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2006年01月30日
06年第41回 新春馬術大会 2日目レポート [ JRA宮崎育成牧場 ]
今年のメインイベント場長杯は昨日の懇親会で『明日は僕が主役!』と語っていたJRA草薙選手(下左画像)が優勝!今日は気合のジャンプを見せてもらいました。『とても充実してたよ!』とのコメントどおり、馬上でもとてもいい表情をしていたのが印象的でした。それでは昨日の「1日目レポート」に続き2日目のレポートをご覧ください。
場所:JRA宮崎育成牧場
日時:2006年1月28日(1日目)、1月29日(2日目)
(撮影・文:黒田 健)
第6競技 クロス障害飛越競技「一般・少年の部」
初心者を中心に行なわれたこの競技、9:00開始ということでまだまだ寒い中行なわれたのですが、小黒選手(下画像/クライングフリーマン号)が減点0 (65.9のタイム)で優勝。ちなみにこの競技、クライングフリーマン号は2度走って減点0。
第6競技 クロス障害飛越競技「ジュニアの部」
2人で争われたこの競技、串間選手(下左画像/ターフィー号)が共に減点0の争いをタイムの差で勝利した。井上選手はタイムが速すぎて2位に。
第7競技 チャレンジカップ競技「一般の部」
韓国からのJRA研修生、朴選手(下画像左上/グッティーツーシューズ号)が安定した飛越で優勝。19人中14人が減点0、出場選手もベテランが多く、さすがの飛越を見ることが出来た。
第7競技 チャレンジカップ競技「少年・ジュニアの部」
昨日落馬棄権の湯川選手(下左画像/ポエッコーナー号)が意地を見せて優勝。ゴール後のホッとした表情が印象的だった。宮崎のジュニアのレベルが毎年上がっているのを実感できた競技内容が続いていた。
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第8競技 小障害飛越競技「一般の部」
馬事公苑の福島選手が登場!日本チャンピオンの飛越に注目が集まった。減点0でジャンプオフに進出。日頃乗りなれていない馬でのこの成績はさすが!馬も飛び方を覚えよくなったとのこと。競技の結果はジャンプオフに残ったのが10名。そんな混戦を制したのは奥山選手(下左画像/フェアゲーム号)。2位児玉選手との差は0.05秒。競馬なら鼻の差??
第8競技 小障害飛越競技「少年・ジュニアの部」
茜ヶ久保選手(下左画像/タマモシルバー号)が平永選手とのジャンプオフを制して優勝。昨日の2位がきっかけになった模様。これをステップに大きく飛躍してほしい。
第9競技 場長杯飛越競技(M級B)
前日優勝宣言をしていた草薙選手(下左画像/タマモシルバー号)。一番目のスタートということでプレッシャーを感じずスタート。減点0でジャンプオフの権利を得た。優勝候補の選手が次々とバーを落とし難コースに苦戦する中、松田選手(シルバーエルム号)が気合の飛越。減点0でゴール後には声をあげ喜びを表現。結局2人によるジャンプオフに!最初にとんだ草薙選手は後半の障害を一つ落とし競技終了。注目が集まる中競技が始まり無難に障害を飛んでいたのだが、後半、あと少しのところで障害を前に松田選手の馬が立ち止まってしまった。この瞬間草薙選手の優勝が決まった。これまであと一歩のところで、優勝を逃してしる草薙選手・・・。そんな姿を僕自身も見てきているだけに優勝の瞬間は感動的だった・・・。草薙選手に関しては、今回は上記で紹介したコメントどおり、心技体が充実し、一つひとつの技に集中できていたのでしょう。
今年も多くの人が馬と一緒にたたかい素晴しい演技を見せてくれた新春乗馬大会。来年へ向けてまた皆さんの練習が始まる。関係者の方お疲れ様でした。
投稿者 pawaspo : 2006年01月30日 10:20