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2005年09月26日

全国選抜バスケットボール宮崎県予選 3日目 [ バスケットボール ]

 「全国選抜バスケットボール選手権大会」の宮崎県予選3日目は、男子・女子の準決勝と決勝が宮崎市総合体育館で行われた。
 女子のベスト4はシード校の小林、宮崎商業、延岡学園、妻。優勝したのは準決勝で妻を、決勝では延岡学園を寄せ付けなかった小林だった。
 男子のベスト4も延岡学園、妻、小林、都城泉ヶ丘のシード校。決勝は女子と同じ、延岡学園vs小林となった。優勝は延岡学園。ママドゥとパプ・ムールの外国人2人の他、ハイレベルの選手たちが高校総体全国制覇の力を見せつけた。
 延岡学園(男子)と小林(女子)は、12月24日(土)~30日(金)に東京で開催される全国大会「ウインターカップ」に宮崎県代表として出場する。
小林高校 ママドゥ

 
女子準決勝

 自分は女子準決勝の途中に到着。第4クォーターが始まるところだった。
 宮崎では抜けて強い小林(白)と妻(紺)の試合。スコアを見たら「106-15」。「あれ? 百の位が表示されてないのはスコアの故障? 接戦やん」と本気で思った。でも、試合を見て間違い(スコアが正常)だとわかった。小林が強すぎるのだ!
 小林の選手はみんな丸刈り。これにまずビックリした。そして、技術の高さ。妻の攻撃をどんどんカットして、どんどん点を入れる。ショットの正確性がこれまでのチームと違う。確実に入れる。守備は行くときは2枚で行ってる。妻は試合ができない。小林は選手1人1人のレベルが高い。高校に入ってから相当に鍛えられてるんだろうなぁ…。小林の圧勝、というかワンマンゲームだった。
 バスケは試合後、選手たちがまずは相手側の監督の話を聞きに行く。これは他のスポーツではないかも?
○小林 147 - 24 妻●
 (39-4、30-2、37-9、41-9)

小林の横断幕 (女子)小林vs妻

 こちらは接戦。白の延岡学園が、黄色の宮崎商業に勝った。第1クォーターのリードが大きかったか。
 それにしても、今日は入場料を取ってるのに人が多い。
○延岡学園 85 - 67 宮崎商業●
 (31-13、17-16、14-11、23-27)

(女子)延岡学園vs宮崎商業


男子準決勝

 インターハイ優勝の延岡学園がいよいよ登場。3年生中心なので、全国制覇したまんまのメンバーだ。一番目をひくのは206cmのママドゥ・ジェイ。練習ではちょっとジャンプしただけでリングに届いてしまっている。延岡学園の先発メンバーは4番・東、5番・福永、6番・向井、7番・ママドゥ、そして12番のパプ・ムール・ファイ(200cm)。自分と同じ身長の東が小さく見える…。
 第1Q、延岡学園がいきなり引き離していく。驚いたのは4番の東。3ポイントを1つ、2つ、3つ、4つ…と決めていく。他の選手も。みんなレベルがかなり高い。ママドゥはフリースローをしっかり決めている。ディフェンスのとき「オラ!」と言ってた(苦笑)
 第2Q、延岡学園が選手を全員入れ替えてきた。ところが、この控え選手たちも強い! 3ポイントは成功率高いし。選手層が相当に分厚い。終盤にトップチームを入れて、さらに突き放す。ママドゥは豪快な片手ダンク!
 第3Q、延学の勢いは変わらず。パプ・ムールはリバウンドが強い。この選手、2年生だから来年もいる(もう1人、オーティス永井という選手もいる)。ママドゥはダンクかまして、リングにぶら下がり。自分の目の前だからビックリした。顔、笑ってた。NBAみたいなプレーが宮崎で見れるとは思わん勝った…。
 第4Q。早くサッカーJFLに行きたいけど、行けない。延学はいい選手がほんと多い。10番の月野も良かった。ここから泉ヶ丘も点を取り始めた。泉ヶ丘も強いんだけどなぁ…。延岡学園の圧勝だった。
○延岡学園 128 - 47 都城泉ヶ丘●
 (36-9、33-12、28-8、31-18)

