第47回 宮崎県高等学校新人大会テニス大会 女子
春の選抜の予選となった新人戦は宮崎商業が力の差をみせ優勝、2位の宮崎南と共に九州大会に出場する。新チームになりエースと呼べる存在はいないものの、高いレベルのレギュラー争いの中、様々なアクシデントを乗り越えて動き始めた宮崎商業。昨年みられた勝負弱さから抜け出した感じがした。選手一人一人の集中力が高まり、遠く先にある日本一を目指すというよりは、目の前の試合を一つ一つ大事に勝つ。そんな気迫のこもったプレーが続いた。悲願の日本一へ、まずは九州大会が楽しみになってきた。
第47回 宮崎県高等学校新人大会テニス大会
日程:平成27年10月23日(金)~25日(日)
会場:KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園・生目の杜運動公園
団体戦
1回戦
日向 3-1 富島 延岡 3-0 宮崎北 宮崎農業 3-1 飯野
宮崎第一 3-0 宮崎学園 宮崎日大 3-0 門川 小林秀峰 3-0 都城西
日向学院 3-0 高千穂
2回戦
宮崎商業 3-0 日向 小林 4-0 延岡商業 延岡 3-2 高鍋
宮崎大宮 3-1 宮崎農業 宮崎西 3-1 宮崎第一 都城泉ヶ丘 3-1 宮崎日大
小林秀峰 3-1 都城農業 宮崎南 3-0 日向学院
準々決勝
宮崎商業 3-0 小林 宮崎大宮 3-0 延岡 宮崎西 3-2 都城泉ヶ丘
宮崎南 3-0 小林秀峰
準決勝
宮崎商業 3-0 宮崎大宮 宮崎南 3-0 宮崎西
決勝
宮崎商業 3-0 宮崎南
優勝した宮崎商業、チームのオーダーを変更しながらの戦いに。様々な組み合わせで戦えるのも今年のチームの強みかもしれない。経験のあるキャプテン浅見がどのポジションでも安定した力をみせる中、東がゲームの中でチームをしっかりと支える役割をはたす、安定感を増した猪野、戸高の2年生がダブルスのオーダーの中心を占める中、1年生で力をつけてきた井本、斎藤、師岡と3人のポテンシャルん高い選手がそろった。チームの心を支え、どのポジションにでも入っていける2年生、郡の存在も大きい。宮崎商業にとって今年ほどチームとして戦えそうな選手が集まったの初めてかもしれない。予選では個人戦を含めて他チームに星を落とすことなく全勝での勝ち上がりをみせた。チーム一丸となって九州、そして春の日本一に向けて戦いは続く。
2位に入った宮崎南は昨年からの経験者が残り、今年も粘りをテーマに戦う姿が見られた。あと一歩で逃した昨年の選抜、あの悔しさを忘れないで、全国への道を切り開いてほしい。
3位決定戦
宮崎大宮 3-1 宮崎西
2位決定戦
宮崎南 3-1 宮崎大宮
シングルス
準々決勝
浅見真帆(宮崎商業) 6-0 黒木日菜子(宮崎南)
齋藤光羽(宮崎商業) 7-6 師岡未来(宮崎商業)
東 美月(宮崎商業) 6-1 戸髙摩美(宮崎商業)
井本海月(宮崎商業) 6-4 猪野ひより(宮崎商業)
準決勝
浅見真帆(宮崎商業) 7-5 齋藤光羽(宮崎商業)
井本海月(宮崎商業) 6-3 東 美月(宮崎商業)
決勝
井本海月(宮崎商業) 6-1 浅見真帆(宮崎商業)
大接戦の準決勝、キャプテンの意地をみせての決勝進出をはたした浅見と井本の決勝は井本が安定感のあるテニスで、浅見を振り切り6-1で勝利し今大会の3冠を達成した。
ダブルス
準々決勝
浅見・東(宮崎商業) 6-0 山口・新坂(宮崎西)
戸髙・師岡(宮崎商業) 6-3 猪野・郡(宮崎商業)
高松・末吉(宮崎商業) 7-5 寺田・森山(宮崎日大)
井本・齋藤(宮崎商業) 6-0 黒木・西田(宮崎南)
準決勝
戸髙・師岡(宮崎商業) 7-6 浅見・東(宮崎商業)
井本・齋藤(宮崎商業) 6-3 高松・末吉(宮崎商業)
決勝
井本・齋藤(宮崎商業) 6-4 戸髙・師岡(宮崎商業)