2016 情熱疾走 中国総体 テニス競技 男子
平成28年度 全国高等学校総合体育大会 テニス競技
2016 情熱疾走 中国総体
会場:松江市営庭球場、安来運動公園庭球場
日時:2016年8月1日~8日
高校総体テニス競技男子団体、宮崎日大は1回戦で敦賀気比(福井)を相手に激しい雨が時折降る中シングルス1で小泉が8-5で勝利したが、ダブルスで児玉・末吉が5-8で落とし勝負はシングルス2にかかった。ここで畑中が思い切りのいいプレーを見せタイブレイクの末に勝利し1回戦を突破。
続く2回戦は選抜優勝の湘南工大付(神奈川)を相手にダブルスの畑中・末吉が粘りのテニスで健闘をみせるなど、頑張りをみせたが0-3で敗れた。
シングルスは畑中が市川泰誠(西宮甲英学院・兵庫)に1-8、小泉も井平陽大(県岐阜商・岐阜)5-8で敗れ2回戦進出はならなかった。
団体戦
1回戦 8/2
○宮崎日大 2-1 敦賀気比(福井)
児玉・末吉 5-8 阿部・下平尾○
○ 小泉 8-5 内田
○ 畑中 9-7 笠井
2回戦 8/2
宮崎日大 0-3 湘南工大付(神奈川)○
畑中・末吉 6-8 松田・高橋○
小泉 0-8 野口 ○
児玉 1-8 萩野 ○
2回戦の相手が第1シードの湘南工科大ということでどんな試合をするか楽しみだった。今までの宮崎日大をみる限り、強敵を相手にしたときにあっさり、そんなことが多かったような気がしたが、ダブルス1で畑中・末吉組が気迫のこもったテニスをみせると小泉も強敵を相手に、できることをいろいろ試しながら戦い続けた。また最後のシングルスに登場した児玉は、ずっと努力を重ねてつかんだこの舞台で、結果はともかく頑張る姿をみせてくれた。
試合には出れなかったがベンチでチームメイトを元気付け笑顔で迎える福永の姿も印象的だった。それぞれに感じた成長、試合には敗れたが自分たちの精いっぱいを出し切った試合だったような気がした。
シングルス
1回戦 8/5
畑中 勇輝(宮崎日大) 1-8 市川 泰誠(西宮甲英学院・兵庫)○
小泉 亮太(宮崎日大) 5-8 井平 陽大(県岐阜商・岐阜)○
ダブルス
1回戦 8/6
小泉・畑中(宮崎日大) 1-8 大島・菊地(相生学院・兵庫)○
宮崎日大4人の三年生で切磋琢磨しながらの高校テニスは、「よく頑張った」そんな言葉は似合わないような気もする。様々なことがある中、高校生らしく悩み、時には投げだしたり、と思ったら突然スイッチが入って猛練習したり、とにかく驚かせられることの多い2年半だった。ただ全国大会に出場し、1つ勝てたことが正直うれしく思えた。もちろんもっともっと上にそんな期待をしてみてきたのだったが、彼ららしく最後は笑顔でこの大会を終えることが出来たのは、素晴らしい結果だったと思う。それぞれの次のステップへ、彼ららしくもっともっと頑張ってもらいたい。