全日本ジュニアテニス選手権’15 結果
ジュニア各世代のNO.1を決める全日本ジュニアテニス選手権が大阪の靭テニスセンター・江坂テニスセンターで行われた。宮崎からは16歳以下女子シングルス、坂本陽菜(シーガイアJr)と14歳以下男子ダブルスの末吉鼓太朗・本田嵩稀(シーガイアJr)が九州ジュニアを勝ち抜き出場した。末吉・本田組は1回戦で北海道の清水裕貴・鎌田大夢(ウイング・SFC)のこの世代では完成度のプレーの前にあまり自分たちのプレーを発揮することが出来ずに敗退。坂本は1回戦、粘る相手に途中足のトラブルもあり苦戦するものの何とか乗り切り勝利すると、2回戦は快勝でベスト16入りしたが、3回戦では関東の荒川晴菜(吉田記念テニス研修センター)に1-6、1-6と本来のプレーをさせてもらえず敗退した。
全日本ジュニアテニス選手権’15 結果
【日程】平成27年8月8日(土)~17日(月)
【会場】靭テニスセンター(大阪市)・江坂テニスセンター(吹田市)
男子 14歳以下ダブルス
1回戦
末吉鼓太朗・本田嵩稀(シーガイアJr)2-6 2-6 清水裕貴・鎌田大夢(ウイング・SFC)
経験の差と地域間の格差、そんなことを感じる内容。末吉・本田はストロークの安定制がなく、個人の能力で戦っている段階。素晴らしいプレーもみられたが、きっちりとダブルスを組み立てて戦う相手には分が悪く、勝負にはならなかった。経験、練習、まだまだ伸びる力はあるだけに今回の経験を活かして、もっとレベルアップしてもらいたい。
女子 16歳以下ダブルス
1回戦
坂本陽菜(シーガイアJr)7-6(5) 6-2 佐藤 光(登戸サンライズテニスコート)
2回戦
坂本陽菜(シーガイアJr)6-0 6-2 東谷 和(大阪産業大学附属高)
3回戦
坂本陽菜(シーガイアJr)1-6 1-6 荒川晴菜(吉田記念テニス研修センター)
1回戦は暑さのため、1セットの大接戦を制したあとに足がつりかけるトラブルも、気迫と相手のミスも重なり勝利すると、2回戦は本来ののびのびしたプレーで快勝。
勝負のかかったシード選手との3回戦は相手の気迫に押され、試合中盤にはドロップショットなど、相手の巧みなプレーにリズムを崩され、最後まで自分のペースをつかむことなく敗退した。高校を含め県内の女子のレベルが昨秋から一気に落ちる中、No.1として結果を出していただけに、今回の結果は残念。強い相手と試合をすることが、やはり大きな成長につながるのは明白で、これからの成長のためには様々なカテゴリーへの挑戦も必要になるだろう。