第45回 宮崎県ジュニアテニストーナメント(高校生の部)
総体、全日本ジュニアも終わり新チーム始動となった宮崎県ジュニアトーナメントが8月16日からの日程で県総合運動公園、生目の杜テニスコートで行われた。男子のシングルスを制したのは畑中勇輝(宮崎日大)、総体ではメンバーから外れたのだがここにきての成長は著しく厳しいドローも接戦を制して優勝した。男子ダブルスはキャリアの差を感じさせるテニス内容で西村・本田(宮崎日大)が制した。女子のシングルスはジュニアからの出場の坂本陽菜(シーガイアJr)が同じくジュニアの斎藤光羽(ライジングサンHJC)を下し優勝した。ダブルスも坂本がジュニアの藤本(延岡ロイヤルJr)と組んで制し2冠を達成した。
日時:平成26年8月16日(土)~18日(月)
会場:宮崎県総合運動公園庭球場・生目の杜運動公園テニスコート
☆第45回 宮崎県ジュニアテニストーナメント(高校生)結果(PDF)
男子シングルス
準々決勝
西村大誠(宮崎日大)6-4 豊国想太(都城泉ヶ丘)
小泉亮大(宮崎日大)6-2 甲斐啓輔(佐土原)
本田 優(宮崎日大)7-5 松本 亮(都城泉ヶ丘)
畑中勇輝(宮崎日大)6-4 本田貴大(宮崎日大)
準決勝
小泉亮大(宮崎日大)6-4 西村大誠(宮崎日大)
畑中勇輝(宮崎日大)7-5 本田 優(宮崎日大)
決勝
畑中勇輝(宮崎日大)8-6 小泉亮大(宮崎日大)
1年生同士の決勝となり気迫のこもった接戦が続く中、勝負どころでミスも少なく安定したテニスを見せた畑中が勝利した。全日本予選、総体予選とあと少しの所で出場の権利を失ったことが、ここでの大きな成長につながったと思われる。また敗れtものの小泉は逆に総体での経験が大きかった。全国の強豪との対戦で自信をつけたように感じた。
男子ダブルス
準々決勝
北林・甲斐(佐土原) 6-4 杉田・日野(宮崎大宮)
本田・畑中(宮崎日大)6-0 徳丸・デン(ジュニア)
今井・林 (佐土原) 6-4 青山・宮本(宮崎西)
西村・本田(宮崎日大)6-4 木本・小八重(佐土原)
準決勝
本田・畑中(宮崎日大)6-2 北林・甲斐(佐土原)
西村・本田(宮崎日大)7-5 今井・林(佐土原)
決勝
西村・本田(宮崎日大)8-6 本田・畑中(宮崎日大)
勢いに乗る畑中組をダブルスでは経験の豊富な西村・本田組が破り優勝した。南関東総体では故障のため団体戦を欠場、ダブルスでも思い通りのテニスを見せることが出来なかった西村だが、万全とはいえないもののここは上級生の意地を見せた。負けた畑中・本田組はダブルスとしてはまだまだ発展途上。今後が期待される。
女子シングルス
準々決勝
斎藤光羽(ライジングサンHJC)6-2 竹之内咲紀(宮崎日大)
吉村真由(宮崎大宮)6-4 東 美月(宮崎商業)
前原茉彩(宮崎南) 6-2 諌山希梨(宮崎商業)
坂本陽菜(シーガイアJr)6-3 高橋もも(宮崎商業)
準決勝
斎藤光羽(ライジングサンHJC)6-0 吉村真由(宮崎大宮)
坂本陽菜(シーガイアJr)6-2 前原茉彩(宮崎南)
決勝
坂本陽菜(シーガイアJr)8-1 斎藤光羽(ライジングサンHJC)
坂本は持ち前の展開力で高校生を破り勝ち上がり、斎藤も今大会の好調だった吉村(大宮)に快勝して決勝に進出した。優勝候補の竹之内(宮崎日大)が故障のため本来の力を出せずに準々決勝で敗退、宮商勢はここ一番での安定感がなく、自分から崩れるような形で敗退して行く中、この夏しっかりと結果を残してきた中学生が決勝の舞台に。ここでも坂本は持ち前の展開力と力強いストロークで圧倒し8-1のスコアで快勝した。
女子ダブルス
準々決勝
德永・松田(宮崎商業)6-1 斎藤・郡(ライジングサンHJC)
前原・南里(宮崎南)6-4 高橋・浅見(宮崎商業)
諌山・東(西都商業)6-0 福留・柴(宮崎南)
坂本・藤本(シーガイアJr・延岡ロイヤルJr)6-2 竹之内・寺田(宮崎日大)
準決勝
德永・松田(宮崎商業)6-4 前原・南里(宮崎南)
坂本・藤本(シーガイアJr・延岡ロイヤルJr)6-1 諌山・東(宮崎商業)
決勝
坂本・藤本(シーガイアJr・延岡ロイヤルJr)8-1 德永・松田(宮崎商業)
シングルスで優勝した坂本と中体連で今大会の出場権を逃した藤本のダブルス、九州ジュニアでも上位に進出している二人のプレーが、ここまでダブルスでは集中力を見せていた德永・松田組のプレーを圧倒した。ジュニアらしく思いっきり良く自由に打ち込んでくる相手に宮商組は対応できなかった。新チーム始動したばかりの高校生とこの夏、精いっぱい戦ってきたジュニアとの試合感の差も大きかったかもしれない。