2015プロ野球オープン戦 ソフトバンクVSオリックス
いよいよキャンプも実戦へ。今年から宮崎市でキャンプを張るオリックス・バファローズと福岡ソフトバンクホークスのオープン戦がアイビースタジアムで行われました。
キャンプ地宮崎決戦!
福岡ソフトバンクホークスVSオリックス・バファローズ
日時:2015年2月21日(土)13:00
場所:アイビースタジアム
宮崎市観光協会 福岡ソフトバンクホークス春季キャンプ情報特設サイト
http://miyazaki-city-tourism.com/hawks2015/
宮崎市観光協会 オリックス・バファローズ春季キャンプ情報特設サイト
http://www.miyazaki-city-tourism.com/orix2015/
ソフトバンク先発は2012年のドラフト1位で今年は先発ローテーションの期待がかかる東浜投手。オリックス先発は去年5勝を挙げた2013年のドラフト2位東明投手、先発メンバーには主力がずらりと並ぶ豪華なメンバーで試合はスタート。
1回表、オリックスは先頭の駿太がセンター前にはじき返し出塁も盗塁失敗、2アウトから糸井の2塁打でチャンスをつかむがT-岡田の当たりはセンターライナーで、無得点で終わる。
1回裏、オリックス先発東明はソフトバンク打線を3者凡退に抑え、絶好の立ち上がりをみせる。
2回表、一死後、ヘルマンがレフトへはじき返し出塁、続く川端はレフトフライに倒れるが、伊藤の打席でヘルマンが盗塁に成功。チャンスを広げるが伊藤の当たりはセンターフライとなりこの回も無得点。
2回裏、一死後李大浩がレフト前にしぶとくはじき返し出塁。続く松田の当たりは野手の正面を突きダブルプレーでこの回無得点に。
3回表、安達が二死後、ライトへ大きなあたりの3塁打で出塁も糸井が内野フライに倒れる。
3回裏、2死後ファーボールで斐紹が出塁するが本多はライトフライでこの回無得点に終わる。
4回表、一死後、中島がセンター前にはじき返し出塁も、ヘルマンのダブルプレーで3アウトチェンジ。
4回裏、オリックスは2番手海田に投手交代。中村がレフト前ヒットで出塁、内川ライトフライで一死後、柳田もレフト前ヒットで続く。吉村の当たりはセンターフライとなり2死となるが、松田がセンター前にしぶとくはじき返しソフトバンクが1点を先制。
5回表、ソフトバンクも2番手二保に交代。オリックス打線を三者凡退に抑える。
5回裏、先頭の今宮が2塁打で出塁も後続が倒れ無得点。
6回表、ホークスは牧原、明石を守備に。一死後安達が四球を選び出塁も盗塁を失敗、代打坂口も倒れ3アウト。
6回裏、先頭の塚田がヒットで出塁も盗塁失敗、柳田がライト前にヒットを放つと、吉村が3ゴロの後、牧原の当たりはセカンド内野安打となり、2死1,3塁とチャンスを広げた。ここでソフトバンクは代打カニサレスをおくるがセンターフライに倒れ3アウト。
7回表、ソフトバンクは3番手嘉弥真にスイッチ、2死後山崎がヒットで出塁も川端が倒れ3アウト。
7回裏、オリックスは3番手古川が登板、3者凡退に抑える。
8回表、ソフトバンクは星野が登板。一死後ルーキー小田がヒットで出塁も盗塁失敗、駿太も倒れ3アウト。
8回裏、オリックスは大山をマウンドにおくるが、先頭の城所に死球を与える。城所はこのままベンチに下がる。続く塚田が送りバントでランナーを進めた。柳田はショートゴロで2死となったが、金子圭がしぶとくレフトに運び1,3塁とチャンスを広げる。続く牧原の当たりはセンター駿太がうまくさばき3アウト。
9回表、オリックスは安達、坂口の連続ヒットでチャンスをつかむがT-岡田の当たりはショート正面を突きダブルプレーに。原のあたりもセンターフライとなりソフトバンクが1-0でオープン戦初勝利を飾った。
試合は両チームランナーを出すものの、投手陣が踏ん張り1-0の投手戦でソフトバンクが勝利しました。オープン戦初戦ということで打線はなかなか本調子とはいかなかったものの、当たりは鋭く、今季の優勝争いが期待される2チームのレベルの高い戦いとなった。先発の東浜、東明の両投手は持ち味を生かす好投でローテーション入りが期待される。
また、2番手以降の投手陣も一軍のメンバー入りを目指して気合の入った投球をみせた。打者ではソフトバンク松田選手がしぶとい当たりを放ち、今年も勝負強さを発揮してくれそうだ。オリックスは糸井選手が鋭い当たりを放ち、今季加入の中島選手がヒットを放つなど打線の層の厚さを感じさせてくれた。また失敗が多かったものの両チーム盗塁を何度も試み、スピード野球という意味でもこの2チームに注目が集まる。
宮崎でキャンプを行う2チームの激突、今シーズンもこの2球団で優勝争いが期待される、そんな予感のしたハイレベルな試合に訪れたたくさんのファンの方々も楽しんでもらえたことでしょう。