平成26年度 宮崎県高等学校新人体育大会女子 バスケットボール競技大会
新人戦女子はウインターカップを制した小林が粘る延岡学園を振り切り勝利し優勝。シード権決定戦では念願のベスト4入りした宮崎商業が日章学園を破った。新チーム始動も昨年からの高いレベルの決勝戦が行われ、夏の総体に向けて楽しみな戦いが始まった。もちろんウインターカップでの小林の活躍も期待される。
【日程】平成26年11月1日(土)~3日(月・祝)
【会場】早水体育文化センター、都城商業高校、都城工業高校
都城市営体育館、都城農業高校、都城泉ヶ丘高校
新チームが始動、夏の総体に向けての初戦となった新人戦、前世代からほぼ主力が残る小林に対して、延岡学園はエース、ニャンと新たなスタートのメンバーでの新チーム、2強に対して宮崎商業、日章学園が追う形。そんな4チームが予想通りベスト4に進出した。
1回戦
門川 80-33 都城東 宮崎学園 68-67 延岡星雲
高千穂 35-54 佐土原 高城 68-39 西都商業
延岡商業 111-17 ウルスラ 飯野 43-83 富島
日南 35-124 鵬翔
2回戦
小林 212-11 門川 宮崎第一 54-63 宮崎日大
高鍋 15-87 小林秀峰 延岡工業 29-119 妻
宮崎商業 154-34 宮崎学園 都農 66-36 宮崎北
宮崎農業 61-58 都城商業 佐土原 29-94 宮崎南
日章学園 139-12 高城 福島 26-136 日向学院
泉ヶ丘 91-29 日南振徳 延岡商業 48-77 宮崎大宮
都城農業 124-30 富島 宮崎西 76-66 日向
都城西 57-40 延岡 鵬翔 45-165 延岡学園
3回戦
小林 182-27 宮崎日大 小林秀峰 81-44 妻
宮崎商業 110-18 都農 宮崎農業 23-68 宮崎南
日章学園 95-28 日向学院 泉ヶ丘 42-59 宮崎大宮
都城農業 114-54 宮崎西 都城西 23-144 延岡学園
準々決勝
小林 155-46 小林秀峰 宮崎商業 79-67 宮崎南
日章学園 63-34 宮崎大宮 都城農業 58-111 延岡学園
準決勝
小林 87-45 宮崎商業 日章学園 49-74 延岡学園
準決勝は小林vs宮崎商業、延岡学園vs日章学園の組み合わせ、豊富な練習量で力をつけてきた宮崎商業、準々決勝では宮崎南に対してドライブ、速攻を中心に従来のアウトサイドのシュート中心のプレーから変化した新しい形の宮崎商業のバスケットで勝利、これに対して小林はウインターカップで勝利した形、ガード夏井からのバランス良いボール回しと確率の高いミドルのシュートで大差のゲームを続けての準決勝進出だった。試合は粘りを見せる宮崎商業に対して小林はなかなか点差を広げることができなかったが、終盤運動量の落ちた宮崎商業に対して最後までリズムを崩さなかった小林が大差で勝利した。もう1試合の延岡学園VS日章学園は序盤からニャンの高さに対して対応することができない日章学園、確実にインサイドで得点を重ねた延岡学園が74-49で勝利した。
決勝
小林 80-75 延岡学園
1P 17 : 20(17:20)
2P 24 : 16 ( 41 : 36 )
3P 20 : 17 ( 61 : 53 )
4P 19 : 22 ( 80 : 75 )
小林に対して新チームの延岡学園の力関係に注目が集まった決勝戦、序盤から延岡学園はスピードのあるガード木村と新戦力岩崎の二人のボールコントロールからニャンへのパスが通りリードを広げる。小林も夏井のドライブ、六ケ所のインサイドなどで追い上げをはかる。前半終了間際に前からのプレッシャーをかけ得点を重ねた小林が逆転して前半は終了。後半に入っても一進一退の攻防は続くが、小林の前からのプレッシャーに対してミスの増え始めた延岡学園、それでもニャンのインサイドで追いすがる。レベルの高い戦いが続く中、最後は六ケ所、夏井らの経験の差を感じる安定したプレーで小林が延岡学園を振り切り勝利した。
シード決定戦
宮崎商業 65-64 日章学園
結果
優 勝 小林
準優勝 延岡学園
第3位 宮崎商業 日章学園