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2005年12月18日
全日本実業団女子駅伝、沖電気が3位! [ ]
第25回全日本実業団対抗女子駅伝が18日、岐阜県で28チームによって争われた。
コースは6区間42.195km。1区は長良川陸上競技場から加納新本町バス停前までの6.6km、2区は岐阜県庁前までの平坦3.3km、エース区間の3区が大垣市林町までのアップダウンが激しい10.0km。4区が大垣市立総合体育館前までの4.1km、5区が3区を折り返す最長区間の11.6km、6区が長良川陸上競技場までの6.595km。
雪が降り続ける最悪のコンディションのなか、優勝したのが三井住友海上。4区でトップに立ち、2位に2分近い差をつけてゴールした。これで3連覇。ここ6年間で優勝5回、2位1回と圧倒的な強さだ。
宮崎からは18年連続18回目の沖電気、4年連続15回目の旭化成が出場。沖電気は一時14位まで順位を下げるも、後半に盛り返して3位の大健闘だった。旭化成は逆に4位から順位を下げての17位だった。
1位 三井住友海上(東京) 2時間13分55秒
2位 天満屋(岡山) 2時間15分46秒
3位 沖電気(宮崎) 2時間15分51秒
(順位)9→14→13→9→5→3位
(前半区間)山田幸代(9位、20:55)、野呂かおり(20位、10:59)、平良 茜(14位、32:46)
(後半区間)山元愛(3位、13:00)、宮内洋子(4位、37:11)、宮内宏子(3位、21:00)
4位 資生堂(東京) 2時間16分10秒
5位 京セラ(京都) 2時間16分14秒
11位 十八銀行(長崎) 2時間16分43秒
15位 九電工(福岡) 2時間18分14秒
17位 旭化成(宮崎) 2時間18分39秒
(順位)4→6→16→16→18→17位
(前半区間)宗由香利(4位、20:34)、瀬戸口麻美(16位、10:55)、上田美恵(19位、33:37)
(後半区間)大渡泰子(12位、13:20)、下川智子(19位、38:38)、梅田樹里(8位、21:35)
23位 サニックス(福岡) 2時間20分35秒
【1区(6.6km)】
雪がボーボー降る氷点下のコンディション。これはきつい。テレビのコース解説のナレーションは三石琴乃(セーラームーン)。
1区で飛び出したのがホクレン(北海道)のフィレス。ホクレンは東日本大会で2位に躍進したチームだ。序盤で飛び出す「逃げ馬戦法」か。2位以下に27秒差でたすきを渡した。旭化成の宗が4位。優勝候補の京セラが19位と大きい出遅れ。
【2区(3.3km)】
ホクレンの根城が区間賞の走り。貯金をさらに大きくした。 宮崎2チームはともに順位を下げた。
【3区(10km)】
エース区間。ホクレンの赤羽を日立のワンジルと三井の渋井が追いかける。ワンジルが赤羽に追いつき、最後は凄まじい意地のデッドヒートを見せた。
圧巻だったのがユタカ技研のワンボイ。後半にペースが落ちたけど、14人抜きを見せた。宮崎は旭化成が10人に抜かれて16位に。
【4区(4.1km)】
三井の石山がトップに立つ。沖電気の山元が上昇の口火を切る。
【5区(11.6km)】
福士(ワコール)の独り舞台。な、なんと14人抜きで一気に3位に! 1人だけ次元が違った。沖電気の宮内洋子が順位を上げる。福士カメラのおかげで、テレビに何度も映った。
【6区(6.595km)】
沖電気の宮内宏子が3位まで上がり、「2位までいくんじゃないの?」と夢を見た。
【感想】
沖電気は後半に着実に順位を上げての3位。これは大健闘というか、素晴らしい結果だと思う。宮内姉妹の成長とかが大きいし、これからが楽しみに。旭化成は1区の宗とアンカーの梅田以外が2桁順位。これといった見せ場がなかった。
他の九州チームで健闘といえるのが十八銀行。有望な若手が入ってきていて、九州大会でも見せ場たっぷりだった。これから伸びていく手強いチームとなるだろう。九電工はパッとしなかった。
面白いレースだった。
投稿者 pawaspo : 2005年12月18日 15:38