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2005年09月04日

サン宮崎FC、三菱重工長崎に敗れる [ サッカー ]

 Kyuリーグ公式戦第15節、サン宮崎FCvs三菱重工長崎が宮崎県総合運動公園サッカー場で行われた。
 台風が迫るなか、激しい雨が降ったり止んだりの悪天候。前半は三菱重工が先制し、直後にロングシュートで2点目。対するサン宮崎はゴールキーパーのミスをついて10番・伊藤が1点を返すも、前半終了間際に3点目を決められてしまう。
 後半はともに得点なく3-1で試合終了。降格がからむ9位と10位同士の重要な試合で、サン宮崎FCは敗れてしまった。

三菱重工長崎 3 - 1 サン宮崎FC
 (前半3-1、後半0-0)
試合直前のイレブン ゴール近くでの激しいプレー

 
台風14号が接近…

 大型で非常に強い台風14号が接近しているため、宮崎は土曜の夜から激しい雨が時折降っていた。ちょっとやそっとの天気では中止にならないサッカーだけど、悪天候だと観戦に来る人の足が遠のいてしまう。台風についての不安は前々日から話していた。沖縄で開催予定だった2試合は早々と延期が決まっている。
 朝になっても天気は変わらず。自転車で駅に向かってる間はやんでいたけど電車に乗る頃には激しく降り、木花に着くとまたやんで、サッカー場に着く直前にまた激しく降るといった感じ。トイレで雨がやむのを待ってたので、サッカー場に着いたのは12時15分頃だった。


微妙な天気の試合前

 サン宮崎FCのホームゲームということで、サッカー場はサン宮崎を応援する雰囲気が感じられるものだった。
 スタンドの半分をオレンジ色の人たちが占めている。ユニフォーム姿のキッズ、Tシャツを着た家族やサポーター――サン宮崎を応援している人々でいっぱいだ。Tシャツを着ているスタッフもいる。サン宮崎のネームやキャラクターのフラッグも掲げられている。スタンド後方のネットには選手ひとりひとりの横断幕。
 スピーカーからはロックが流れ、DJが今日の試合や出場する選手を紹介している。サン宮崎FC代表の山下さんがスーツ姿でボールボーイもやるスタッフ(宮崎第一高校サッカー部)に指示している。
 ホーム最終戦ということで、サン宮崎FCを応援しよう、ゲームを盛り上げようというスタッフやファンが動いていた。スタンドには堅苦しさはなく、身近な選手たちを見に来た、応援に来たというのどかなものが感じられた。
横断幕

 選手たちが練習を始めた。自分はコートのまわりを歩いてみる。このサッカー場はラグビー場よりはマシだけど、ピッチの状態は良くない。センターサークルとゴール前ははげていて、水たまりができている。サッカー場としては、小林のほうが優れている。
水たまり サン宮崎の練習

 試合直前、雨が降り始めた。サン宮崎FCイレブンはサン宮崎U-12、三菱重工長崎イレブンは小松台FCの子供たちと手をつないでピッチに入場。雨が激しくなるなか、記念撮影。13時前、試合が始まった。
入場 スタンドのサポーター


豪雨の前半

 試合が始まると、サン宮崎サポーターが太鼓を叩いて応援を始めた。ユニフォームはサン宮崎がオレンジ、三菱重工長崎は白。システムは互いに3-5-2。サン宮崎は10番・伊藤が前にいる。「点を取りに行く」ポジションだ。
 開始早々、サン宮崎にコーナーキック(CK)のチャンス。しかし、これは得点ならず。5分過ぎには三菱のCK。これはキーパー・高橋がパンチングでセーブ。サン宮崎はディフェンス(DF)にミスがあって怖い。三菱が攻める。ロングシュートはキーパーがキャッチ。さらに、ペナルティエリア前のフリーキック(FK)。壁は4枚。三菱は直接狙うも、ボールはゴールの外だった。
 10分をまわると、またも雨。そして、サン宮崎が攻める時間に。右側からのFK。これは入らず。さらにCK。雨が激しくなる。右クロスに18番・瀬掘がヘッドで合わせるも入らない。
 17分、試合がついに動く。サン宮崎のゴール前、上がったボールをサン宮崎DFがクリアしようとして空振り! これを近くにいた三菱の12番が蹴りこんで先制! 怖かったものが失点に結びついた。こういうゴール正面でのミスは危ない。
 サン宮崎の課題は1点を取られた後。しかし、20分。センターサークルを過ぎたあたりで、三菱の選手が右サイドからゴール前にロングボールを上げる。これがなんと、そのまま入ってゴール! まさかのゴールにビックリしながら喜び合う三菱イレブン。これは狙ったものじゃない。ラッキーなゴールだ。サン宮崎からすれば意表を突かれたし、運がなかった。ただ、ボールが自陣にあればシュートは打たれる可能性がある。気を抜いてはいけない。
 サン宮崎は2点をリードされてしまった。ところが、22分。下げられたボールを三菱キーパーが蹴って上げようとするも、対応が遅れた。10番・伊藤が突っ込んでボールを蹴ってシュート! サン宮崎が1点を返した。これは完全にキーパーのミス。キーパーのミスというのは失点に結びつくから怖い。こういうミスをすると死ぬほど恥ずかしい(自分もあるから…)。
 これが追い風になるかと思ったけど、試合は落ち着いてしまう。サン宮崎はグランドゴンディションが悪いのもあるけど、ミスがどうも目につく。あと、声が少ない気がする。キーパーの高橋が声を出しまくってる。雨はあがった。
 25分、サン宮崎20番・前畑にイエローカード。ペナルティエリア前のFKを与えてしまう。しかし、これもゴールの外。サン宮崎は30分前にシュートするもキーパー正面。
 サン宮崎はどうもパスがつながらない。ドリブルで持ち込もうとすると止められる。三菱は逆サイドを使って、サン宮崎を振っている。サン宮崎ディフェンスは息が合ってないように感じる。
 35分をまわって、三菱のシュートは入らず。そして、三菱のCK。これはサン宮崎がクリア。
 40分すぎ、サン宮崎のCKは得点にならず。43分、サン宮崎ゴール前で選手たちが交錯する。ボールを入れる側、出したい側。ここで三菱11番・品川の蹴ったボールがゴールに入った。三菱が押し込んで3点目。そして、前半終了。終了前の痛い失点だった。
豪雨 前半


