11/22 ダンロップフェニックストーナメント 最終日
ダンロップフェニックストーナメント最終日、午前中の雨のため、グリーンコンディションがかわる中、前半我慢のゴルフでリードを守った宮里優作が後半は攻めのゴルフでスコアを3つ伸ばし-14で優勝した。2位には最終ホール、イーグルで2打差に詰め寄った松山英樹と最終組で最終ホールでバーディーを奪うなど最後まで宮里にプレッシャーをかけた藤本佳則が入った。宮崎県勢の甲斐慎太郎は+13で63位に終わった。優勝した宮里選手には賞金4千万円、副賞としてメルセデス・ベンツS300h、宮崎県知事賞として宮崎牛1頭分が贈られた。
2015ダンロップフェニックストーナメント
[大会公式ウェブサイト]http://www.dpt.gr.jp/
[主催] 住友ゴム工業、フェニックス・シーガイア・リゾート、毎日放送
[後援] 宮崎県、宮崎市、日本ゴルフ協会、九州ゴルフ連盟、日本ゴルフトーナメント振興協会、全日空、宮崎日日新聞社、宮崎放送、JTB、宮崎交通
[主管] 日本ゴルフツアー機構
[企画運営] ダンロップスポーツエンタープライズ
[開催日程]
11月18日(水) プロアマチャリティトーナメント
11月19日(木) 第1ラウンド 18Hストロークプレー
11月20日(金) 第2ラウンド 18Hストロークプレー
11月21日(土) 第3ラウンド 18Hストロークプレー
11月22日(日) 第4ラウンド 18Hストロークプレー
[開催場所]
フェニックスカントリークラブ
〒880-0122 宮崎県宮崎市塩路浜山3083 TEL:0985-21-1301
[競技方法]
72ホールズストロークプレー
最終結果
優勝 宮里優作 -14(67 70 64 69)
2位タイ
松山英樹 -12(70 68 67 67)
藤本佳則 -12(69 66 68 69)
4位タイ
黄 重坤 -11(70 68 69 66)
今平周吾 -11(72 67 66 68)
近藤共弘 -11(72 68 65 68)
7位タイ
W・ウィルコックス -10(72 68 68 66)
T・クロンパ -10(69 66 71 68)
9位タイ
D・リー -9(70 69 68 68)
金 庚泰 -9(72 65 68 70)
全選手の試合結果はダンロップフェニックストーナメント公式HPへ
選手コメント
宮里 優作 優勝 -14(67 70 64 69)
今日はフェアウェイに行った時点で攻めると決めていたので、スコアを気にせず関係なく。途中でボードを見たらみんな伸びていなかったので。
今日はちょっと距離感が合わせづらい感じで。いつもと違う風が吹きましたし、湿気が多い分、飛んだり飛ばなかったりというのが結構あったので。その辺みんな難しいんだなという感じがしたので、ちょっと楽になりました。
3日目をトップに立ってというのは日本シリーズ以来。本当につばぜり合いといいますか、そうした中で出来たという試合展開でしたので。気持ち的には変わらないですが、すごく落ち着いて強い気持ちでいけるようになってきたかなと思いますし、藤本くんを見ながら「どんどん来い」という気持ちで臨んでいました。
コースと対話をしながら自分の状態を組み立てていくということも少しずつ出来るようになりました。やはり優勝争いをしないと分からないことは多いですし。今シーズン結構上位でやってこれたというのが、落ち着いてゴルフが出来た布石になったと思います。
パットが最近良いんですよ。ティーショットが曲がる傾向にあるとパッティングにちょっと比重が大きくなることが多いのですが、最近は自分が狙ったタッチとラインと転がりというものに、入れる入れたいというよりもそっちに意識を持ってやれているので。
こうやって粘って勝つというのは本当に大事だなと思いましたし、額賀には技術的な面を教えたことは何回かあるんですけど、勝ち方は教えたことが無かったので、目の前でこうやって勝つんだぞ、というのを見せられて良かったです。ちょっとバタバタでしたが。
また勝ちたいという気持ちがすごく湧いてきています。やっぱり最後でバタバタで勝ったのが納得いかなかったんでしょうね。もう一度トライしたいと。
