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2005年12月28日
全国へ向けて! プーマカップ最終日と選手権展望 [ サッカー ]
最終日は初日の雪の影響で予定が変更され、高松商vs鵬翔、多々良学園vs鹿児島実業、大津vs作陽、佐賀東vs松山工、国見vs柳ヶ浦の5試合が行われました。選手権直前のラストゲームに、調整試合とは思えない熱い戦いが繰り広げられました。
(レポート&撮影:黒田 健)
<錦原>
■高松商 0-5 鵬翔
高松商:先制されてリズムが狂い、失点を重ねました。ゴールキーパーのキャッチミス、ディフェンスのボールの持ちすぎ――単純なミスが原因で5失点。選手権前の試合としては少々不安が残りました。攻撃も要所でしっかりDFに詰められて形を作れず。
選手権初戦は麻布大渕野辺。激戦区神奈川を勝ち残ったチームだけに苦戦??
鵬翔:3試合目にして初めての先制。その後も速いテンポでパスをまわして中盤を支配。効果的なサイドアタックや中盤のプレスなど、昨日とは見違えるような内容でした。前日の試合後の練習が大きくチームの雰囲気を変えたようです。デフェンスも安定して5得点で圧勝。攻撃の幅が出てきたのが大きな収穫で、悲願の国立を目指して最終戦できっかけをつかんだように見えます。
初戦は鹿島学園。豊富なタレントを要するチームを相手にまずは先制! リズムを崩さず我慢して試合を運べば、勝利は見えてくるはず。
■多々良学園 1-2 鹿児島実
多々良学園:たくさんの困難を乗り越えてきたこのチームの一番の特徴は明るさ! チームの雰囲気が非常に良い。試合は注目のハウバート・ダンの個人技で先制するも、終盤にセットプレイで失点して敗れました。ダンの能力はデフェンス1枚ではなかなか止めることが出来ないほど。中盤は突破力もあり、もう一枚のFW山田のスピードを活かした速攻に注目です。勢いに乗ると一気に勝ち上がりそうな雰囲気を感じました。
初戦は流通経済大柏。昨年は後一歩で国立を逃しただけに、今年こそはの想いで選手権に!
鹿児島実:前半は相手FWダンにDFが集中して攻撃の形を作れずにいたましが、後半になって修正。持ち前のサイドアタックで両サイドにボールを散らし、ゴール前で合わす形はさすがに超高校レベル。最後まで運動量が落ちないため、後半は一方的に攻める内容。2連覇へ向けて好内容のゲームでした。
初戦は上田西。力さえ出し切れば勝利はついてくるはず。選手権常連校に油断はない?
■大津 1-2 作陽
大津:Jリーグ内定者4名を抱え、訪れたスカウトも注目するなかの試合は、前半が0-1で終わってから選手がガラリと替わりました。カウンター中心のチームで司令塔本田の視野の広いゲームメイク、スピードのあるFW陣、ゴールマウスはU-18代表武田が守るという攻守ともに優勝候補の名にふさわしいメンバー! 後半に変わったメンバーのスキルも非常に高く、選手層の厚さが本当に目立ちました。
初戦は北海。初戦を突破して最激戦グループを勝ち抜けば国立も見えてくる?
作陽:両サイドの早いクロスを使ったシンプルな攻撃が目立ちました。個人技の高いMFの早いパス回しで中盤を支配。サイドの深いスペースに放り込み、そこから早いクロスでゴール前に。きちっとした形を持つチームだけに堅実な試合で勝ちあがりも。
初戦は成立学園。似たような相手だけに苦戦も必至?
<てるは>
■松山工 2-0 佐賀東
松山工:しっかりとした組織的なディフェンスで相手に攻めさせながらカウンター狙いのサッカー。FWのスピードはなかなかで、試合を重ねるたびにその精度が上がってるように感じました。両サイドを広く使っているので攻撃のバリエーションも豊か。
初戦は中京大中京。相手エース伊藤翔を抑えるかが鍵になります。
佐賀東:右サイドの攻撃が良かったのですが、逆にそこを攻められるともろさも感じました。左サイドがディフェンスでしか目立たなかったため攻撃が単調に。FWのスピード感がなかったのが課題か?
初戦は丸岡。先取点を取れば一気に!
■国見2-1柳ヶ浦
総評:期待の宮崎代表、鵬翔は最終日にやっと形が出来てきたという内容。「初戦に勝ち、1つ1つ悔いの残らないよう全力を尽くして頑張りたい。監督と一緒に海外にも行きたい」とキャプテン宮路君は話してくれました。3年連続になる今大会こそは国立を目指して頑張ってくれるはず。1月2日初戦、みんなで鵬翔高校を応援しましょう!
●大会詳細は公式HPにて http://www.ntv.co.jp/soc84/
●鵬翔高校HP http://www.hosho-h.ed.jp/
●鵬翔高校応援HP http://www.geocities.jp/hosho_fc/
投稿者 pawaspo : 2005年12月28日 18:35