ハーフタイム、伊藤監督の檄

 前半は3-1、三菱の2点リードで終了。サン宮崎が勝つには3点を取らないといけない。しかも、失点なしで。同点の場合は延長になる。これで勝つと勝ち点は2、負けたほうは1だから勝ち点差は1つ縮んで4になるだけ。ちなみに90分で勝てば勝ち点差は2、負けると8になる。
 選手やファンはどう思ってるだろうか。スピーカーからはJOURNEYの『Don't Stop Believin'』が流れていた。
 伊藤選手が監督として、選手たちに檄を飛ばす。
 「悔しがるなら、終わってから悔しがれ! 1つのプレイで下を向いてる場合じゃない! 相手の有利なペースになるだろ。1点取るにはどうすればいいかを考えろ。前を向いてやらないと。まだ終わりじゃない…。相手は足が止まってるじゃん! 要所で当たっていかない、戦う意志がない奴はいらない。もっと滑って感情をむき出しにしろ! きれいな顔も身体も見たくない。両サイドはガラガラじゃん。システムはお互い3-5-2。守れるときは対応できる。一瞬の前のシーン、プレッシャーがかけられてないから相手に楽をさせてる。最後の45分。5分が9回しかない。10分で1点を取る。あと、不用意なところでつなげすぎ! これがラスト、頑張ろう!」。
 自分の前では落ち着いた口調の伊藤監督が声を荒げている。彼の檄は悲痛な思いが伝わるものだった。「はい、円陣作って! (三菱が出る前に自分たちが)先に行こう!」と気持ちを前に前に、選手たちに声をかける。
 最後の45分。選手たちは円陣で気合いを入れてからピッチに向かった。スタンドからは「がんばれ!」と声がかかり、応援が始まった。
檄を飛ばす伊藤監督 円陣


雨が止んだ後半

 サン宮崎は風下。後半早々、13番・秋山にイエローカード。その後、サン宮崎のCK。これはそのままゴールキックに。返ったボールを秋山がダイレクトにロングシュートを狙うも入らず。
 サン宮崎のボールは中盤で止められてしまう。ゲームは三菱の流れ。ゴール正面での決定機もある。サン宮崎はそれをなんとか凌ぎ、ボールをつないでチャンスを作ろうとしている。
 10分過ぎ、三菱が左から切れ込んでくるところを止める。三菱のCK。これもなんとかクリア。
 三菱のディフェンスは、要所は1人に2人で守りにくる。対するサン宮崎、5番・大平がイエローカード。ハンドのファウルで審判に余計なことを言って、余計なイエローをもらってしまった。
 サン宮崎のディフェンスは危ない。ゴール前で相手をフリーにさせることがある。
 15分、サン宮崎にチャンスが訪れる。ゴール前のプレイで、18番・瀬掘がシュート。しかし、入らず。左ききなんだけど、右で蹴るしかなかったので上手く決めれなかった。
 その後もサン宮崎が攻める。5番・大平の左からのクロスに10番・伊藤がヘッドで合わせる。これは入らなかったけど、形はできてきた。やはり、サイドからの攻めが有効だ。ディフェンスは三菱のオフサイドを取る。
 20分過ぎ、16番・川崎が相手に抜かれてしまう。そして、後ろからスライディングの危険なプレー。サン宮崎はこの日4枚目のイエローだ。
 雨は後半に入ってからやんだまま。ただ、どうも滑るようだ。サン宮崎サポーターはずっと懸命に応援している。肝心のサン宮崎はサイドがあまり機能してないように思える。プレッシャーも薄いから、三菱はそれだけ楽をしてるのでは。
 25分過ぎ、サン宮崎の左からのFKは入らず。30分過ぎ、右のクロスに18番・瀬堀のヘッドはバーの上。35分過ぎ、瀬堀の右からのシュートは勢いなくキーパーがキャッチ。サン宮崎はなかなか得点できない。時間はどんどん過ぎ去っていく。
 40分を過ぎてもなかなかチャンスを作れない。FKがあったけど入らない。3分のロスタイムに入る。しかし、ゲームが動くことはなかった。終了。1-3でサン宮崎FCは敗れた。