日本シリーズでも予選落ちはないですけど、下の方ではダメでしょう?どれだけ自分の流れが作れるかと。今湧いてきた気持ちを大事にしたい。
藤本 佳則 2位タイ -12(69 66 68 69)
前半にもう少しバーディを獲れていたら展開が変わっていたかもしれません。まぁ何か足りないんでしょうね。
2日目3日目は近いバーディばかりだったので、あれが4日間続くというのはなかなかないと思います。その中でバーディを獲らないといけない。付ける位置とか、バーディパットをしっかりと握れるとか、そういったところをもう少しレベルアップ出来ればバーディが獲れていたと思う。
最終組が動く展開ではなかったです。お互いにバーディとボギーを打っていたらもう少し動いていたと思う。静かにしていた部分が裏目に出てしまった。(残り2試合)どっちでもいいから勝ちたい、2位はもう大丈夫です。
松山 英樹 2位タイ -12(70 68 67 67)
(18番イーグル)獲るしかないと思っていた。グリーン上がって(宮里選手が)14になっていたので、ちょっと厳しいかなと思ったのですが、入ったらチャンスがあるかな、と思って。入ってよかった。
4日間とも同じような感じで終わってしまったんですけど、この順位で終わっているのは自分の中ではあまり良くないんですけど、ショットでカバーできたのかな。この狭いコースで上手く回れたと思います。
2桁アンダーいきましたし、良かったかな。今日のゴルフは15アンダー行かないと勝てないと思っていましたし、スタートで躓いてしまいました。4日間パッティングで苦しんだ、そこを早く良くならないと来年も苦しむので早く直したいです。しっかり練習して次に行きたい。
(日本ファンの前でプレーして)楽しいですし、昨日も今日も最後だけしか良いプレーをみせられなかったですけど、最後だけでも良いプレーを見せられて良かったです。
近藤 共弘 4位タイ -11(72 68 65 68)
ちょっとパターがいまいちだった、決められなかった。前半で流れを止めてしまった。
良いスタートを切って、息を吹き返して、後半2つ3つ伸ばせば可能性が出てくるというところで6・8番でボギー。11番でとって、12番でボギー。勝つにはノーミスでいかないと、6、7アンダーくらい伸ばさないとチャンスがなかった。残念でしたね、それ菜入りいいゴルフが出来ました。
今平 周吾 4位タイ -11(72 67 66 68)
ちょっと悔しいです。15番のパーパットはでかいかなと思いました。まだ分からないかなと思いました。
(収穫)優勝争いの緊張感を。こういうのをいっぱい経験するともっと上手くなると思いました。(スタート前から)緊張感はありますね。今日は上手く出来たという感じはします。でも終盤でパッティングをしっかりと打つことができなかったかなと思います。
ウィル・ウィルコックス 7位タイ -10(72 68 68 66)
今日は初日、2日目と比べてもパッティングの調子がとても良かった。全体的に調子が良かったので、とても満足しています。
練習ラウンドも出来ず、時差ボケの中でのプレーでしたが、良いプレーが出来ました。
本当に楽しかったです。ご飯も美味しいし、皆とても親切なので是非近いうちに戻ってきたいと思います。
ダニー・リー 9位タイ -9(70 69 68 68)
(12番ダブルボギー)ラインを読み違えました、パーパットが1.2~1.5mの距離でまさか外すとは思っていませんでした。
日曜日のバックナインでダブルボギーを打ってしまうと落ち込むし、巻き返すのが難しくなってしまいました。17番・18番もあと一歩のところで決まり切らずがっかりしています。
9番でバーディを決めた時はいけると思いましたが、12番のダブルボギーで一気に失速してしまいました。
本当に素晴らしい場所だと思うし、コースも大好きです。観客もボランティアも皆良い人ばかりだし、食べ物も本当に美味しい。是非また戻ってきて、今度はもっと良いプレーをみせたいと思います。
片山 晋呉 11位タイ -8(70 71 66 69)
あんまりチャンスが無かった。ノーボギーで回った方が大きいので良かった。優勝争いでいい位置にいて伸ばしていけば、というところで良かったと思います。
(残り2試合ですが)すごいいい感じなので、かなり楽しみです。やれる状態です。