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2005年09月20日
日向夏ボウル、宮崎スカイフェニックスが快勝 [ スポーツ ]
アメリカンフットボール九州社会人連盟のリーグ公式戦「第7回日向夏ボウル」、宮崎スカイフェニックスvsブルーアトミックス(福岡)が9月18日(日)、宮崎県総合運動公園ラグビー場で開催された。
前半は宮崎ペース。第1Qに1タッチダウン(TD)、第2Qに2TDを取って19-0で折り返した。後半、第3Qは攻守が何度も入れ替わって互いに得点なし。第4Qは互いに1TDで7-8。26-8のスコアで宮崎がリーグ公式戦の初戦を快勝し、日向夏ボウルで6回目の勝利をあげた。
試合後には協賛や後援が提供した賞品の抽選会が行われた。今回の入場料の一部は、台風14号の義援金として寄付される。
宮崎スカイフェニックス 26 - 8 ブルーアトミックス
前半19-0(第1Q 7-0、第2Q 12-0)、後半7-8(第3Q 0-0、第4Q 7-8)
ゲーム
キックオフは13:00。自分は試合開始ちょうどに到着したため、セレモニーなどは見れず。
第1Q(クォーター)、宮崎スカイフェニックス(宮崎SP)が攻める。最初のタッチダウン(TD)で6点先制。直後のトライフォアポイント・キックを成功させて7点目。
第2Qも宮崎SPのペース。2つ目のTDを取る(直後のTFPは失敗)。なおも攻める宮崎SP。しかし、クォーターバックがロングスローをしても、レシーバーが落としてしまう。
ブルーアトミックスの攻撃はすぐに終わってしまう。いや、宮崎SPの攻撃も早く終わって、攻守が何度も入れ替わる。ただ、試合の流れは宮崎SP。終盤に宮崎SPが3つ目のTDを決めた。前半終了。
第3Q。ロングパスがたまにあるけど、それを上手くキャッチできない。難しいか。あと、攻守のチェンジが多くて、互いに攻めきれない状態になっている。
第4Q、宮崎SPがやっとTDを決めた。TFPキックも成功して26点目。対するブルーアトミックスは終盤にやっとTDを決めた。これには選手もベンチも大喜び。TFPのランも決めて、最後に一矢報いることができた。
試合は26-8で宮崎SPが快勝。春のトーナメント2位と3位ということで接戦になるかと思っていたけど、試合は宮崎SPの流れだった。
閉会式と抽選会
試合後は閉会式。勝利した宮崎SPのキャプテン・安藤徳光選手(5番)と、MVPの堀居昌弘選手(10番)にトロフィーが贈られた。
そして、安藤キャプテンの挨拶。要約するとこんな感じ。「本日は4万5千人の方々に訪れていただき、ありがとうございました。我々は3つのことを心がけています。イチ! フットボールを楽しむこと(他の選手も輪唱)。二! 社会貢献できるデブになること! サン! ストップ・ザ・成人病! 今日の入場料の一部は台風14号の義援金として寄付させていただきます。See you next year, Woooo!」。
さあ、お楽しみの抽選会。後援や協賛企業から提供された賞品が机に積まれていく。ナビゲーターはレイザーラモンのコスプレをした選手。ワンケースのお茶、焼酎「天孫降臨」など欲しい物もあれば、道路地図みたいにどうしようか困るものもあり…。すべての抽選が終わった後は、当たらなかった人にお菓子などが振る舞われた。
のどかだった日向夏ボウル
お客さんは120人ほどだろうか? 家族連れ、女性同士がけっこう目についた。みんな熱心に応援しているふうではなく、思い思いに目の前のプレイを眺め、ときどき「おおっ」と声を挙げていた。
運営側の工夫としては、アメフトのルールと流れを把握してない人のために、ワンプレイごとにアナウンスが流れていた(たどたどしい口調で、曖昧な言い回しが多かったけど)。今年はハーフタイムショーはできなかったけど、抽選会など来場している人を楽しませるものもあった。
自分がアメフトを観戦するのは初めて。アメフトの盛んな関西で学生時代を過ごしながら、観ることは一度もなかった。
感想としては、ルールや醍醐味を把握していないせいか、ゲームを楽しみきれなかったのが正直なところ。ロングパスをレシーブするシーンがあれば「おお!」となったかもしれない。「ガツン!」と選手同士がぶつかり合う音は迫力があった。
それにしても、会場はのどかだった。NFLのような華やかさとは全然違う。
企業の広告のことを聞いたとき、サッカーのようなものを勝手にイメージしていた。ところが、ダンボールを三角に組んで、プリントアウトを貼ったものだった。これ、風が吹くと動くことがあって(苦笑) 抽選会もだけど、手づくり感が強かった。
投稿者 pawaspo : 2005年09月20日 19:18