○三菱重工長崎 3 - 1 サン宮崎FC●
 (前半3-1、後半0-0)
後半 試合終了


敗戦の現実

 両チームの選手がスタンドの前で礼をする。戻ってくる選手たちにスタンドから「おつかれさん」と声がかかる。伊藤監督は控え選手から差し出された水を受け取らず、歩いていった。ピッチに残っている選手のなかには、地面に両手を付けてうなだれている者もいる。
 重い敗戦だ。これで14個目の敗戦となるけど、リーグ後半での下位チーム相手の負けだから非常に重い。この敗戦で今後がさらに厳しくなってしまった。それは誰もがわかっていることだろう。
 自分はどうしようか考えず、ただ目の前のことを見つめていた。しばらくして、代表の山下さんと伊藤監督が挨拶をすることになった。まずは、山下さんがマイクを持った。
三菱重工長崎 サン宮崎FC

山下代表の挨拶
「ホーム&アウェイの公式戦、選手一同、開幕からなんとか頑張ってきました。応援していただいた皆さんに感謝しております。なかなか結果が出せなくて申し訳ないです。
仕事をやりながらサッカーをやるという環境で、選手たちは一生懸命やりました。今日は勝って、皆さんに喜んで帰ってもらいたかったんですが、なかなか思うようにいきません。子供たちも、選手の支えとなってくれて感謝してます。
まだ最後、3つあります。喜んでもらえるように……(涙で声が止まるも、スタンドから「がんばれ!」と声が)最後まで全力でやり遂げたいと思います」
山下代表

 後半から山下さんは涙がボロボロで声をやっと絞り出してる感じだった。試合が終わってから淡々と見つめていた自分ではあったけど、これはさすがに聞いていて辛く悲しかった。自分のメモの最後の言葉は読み取れない状態になっている(だから、ちょっと間違ってるかも)。
 次は伊藤監督。

伊藤監督の挨拶
「今日は会場まで足を運んでいただき、ありがとうございました。まだ終わってないんで、下を向いてる暇はありません。残り3つ、絶対勝ちます。応援よろしくお願いします」
伊藤監督

 伊藤監督は早口に、力強く言った。選手たちに「まだ終わってないよ」と声をかける。サン宮崎サポーターは「サーン! みやざき!」とこの日最後の声援を送った。
最後の声援


キッズの練習試合

 この後は子供のためのサッカー教室。ユニフォームを着た子供たちがボールを蹴って、準備を始める。サン宮崎の選手たちが一緒にパスをしたり、仲良く写真を撮ったりしている。
 三菱のほうを見てみると、選手たちが帰り支度をしていて、近くを通った子供たちが拍手を送っている。オイオイ、スッポンポンになってる奴がいるぞ…。
 サン宮崎FCのU-12と小松台FCの練習試合がスタート……した途端、豪雨。しばらくすると上がったけど。ほんと、嫌な天気だ。
 小さい子供たちだからシステムというのはあって無いようなもので、ボールに子供たちが群がる。それを蹴り合う。ボールを持つとドリブルして、なかなかパスをしない子供がいる。ゴールキックはちょっとしか飛ばない。
 この試合の後にサッカースクールの予定だったんだけど、雨が激しくなってきたため中止となった。自分は帰りが心配なので、ここで挨拶して帰らせてもらった。
キッズの試合


他のKyuリーグ公式戦

 Kyuリーグ公式戦第15節は他に2試合が行われた。
 これまで全勝で全国決勝大会進出をすでに決めているロッソ熊本と3位のV・ファーレン長崎との試合は1-1で延長にもつれるも決着つかず。PK戦となり、4-2でV長崎がついにロッソ熊本を負かした。
 ヴォルカ鹿児島と新日鐵大分の試合は、ヴォルカが4-2で勝ってリーグ戦5連勝。新日鐵大分は3連敗、リーグ後半戦でもたついている。
 延期となった海邦銀行vsFC琉球は9月11日に、沖縄かりゆしFCvsニューウェーブ北九州は9月18日に行われる。
 4日時点での順位は以下の通り。全国決勝大会に進出できる2位以内は、4位の新日鐵大分まで可能性がある。

