第38回 全国選抜高校テニス大会九州地区大会
第38回 全国選抜高校テニス大会九州地区大会
日程:平成27年11月12日(土)~14日(月)
会場:KIRISHIMAヤマザクラ県総合運動公園
宮崎での開催となった全国選抜高校テニス大会九州地区大会、男子は初日に2勝を挙げた宮崎日大が3位に入り、春の選抜の出場を確実のものとした。予選では強豪佐土原を破り、九州大会にコマを進めた宮崎西だったが、九州の壁は厚く初日に2連敗となり、全国大会への出場はならなかったが、強豪を相手に精いっぱい戦った経験が、夏に向けての大きな力となるだろう。女子は初戦(九州文化)に敗れ追い込まれた宮崎商業がコンソレ3連勝で5位に入り全国大会への切符を手にした。また粘りのテニスで健闘した宮崎南だったが2連敗で大会を終えた。宮崎日大、宮崎商業の2チームは3月に行われる選抜での活躍が期待される。
男子団体
1回戦
宮崎西 0-5 鳳凰
S1 ×竹之内大輝 1-8 阿部直人○
D1 ×西田・田永 1-8 鐘ヶ江・神園○
S2 ×黒木大輔 1-8 宮﨑陸太○
D2 ×德地・奥野 1-8 石橋・木口屋○
S3 ×石川俊樹 1-8 山﨑広耀○
宮崎日大 4-1 九州国際大学附属
S1 ○小泉亮太 8-0 荒木崇徳×
D1 ×魚住・原﨑 2-8 福田・姫路○
S2 ○畑中勇輝 8-3 石橋拓也×
D2 ○濱田・福永 8-6 上原・長濵×
S3 ○児玉知樹 8-4 小坂駿斗×
2回戦
宮崎日大 3-2 沖縄尚学
S1 ○小泉亮太 8-3 澤岻祐太×
D1 ×魚住・原﨑 1-8 上原・吉井○
S2 ○畑中勇輝 8-4 安仁屋亮多×
D2 ×濱田・福永 2-8 池間・安森○
S3 ○児玉知樹 8-2 仲嶺 潤×
準決勝
宮崎日大 1-3 大分舞鶴
S1 ○小泉亮太 9-8 伊南陽介×
D1 ×魚住・原﨑 2-8 井上・浅田○
S2 ×畑中勇輝 2-8 横尾淳司○
D2 濱田・福永 4-4 笹渕・利光
S3 ×児玉知樹 4-8 大野文也○
3位決定戦
宮崎日大 1-3 海星
S1 ×小泉亮太 2-6 4-6 蘭 大輔○
D1 ○児玉・福永 6-3 6-2 坂上・中井○
S2 ×畑中勇輝 1-6 3-6 藤永啓人○
D2 魚住・濱田 7-6 0-0 上野・竹本
S3 ×原﨑祐起 0-6 3-6 今林亮介○
コンソレーション
宮崎西 2-3 熊本工業
S1 ○竹之内大輝 8-4 平尾幸大×
D1 ○西田・田永 8-6 田上・山内×
S2 ×黒木大輔 3-8 上野将輝○
D2 ×德地・奥野 7-9 米田・吉見○
S3 ×石川俊樹 5-8 竹下三四郎○
Bブロック
第1パート
佐土原 3-2 鳥栖(佐賀)
佐土原 4-1 第二(熊本)
佐土原 1-4 折尾愛真(福岡)
佐土原 2勝1敗(第1パート2位)
各パート2位対戦
佐土原(第1パート) 3-0 西陵(長崎・第2パート)
Bブロック結果
優勝 折尾愛真(福岡)
2 位 沖縄工業(沖縄)
3 位 佐土原
4 位 西陵(長崎)
