第70回 南九州四県対抗バスケットボール選手権 宮崎予選 男子
南九州四県対抗バスケットボール選手権 宮崎予選男子の部が延岡学園が力の差を見せ決勝リーグ3勝で優勝した。新チームとなり県外遠征を含め、勝ちきれない内容の試合が続いていた延岡学園だったが、ここにきて選手一人一人のスキルが大幅にアップした。オフェンス面での充実は目を見張るもの、日本一を目指すためにはやはりチームディフェンスが総体に向けては大きなポイントとなるだろう。2位には小林、3位には宮崎工業が入った。また総体のシード権争いを制した宮崎大宮が4位となった。上位3チームは月末行われる本戦に出場する。
日程:平成27年3月21日(土)・22日(日)・4月11日(土)・12日(日)
会場:宮崎県体育館・佐土原体育館・宮崎市総合体育館・高鍋高校・宮崎北高校
1回戦
都城西 65-42 延岡星雲 佐土原 63-55 富島
延岡 74-36 飯野 高城 80-56 五ヶ瀬
都城農業 74-35 西都商業 日向工業 79-64 高千穂
宮崎日大 97-58 福島 妻 53-44 小林秀峰
都城高専 72-61 宮崎南
2回戦
日向学院 62-54 都城西 ウルスラ 76-71 宮崎商業
日南 78-52 本庄 都城泉ヶ丘 51-39 佐土原
宮崎北 80-41 延岡 宮崎西 79-49 門川
高城 72-64 都城東 都城農業 84-65 宮崎学園
日向工業 79-46 日南振徳 都城工業 93-69 宮崎農業
日向 81-47 鵬翔 日章学園 97-42宮崎日大
延岡工業 120-28 妻 延岡商業 101-41 日南学園
宮崎第一 85-68 高鍋農業 都城高専 70-64 高鍋
3回戦
日向学院 99-56 ウルスラ 都城泉ヶ丘 80-30 日南
宮崎北 91-45 宮崎西 高城 80-64 都城農業
都城工業 91-77 日向工業 日章学園 84-55 日向
延岡工業 133-24 延岡商業 都城高専 72*-60 宮崎第一
4回戦
都城泉ヶ丘 61-48 日向学院 宮崎北 82-69 高城
日章学園 64-61 都城工業 延岡工業 74-54 都城高専
5回戦
延岡学園 102-35 都城泉ヶ丘 宮崎大宮 51-47 宮崎北
小林 94-50 日章学園 宮崎工業 70-57 延岡工業
決勝リーグ
延岡学園 111-59 小林 宮崎工業 59-48 宮崎大宮
延岡学園 141-29 宮崎大宮 小林 73-61 宮崎工業
延岡学園 147-62 宮崎工業 小林 99-62 宮崎大宮
延岡学園のオフェンス面の充実が目立ったこの大会、メンバーを見ると過去のチームと比較しても1番かと思えるような豪華なメンバーがそろった。ただそれぞれの個性が試合の中でなかなかかみ合わない状態での戦いが続き、今年は日本一は厳しいかと感じる時期もあったが、ここにきて選手一人一人の成長は著しく、まだまだ大きな伸びしろがあるだけに期待したい。留学生シェッハの高さはもちろん榎田、五代とゴール下で体を張ったプレーができる選手がオフェンスの核となり得点とファールを稼ぐと、なかなか定まらなかったガード人もここにきてボールをうまく運ぶようになってきた。もちろん相手が強くなった時の不安は残るが・・・。個性豊かな選手が高いレベルで競争しているのが、チームをいい方向に向かわせている。あとはディフェンスでプレスをかけたりする場面もあったが、相変わらず1対1中心のディフェンスで、高い能力のある選手とあたるとやられるだろうという予測がついた。チームディフェンスの構築が日本一へのカギとなるだろう。
結果
優勝 延岡学園
2 位 小林
3 位 宮崎工業
4 位 宮崎大宮