アイビースタジアム
 10月9日より、2006年フェニックスリーグがスタートした。これからパワナビスポーツコーナー「パワスポ」では、毎日1~2試合をピックアップし試合の詳細をお伝えする。第1日目となったこの日は、宮崎市生目の杜運動公園アイビースタジアムで行われた「福岡ソフトバンクホークス」vs「千葉ロッテマリーンズ」の試合をピックアップ。
(文・撮影:松田秀人)

大野のホームランの瞬間 ホームシーン
▲左:試合の流れを引き寄せた8回裏ソフトバンク大野のホームランの瞬間
▲右:同点で迎えた9回裏のワイルドピッチからのホームシーン

●フェニックスリーグスペシャルサイト(宮崎市観光協会)↓
URL:http://www.pawanavi.com/phoenix/index.html

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●試合情報

「福岡ソフトバンクホークス」vs「千葉ロッテマリーンズ」
※宮崎市生目の杜運動公園アイビースタジアム

M 0 0 1  0 0 0  2 0 0   3
H 1 0 0  0 0 0  0 2 1X  4

アイビースタジアム 先発選手
(▲アイビースタジアムと両チームの先発選手)

▼千葉ロッテマリーンズ 投手
末永、手嶌、藤井、内、田中良-金澤

▼ソフトバンクホークス投手
高橋秀、吉田、水田、星野 - 荒川

▼ホームラン
大野(H)

1009-phoenix-info03.jpg 1009-phoenix-info04.jpg

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●オープニングセレモニー

 試合前のオープニングセレモニーでは、津村宮崎市長の挨拶をはじめ、ホークス秋山監督、マリーンズ古賀監督へ花束や地場産品がおくられた。さらに、両チームの選手達からスタンドのファンに向けてサインボールのプレゼントなども行われた。

オープニングセレモニー オープニングセレモニー
オープニングセレモニー オープニングセレモニー

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●1回~3回

 試合開始早々に先取点を取ったのはホークスだった。1回の裏、マリーンズの先発は右の末永。ホークス先頭の金子がライト前にヒットを放つと、すかさず二盗・三盗をきめる。四番松田の打席でホークスは、早くも1アウト一・三塁のチャンスを迎える。ここで松田はきっちりと四番の役目を果たし、サード・ショート間をゴロで抜けるヒットで三塁ランナーの金子が生還し1点を先取。一方マリーンズは3回表に四球の田中雅が二盗を決めると、三番の南が1アウト二塁の場面でフルカウントからセンターオーバーの2Bヒットを放つ。この間に二塁ランナーの田中雅が生還し、序盤を1対1の同点で終えた。

1回~3回 1回~3回
1回~3回 1回~3回
1回~3回 1回~3回

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●4回~6回

 中盤は両チーム共に投手が踏ん張り、得点にはつながらなかった。唯一のチャンスと言えば5回裏ホークスの攻撃。先頭打者の金子が倒れた後、宮地、吉本が連打。ここで、打順は初回にタイムリーを放った四番松田にまわり、期待が膨らむが、4-6-3の併殺打で得点にはつながらなかった。

4回~6回 4回~6回
4回~6回 4回~6回

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●7回~9回

 我慢の中盤戦を乗り越え、7回に入るとすぐに試合が動いた。7回表、マリーンズ根元が2アウト二塁・三塁の場面でライト・センター間を破る3Bとなるタイムリーヒットを放ち、3-1とホークスをリード。その裏のホークスは先頭打者を出塁させたものの後が続かず、いやな雰囲気で終盤を迎えることとなる。しかし、そんなムードを一転させたは、途中出場の大野の一振りだった。

7回~9回 7回~9回
7回~9回 7回~9回

 8回裏、レフトスタンドに放たれた大野のソロホームランにより、マリーンズに行きかけた試合の流れを引き戻したホークスは、続く吉本が2Bヒット、松田、小斉が倒れた後、井出が四球。そして2アウト一塁・二塁の場面で途中出場の鳥越がセンター前にタイムリーヒットを放ち一人が生還し3-3の同点とした。

7回~9回 7回~9回
▲左:ソロホームランを放った大野

 そしてこの流れは最後までホークスに見方した・・・。同点で迎えた9回、表のマリーンズは得点できず、リーグのルールで延長が認められないため、ここで勝ちは無くなってしまった。あとはホークスを0点に抑え、引き分けに持ち込むしかない。しかし試合は意外な展開で幕をおろす事になった・・・。

7回~9回 7回~9回
▲右:ワイルドピッチでサヨナラのランナーが生還

 9回裏ホークスの攻撃、1アウト二塁・三塁バッター金子は一打サヨナラという絶好の場面を迎える。一方ランナーを背負い後が無いのは9回からマウンドに登ったマリーンズ田中良・・・。しかしプレッシャーによるものか、田中良の投球は手前でワンバウンド・・・キャッチャーは補給できずこの間に三塁ランナーは生還。痛恨のワイルドピッチでサヨナラ・・・ここで試合終了となってしまった。

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●秋山監督(ホークス)のコメント

秋山監督

 試合後の秋山二軍監督のコメント↓

 今回のフェニックスリーグのポイントは個人の技術向上が第一ですね。チーム自体の勝ち負けと言うよりも、個々のレベルアップを図るため、しっかりと自分自信にテーマを持って望んでもらいたいと思っています。プロ経験の浅い若手選手達も1シーズンを終了し、何が足りないのかハッキリとしてきたはずです。もちろん中には一軍でのプレイを経験した選手もいますし・・・。そうした自分に足りないものを意識しつつ、このフェニックスリーグで試しながら、実戦のなかで補っていってほしいと思います。そして宮崎には春も秋もお世話になっているので、こうした機会に地元のファンが少しでも多く球場に足を運んでもらえるよう、いいプレイを見せられればと思います。

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●少年野球教室

 試合後は福岡ソフトバンクホークスの選手達による少年野球教室が行われた。

少年野球教室

少年野球教室 少年野球教室

投稿者 pawaspo : 2006年10月10日 16:41

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