宮崎日大がここ数年あと一歩のところで逃していた春の全国大会、昨年から主力の小泉、畑中の2人に続く選手の台頭が望まれる中、シングルス3の児玉、ダブルスの福永と3本目をとることのできるポイントゲッターの成長が全国大会出場への原動力となった。春に向けてレベルアップも必要だが、伸びしろは大きく上位進出へ向けてのきっかけとなりそうな大会となった。 宮崎西はコンソレ一回戦では大接戦をみせたが最後は経験不足。ただ九州の舞台で戦えたことで、夏に向けて楽しみになってきた。
女子団体
1回戦
宮崎商業 2-3 九州文化学園
S1 ×井本海月 7-9 大村千乃○
S2 ×齋藤光羽 2-8 中島ゆりか○
S3 ×浅見真帆 6-8 吉村果歩○
D1 ○東・師岡 8-1 山之内・川久保×
D2 ○猪野・戸高 8-0 藤谷・鴨川×
宮崎南 0-5 福徳学院
S1 ×中武美玖 0-8 武藤やよい○
D1 ×黒木・西田 7-9 執行・島崎○
S2 ×一政絢乃 4-8 武本みなみ○
D2 ×柴・宮川 6-8 宮崎・髙橋○
S3 ×髙橋愛莉 0-8 内田朱音○
コンソレーション
1回戦
宮崎商業 4-1 大分舞鶴
S1 ×井本海月 8-9(5) 野田帆乃佳○
S2 ○齋藤光羽 8-2 波多野圭純×
S3 ○浅見真帆 8-0 北村恵美華×
D1 ○東・師岡 8-3 山本・白水×
D2 ○猪野・戸高 8-1 林・小山×
宮崎南 1-3 普天間
S1 ×黒木日菜子 4-8 宮城もも○
D1 ×西田・中武 4-8 伊佐・下地○
S2 ○一政絢乃 8-4 上原夢佳×
D2 柴・宮川 3-6 太田・眞榮田
S3 ×髙橋愛莉 0-8 国吉莉湖○
2回戦
宮崎商業 3-0 佐賀商業
S1 ○井本海月 8-1 福田明日香×
S2 ○齋藤光羽 8-0 北原碧×
S3 △浅見真帆 VS 百武紗英△
D1 ○東・師岡 8-3 南・峯松×
D2 △猪野・戸高 VS 江口・日吉△
3回戦
宮崎商業 3-1 鳥栖商業
S1 ○井本海月 9-8(1) 佐藤成美×
S2 ×齋藤光羽 6-8 白武七海○
S3 △浅見真帆 3-0 村上都奈△
D1 ○東・師岡 8-1 松尾・川島×
D2 ○猪野・戸高 8-0 宮崎・大場×
5位決定戦
宮崎商業 3-1 折尾愛真
S1 ○井本海月 7-6(2).2-6.6-1 平田侑希乃×
S2 ×齋藤光羽 6-1.3-6.3-6 田代亜珠○
S3 △浅見真帆 6-2.1-0 木藤唯△
D1 ○東・師岡 6-3.3-6.6-4 中尾・佐藤×
D2 ○猪野・戸高 6-2.6-2 田中・俵×
Bブロック
第2パート
宮崎大宮 0-5 大村(長崎)
宮崎大宮 2-3 首里(沖縄)
宮崎大宮 2-3 大分西(大分)
宮崎大宮 0勝3敗(第2パート4位)
各パート4位対戦
宮崎大宮 3-0 第二(熊本)
初戦の九州文化との接戦に敗れあとがなくなった宮崎商業、シングルス1井本の大逆転負けが大きく流れを完全に失った。しかしそこからの戦いは宮崎商業らしい粘りのテニスで、勝ち上がり5位に入り選抜の出場を決めた。特に今年のチームはダブルスに安定感があり、メンバー全体のレベルも近く、高い競争意識で少しずつ全国のレベルに近づいているような気がした。宮崎南は最後まであきらめない粘りのテニスをみせたが、最後のところでミスも重なり2連敗で初日で姿を消した。