JX-ENEOSウインターカップ2015男子2回戦
昨日の尽誠学園との接戦を制し2回戦に進出した延岡学園、序盤に流れをつかみ大きくリードする場面もあったがメンバーをかえたところで、一気に東北が得点差を詰めリードはするものの嫌な流れで4点差で後半に。その後もアウトサイドのシュートで粘る東北に対して高さで対抗する延岡学園、終盤疲れの見えた延岡学園は東北に2点差で敗れた。
東日本大震災復興支援
JX-ENEOSウインターカップ2015
平成27年度 第46回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会
主催:公益財団法人日本バスケットボール協会、公益財団法人全国高等学校体育連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社
期日:2015(H27)年12月23日(水・祝)~29日(火)
会場:東京体育館
2回戦
延岡学園 77-79(21-12 21-26 19-21 16-20)東北
序盤はシェッハの高さをいかしたオフェンスで得点を重ねる延岡学園、昨日とは違い高さと圧力でアグレッシブなプレーが続き第1Pは9点リードで終了。
第2Pに入っても前線でプレッシャーをかけ榎田がボールを奪いリードを広げてスタート。その後、メンバーを休ませた延岡学園。結果としてここで東北がディフェンスでプレッシャーをかけ一気に流れをつかみ、慌ててスタートに戻した延岡学園だったが完全にメンバー交代が裏目に出てしまった。このPの最後にはリバウンドの際に榎田アンスポでフリースローを奪われ4点差で終了。
後半開始で前半最後のアンスポによるフリースロー、その後のオフェンスで1点差に迫られた延岡学園、昨日の疲れから徐々に動きが重くなっていく。延岡学園も榎田を中心にオフェンスを組み立てていくが、東北のアウトサイドのシュートチェックが甘くなり大事なところで東北清水に3Pシュートを決められ得点差が広がらない。延岡学園2点リードで最終ピリオドに。
最終ピリオド両チーム気持ちのこもった接戦が続く中、シェッハのダンクが決まり延岡学園に流れが来たかと思われたが、榎田が東北の激しいディフェンスによって、アウトすると再び延岡学園のリズムが狂い始める。インサイドで体を張ったプレーで両チームフリースローを得るのだが延岡学園のシュートはなかなか入らない。これに対して確実に得点を重ねた東北が2点差で勝利した。
なんとも切ない敗戦になってしまった今日の試合、昨日の試合で消耗した選手たち、序盤は勢いでリードを広げる場面もあったが、終盤フィジカルのトラブルにも見舞われ最後はガス欠気味になり、まさかの敗戦となった。