延学の練習 延学チーム
ゴール下 フリースロー

 こちらは白の小林が勝って、男女とも決勝は同じカードに。
○小林 111 - 82 妻●
 (25-15、24-20、27-20、35-27)

(男子)小林vs妻


女子決勝

 サッカーJFLに行ってたので、見ることはできず。スコアを見ると「小林はほんと強いな…」と思う。
○小林 111 - 45 延岡学園●
 (36-10、26-12、26-14、23-9)

円陣を組む延学


男子決勝

 試合の途中で戻ってきた。人は多いし、盛り上がりも凄くてビックリ。会場全体がヒートアップしていた。
 延岡学園は相変わらずだったけど、小林の上手さにも唸らされた。3ポイントをポンポン決めるし。
 試合が終わればノーサイド。お互い知った顔なのだろうか、健闘を称えあう。場内は大きな拍手。この試合は最初から見たかった。
○延岡学園 112 - 72 小林●
 (24-28、27-16、29-10、32-18)

(男子)延学vs小林 入るか?
ノーサイド 話を聞く延学


閉会式

 大会すべての試合が終わって閉会式。今日試合を行ったチームは前に、サポートなど他の学校の部員たちは後ろに整列した。
 まずは表彰式。女子の上位4チームのキャプテンが呼ばれ、優勝校には賞状とカップ、2位以下には賞状が贈られた。そして男子の表彰。
 つづいて、バスケット協会会長の挨拶。最初に延岡学園男子バスケ部のインターハイ優勝に触れ、メンバーを呼んで、参加者みんなから拍手を贈った。昭和54年に女子の全国制覇はあったけど、男子では初めてだったそうだ。「今回の大会で何が足りなかったかを今後の課題に」「延岡学園には二冠を狙って頑張って欲しい。女子の小林も、組み合わせ次第ではベスト4が狙える」「地元に全国レベルのチームがいるのだから、他の学校は目標に頑張って欲しい。負かせれば全国に行けるのだから」といった話がつづいて終わった。
閉会式 女子の表彰
男子の表彰 全国優勝で拍手


3日目の感想

 男子の延岡学園、女子の小林のレベルには驚かされた。試合もハイレベルだったし、会場は大いに盛り上がっていた。
 自分が体育の授業でプレイして以来、バスケットボールを生で観るのは初めてだったけど、ほんと面白かった(「スポーツはみんな面白い」が持論ではある)。バスケは早い段階で勝負が見えてしまうことがあるけど、接戦にもつれると時間による独特の緊張感が加わってくる。
 男子はスピーディーかつパワフル。女子は宮崎はこれといって大きな選手はいなかったけど、だからこそ技術面が優れているように感じた(特に小林)。
 それにしても、好試合が見れたし、凄いプレーも見れて大満足だった。


3日目の結果

【女子・準決勝】

小林 147 - 24 妻
 (39-4、30-2、37-9、41-9)

延岡学園 85 - 67 宮崎商業
 (31-13、17-16、14-11、23-27)

【女子・3位決定戦】

宮崎商業 85 - 54 妻
 (9-17、28-11、30-14、18-12)

【女子・決勝】

小林 111 - 45 延岡学園
 (36-10、26-12、26-14、23-9)

【男子・準決勝】

延岡学園 128 - 47 都城泉ヶ丘
 (36-9、33-12、28-8、31-18)

小林 111 - 82 妻
 (25-15、24-20、27-20、35-27)

【男子・3位決定戦】

都城泉ヶ丘 89 - 72 妻
 (24-15、26-20、20-18、19-19)

【男子・決勝】

延岡学園 112 - 72 小林
 (24-28、27-16、29-10、32-18)

投稿者 pawaspo : 2005年09月26日 02:55

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