名球会フェスティバル2017 in 宮崎
往年のスーパースターが集まり行われた「名球会フェスティバル2017 in 宮崎」全国的に寒波襲来の厳しい条件の中、集まったたくさんの野球ファンの前で試合が行われた。試合は5回終了までとなったが、王、山田の伝説の名勝負、黒田、新井の広島対決、野茂、中村の近鉄対決など見所いっぱいの内容となった。
名球会フェスティバル2017 in 宮崎
日時:2017年1月15日(日)13:00~名球会東西対抗戦
会場:KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
西 500 00 5
東 013 10 5
試合はじゃんけんにより東の勝利
東西対抗戦出場予定メンバー(西)
投手
小山正明、米田哲也、鈴木啓示、江夏豊、山田久志、北別府学、山本昌広、野茂英雄、岩瀬仁紀、黒田博樹
野手
広瀬叔功、山本浩二、衣笠祥雄、福本豊、新井宏昌、野村謙二郎、立浪和義、前田智徳、小久保裕紀、谷繁元信、和田一浩、新井貴浩、福留孝介
東西対抗戦出場予定メンバー(東)
投手
平松政次、東尾修、工藤公康、佐々木主浩、高津臣吾
野手
王貞治、張本勲、柴田勲、松原誠、有藤通世、山崎裕之、若松勉、駒田徳広、古田敦也、宮本慎也、稲葉篤紀、中村紀洋、アレックス ラミレス
※名球会への参加資格
投手として通算200勝利以上、または通算250セーブ以上
打者として通算2000安打以上
通算成績には、メジャーリーグでの成績も合算される。ただし、日本プロ野球での記録をスタート地点とする。
東チーム先発は宮崎でもおなじみ、福岡ソフトバンクホークス監督工藤公康監督、往年の大先輩を相手に昔と変わらない投球ホームで古田敦也捕手のミットに投げ込む。選手不足のため最後はライトの守備に着くなど大活躍の一日に。
1回表いきなりやってきた世界の盗塁王福本豊選手の打席、昔のようなスピードはなかったが一歩目の速さはやはり他の選手とは違った。シャッター越しに感じた世界一の姿。
西チーム先発は山田久投手、昔も今も変わらないカッコよさ、全国的に野球は巨人、関西では阪神、そんな時代に野球は楽しさをたくさんの人に伝えてくれた伝説のアンダースロー、王貞治選手との対決では日本シリーズの名場面を思い出した。
もちろん沢山の人にとって宮崎で王貞治選手の打席をみれたのは一生の思い出になったのでは。
西チーム2番手で登場の江夏豊投手、伝説の左腕は1人だけの投球となったが、球の切れ味はかすかに残る昔の記憶を思い出させた。
今日一番の注目を集めたのは昨シーズンで引退も広島の快進撃を支えた黒田博樹投手と新井貴浩選手の対決、結果はショートゴロで黒田投手の勝利「新井に打たれるわけにはいかなかった。」とコメント。
他にもメジャーに日本の野球の新しい道を切り開いた野茂英雄投手、大魔神佐々木主浩投手らも登板。打者では球界のご意見番張本勲選手が野茂投手の速球に食らいつくなど見所いっぱいの試合となった。