2022ダンロップフェニックストーナメント最終日
最終日を迎えたフェニックスカントリークラブでは、第49回大会の優勝者を決めるFINALラウンドが小雨の中スタートした。スコアを伸ばす選手が多い中、昨日首位の比嘉一貴は今日も13番でのイーグルと5つのバーディ、ノーボギーで今日7つスコアを伸ばし一気に後続を引き離すと、2016年にブルックス・ケプカが出したトーナメントコースレコードに並ぶ21アンダーで優勝を手にし、賞金王へまた一歩近づいた。
初日から安定したプレーで優勝を狙える位置につけていたミト・ペレイラが今日も6つスコアを伸ばし18アンダーで2位とすると、同じ最終組でプレーしていた大槻智春も今日5アンダーとスコアを伸ばし17アンダーで3位で大会を終えた。
日章学園出身の香妻陣一朗は今日ボギーなしの6バーディで通算10アンダーの14位タイと2019年の13位タイに次ぐ上位で大会を終えた。
2022ダンロップフェニックストーナメント-第49回-
[主催]住友ゴム工業 フェニックス・シーガイア・リゾート 毎日放送
[後援」宮崎県 宮崎市 日本ゴルフ協会 九州ゴルフ連盟 日本ゴルフトーナメント振興協会 宮崎日日新聞社 宮崎放送 JTB 宮崎交通
[主管]日本ゴルフツアー機構
[企画運営]ダンロップスポーツエンタープライズ
[開催日程]
11月17日(木) 第1ラウンド 18Hストロークプレー
11月18日(金) 第2ラウンド 18Hストロークプレー
11月19日(土) 第3ラウンド 18Hストロークプレー
11月20日(日) 第4ラウンド 18Hストロークプレー
[開催場所]フェニックスカントリークラブ https://seagaia.co.jp/pcc/
[大会公式サイト] https://dpt.gr.jp/
[賞金]賞金総額 ¥200,000,000 優勝賞金 ¥40,000,000
[チケット販売] https://www.dpt.gr.jp/ticket/
最終結果
優勝
比嘉一貴 -21(69 65 65 64)
前半で4つのバーディを奪うと後半には13番でチップインイーグル。一気に猛追する後続選手へ差をつけると、最終18番でしっかりとバーディを奪い2位に3打差をつけて優勝!
「もっと勝ちたいですね。一番勝ちたかったフェニックスで優勝できて良かったです。(憧れの大会で優勝は)達成感というか、ほんと光栄に思います。(賞品の宮崎牛で一番の笑顔)やっぱり結果もそうですけど、牛一頭分の肉が欲しくて来ていたので …冷蔵庫に入らないのでむちゃくちゃ分割で送って欲しいですけど 。家族が喜んでくれるので嬉しいですね。初日・2日目ではボギーも出ましたが、伸ばしたい決勝でノーボギーで回れたのは自信にもなる。トップでスタートしたからには追いかけてくる選手にすきを見せてはいけないので、そういう意味でもいいゴルフが出来たかなと思います。」
2位
M・ペレイラ -18(65 69 67 65)
前半では3つのバーディを奪うものの10番ではボギー、その後4つのバーディで単独2位。
「後半は良かったと思います。第2R・第3Rとあまりいいプレーが出来なかったし、今日もそこまでいいスタートではなく、8番位からやっと勢いに乗り始めたので、それがちょっと足りなかった理由かなと思いますけど、比嘉選手が本当にいいプレーをしていたいので、見事だったと思います。本当にショットが正確で、2日間一緒にプレーしたんですけど、本当にいい選手で優勝に値する選手だったと思います。(ギャラリー)本当に素晴らしいファンだと思います。礼儀正しいし、一つ一つのショットにあたたかい拍手をくれるので、日本のギャラリーの前でプレーするのはいつも楽しいです。」
3位
大槻智春 -12(70 63 68)
7バーディ2ボギーの5アンダー、通算17アンダーで3位。
「昨日の雨でグリーンの状態が…スピードが落ちていてタッチを合わせられなくて前半は大変だった。後半タッチがあってきたけどボギーが2つあったので、そこは残念です。(比嘉選手は)ショットの精度が高いなという意識はありましたね。そんなに難しいパーパットを残していなかったことがノーボギーだった要因なのかなと思いました。」
4位タイ(3名)
小平 智 -16(68 68 68 64)
「自分ではいいゴルフが出来たと思います。昨日からパットの感覚が良くなってきていたので、いいスコアで回れるかなというイメージがありました。最後、4日間18番でバーディが獲れなかったのが残念です。これでシードを確定出来たので良かったです。来週、JTと頑張っていきたいです。今日みたいなゴルフが出来ればいいと思います。」
清水大成 -16(67 74 62 65)
「(18番でイーグル)ピンまでちょうど200ヤードでした。7番アイアンで、多分ティショットが330ヤードかそれ以上出ていたと思います。イーグルパットは4メートルぐらいで結構切れるスライスラインでした。(今日のゴルフは)しょうもないボギーもあったんですが、それもゴルフだなと。今日はすごいいいゴルフが出来たと思うので、あれ(2日目)がなければもっといい位置で回れていたので、そこの反省です。(桂川選手と一緒)楽しかったですね。優勝争いできる位置でお互いの本気が出たので、すごい楽しかったです。」
トム・キム -16(68 66 70 64)
「7アンダーでいいラウンドだったんですけど、もっと伸ばせる場面があったと思う。ただ昨日が良くないラウンドだったので、いい感じでバウンスバック出来たかなと思います。(日本のギャラリーがたくさん)いっぱいいると楽しくラウンド出来る。色んないいショットにすべて拍手してくれたので、すごい楽しんでプレーすることが出来ました。(宮崎牛)すごく美味しかったですね。ちょっと体重は増えちゃったんですけど、美味しくて良かったと思います。日本はアジアの中でもまだ勝ててない国なので、出来れば優勝したかったんですけど、すごい楽しかったですし、また将来こういう機会に恵まれればいいなと思います。」
7位
S・ビンセント -14(69 67 69 65)
8位タイ
佐藤大平 -13(65 68 68 70)
星野陸也 -13(66 70 69 66)
堀川未来夢 -13(69 67 69 66)
注目選手
13位タイ 香妻陣一朗 -10(69 69 71 65)