« 競馬予想06~根岸S・京都牝馬S | メイン | 06年第41回 新春馬術大会 2日目レポート »
2006年01月29日
06年第41回 新春馬術大会 1日目レポート [ JRA宮崎育成牧場 ]
今年もまた新春乗馬大会の季節がやってきました。毎年恒例のこのイベント、寒さの中県内外の乗馬関係者が集まりました。初心者からトップレベルの選手までの幅広い競技者が2日間にわたる熱い戦いを繰り広げます。ということで、今日は初日の結果をレポート!
(撮影・文:黒田 健)
第一競技 馬場馬術競技(第3課目)
JRA宮崎育成牧場の秋山選手が62.7%の得点率で優勝!この競技、地味ではありますが馬と人との呼吸が合わないと減点が一気に増える緊張感のある競技です。優勝した秋山選手とアキノアイランド号の呼吸はぴったりでした。
トップ3
1位 11番 秋山康次郎 アキノアイランド JRA宮崎育成牧場 186 210 188 計584P
2位 08番 又川愛美 ダニー 宮崎県馬術連盟 182 179 185 計546P
3位 04番 塚本敏一 ポエッツコーナー JRA宮崎育成牧場 181 177 175 計533P
第二競技 ジムカーナー競技
初心者向けのこの競技。課題のコースを回り、基準タイムに近い人が勝つことになるのですが、初心者といってもレベルは様々。馬に乗って一人で走っている人もいますが、最初から最後まで引っ張ってもらった福井選手(スイアクララール号)が優勝。優勝が決まって嬉しそうな福井選手の笑顔を見ていると良かったなあって思いました。これでもっともっと乗馬を好きになってくれればいいですね。
トップ3
1位 10番 福井文子 スイアクララール 宮崎乗馬クラブ 49.36秒 減点0
2位 16番 山元幸子 スイアクララール 宮崎乗馬クラブ 48.67秒 減点0
3位 13番 串間眞和 ターフィー 綾馬事公苑 45.75秒 減点0
第三競技 低障害飛越競技「一般・少年の部」
最初の障害飛越競技。少し低めの障害ですが、比較的乗馬経験の少ない人が参加。日高選手(クライングフリーマン号)が減点0 44.99のタイムで優勝。2位との差は0.6秒の大接戦を制しました。重賞勝ち馬トッププロテクター号も参加!
トップ3
1位 21番 日高由美子 クライングフリーマン レッド・リバー・ランチ 44.99秒 減点0
2位 19番 藤本一樹 ディアナ 熊本県立南綾高校 44.39秒 減点0
3位 10番 上村博行 キャロル 延岡乗馬クラブ 43.11秒 減点0
第三競技 低障害飛越競技「ジュニアの部」
将来を期待される選手が集まったジュニアの部。川原純選手(グッディーツーシューズ号)が優勝。減点0 45.75のタイムは一般少年の部をうわまわる記録。まだまだ伸びる小学生に期待!
トップ3
1位 04番 川原 純 グッティーツーシューズ JRA宮崎育成牧場 45.75秒 減点0
2位 07番 杉田祥恵 アイキューベスト 丸小野牧場 42.76秒 減点0
3位 05番 武田梨奈 天瓢 JRA宮崎育成牧場スポーツ少年団 40.28秒 減点 0
第四競技 二段階障害飛越競技「一般の部」
1段階目を減点0で通過した選手だけが2段階目にチャレンジできる飛越の安定性が必要とされる競技。1段階目通過者は34名中12名。トップクラスの選手も通過できなかった混戦を制したのは昨年は低障害で優勝の赤坂選手(ポーラーポップ号)。一つ上のクラスで優勝で着実にステップアップしている。「馬に助けられた優勝です。これからも馬と共にたくさん学んで努力していきたいです」とのこと。
トップ3
1位 27番 赤坂幸保 ポーラポップ JRA宮崎育成牧場 69.0秒 減点0 22.41秒 減点0
2位 32番 井本貴典 シルバーエルム 松田ライディングファーム 57.0秒 減点0 22.68秒 減点0
3位 15番 東郷正也 クオリティーM ライディング・パーク鹿児島 65.0秒 減点0 23.3秒 減点0
第四競技 二段階障害飛越競技「少年・ジュニアの部」
ジュニアの選手には少々難しかったこのコース。減点0は優勝した吉武選手(シロニナルカモ号)と茜ヶ久保選手のみ。吉武選手はスピード感のある飛越とあし毛の白い馬体が目立っていた。
トップ3
1位 10番 吉武亮一 シロニナルカモ 宮崎県立高原高校 67.94秒 減点0 23.59秒 減点0
2位 04番 茜ケ久保知佳 タマモシルバー JRA 宮崎育成牧場スポーツ少年団 62秒 減点0 25.14
3位 02番 平永健太 リュウサンゼン 熊本県立南綾高校 82.34秒 減点6
第五競技 スピード&ハンディネス(M級C)
JRA少年団の先生でもある草薙選手。今年もなぜだか1番最初に登場。日ごろからお世話になっているので期待をしながら見ていたが、猛スピードで二つ落としながらもゴール。あとは他の選手を待つだけ。残り三人のところまでトップ!悲願の優勝もなんて考えていると・・・。残り三人のところで渕上選手(マルコスルー号)が逆転。今年もまた草薙選手は2位に終わった。優勝した渕上選手、安定した飛越で減点0。明日の大一番「場長杯」にむけて好発進。
トップ3
1位 21番 渕上裕仁 マルコスルー 熊本県立南綾高校 86.24秒 減点0 計86.24秒
2位 01番 草薙 裕 タマモシルバー JRA宮崎育成牧場 81.41秒 減点8 計89.41秒
3位 05番 高橋秀行 ポーラーポップ JRA宮崎育成牧場 86.29秒 減点8 計94.29秒
さあ、いよいよ明日が本番 場長杯に注目!詳しい事はこちらのHPで↓
http://www15.plala.or.jp/akenki/JRAinfo1.htm
投稿者 pawaspo : 2006年01月29日 02:20