1位 ロッソ熊本(14勝1敗、勝ち点43、得失点差+35)
2位 FC琉球(12勝2敗、勝ち点36、得失点差+34)
3位 V・ファーレン長崎(11勝4敗、勝ち点31、得失点差+13)
4位 新日鐵大分(10勝5敗、勝ち点28、得失点差+12)
5位 ヴォルカ鹿児島(8勝7敗、勝ち点24、得失点差+19)
6位 ニューウェーブ北九州(7勝7敗、勝ち点24、得失点差+7)
7位 海邦銀行(4勝10敗、勝ち点13、得失点差-13)
8位 三菱重工長崎(4勝11敗、勝ち点10、得失点差-30)
9位 沖縄かりゆしFC(2勝12敗、勝ち点8、得失点差-29)
10位 サン宮崎FC(1勝14敗、勝ち点2、得失点差-48)


自分の目から見た「サン宮崎FC」

 自分にとって、今回がサン宮崎FCの試合を見る初めての機会となった。自分の目にどう映ったか、どう感じたか――1試合見ただけなのは気が引けるけど、書かせてもらう。正直言って、言葉を選びながら書かないといけない…。
 この1ヶ月、自分は九州社会人選手権や天皇杯宮崎県予選などを観てきた。そのなかで、この試合はレベルの低いほうだった。三菱重工長崎は強いチームでなかった。そして、サン宮崎FCは三菱より弱かった。
 まず思ったのは、選手個人のレベル。悪いコンディションではあったけど、それにしてはボールコントロールが甘かった。ミスも目立った。ボールの追い比べで走り負けする場面もあった。チャンスで決めることはできなかった。伊藤監督が選手個人のスキルアップに力を入れている理由がなんとなくわかった。
 個人の技術を補うものがあったかというと、そうでもない。練習環境の不利のせいか、連携が上手く取れているようには見えなかった。今まで見たチームよりは声は出ていない。プレッシャーも甘い。

 上の順位表を見てもらえばわかるけど、サン宮崎FCは90分での勝ちがない。1勝はPK戦だ。勝ち点、得点(11)、失点(59)どれもがワーストだ。
 残り3試合。相手は海邦銀行、ニューウェーブ北九州、V・ファーレン長崎。最下位の可能性があるのは他は沖縄かりゆしFCと三菱重工長崎。三菱は海邦、NW北九州、新日鐵との試合が残っている。沖縄はNW北九州、新日鐵、ロッソ、ヴォルカと強敵ぞろい。
 サン宮崎FCが残留するためには少なくとも勝ち点7が必要だ。その内訳は「90分での勝ち2試合、延長1試合」、「90分での勝ち1試合、延長勝ち2試合」。正直言って、これは非常に厳しい。
 自分が見た限りでは、V・ファーレン長崎とニューウェーブ北九州はサン宮崎より上。勝ち点状況でもランクが上だとはっきりわかる。海邦銀行は下位4チームのひとつだけど、90分での勝利が4試合あるので、三菱重工長崎よりは上だろう。
 サン宮崎は海邦銀行には絶対勝たないといけない。V長崎とNW北九州は勝つか、延長に持ち込むか。これができる可能性は1%あるかどうかだろう。

 ぶっちゃけ、今回は勝たねばいけなかった。この試合で勝てなかったら、どこで勝つんだ――という試合だった。それを負けたんだから…。
 ただ、まだ諦めていない選手がいる。応援するファンがいるし、チームを支えるスタッフがいる。
 次の試合は9月25日(日)、佐世保陸上競技場でのV・ファーレン長崎戦。V長崎としては2位に入るため、最下位のサン宮崎FCには絶対勝たないといけない。サン宮崎FCは土俵際で倒れ掛かっている状態。ここでこらえて、最後にうっちゃることができるか? 負けたら終わりだ。


あとがき

 これを見てる皆さんや関係者には申し訳ないけど、自分は残り3試合、佐世保と熊本での試合は行けません。スポンサー無し、資金面でのバックアップも無しなので県外での取材は無理です。自分のできる範囲でサン宮崎FCを伝えていきます。
 ところで、この日。隣の補助球技場でサッカーの試合をしてました。社会人のクラブの練習試合? どこの試合かはわかりませんでした。ここでは中学、高校のときに試合をしました。1回戦はなぜかほとんど補助球技場。昔はかなり酷い芝のグランドだったんですけど、砂に変わってました。
 帰りは台風で大変でした。

投稿者 pawaspo : 2005年09月04日 20:50

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