2020ダンロップフェニックストーナメント 最終日
ダンロップフェニックストーナメント最終日、優勝争いは、-13で並ぶ最終組で回った大学生プロ、金谷拓実と石坂友宏のプレーオフとなった。プレーオフ4ホール目にバーディを奪った金谷がプロ初優勝(アマチュア時代に1度の優勝)を飾った。今大会アマチュアを含む20代前半の選手の活躍が目立ち、コロナ下の無観客試合、外国人招待選手がいない中、これからの日本を背負っていきそうな逸材が宮崎の地で熱い戦いを繰り広げ歴史に残るような名勝負が生まれた。ローアマには米澤蓮と中島啓太が-9(8位タイ)で並んで受賞。宮崎県勢で唯一決勝ラウンドに進んだ香妻陣一朗は、6アンダー23位タイで大会を終えた。
2020 ダンロップフェニックストーナメント
[主催]住友ゴム工業 フェニックス・シーガイア・リゾート 毎日放送
[後援」宮崎県 宮崎市 日本ゴルフ協会 九州ゴルフ連盟 日本ゴルフトーナメント振興協会 全日本空輸 宮崎日日新聞社 宮崎放送 JTB 宮崎交通
[主管]日本ゴルフツアー機構
[企画運営]ダンロップスポーツエンタープライズ
[開催日程]
11月19日(木) 第1ラウンド 18Hストロークプレー
11月20日(金) 第2ラウンド 18Hストロークプレー
11月21日(土) 第3ラウンド 18Hストロークプレー
11月22日(日) 第4ラウンド 18Hストロークプレー
[開催場所]フェニックスカントリークラブ https://seagaia.co.jp/pcc/
[大会公式サイト]https://dpt.gr.jp/
[賞金]賞金総額 ¥100,000,000 優勝賞金 ¥20,000,000
ファイナルラウンド結果
優勝
金谷拓実 -13(68 66 68 70)
小さい時からダンロップフェニックスはテレビでよく見ていて、歴代の優勝者の名前を見ていても凄い選手ばかりで、その中に自分の名前を刻むことが出来て嬉しく思います。尊敬する先輩の松山選手と同じ試合で優勝できて嬉しいです。
プロ転向した時は、自分が通用するか不安な部分もあって、それでも転向してからは優勝出来なくても上位でプレーできて、少しずつ自信もついて、こうして 3 戦目に優勝出来て、自信が確信に変わりつつあると思います。
同年代の選手と優勝を争うとは思っていなかったし、石坂選手も良いプレーしていて、2日間一緒にプレーしたんですけど、お互いが切磋琢磨して、良いプレーをお互いに出来たかなと思います。まだシーズンは始まったばかりだと思うので、まだまだこれから自分がもっと良いプレーをして優勝を重ねていかなければ難しいと思いますが、こうしてプロに転向して3試合、良いスタートが切れて良かったかなって思います。
2位
石坂友宏 -13(67 66 68 69)
自分の目標としていたスコア15アンダーには届かなかったんですけど、今日は出入りに激しいゴルフで、バーディが先行しましたけどボギーをたたいて、そんなに満足はしていない。72ホール無事回れて自分としてはよかった。優勝できなかっ
たですけど、プレーオフ1ホール目でバーディを獲って終わると決めていたので悔しさもありますし、金谷さんに負けて悔しいというのもある。小技の部分は得意なので、飛距離がないと勝てないとか、世界を目指しているんですけど、まず日本ツアーで名前を売る。これからも練習していく。
3位タイ(2名)
稲森佑貴 -12(67 69 68 68)
大槻智春 -12(69 66 66 71)
5位タイ(2名)
木下稜介 -11(69 66 68 70)
C・キム -11(67 69 70 67)
7位
岩田 寛 -10(66 70 72 66)
ローアマ
米澤 蓮 8位タイ -9(71 71 70 63)
中島啓太 8位タイ -9(68 70 70 67)
注目選手
香妻陣一朗 23位タイ -6(71 69 67 71)